きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

青春時代の思い出~「ジャッキー」というニックネームの女子と宮沢りえ写真集『サンタフェ』~

2017-09-04 17:37:54 | ブログ
今回のお話は私の中学生時代のエピソードです。

平成の初期、まだまだ昭和の香りが色濃く残ってる時代。
バブル景気で日本中がはしゃいでいた時代に私は千葉の片田舎の中学生時代を送っておりました。

中学生ともなれば、ちょっとは大人びいてくるもの。
男子の場合、小学生時代は「うんこ」とかだったのが、中学生になると「下ネタ」に話題が盛り上がります(笑)

まったく男子ってものは・・・(笑)

そんな男子と較べて、女子はどこか大人なんですよね、同い歳のはずなのに。

そして男女で異性として意識し始めるのもこの頃くらいからです。

そんな男子と女子の関係で、当時はやけに男子のノリにのってくれる女子がいました。それが「ジャッキー」というニックネームの女子。

なんで「ジャッキー」なのか?今となっては由来も何も不明です(笑)

べつにジャッキーチェンに似ていたわけでもなく。

(カンフーしてるジャッキーチェンさん)


なぜか男子から「ジャッキー」の愛称で呼ばれておりました。

そんなジャッキー、我々が話す下ネタ系もノリ良く会話できるタイプのコで、アホな話で盛り上がったりしたもんです。

ある日、ジャッキーから声を掛けられた私、なんだろう?と話を聞いてみると「宮沢りえの写真集を手に入れたんだけど、見てみない?」というお誘い。

へ?宮沢りえの写真集??



そう、篠山紀信撮影の『サンタフェ』です。

宮沢りえは当時、超売れっ子のアイドル



ぼくらの七日間戦争


映画「ぼくらの七日間戦争」で主演を務めるくらいの人気でしかも美少女です。
【美魔女】永遠の美女。宮沢りえの歴代CM集


今では落ち着いた感じの女優さんです。


伊右衛門CM集


はい、この人の写真集なんですが、当時は予約でもしないと手に入らないくらいに話題にもなった写真集です。
そりゃ是非とも拝見してみたい。

でも、本当に持ってるの?




日本最大級!100万点の品揃え、NETOFF


確認すると「ちゃんと購入している。明日、学校に持ってくるよ」とのこと。

マジっすか(;゚Д゚)

は、はい!!お待ちしておりますm(__)m

この時の私、あまりの緊張に返事する声も若干うわずっていたかもしれません(笑)

そして翌日のお昼休み。ジャッキーは学生カバンから装丁もしっかりしている写真集を取り出して、一緒に見ることにしました。

内容はご想像にお任せいたしますが、たぶん5000円はしたかと思う写真集だけあり、本当にしっかりとした作りでした。
そしてさすがに有名な写真家だけあって、本当にキレイな写真集でした(*´▽`*)











その後、ジャッキーとは高校は別々となり(でも通う方向は同じだったのでたまに帰宅途中に会うことはあった)、もう会わないのだろうなと思っていた社会人2年目頃、なんと東京で再会することになりました。

お酒を呑みながら懐かしいお話で盛り上がった頃、宮沢りえのサンタフェ写真集について、なんで見せてくれたのかを聞いてみました。

真面目な面持ちで「写真集を観てたら、芸術的で美しかったんだよ。で、購入したんだけど自分だけ鑑賞するのもつまらないから声をかけたんだよ」と教えてくれました。

なるほどね、でも他に男子も女子もいたでしょうに。なぜ私なんだろう?

これにもジャッキーは答えてくれました。

「さすがに女子に言うのは勇気がいるでしょ。キミは席も隣だったし話もしやすかったから」とのこと。

なるほどねぇ、たしかに芸術的に美しいとは思いましたが、何しろ思春期真っ盛りの男子ですから、エロ方面に茶化したりしたような記憶もあります。
14、5歳であの写真集を観て芸術として美しいと純粋に思えるとはねぇ。
茶化した私があまりに子供っぽいなとつくづく反省したのでした。

ちなみに「ジャッキー」の由来も効いてみましたが、本人すら不明とのことでした。本人も笑いながら「ジャッキーでいいよ」とビールを軽く煽ったのでした。










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苦手な科目を一瞬でも克服したことはありますか?~大の苦手だった数学を好きな科目へと導いてくれた高校時代のベテラン教師~

2017-09-04 07:01:35 | 学問
人間、誰しも何か得意なものは一つくらいあると申しますが、逆に苦手なものも一つくらいはあるでしょう。

私の場合は数学だったんですよ、英語も苦手なんですが数学は輪をかけて受け付けない。



考え方といいますか、何を言ってるのかまるっきり理解できない子供でした。

そんな私が高校時代に出逢った数学のベテラン教師。この教師によって初めて数学が面白いと思えるようになりました。





それまで、まるっきり理解もできない状態の私は数学にまつわることに対して拒否反応すら出てました。

『どうせ誰が教えても理解すらできない』

これは深刻(;゚Д゚)

高校に入学してからも数学担当の若手の教師には、黒板に書いてる公式も何を説明してるのかすらわからなかったのです。





はぁぁぁ、こりゃ卒業できるかな・・・。

絶望していた高校2年の春。数学担当の教師がベテランに代りました。
小太りで東北弁(?)丸出しのベテラン男性教師。
この教師が私に言いました。

『俺がこれから教えることだけ覚えるだけでいいがらね。これまで習ったことは忘れて良いがらな』

そして『必ず数学で80点取れるようにさせでやっがら』と。

どうやら担任の教師と私の成績対策を検討してたようで、得意科目なら楽々と80点以上はとれるのだから、おそらく数学の勉強の仕方がよくわかっていないだけなのかもしれないと考えたそうです。

この教師が担当した高校2年、3年での数学の点数は悪くて60点、良くて90点という結果でした。

ではどうしてそんなことが可能だったのか?

それは、高校で教える範囲の公式と解き方を徹底的に覚えることとテストでの割り切り方でした。

まず、基本的な計算の方法がマスターできてるかを確認、いわゆるレベルチェックです。

ここがクリアできていることが確認できた私の問題は、公式の選択方法と複雑に考える思考法の改善でした。

私に教えたのは「設問の文章を読んで、この設問の流れならこの公式を使用する」と選択方法を教えたのです。
これは、文章理解ができていることに着目したこの教師のアイデアでした。文章を読み解く能力があるならそれを利用して導いてあげればいい。

あとはあてはめる公式がわかれば、教師が教えた通りの解き方で答えを出すだけ。そこに余計なアイデアはしなくていい。

私にとってはじつにシンプルな教え方でした。

このやり方でそれまで鬼門になってた数学のテストが得意分野へと変わったのです。

でもこのベテラン教師のすごいところは、誰にも一律な方法で教えたのではなくて、個人個人に合った方法を伝授していたのでした。

卒業する時に言われたのが『とにかく苦手意識を払しょくさせてやって、やり方を教えてさえやれば少なくとも試験ではいい点数は獲れるがら。これで少しは数学に興味が出てきたんでねぇか?』と。

もちろん『はい!!』と返事いたしましたよ。

しっかし、田舎の高校でしたけど、すっごいベテラン教師がいたもんです。

ちなみに試験の割り切り方ですが、設問の意味がわからなければその問題は捨てろ(笑)
じつに潔い(笑)

人によってやり方を変え、物事をシンプルに整理して答えを導く。

数学以外にも大切なことを教えてくれた先生でした。




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