今日から4日にわたってきいていくのは、マリンバによるバッハ。マリンバによるバッハといえば、加藤訓子の「平均律クラヴィーア曲集」の選集もおもしろいのですが、ここできくのは、ウエーヴ・カルテットによる協奏曲です。ウエーヴ・カルテットは、2008年にデビューしたマリンバの四重奏団。ボクダン・バカヌと、内山詠美子、クリストフ・シッツェン、ヴラディ・ペトロフによって結成されました。
「Bach Concertos」と題されたアルバム(SONY CLASSICAL 88985436462)は4曲のチェンバロ協奏曲を収録しており、2016年の録音。なぜか、共演するのはピリオド楽器のアンサンブル、オルフェオ・バロック・オーケストラです。これからきくのは、最初に収録されたチェンバロ協奏曲の第1番。ここでのマリンバは、ボクダン・バカヌ(編曲も)とクリストフ・シッツェンです。