一昨日からきいてきた、ヴィクトリア・ムローヴァとブルーノ・カニーノによる、オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ。今日きくのはト長調の第6番です。アルバム(PHILIPS434 084-2)の選曲にこの第6番が入れられたのは、第3楽章(アレグロ)がチェンバロ独奏曲となっているためかもしれません。つまり、第6番の選曲は、アルバムでピアノを弾くカニーノに花を持たせるため、というところではないでしょうか。なお、録音は1992年。ムローヴァは2007年に、ピリオド・アプローチで、ソナタ全曲を録音しています。