復活節第3日にきくのは、「イエス生きたもうと知る心は」(1719年1月1日初演の「日々と年を生み出す時は」を改作)。このWV134は、昨日の「喜べ、汝ら もろ人の心よ」の翌日、つまり1724年4月11日に初演されており、全6曲からなるカンタータです。音源は昨日と同じアルバムで、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパン、そしてロビン・ブレイズ(カウンターテナー)と櫻田亮(テノール)によって、2001年に録音されています。第1曲から第5曲までは独唱や二重唱で、いわゆる合唱曲は第6曲のみ。前日までとちがい軽めの構成となっていますが、原曲の祝賀ムードのまま、喜ばしい音楽が連なります。
CD : BIS-CD-1251(BIS Records)