アジアと小松

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小松基地問題研究会

家庭系ごみ有料化条令違憲訴訟6/15

2017年06月17日 | 金沢市ごみ有料化問題
20170615家庭系ごみ有料化条令違憲訴訟

 6月15日、家庭系ごみ有料化違憲訴訟を傍聴してきました。原告席には鳥越さんがひとりだけで、弁護人がいません。「これは本人訴訟だ」と、驚きました。被告席には弁護士と、その後ろに金沢市役所の職員が並んでいました。

 何と、情報公開室のAがその真ん中にいるではありませんか。後で聞くと、4月からリサイクル推進課に異動したとのこと。情報公開室のAは開示請求に来る市民に、「市の仕事を邪魔しに来るな」と言いたげな態度でした。

 Aに、「裁判対策で異動したのか」と尋ねると、Aは「いや、そうじゃない。これで情報公開室の風通しが良くなったかな」と自嘲気味に言っていましたから、本人も自覚していたのでしょう。

 今後、リサイクル推進課に移動したAは市民にたいして、どんな態度をとるのでしょうか。まあ、鳥越さんにとっては相手に不足はないというところでしょうか。

 さて、裁判はどうなったのでしょうか。裁判長も、本人訴訟であるということで、戸惑っているように見えました。鳥越さんに裁判の進め方を丁寧に説明しながら、最初の手続きがおこなわれました。

 鳥越さんは3月31日に有料化は憲法が保障する住民の福利を侵害するから、有料化条令の取り消しを請求していましたが、4月14日に裁判所から「訴状の趣旨が不明確なので訂正してほしい」という事務連絡があり、17日に訴えを訂正し、違憲立法審査として、ゴミ有料化条例が憲法違反であることを正面にした訴えに変更しました。

 鳥越さんはこの訴訟で、ゴミ有料化は市民の生存権を奪い、剥奪する条令であると主張しています。家庭から出るゴミの処理はさまざまな法律で規制されていて、金沢市が住民の福利として家庭ごみを処理してきたのに、市民にとってゴミ処理について他の選択肢がないなかで有料化することは、市民の権利の否定以外の何ものでもないと主張しています。

 金沢市は、鳥越さんの訴えを「不適法だから」という理由で「却下」を求めています。

 裁判長は一見丁寧に対応していましたが、一市民が矢も楯もたまらず裁判に訴えているのに、そのような市民の気持ちを忖度することもなく、杓子定規に「法律」を適用して、実質審理に入る前(次回)に結審しようとしています。

 この裁判を傍聴していて、「法律の専門家を相手にして、これじゃまずいな―」と思った自分を恥ずかしいと思いました。一市民が、ありのままの気持ちを表明していることに、もっと率直に共同の気持ちを持つべきであったと思います。次回は7月18日午前11時からです。


   
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