きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

昭和キハの思い出~つり革事件~

2016-10-17 14:19:37 | 鉄道
以前からブログでも書いてますが、私の出身地『千葉県』にはいくつかのローカル鉄道線が走っております。
その中で私の地元では「いすみ鉄道」「小湊鉄道」の2路線が走っております。
そのうち、いすみ鉄道さんはかつての国鉄木原線が第三セクター鉄道に転換した鉄道会社。
最近では、国鉄型気動車の観光列車導入で何かと話題になっている鉄道です。



さて、今回のお話は国鉄時代のキハ列車で起きたとある事件のエピソードを書こうと思います。

あれは昭和の末期、私は小学生でした。
何年生だったかは忘れてしまいましたが、当時利用していた国鉄木原線でその事件は起こりました。
木原線で使用されていた車両はキハ35形。
こんな感じの車両です。(国吉駅にて静態保存中のキハ30-62)



車両の色は朱色(朱色5号)一色で、「首都圏色」と言われるカラーリング。
別名「タラコ色」。
いつも大体2両編成で運行されてました。
私が小学生時代には廃止路線の指定があり、車両もガムテープなどで補修がされていたりとなかなかの老朽化が進んでいる車両が走っていたりで、ちょっと寂しい感じでした。
そんな路線なので、当時の子供たちによるイタズラによるトラブルもありました。

ある日の学校の全校朝礼。
校長先生からのお話で、こんな話が出ました。
「先日、木原線の車両窓ガラスを割った児童がおります。皆さんはそのようなことは絶対にしないように気を付けて登下校してください」
どうやらふざけていて、勢いあまってガラスにぶつかって割ってしまったらしい・・・。
後で噂だったのですが、どうも私の通っていた小学校の何年か上の児童が犯人だったらしく、車掌や運転士、学校関係者からこってりと絞られたらしい・・・と噂が流れました。
田舎ですからね、そういうトラブルってのは珍しく、野次馬たちの格好の餌食なのです。

そんな噂でひとしきり盛り上がった後、またまた全校朝礼にて校長先生よりお話がありました。
「えー、わが校の児童が木原線のつり革を壊すということがありました。皆さんは悪ふざけでもけしてこのようなことはしないでください」
つり革って・・・。



そう、これですよね。
どうやって壊すんだろう?
しかも今度は確実に自分達の学校の人間が犯人です。
教室に戻った児童たち。
犯人捜しと壊したやり方を推理することで盛り上がります。
「誰なんだろうな、そんなことするワルは(すでにワル限定にされてます)」
「どうやったらつり革なんて壊せるんだ?いくらボロい木原線の車両でも難しいだろ」
「また先輩なんじゃないか?」
盛り上がる教室内。
そこへホームルームを行いに担任教師が入室しました。
「では、本日の朝礼で話がありました木原線のつり革事件ですが、〇〇くんは前に出なさい」
みんなは「・・・」
先生「〇〇くんが木原線のつり革を壊しました。〇〇くんは先生たちからも注意をされて反省していますので、もうしないと思いますが、みなさんも絶対に木原線を壊すようなことはしないでくださいね」
えっ、犯人ってうちのクラスの奴なの(´゚д゚`)?
っていうか国鉄(日本国有鉄道)なので国の資産を壊すってどんだけすごい小学生だよ・・・。
先生も普通に「木原線を壊すようなことはしないでくださいね」って、花壇とかじゃないんだから(´;ω;`)

さて、犯人がわかりましたが、その犯行(?)の手口はなんでしょう。
訊いてみると、「つり革を使って懸垂したら、つり革が切れた」というしょうもないものでした。
いくら当時は体育の盛んな小学校だとはいえ、車内で懸垂なんかしてはいけません。
当然、先生や国鉄職員からも「つり革で懸垂はしてはいけません」というごく至極当然なお叱りを受けたそうです。
弁償などの話は当時出てきませんでしたが、もしかしたら親がいくらか出したのかもしれませんね。
まさか廃止検討路線だからと壊していいってもんでもないでしょうし。

ちなみに犯人の友人はとくにワルでもなく、ただ活発なちょっとお調子者タイプの小学生でした。

今でも電車のつり革や窓ガラスなどを観ると、当時のエピソードを思い出します。




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