山猿日誌

~春夏秋冬~クライミング・山スキー・登山の記録集。

白山北縦走路

2017-03-23 | その他
 先日の百四丈滝を見に行ったときに真新しい目印のピンクテープがいたるところに取り付けてあった。この連休に入山した方が取りつけたものだろう。
私より後に入山した方が付けたものだろうと下山時に回収しなかったのだが、連休明けにもまだ付けられたままだったようだ。
目印を付けた場合、やむを得ない場合以外は基本的に回収するものだと思っている。
それが全く回収されずに下山するとは同じ山ヤとして非常に残念である。
この白山北縦走路は、人気のある別当側からの登山道とは違い、静かで本当に自然そのままが残された玄人好みの素晴らしコースである。
その中に目印のような人工物が残置されていくことは決して良いことではない。
素晴らしいコースをずっと残すためにも、更にこの北縦走路を長年整備していただいている方々のためにも、今後入山する方々には注意をしていただきたいと思い今回書かせていただきました。
よろしくお願い致します。






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百四丈滝2017・3月

2017-03-20 | 登山

雪原の中にぽつりと浮かぶ異様な物体。

3月19日(くもり時々晴れ)
百四丈滝
単独
ルート:一里野(2:40)~導水管尾根~奥長倉(7:05)~百四丈滝(10:30)~同ルート下降~一里野(14:45)

 
 7年前5月に見に行った百四丈滝をもう一度見たくて日帰りで計画し行ってきた。5月に見た時の滝よりさらに迫力があり美しかった。

 真っ暗闇の中、導水管尾根を登っていく。トレースがあり大助かりだった。
登山道沿いに出てからもトレースはしっかりとついている、数パーティ前日に入っているようだ。
奥長倉小屋は前日に入ったパーティーが雪かきをして中に入れるようになっていた。


屋根しか出ておらず掘り起こすのに大変だったようです。

小屋から先はトレースがほとんど消えてようやくラッセルとなる。
H1968mに出るとホワイトアウト状態、むやみやたらに進むと雪庇を踏み抜く危険があるためツェルトをかぶって20~30分停滞する。そのうち景色が見えるようになってきたため再び行動開始。しかし、なんか違うと思いコンパスと地図で確認すると違う尾根を下っていた。正規ルートへ戻ると3人パーティーと出会う。白山を目指したがホワイトアウトで断念したらしい。


頂上付近は雲の中。

しばらく登り滝の見える位置に来た時には白山頂上付近以外は遠くまで見渡せるようになっていた。


『で、で、でかい!!』
遠くから見てもその大きさに圧倒されます。
登り返しがしんどいとはわかっていても近くまで行ってあの強大な滝つぼを見たい。350mを一気に下る。
これが本当の滝壺だ!


もっとゆっくり眺めていたいが長い帰りの道のりを考えるとのんびりもしていられず、何枚か写真を撮って350mを再び登り返す。
登り返してすぐの時に滝のほうから大きな音が、何かと振り返ると大きな氷柱が折れ滝に叩きつけられていた。近くにいたら何かしら被害にあっていたかもしれなかった。早めに退散していた良かった。
下りの時に細かなステップにしておいたので30分ほどで登り返すことができた。
あとは登ってきた尾根を気分上々に下るだけ。


あの滝壺を見られたらこの登り返しもなんのその。

今回トレースがあったから日帰りできたが、無かったら日帰りは厳しかったかもしれない。自分の考えが甘かったことに反省である。
北縦走路等を整備していただいている乾さんによると、今年は厳冬期より3月に入ってからのほうが積雪量が多いとの事。そして例年にない積雪量のようだ。→乾さんブログ


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冠山2017・3月

2017-03-15 | 登山

冠山。

3月12日
冠山(1256m)
単独
ルート:田代第三トンネル~H698~H1068~冠山~H1156~H852~田代第三トンネル


 冠山に登りたいと思い、以前に同会のFさんとSさんが一泊で行っていてコースを日帰りで行ってみたが長くてなかなかしんどかった。久しぶりに頑張った気がする。

 田代第三トンネルを抜けて橋を渡ってすぐ左手の斜面にワカン装着し取りつく。(5:20)
雪面は表面だけが硬くなったモナカ雪で、乗れるかな~と思ったら沈むといった感じでとても体力を奪われる。それを繰り返し一気にH698mまで登る。そこから眺める冠山が果てしなく遠く感じる。


右側の白い高い山が冠山。

更に登ると雪はモナカ雪から数日前に降り積もった重めの新雪ラッセルとなりだした。ここからしばらくは膝くらいのラッセルで小さなアップダウンを繰り返す。アラクラ山(H1068m)手前が若干細尾根になっていて注意が必要。(10:00着)



これまでの雪の状態のおかげで体力をかなり消耗してしまっている、そのせいかここまで来ても冠山は遠くに感じる。
アラクラ山から先は細尾根や雪庇が大きく張り出しているので今回のルートの中で一番注意が必要な場所だった。
更に新雪のラッセルから抜け出したかと思いきや雪が腐りだし、ワカンに団子のように付きだし常に数キロの重りをつけて歩いているような感じになりだす。

アラクラ山より。まだまだ遠くに感じる冠山。

冠山手前まで来ると冠山が大きく見えて本当に1200mそこそこの山なのか!?と思ってしまうほどかっこいい山だ。
冠平でアイゼンに履き替え頂上への雪壁を登る。
出発から7時間半ようやく頂上着。(12:45)


カッコイイ~冠山。

360度見渡せ展望最高。でも頂上滞在時間5~6分で下山開始。


登ってきた尾根と遠く白山。

田代尾根JP(H1156)までの登り返しが、ワカンにつく数キロの雪を持ち上げながらの歩行でなんともしんどかった。(14:00着)
田代尾根に入ってもしばらくはアップダウンがあるものの危険な箇所はない。一気に下って取りつきの田代第三トンネル着(15:40)


こちら側からは見慣れた冠山。


冠山峠と金草岳。

時期外れの降雪によって全くしまっていない雪、次から次に変わる雪質に苦しめられ思っていた以上にしんどかったがその分充実感も大きかった。
雪のしまった時期に登れば数時間は短縮できるだろう。
それにしても冠山かっこよかった~。




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遠回りして部子山~銀杏峯

2017-03-05 | 登山

手前今から下山する尾根、奥に荒島岳。

3月5日(晴れ)
部子山~銀杏峯
単独
ルート:中島第二発電所~H968m~H1284m~部子山~銀杏峯~H1202m~H633m~雲川橋

 以前から銀杏峯を南側から登ってみたいと思っていた。かなり長いルートになるがどんなもんだろうとUさんに話を伺うと、「雲川側から部子山~銀杏峯縦走したことある人なんてほとんどいないんじゃないか?」ということを聞いて、更にやる気が沸いてちょうど天気の安定した日を狙って行ってきた。

 除雪修了地点から歩き出し5:30中島第二発電所導水管沿いに登りだす。いきなり長い急登だ。H968mに着いて一休み、そこで本日登るルートを地図で改めて見ると「かなり長いな」と実感する。
 ここからアイゼンからワカンに履き替える。特に危険な所も無く小さなアップダウンの繰り返しが続き、H1350m付近からようやく部子山も遠くに見えて景色も開けて登っていて気持ちよくなってくる。


たぬきち?距離10mほどだが目を合わせたまま逃げない。


やっと部子山が近くに見えてきた。それでもまだ結構距離ある。

9:30部子山到着。誰もいない頂上、風も穏やかで暖かい。食事取ってすぐに銀杏峯へ向かう。人気ルートなだけあってトレースはしっかりついている。


いざ、銀杏峯へ。

10:40銀杏峯到着。ここでも小休止してそそくさと下山開始。
目の前に荒島岳や先週登った経ヶ岳さらにうっすらと白山が見えて気持ちの良い尾根だ。
H979辺りまで来ると立ち枯れの木が非常に目立ち少し気味が悪い。
最後H600mから小さな谷沿いを下ったが、今回のルートで一番危険で嫌だった。無事157号線到着12:45.


最後に下ってきたところ、傾斜がきつくクラックも入っている。


間違った所を下ると法面に出てしまうので要注意!!

特に危険な所が無く最初の急登と最後の下り以外は気持ちの良いコースなのでおすすめしたいが、なにぶん長い!長くても良いという方は登ってみてほしいルートです。



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経ヶ岳2017~北尾根~

2017-02-26 | 登山
       

2月26日(曇り)
経ヶ岳(1625m)
単独
ルート:青少年自然の家~保月山~中岳~H1100m北尾根取りつき~北尾根~経ヶ岳~中岳~青少年自然の家


 Fさんに教えてもらった経ヶ岳のバリエーションルート北尾根に行ってきた。
北尾根は標高1100mあたりから出ている尾根で、経ヶ岳頂上突き上げているのでとても気持ちのいい登りごたえのある尾根です。

5:30青少年自然の家駐車場出発。夏の登山口看板から取りつく。



前日に降った雪が5~10センチほど積もっているがラッセルするほどではない。
保月山を越えると杓子岳まで立派な雪庇が出来ている。杓子岳を越え8:30中岳到着。


保月山を越えると雪庇が発達していた。


経ヶ岳はすぐそこだが、ここから北尾根取りつきまで下らなければならない。

ここまではアプローチにしか過ぎない。ここから一気に350m下り北尾根取りつきへ。
北尾根は2か所ほど岩と雪のミックス帯が出てくるが、右、左と捲いてルンゼ帯から登ることができる。雪崩の危険がある場合はまた別のラインを選んだほうが良いだろう。

      
      北尾根を少し登ると立派なブナが迎えてくれた。

     
     直登は無理。右か?左か?


頂上までもう少し。

急斜面を越えるとあとは緩やかな登りで経ヶ岳頂上に着く(10:30)。
ガスが広がりだし、頂上からの景色は全く拝めない、更に風も強くなってきたので休憩なしで一気に切窓まで下る。
あとは、中岳へ登り返して来た道を下る。
駐車場12:50着。
駐車場について帰る準備をしていたら雪が降りだした。


経ヶ岳頂上標識の頭だけ顔を出していました。





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