毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




先日からきいているムジカ・アルタ・リパの「Solo Concertos」、これからきくのは第1集最後に収録されている1台のチェンバロのための協奏曲の第6番です。このBWV1057は、ブランデンブルク協奏曲第4番を編曲したもので、リコーダーはそのままに、独奏ヴァイオリンがチェンバロにうつし替えられています。チェンバロ独奏はルドガー・レミで、楽器はマルティン・スコヴロネック製作(1740年ころのフレミッシュ)のそれ。

CD : MDG 309 0681-2(MDG)

MDG 309 0681-2

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コメント
 
 
 
アンマー・チェンバロ (ogawa_j)
2012-01-07 11:38:41
紹介されているMDGのバッハのチェンバロ協奏曲のCD、様々な奏者による異なったチェンバロの演奏が収録されているようですね。サイトを見ると、このシリーズ、5枚のCDが出ているようです。その中で気になるのは、1月5日に紹介されているBWV 1056の演奏で使用されているユルゲン・アンマー作のチェンバロです。この工房のウェブサイトに掲載されている会社の歴史によると、1927年に設立され、紆余曲折を経て今日に至っているようですが、ヘルムート・ヴァルヒャがEMIに録音したバッハのチェンバロ作品の演奏で使用していたのが「アンマー・チェンバロ」で、これはおそらく、現在の工房の前身によって製作されたもののように思われますが、このサイトではよく分かりません。ヴァルヒャの演奏していたのはモダン・チェンバロでしたので、製作する楽器も変化したのでしょうね。
 
 
 
残念ながら (aeternitas)
2012-01-08 13:42:07
解説には製造年がありません。工房の所在地はカッセルとなっていて、第1集の録音は1995年9月4〜7日ですので、それ以前の製作であることは確実です。
MIRAREから発売されているピエール・アンタイの「平均律」もユルゲン・アンマー(工房)が1999年製造したチェンバロです。これは、テューリンゲンの製作者不明にもとづく楽器です。
モダン・チェンバロは、いまや歴史的楽器といえるので、その製造技術の継承が今後の課題となっていくのかもしれません。
 
 
 
アンマー・チェンバロ(続) (ogawa_j)
2012-01-08 18:19:19
1927年創立のアンマー社は、チューリンゲンのアイゼンベルクというところにあり、第二次大戦後の1972年に国有化され楽器以外も製作する会社となってしまったため、1974年に新たにライプツィヒに個人経営の楽器製造工房として設立されましたが、1988年に解散してしまいました。ヴァルヒャが演奏していたチェンバロは、おそらくその当時製作されたものでしょう。現在のユルゲン・アンマー社は1988年に西ドイツのトレンデルブルクに設立されたもので、2001年にカッセル近郊に移転して今日に至っています。
ウェブサイトの楽器についてのやや曖昧な記述から推定すると、ピエール・アンタイが演奏しているチェンバロは、おそらくアイゼナハのバッハハウスが所蔵している作者不明の楽器にもとづくもののようです。ただしそれは1715年頃に製作された一段鍵盤の楽器で、「私的CD評」の2008年10月18日の「アイゼナハ、バッハハウスの楽器:「普通の」オリジナル楽器を聴く」(http://blog.goo.ne.jp/ogawa_j/e/85deb191175789fdb8e2af65b06cebfd)で紹介したCDで使用されているチェンバロなのですが。
 
 
 
くわしい補足ありがとうございます (aeternitas)
2012-01-08 19:19:26
ユルゲン・アンマーのウェブサイトのぞいてみました。BWV1056で紹介した楽器は1814年製と解説書のまま紹介しましたが、考えてみればおかしくて、ウェブサイトにあるCembalo nach einem Originalinstrument von Johann Heinrich Harraß, Breitenbach in Thüringen, vor 1714, aus dem Schlossmuseum Sondershausen.なのでしょうから、1814年ではなく1714年ということになるかと思います。
アンタイの楽器は1720年製作ということなので、バッハハウス所蔵のものとはまたちがう楽器のようです。ただし、上記のようなこともあるので、アンタイの1720年製のレプリカというのも、なにかのまちがいかもしれませんが。
 
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