乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

高浜原発4号機が停止 変圧器故障の警報、営業運転遅れも

2016-02-29 23:28:30 | 電力需給・原子力発電所再稼働問題

高浜原発4号機が停止 変圧器故障の警報、営業運転遅れも

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:高浜原発4号機が停止 変圧器故障の警報、営業運転遅れも

 関西電力は29日、再稼働したばかりの高浜原子力発電所4号機(福井県)で発電機と変圧器の故障を示す警報が鳴り、原子炉を停止したと発表した。原子炉の 冷却は維持されており、周辺の放射線量に変化はないという。関電は原因究明後に再び原子炉の起動操作をやり直す。3月下旬を目指していた営業運転の時期は 4月に遅れそうだ。

記者会見で頭を下げる関西電力の木島和夫原子燃料サイクル部長(右)ら(29日午後、大阪市北区)

  記者会見で頭を下げる関西電力の木島和夫原子燃料サイクル部長(右)ら(29日午後、大阪市北区)

 高浜4号機は2月26日に再稼働し、29日午後2時に発電と送電を始める予定だった。作業開始直後に警報が鳴って発電機が自動停止した。原子炉に核分裂反応を抑える制御棒48本が入り、稼働を自動で止めた。

 関電によると、送電網に電気を送る過程で、電流の異常を検知した。変圧器の故障の可能性があるほか、異常の検知そのものが誤りだったことも考えられるという。

  大阪市内の関電本社で記者会見した木島和夫・原子燃料サイクル部長は「原因を調査中」として陳謝した。11年7月以来、4年7カ月にわたって停止が続いた ことが影響した可能性もある。高浜4号機では2月20日に微量の放射性物質を含む水が内部で漏れるトラブルが発生したばかりだ。

 関電は故障原因が判明するまでは、営業運転に至る全ての作業を中断する。「期間は何とも言えないが、日程に遅れは出る」(木島氏)という。当初は3 月下旬を見込んでいた営業運転は、4月にずれ込むのがほぼ確実な情勢だ。今後、2月26日に営業運転した高浜3号機でも同じ故障が起きえないか確かめる。

  関電の八木誠社長は2月26日の記者会見で、高浜3、4号機の営業運転開始を前提に「5月1日から電気料金を引き下げる」と明言した。4月に始まる電力小 売りの全面自由化を控え、再稼働で浮いた費用を値下げ原資に充て、顧客の囲い込みを狙う戦略だった。営業運転が大幅に遅れれば、約束した値下げ時期もずれ 込みかねない。

 原子炉の停止について関電は29日、原子炉等規制法に基づき、原子力規制委員会に報告した。規制委や地元・福井県は、関電に原因究明や再発防止策の報告を指示した。立地する高浜町の野瀬豊町長も「適切な対応をお願いしたい」とのコメントを発表した。

 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【企業・産業】  2016年02月29日  23:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

辺野古代執行訴訟が結審、4月判決 和解協議は継続

2016-02-29 21:01:30 | 在日米軍基地・再編問題・防衛・武器

辺野古代執行訴訟が結審、4月判決 和解協議は継続

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:辺野古代執行訴訟が結審、4月判決 和解協議は継続

 米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、翁長雄志知事による埋め立て承認取り消しの撤回を国が求めた代執行訴訟は29日、福岡 高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で結審した。判決は4月13日。閉廷後、同支部は和解案を巡り国、県とそれぞれ協議したが、結論は出なかった。和解協議 は継続し、話し合いによる解決の余地も残した。

 承認取り消しの効力を停止した石井啓一国土交通相の決定の撤回を県が求めた「審査不服訴訟」も29日、同支部で結審。判決は3月17日に言い渡される。この訴訟でも多見谷裁判長は和解を勧告した。

  29日の代執行訴訟の弁論では名護市の稲嶺進市長が証人として出廷し、「新基地建設によって豊かな自然環境がつぶされる」と強調。市内に現在ある米軍基地 の騒音被害などを説明したうえで「新基地建設は、これまでよりさらに大きな負担を私たちに押し付ける」と移設反対を訴えた。

 代執行訴訟で同支部が1月下旬に示した和解案は▽翁長氏が埋め立てを認める代わりに、国が移設後30年以内の返還などを米国と交渉する「根本案」▽国が訴訟を取り下げ移設工事も中断したうえで、県と再協議する「暫定案」の2案。

 暫定案について、29日の協議では同支部から検討の要請があり、県は15日の協議に続いて「前向きに検討」との姿勢を表明した。一方、国は日米合意に沿って最短で2022年度の移設完了を目指しており、受け入れられないとの主張が支配的になっている。

  根本案も双方の合意が困難な情勢だ。県は期限を区切る形でも移設を認めるのは「移設阻止の公約に真っ向から反する」(知事周辺)として「検討すらしていな い」。国は根本案の修正を検討してきたが、移設後に新基地の返還などを求めて米国と交渉するのは現実的でないという見方が多い。

 一方、 29日の審査不服訴訟の弁論では、県側が意見陳述。国交相決定は、行政不服審査法に基づく防衛省沖縄防衛局の申し立てを受けて出されたが、「(防衛局は) 私人の救済を目的にした同法の対象ではなく国交相決定は違法」と主張した。国側は「県の主張には理由がない」と訴えの却下か棄却を求めた。

 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 社会 【地方自治・沖縄県・代執行訴訟・普天間飛行場移設・辺野古新基地問題】  2016年02月29日  21:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

長期金利、一時過去最低に -0・075%

2016-02-29 17:28:30 | 金融・財政ニュース

長期金利、一時過去最低に -0・075%

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:長期金利、一時過去最低に -0・075%

 週明け29日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(341回債、表面利率0・3%)の利回りが一時、マイナス0・075%となり、26日に記録した過去最低に並んだ。終値は前週末と同じマイナス0・065%だった。

 朝方は株価上昇を受け、売りが優勢だった。午後に入ると中国株の下落などから投資家のリスク回避姿勢が強まり、国債価格は上昇(利回りは下落)した。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である3月きりは07銭高の152円16銭。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】  2016年02月29日  17:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

1月の住宅着工0・2%増 2カ月ぶりプラス

2016-02-29 17:03:30 | 産業・経済・企業・ビジネスニュース

1月の住宅着工0・2%増 2カ月ぶりプラス

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:1月の住宅着工0・2%増 2カ月ぶりプラス

 国土交通省が29日発表した1月の新設住宅着工戸数は、前年同月比0・2%増の6万7815戸で、2カ月ぶりにプラスとなった。貸家が伸びたことが貢献した。

 国交省の担当者は現状について「住宅ローンの金利が下がる一方、マンションを建てる適地が少なくなっているとされ、追い風とマイナス要因が混在している」と話している。

 1月は貸家が5・3%増の2万8288戸と3カ月連続で増加した。分譲住宅は5・7%減の1万8903戸と振るわなかった。19・2%減だったマンションの落ち込みが響いた。持ち家は0・1%減の2万264戸だった。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 経済 【企業・産業】  2016年02月29日  17:03:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

東証反落、161円安 中国株安を嫌気

2016-02-29 16:37:30 | 金融・財政ニュース

東証反落、161円安 中国株安を嫌気

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:東証反落、161円安 中国株安を嫌気

 週明け29日の東京株式市場は、中国・上海株式相場の大幅下落で投資家心理が悪化し、日経平均株価(225 種)は3営業日ぶりに反落した。朝方は1ドル=113円台後半で推移していた円相場が下げ幅を縮小したことも株価下落につながった。終値は前週末比161 円65銭安の1万6026円76銭。

 東証株価指数(TOPIX)は13・42ポイント安の1297・85。出来高は約24億9200万株。

 朝方は、中国で27日まで開かれていたG20財務相・中央銀行総裁会議の声明採択を好感し、買い注文が優勢だった。しかし上海株式相場が東京市場の取引時間中に急落したことでムードが一変した。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】  2016年02月29日  16:37:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

アダムズ方式「20年国勢調査見て」 首相、先送り批判に反論

2016-02-29 15:15:55 | 【1票の格差問題・国政選挙・違憲状態】:

アダムズ方式「20年国勢調査見て」 首相、先送り批判に反論

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:アダムズ方式「20年国勢調査見て」 首相、先送り批判に反論

 衆院予算委員会は二十九日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、外交・国民生活などに関する集中審議を行っ た。首相は、衆院選挙制度に関する有識者調査会が答申に盛り込んだ新たな議席配分法「アダムズ方式」の導入は、二〇二〇年の大規模国勢調査以降になるとの 考えをあらためて示した。民主党の岡田克也代表の質問に答えた。

 首相はアダムズ方式について「一五年の簡易国勢調査で入れるべきだと答申は述べていない」と指摘。自民党の改革案は「二〇年の(大規模)国勢調査でアダムズ方式を中心に議論される」と述べた。

 岡田氏は「一〇年の(大規模)国勢調査で議席配分を変更し、(一五年の)簡易調査では都道府県内の区割りの線引きを変えることが答申の述べている ことだ。先送りしていいのか」と早期導入を迫った。首相は「一五年の国勢調査と一〇年の国勢調査で(定数増減の)対象県が変わってしまう。先送りという批 判は当たらない」と反論した。

 調査会答申では、都道府県ごとの小選挙区議席について、十年ごとに行われる大規模国勢調査に基づき、人口比を反映しやすいアダムズ方式を採用して配分を見直すよう求めている。総務省は大規模調査の五年後に行われる簡易調査の結果を二十六日に公表した。

 ■アダムズ方式

 選挙区の議席配分法の一つ。米国の第6代大統領アダムズが提唱したとされる。日本では「1票の格差問題」などを受け、2014年9月より衆院議長の諮問機関「衆院選挙制度に関する調査会」が、9種類の議席配分方式を検討。15年11月の14回目会合で、都道府県の人口をある定数で割って得られた商の小数点以下を切り上げ1議席を加えたものをその自治体の議席数とするアダムズ方式を採用することなどで意見がほぼ一致した。この方式では、定数が1議席となる都道府県がなくなり、各都道府県の人口比を反映しやすいといった利点がある。またこれを実施した場合、1票の格差は「1.568倍」となり、最高裁の判例による基準をクリアできる見通しとなる。

 元稿:東京新聞社 夕刊 主要ニュース 政治 【政策・選挙・衆院選制度改革・1票の格差問題】  2016年02月29日  15:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

東電元3幹部を強制起訴 原発事故の責任追及「やっとここから」

2016-02-29 15:15:50 | 原発事故・放射能 被曝・汚染

東電元3幹部を強制起訴 原発事故の責任追及「やっとここから」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:東電元3幹部を強制起訴 原発事故の責任追及「やっとここから」

 東京電力福島第一原発事故で、検察官役の指定弁護士は二十九日、昨年七月の東京第五検察審査会の起訴議決に基 づき、「大津波を予測できたのに対策を怠り、漫然と原発の運転を続けた過失がある」として、東電の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣三人を、業務上過失致 死傷罪で在宅のまま東京地裁に強制起訴した。発生から三月十一日で五年。甚大な被害をもたらした原発事故の刑事責任が、初めて裁判で問われる。 

写真

 他に起訴された二人は、ともに原子力・立地本部長を務めた武藤栄元副社長(65)と武黒(たけくろ)一郎元副社長(69)。今後、事前に争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが行われる。公判で勝俣元会長らはいずれも無罪を主張するとみられる。

 強制起訴は二〇〇九年五月の改正検察審査会法施行後、九件目。

 起訴状では、勝俣元会長ら三人は、福島第一原発の敷地の高さ(海抜十メートル)を超える津波が襲来し、津波による浸水で重大な事故が起きる可能性 を予測できたと指摘。原発の運転停止を含めた津波対策をすべき注意義務を怠り、東日本大震災に伴う津波で重大事故を引き起こし、四十四人を死なせ、十三人 にけがを負わせたとした。

 ◆コメントは控える

 東京電力の話 刑事訴訟に関することであり、コメントは差し控える。損害賠償、廃炉・除染に全力を尽くし原発の安全性強化対策に不退転の決意で取り組む。 

 ◆武藤類子・告訴団団長 進む再稼働「教訓学んでない」

 「やっとここまできた」。事故の責任追及を求めてきた「福島原発告訴団」の武藤類子団長(62)は、東京電力の旧経営陣が強制起訴されたことに感慨深げだ。「三人は真実を語り、なぜ事故が起きたかを明らかにしてほしい」

支援を呼びかける武藤類子さん=東京都目黒区で(木口慎子撮影)

写真

 放射能汚染で、日々の営みを奪われた一人だ。二〇〇三年に豊かな自然に囲まれた福島県田村市で喫茶店をオープン。裏山で摘んだ野草をお茶にした り、ドングリを使った料理を振る舞ってきた。だが、約四十五キロ離れた東電福島第一原発で起きた事故によって、山の幸は汚染されドングリもキノコも食べら れなくなり、薪(まき)も燃やせなくなった。店は一三年春に廃業した。

 「被害の大きさだけではなく、調べれば調べるほど、東電は津波対策を握りつぶしてきたことが分かってきた。想定外ではなかったのに、事故の責任を誰も負わないのはおかしい」

 一二年に告訴団を結成し、団長になった。福島県民約千三百人でスタートし、全国に共感が広がり、一万四千人超にまで膨らんだ。今年一月には、裁判で検察官役を務める弁護士にエールを送るため、「支援団」も発足させた。

 「原発事故は収束していないし、被災者はまだ困難な状況にある。責任をうやむやにしてはいけない。反省しなければ、また事故が起きる」と訴える。

 事故後、九州電力川内(せんだい)(鹿児島県)、関西電力高浜(福井県)の原発計四基が再稼働し、運転開始から四十年超の高浜1、2号機さえも、 再稼働が近づく。「福島第一の1号機も、四十年になる直前で事故になった。老朽化も一つの原因かもしれない。福島から何も学んでいない。裁判を通じ、原発 政策の問題点も明らかになれば」と期待する。 (荒井六貴)

  元稿:東京新聞社 夕刊 主要ニュース 社会 【裁判・福島第1原発事故・放射能被曝・放射能汚染】  2016年02月29日  15:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

栃木小1殺害初公判 自白の信用性争点 遺族「真実知りたい」

2016-02-29 15:15:45 | 裁判(最高裁・高裁・地裁・簡易裁)

栃木小1殺害初公判 自白の信用性争点 遺族「真実知りたい」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:栃木小1殺害初公判 自白の信用性争点 遺族「真実知りたい」

 二〇〇五年十二月に起きた栃木県今市市(現日光市)の小一女児殺害事件で、殺人罪に問われた勝又拓哉被告(33)の裁判員裁判初公判が二十九日、宇都宮地裁(松原里美裁判長)で開かれ、勝又被告は「殺していません」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。

吉田有希ちゃんが下校中に連れ去られたとみられる通学路の三差路付近=栃木県日光市で

写真

 検察側は冒頭陳述で「客観的事実が多数あり、捜査段階の自白は信用できる」と指摘。弁護側は「自白を強制され、体験していない事実を語らせられ た」と述べた。通学路の安全対策強化の契機にもなった事件の裁判は、自白の信用性と任意性を争点に検察側と弁護側が全面対決する構図になった。

 事件は〇五年十二月一日に発生。今市市の吉田有希ちゃん=当時(7つ)=が下校途中に行方不明になり翌二日、茨城県常陸大宮市の山林で遺体が見つ かった。起訴状によると、被告は同日午前四時ごろ、遺体発見現場付近で有希ちゃんの胸をナイフで多数回刺し、失血死させたとしている。凶器などの直接証拠 はない。

 検察側は、被告が車で有希ちゃんを拉致して栃木県鹿沼市にあった自宅アパートに連れていき、車で常陸大宮市に向かって殺害したと主張。自動車ナン バー自動読み取り装置(Nシステム)によると、被告の車が自宅方面と遺棄現場付近を往復していたと指摘した。また遺体に付着した猫の毛が、被告が飼ってい た猫と同種だったと述べた。

 勝又被告は罪状認否で「(遺棄現場に)行ってません」とも述べた。弁護側は冒頭陳述で、現場に血痕がほとんどなく、死亡推定時刻も起訴内容と矛盾するとして、自白の信用性を否定した。

 三月三十一日に判決が言い渡される。

 <栃木小1女児殺害事件> 2005年12月1日、栃木県今市市(現日光市)の市立大沢小1年、吉田有希ちゃんが下校中に行方不明となり、翌日に なって約60キロ離れた茨城県常陸大宮市の山林で遺体で発見された。死因は、刃物で胸を約10カ所刺されたことによる失血死。栃木、茨城両県警の合同捜査 本部は14年6月、別件の商標法違反容疑で既に逮捕、勾留中だった栃木県鹿沼市の無職勝又拓哉被告を有希ちゃんの殺人容疑で逮捕した。商標法違反罪などは 今年2月、区分審理で有罪となった。

 元稿:東京新聞社 夕刊 主要ニュース 社会 【裁判】  2016年02月29日  15:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

上海株、一時4%超下落 人民元の先安観などから

2016-02-29 13:14:30 | 金融・財政ニュース

上海株、一時4%超下落 人民元の先安観などから

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:上海株、一時4%超下落 人民元の先安観などから 

 【上海共同】29日午前の上海市場の株価は、代表的な指標である総合指数が一時、4%超下落した。その後は買い戻しの動きもあり、午前の終値は、前週末比3・4%安の2673・36となった。

 北京の証券会社で、大幅下落した上海市場の株価を見る個人投資家=29日(共同)

 北京の証券会社で、大幅下落した上海市場の株価を見る個人投資家=29日(共同)

 市場関係者によると、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受け中国が金融緩和を進めるとの見方も出て、人民元の先安観などから幅広い銘柄が売られた。

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】  2016年02月29日  13:14:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【福島第1原発事故】:東電元会長ら3人を強制起訴 検察審査会の・・・

2016-02-29 11:51:50 | 原発事故・放射能 被曝・汚染

【福島第1原発事故】:東電元会長ら3人を強制起訴 検察審査会の起訴議決受け

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【福島第1原発事故】:東電元会長ら3人を強制起訴 検察審査会の起訴議決受け

 東京電力福島第1原発事故の刑事責任をめぐり、検察官役の指定弁護士は29日、勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について、東京第5検察審査会(検審)の起訴議決に基づき、業務上過失致死傷罪で東京地裁に強制起訴した。

  強制起訴は平成21年5月の制度導入以来、9件目。同罪の公訴時効(5年)の成立が3月11日に迫っていた。東日本大震災の巨大津波によって引き起こされ た未曽有の原発事故から5年。東京地検が2度にわたり不起訴処分にした3人の刑事責任の有無が公開の法廷で裁かれることになる。

 強制起訴されたのは、勝俣元会長のほか、武黒一郎(69)と武藤栄(65)の両元副社長。3人は公判で無罪を主張するとみられる。指定弁護士は昨年11月、現場周辺を視察していた。補充捜査の一環とみられている。

 東京電力福島第1原発事故の刑事責任をめぐり、検察官役の指定弁護士は29日、勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について、東京第5検察審査会(検審)の起訴議決に基づき、業務上過失致死傷罪で東京地裁に強制起訴した。

  強制起訴は平成21年5月の制度導入以来、9件目。同罪の公訴時効(5年)の成立が3月11日に迫っていた。東日本大震災の巨大津波によって引き起こされ た未曽有の原発事故から5年。東京地検が2度にわたり不起訴処分にした3人の刑事責任の有無が公開の法廷で裁かれることになる。

 強制起訴されたのは、勝俣元会長のほか、武黒一郎(69)と武藤栄(65)の両元副社長。3人は公判で無罪を主張するとみられる。指定弁護士は昨年11月、現場周辺を視察していた。補充捜査の一環とみられている。

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 事件 【犯罪・疑惑・起訴】  2016年02月29日  11:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【編集日誌】:福島第1原発事故、5年後も東電の混乱ぶりは変わっていない

2016-02-29 11:51:40 | 原発事故・放射能 被曝・汚染

【編集日誌】:福島第1原発事故、5年後も東電の混乱ぶりは変わっていない

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【編集日誌】:福島第1原発事故、5年後も東電の混乱ぶりは変わっていない

 これも“5年目の真実”なのでしょうか。福島第1原発事故で東京電力が当時のマニュアルの基準を見過ごし、炉心溶融が起きていると判断できたにもかかわらず、炉心損傷と説明し続けていたことを明らかにしました。そうでなければ、事故対応も変わったかもしれません。

 東電が炉心溶融を認めたのは事故から2カ月後でしたが、マニュアルに判断基準があり、それに従えば、事故3日後には炉心溶融と判断できました。東電はその経緯を第三者を交えて調査するとしていますが、どういうつもりなのか不思議です。

 マニュアルは事故後に全面改定し、炉心溶融の記載がなくなったそうです。しかし、何を改定したのか。そのときに基準の存在に気づかなかったのでしょうか。いま発覚した経緯の方がよほど謎です。5年たっても混乱ぶりは変わらないようです。(編集長 蔭山実)

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 事件 【犯罪・疑惑・起訴】  2016年02月26日  13:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【福島第1原発事故 5年目の真実(5)】:「本当に子供を守れているのか」

2016-02-29 11:51:25 | 原発事故・放射能 被曝・汚染

【福島第1原発事故 5年目の真実(5)】:「本当に子供を守れているのか」被曝を恐れ逃避

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【福島第1原発事故 5年目の真実(5)】:「本当に子供を守れているのか」被曝を恐れ逃避

 「(政府は)原発の火災や爆発の恐れについて、十分なリスクシナリオを公開していたとはいえない。潜在的な信頼欠如は否定できなかった」

 健康食品などのネット販売を手がけるケンコーコムの社長だった後藤玄利氏は、東京電力福島第1原発事故から約2週間後の3月下旬、東京の本社を福岡市に移転することを決めた。5月に社員の約3分の1と本社機能の一部を移転し、平成26年には本社を完全移転した。

 関西などへ避難した外資系企業の多くは23年4月以降、首都圏に本社機能を戻した。計画停電による電力不足や交通の乱れが改善したことに加え、“放射能汚染”の不安が解消されたためだ。

  ただ、目に見えない放射線への不安は、その後の企業活動に制約となった。森永乳業や流通大手のイオンは自社製品や自主企画商品を独自に検査。自動車メー カーも自主的に車両の放射線量を測定した。大手自動車メーカー首脳は「海外では『日本製はすべて放射能で汚染されている』という前提だった。コストはか かったが、データを取り、信頼を回復するしかなかった」と話す。

                              ×  ×  ×

 被曝(ひばく)への不安から、母親が子供を連れて遠隔地へ逃避するケースもあった。沖縄県や北海道、東南アジアやアフリカに移住した人もいる。調査した筑波大の徳田克己教授は「(放射線量が低い)関東などに住む母子が大半だったことに驚いた」と明かす。

 夫や親の猛反対を押し切り、できるだけ遠くへ逃げる過剰な行動。相談に乗ろうとしても、家族に居場所が伝わり、連れ戻されることを恐れてか、なかなか口を開かなかったという。離婚した例もある。

 母親を動かしたのは子供を守るという強い信念だった。だが逃げ惑い、身寄りのない土地で暮らすことで精神的、経済的に不安定に。子供は地域になじめず、不登校に陥った。

 今では消息を確認できなくなった母子も多い。「どうしているか心配だ。彼らも原発事故の被害者で支援が必要。一方で『本当に子供を守れているのか、もっと考えて』と伝えたい」と徳田氏は話す。

                                ×  ×  ×

 放射線は、それほど危険なレベルだったのか。

 原発事故では、飛散した放射性ヨウ素を甲状腺に取り込むことで発症する子供のがんが懸念される。このため福島県は18歳以下の38万人を対象に検診を実施。167人を甲状腺がん(疑いを含む)と診断したが、「事故の影響は考えにくい」との見解を示した。

 県検討委座長の星北斗・福島県医師会副会長は「地理的分布と放射性物質の汚染に有意な相関が認められないことが根拠の一つ」と話す。がんは原発周辺の市町村で特に多いわけではなかったのだ。 

                                ◇

 ■飛散セシウム、表層土に固定

 ■農水産物、世界一厳しい基準をクリア

 ヨウ素を豊富に含む昆布やワカメなどをよく食べる日本人の食生活も幸いしたという。普段から甲状腺がヨウ素で満たされ、事故由来の放射性ヨウ素が入り込みにくい側面があった。

 一般に子供の甲状腺がんは100万人当たり1~3人とされ、福島の発生率は大幅に高いように見える。しかし、国立がん研究センターの津金昌一郎・社会と健康研究センター長は「放射線の影響よりも過剰診断による多発の可能性が高い」とみる。

 甲状腺がんは進行が遅く、治療が不要なケースも多い。厳密すぎる検査をした結果、治療が不要なものや、通常は見つからない小さながんまで症例として報告されたためという。

 社会に過剰な不安が広がった背景には、甲状腺がんが急増した旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の影響もある。当時は事故から25年という節目の年で、被曝(ひばく)者の来日や出版物の刊行などで関心が高まっていた。

 放射線防護に詳しい札幌医科大の高田純教授は震災直後、福島第1原発に近い浪江町民40人の甲状腺被曝量を調査。結果は平均5・1ミリシーベルトで、チェルノブイリ周辺のゴメリ州のわずか千分の1だった。

 ゴメリ州では10万人当たり13人の甲状腺がんが発生。福島県民200万人が仮に浪江町と同じ被曝量だったとしても患者は1人に満たない計算になる。高田氏は「福島で事故の影響による甲状腺がんは発生するはずがない」と断言する。

 福島県の放射線量は確実に減っている。原発から半径80キロ圏の線量を航空機で測定した結果、昨年9月は平成23年11月と比べ65%減少していた。特に原発の北西に広がっていた毎時19マイクロシーベルト超の地域は大幅に減った。

                           ×  ×  ×

 野菜と果物からは25年度以降、1キロ当たり100ベクレルの基準値を超える放射性セシウムは検出されていない。東京大の田野井慶太朗准教授は「当初は飛散したセシウムが葉や茎から吸収されたが、その後は吸収が止まったため」と理由を説明する。

 福島の土壌はセシウムをがっちり吸着する性質の雲母質の粘土が多く、飛散したセシウムは約3カ月後には表層土壌に固定されて動かなくなった。大量に使われるカリウムの肥料も、セシウム吸収を阻む一因だ。

  福島県で生産されるコメは年間約1千万袋。全袋を検査してきたが、基準値超は着実に減っており、27年産はゼロだった。年間50億円を超える検査費用がか かっているが、福島大の小山良太教授は「科学的なデータの蓄積は風評被害への反証になる。検査の継続は大きな意義がある」と指摘する。

 一方、汚染が深刻なのは森林だ。セシウムを浴びた葉が腐葉土となって地面に積もり、天然のキノコや山菜のほか、土の中の虫を食べるイノシシなどの野 生動物も高線量が続く。土壌からしみ出た水は、河川に流れ込むため、イワナなどの淡水魚も線量が高い。国に森林の除染計画はなく、解決の見通しは立ってい ない。

                            ×  ×  ×

 海はどうか。福島県沖の海水からは、既に大半の場所で高濃度のセシウムは検出されていない。原発からの汚染水流出も、ほぼ止まったとされる。東京海洋大の石丸隆特任教授は「福島沖はもうきれいだ」とみる。

 県の調査で国の出荷基準値を超える魚は昨年4月以降、なくなった。過去に基準値を超えたアイナメやヒラメなど30種近くは出荷制限が続くが、安全を確認できた魚は順次、試験操業を開始しており、70種以上の出荷にこぎつけた。

 日本の食品基準値は米国や欧州の10分の1以下で、世界一厳しい。出荷されている福島の農水産物は、全てこれをクリアしている。東京大の二瓶直登准教授は「福島県産の表示は、まさに安全であることの証明だ」と指摘している。

                                  ◇

 この連載は青木伸行、中村将、伊藤壽一郎、加納宏幸、平尾孝、小雲規生、草下健夫、天野健作、高久清史、中村昌史、五十嵐一、三宅令、緒方優子、野田佑介、千田恒弥が担当しました。

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 事件 【犯罪・疑惑・起訴】  2016年02月26日  08:38:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【福島第1原発事故 5年目の真実(4)】:今もピンハネある、口を出すと…

2016-02-29 11:51:20 | 原発事故・放射能 被曝・汚染

【福島第1原発事故 5年目の真実(4)】:今もピンハネある、口を出すと解雇される…作業員は弱い立場だ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【福島第1原発事故 5年目の真実(4)】:今もピンハネある、口を出すと解雇される…作業員は弱い立場だ 

 ◆「自分より若いのを行かせられない」

 街がまだ目を覚まさない午前5時。作業服姿の男性たちを乗せたバスの明かりが、東京電力福島第1原発へと向かう国道6号を照らす。「最初は眠くてしようがなかったけれど、もう慣れたね」。建設会社の下請けで働く男性(54)は力なく笑った。

東京電力福島第1原発で働く作業員(古厩正樹撮影)

   東京電力福島第1原発で働く作業員(古厩正樹撮影)

  男性が個人事業で行き詰まり、仕事を探し始めたのは、東日本大震災から2年ほどたったころ。関東の自宅マンションの家賃も、子供の学費の支払いも続いてい た。「原発で働こうと思ったのは、お金以外にない。『友達には話せないな』と子供に言われたのは少し、寂しかったけどね」

作業員の被曝線量と人数の推移

                   作業員の被曝線量と人数の推移

 投入されたのは、高濃度の汚染水をためた簡易タンクの解体現場だった。放射線量が高い場所だったが、「この年齢だし気にしていない。むしろ線量が下がって、手当が下がるほうが心配だよ」。

 10年先も、ここで働いているとは思わない。ただ、「廃炉が少しでも、現実的になっていてほしい」と男性は願う。

                               ×  ×  ×

 「いつまで、“そこ”で仕事してんだ?」

 大手建設会社に勤める男性(48)は電話口で両親からそう問いかけられた言葉が忘れられない。

 男性は平成23年3月の原発事故から数カ月後に現場に入った。事故時は西日本の支社に勤めていたが、まさか自分がそこで働くとは、思ってもみなかった。

 初めは後輩が名乗り出たが、「自分より若いのを行かせるわけにはいかない」と志願した。背中を押してくれたのは妻だった。「普段と同じように『行ってらっしゃい』と送り出してくれた。それが一番、ありがたかった」

 直後の応援は数週間で終わったが、26年春から再び、原発構内の建設工事に入ることになった。夏場の過酷な現場では、熱中症も続出する。「もう少し、残ってくれないか」。会社にそう言われて、もうすぐ3度目の春を迎える。

                              ×  ×  ×

 「現場はまだ収束なんかしてないよ」

 1日に12人ほどの作業員を現場に送り出す「東北エンタープライズ」(福島県いわき市)の名嘉幸照(なか・ゆきてる)会長(74)は厳しい表情でこう語る。

  事故前から福島第1原発の仕事を請け負っていた。現場の人材不足は深刻だ。政府が定めた被曝(ひばく)線量の上限(5年間で計100ミリシーベルト、1年 の限度は50ミリシーベルト)に達し、溶接や機械工などの熟練の技術者が現場を去らざるを得ない現実がある。「作業員は技術がなくても誰でもよくなってい る。これでは時間がかかるばかりだ」。名嘉さんはそう懸念する。

 社員のほとんどは、震災と原発事故の「被災者」でもある。母親が津波で行方不明になり遺体安置所を捜し回っていた人もいた。

 「社員には『頑張らなくていいよ』と言っているんだ。『自分がやらなきゃ』という思いはあるだろうが、もうずいぶんやったでしょ、と。でも彼らには『なんとか早く廃炉にしたい』という使命感が強い」

 ◆被曝に上限、困難な人材確保 

  東京電力福島第1原発敷地内の作業環境は、事故後のこの5年間で大きく改善した。大部分で除染が進み、普段着で立ち入りが可能なエリアもある。これまでは 弁当しか支給されなかったが、温かい食事を提供する食堂を備えた大型休憩所も開設され、見た目には通常の工事現場に近づきつつある。

 「作業員の高齢化が確実に進んでいる。労働時間が限られる福島第1原発では、人材育成も難しく、経験と技術のある質の高い人材を中長期的に確保していくことは、極めて厳しい状況だ」。原発労働者のあり方を研究している東京大の縄田和満教授(計量経済学)はこう指摘する。

  東電によると、福島第1原発では事故のあった平成23年3月以降、27年12月末までに延べ約8万7千人が作業員として登録されている。当初3千人程度 だった1日当たりの作業員数は、大規模工事が本格化した26年夏ごろから増え続け、現在は7千人程度が現場で働いている。

 内訳は東電社員が1割、残りの9割は「協力企業」と呼ばれる元請けや下請け会社の作業員で、4割が50代以上。下請けは6次近くまであるといわれ、重層的な下請け構造が問題を浮き彫りにした。

 東電が実施した作業員への24年のアンケートでは、雇用者と給与の支払者が異なる「偽装請負」の疑いのある作業員が、全体の半数近くにもなるという 結果が出た。現在は15%程度に縮小している。下請け会社で働く20代の作業員は「今もピンハネ(中間搾取)はある。口を出して解雇されることもあり、作 業員は弱い立場だ」と打ち明ける。

 「有能な人材を継続的に確保するためには、特別法を制定して直接雇用の仕組みをつくるなど、構造そのものを変える必要がある」。縄田教授はそう強調する。

                           ×  ×  ×

 被曝(ひばく)の上限が作業員を確保する上で大きな障害ともなっている。「5年間で100ミリシーベルト」などと法令で定められているが、事故後の混乱で一時期250ミリシーベルトに上げたことがあった。

  これまでに170人以上が線量を超過し現場を去った。この中には250ミリシーベルトを超える作業員が6人いる。24年7月には悪質な「被曝隠し」が明ら かになった。下請け会社の役員が、作業員が装着する線量計に、遮蔽効果がある「鉛のカバー」で覆うよう強要したのだ。事故直後に発生した高濃度汚染水の浄 化処理や、敷地内の表土を除去してアスファルトなどで覆ったことで、敷地内の大部分の線量は毎時5マイクロシーベルト以下に下がっている。顔全体を覆う全 面マスクは、敷地全体の9割で不要となった。

 だが、原子炉建屋周辺では、依然として線量の高い状態が続く。廃炉工程によると、1号機のがれき撤去や3号機の燃料取り出しのための機材の設置など、高線量のエリアでの作業がこれから待ち受ける。

                            ×  ×  ×

  「廃炉作業は『危険』『地位の低い仕事』というイメージばかりが先行し、社会としてその必要性や意義を共有できていない。このままでは、住民にとっても 『誇れないふるさと』になってしまう」。一般社団法人「AFW(アプリシエイト・フクシマ・ワーカーズ)」代表で、元東電社員の吉川彰浩さん(35)はこ う話す。

 AFWは廃炉作業を地域で支えるため、25年11月に設立された。昨年からは、福島県沿岸部の住民らの理解を深めるため、原発構 内に案内する活動を始めた。事前に放射線や廃炉作業の現状に関する勉強会を開き、車で構内を見学する。これまで7回開催し、県内の沿岸地域の住民ら約 140人が参加した。「原発事故後、住民と原発で働く人の間にできた溝を埋めたかった」と吉川さんは活動を始めた理由を説明する。

 福島第 1原発で働く作業員の半数は地元の人間だが、そうした事実も一般にはあまり知られていない。住民に実際に自分の目で見てもらうことで、作業員への目線が変 わる。「ありがとう」「お疲れさま」。その一言で、作業員の中にも「見られている」「期待されている」という意識が芽生えるという。

 「廃炉作業に対するイメージを一つずつ変えていくことが、作業員の働きやすさ、住みやすさにもつながる。その先に、この地域の未来が形作られていくのだと思う」。吉川さんはそう信じている。

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 事件 【犯罪・疑惑・起訴】  2016年02月26日  10:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【福島第1原発事故 5年目の真実(3)】:「犠牲覚悟」極秘の石棺作戦

2016-02-29 11:51:15 | 原発事故・放射能 被曝・汚染

【福島第1原発事故 5年目の真実(3)】:「犠牲覚悟」極秘の石棺作戦 政府はパフォーマンスのみ 陸自が模索

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【福島第1原発事故 5年目の真実(3)】:「犠牲覚悟」極秘の石棺作戦 政府はパフォーマンスのみ 陸自が模索

 東京電力福島第1原発の事故直後、陸上自衛隊内で、ある「極秘作戦」が検討されていた。

 ホウ酸とコンクリートの「石棺」で原子炉を封じ込める-。作戦を知っていたのは折木良一統合幕僚長、火箱(ひばこ)芳文陸上幕僚長ら最高幹部数人のみ。火箱氏は「当時は相当伏せていた。犠牲者も覚悟したし、私も行くつもりだった」と振り返る。

参院決算委員会の最中に東日本大震災が発生し、机の下にもぐる速記者ら。菅直人首相(当時)も驚いて周りを見渡した =平成23年3月11日(矢島康弘撮影)

 参院決算委員会の最中に東日本大震災が発生し、机の下にもぐる速記者ら。菅直人首相(当時)も驚いて周りを見渡した =平成23年3月11日(矢島康弘撮影)

                             × × ×

 自衛隊に本格的な原発対応が命じられたのは、東日本大震災発生から4日後の平成23年3月15日午前9時32分。その約3時間前の午前6時10分、全電源を喪失した福島第1原発4号機で水素爆発が起き、燃料貯蔵プールの屋根が吹き飛んだ。

東京電力福島第1原発事故から8カ月後の4号機の原子炉建屋 =平成23年11月12日

     東京電力福島第1原発事故から8カ月後の4号機の原子炉建屋 =平成23年11月12日

  4号機の爆発は重大な意味を持っていた。すでに12日には1号機、14日には3号機が爆発していたとはいえ、原子炉格納容器などは多重に防御されていた。 一方、4号機は定期検査中で、燃料プールには1535本の核燃料が“裸”のまま保管されていたのだ。多重防御されていない4号機の燃料プールの水が干上が り、燃料がむき出しになれば、膨大な量の放射性物質が首都圏にまでまき散らされる可能性がある。

東京電力福島第1原発事故発生

              東京電力福島第1原発事故発生  

 半径170キロの住民は強制移転区域、東京都を含む半径250キロは避難、避難住民は3千万人以上となる-。内閣府原子力委員会の近藤駿介委員長が個人的 に作成し、3月25日に政府に提出した「福島第1原子力発電所の不測事態シナリオの素描」では、首都圏の壊滅もありうるという最悪の事態が想定されていた。

 にもかかわらず当時の菅直人政権は、その危機的な状況を国民に一切開示することはなかった。危機管理のプロフェッショナルである自衛隊にも4日間も伝えていなかった。

 枝野幸男官房長官は1、3号機爆発後も、「直ちに人体や健康に影響を及ぼすことはない」と繰り返し、危機をひた隠しにしていた。

                           × × ×

 一方、菅首相はパフォーマンスに躍起になった。12日午前7時すぎ、福島第1原発をヘリで訪れ視察。その後も自ら現場に直接電話をかけ、指示を飛ばした。

 この間、全電源を喪失した福島第1原発の状況は刻一刻と深刻さを増していた。

 原発事故に関する政府の事故調査・検証委員会が後にまとめた最終報告書は、当時の菅政権の行動を次のように結論づけている。「介入は現場を混乱させ、重要判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにつながりかねず、弊害のほうが大きい」

 火箱氏は不測の事態が起こった場合、陸自きっての精鋭落下傘部隊、第1空挺(くうてい)団(千葉県船橋市)を石棺化作戦に投入しようと考えていた。また、自衛隊は2号機の屋上に降り立ち、建屋内に入って原子炉に対し、ホウ酸を直接まく作戦も検討していた

 しかし、自衛隊などの放水が功を奏し、原子炉は小康状態となった。3月27日に自衛隊は特殊装置を使い原子炉の温度を測定し、100度以下になったことを確認。決死の作戦は幸い、実行されることはなかった。

                              ◇

 「飯舘村の人たちは何も知らなかった」「国民を信用しない政府」が危機拡大

 「国民を信用できない政府、政府を信用できない国民が、今も続く福島復興の遅れの原因なのではないか」。東京電力福島第1原発事故当時、首相官邸に出入りしていた民主党の長島昭久衆院議員は自戒を込めてこう話す。

 東日本大震災が発生する直前、菅直人政権の支持率は約18%と2割を下回っていた。首相自らが外国人からの献金問題を国会で追及され、政権はまさに瀕死(ひんし)の状態だった。

 そんな状況で発生した未曽有の大災害。菅氏は自らの支持率挽回、政権延命のためのチャンスとしか捉えていなかったかのようだ。

  象徴的なのは、いわゆる「東電撤退」問題。震災発生から4日後の平成23年3月15日未明、「東電社員が福島第1原発から全面撤退する」との情報を得た菅 氏は、清水正孝社長を官邸に呼び、その意向をただした。清水氏は「そんなことは考えていない」と答えたのだが、菅氏はその後、自ら東電本店に乗り込み、 「撤退したら東電は百パーセントつぶれる。逃げてみたって逃げ切れないぞ」と怒鳴った。テレビ会議でこの様子を見ていた福島第1原発の吉田昌郎所長は 「(菅氏が)何かわめいていらっしゃるうちに、この事象(4号機で水素爆発)になってしまった」と証言している。 

                              ×  ×  ×

 こうした菅氏を尻目に、最悪事態に対処する新たな検討が政府内で始まった。その重責を担ったのが、23年3月26日付で首相補佐官として官邸に入った馬淵澄夫元国土交通相だった。

  馬淵氏のミッションは、1号機が再爆発した場合、決死隊を編成し、原子炉に水と砂を混ぜたドロドロの「スラリー(泥漿(でいしょう))」を流し込み、再臨 界を止めるという内容だった。馬淵氏は「全員被曝(ひばく)して死ぬような放射線量だった。私も現場で、責任者として作業員とともに作業するつもりだっ た」と振り返る。

 この計画は極秘扱いで進められた。政府が隠したかったのは最悪の場合、首都圏にも自主避難を促し、約3千万人の避難民が出ると予測した「近藤シナリオ」の存在だった。

  馬淵氏は「なぜ隠すのか」という疑問を持ち続けていたという。一方、細野豪志首相補佐官は24年5月31日に政府事故調が行った聴取に対し、「公表するこ とで、場合によってはこのシナリオが現実になるかもしれない。万が一誤った形で伝わると、東京から人がいなくなる可能性がある」と述べている。

 こうした政府の無策を目の当たりにして前回の選挙で落選した自民党の根本匠氏(後に復興相)は独自に動き始めた。根本氏は「政治が全く機能していない。民主党政権では事態は改善しない」と直感し、地元の福島県郡山市を拠点に政府に対し緊急提言を送り続けていた。

 事故後、郡山市にも原発周辺地域から多くの人たちが逃れてきた。避難所となった「ビッグパレットふくしま」には何千人もの被災者が集まっていた。原 発周辺地域から内陸に逃れてきた人たちの多くが目に見えない放射線におびえながら、いつまで続くかわからない避難生活に不安な日々を送っていた。当時、政 府は住民被曝につながる情報を持ちながらも、やはり不安をあおるとして隠していた。

                                ×  ×  ×

 「あのとき飯舘村の人たちは何も知らなかった。自衛隊が飯舘村の住民を避難させるべきだった」。火箱芳文陸幕長は悔しさをにじませる。

  23年3月18日から福島県飯舘村に展開していた第1空挺団(千葉県船橋市)の被曝線量だけが上昇していた。火箱氏はその数値に疑問を感じ、手元にあった 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)と見比べると、図面通りだった。「飯舘村の人たちも被曝している」と確信した。3月29 日、火箱氏が現地部隊を視察した際、現場の指揮官に「村長さんにも、今の状況を言ったほうがいい」と指示したが、この重要な情報が住民に伝わることはな かった。当時の官邸筋によると、3月17日に枝野幸男官房長官がSPEEDIの観測結果を非公表とするよう指示を出していたとされる。同日のデータでは飯 舘村でも高い数値が検出されていた。

 政府が飯舘村全域を計画的避難区域に指定する方針を発表したのは4月11日になってからだった。菅政権の隠蔽(いんぺい)により無用な被曝を受け、今も飯舘村から避難する住民は6735人にのぼる。(肩書は当時)

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 事件 【犯罪・疑惑・起訴】  2016年02月25日  08:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【福島第1原発事故 5年目の真実(2)】:「自分は今、戦場の真っただ中に

2016-02-29 11:51:10 | 原発事故・放射能 被曝・汚染

【福島第1原発事故 5年目の真実(2)】:「自分は今、戦場の真っただ中にいる」 陸自、警視庁精鋭が放水 2号機の危機「東日本壊滅」よぎる

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【福島第1原発事故 5年目の真実(2)】:「自分は今、戦場の真っただ中にいる」 陸自、警視庁精鋭が放水 2号機の危機「東日本壊滅」よぎる

 「自分は今、戦場の真っただ中にいる」。陸上自衛隊化学教導隊副隊長の宮沢重夫氏(51)=当時は中央特殊武器防護隊に所属=は、側面に穴があいたまま不気味にそびえる原子炉建屋を前にそう感じた。

東京電力福島第1原発事故直後に行われた陸上自衛隊の特殊消防車による放水作業 =平成23年3月18日(陸自提供)

 東京電力福島第1原発事故直後に行われた陸上自衛隊の特殊消防車による放水作業 =平成23年3月18日(陸自提供)

  東京電力福島第1原発事故から9日後の平成23年3月20日。東日本大震災の津波で非常用発電機を失ったことで炉心の冷却ができず、ポンプで海水注入を試 みるなどあらゆる手段を講じた。それでも満足に冷やすことができない。被害拡大防止のため、政府は自衛隊や警視庁などの動員に踏み切った。

 

危機を招いた東京電力福島第1原発の2号機原子炉建屋。今も原形を保っている =8日(古厩正樹撮影)

  危機を招いた東京電力福島第1原発の2号機原子炉建屋。今も原形を保っている =8日(古厩正樹撮影)

 ちょうど16年前の同じ日、宮沢氏はオウム真理教による地下鉄サリン事件で、駅での除染作業に従事した際に感じた恐怖がよみがえった。

  「隊長の自分が怖いとは口が裂けても言えない。毅然(きぜん)と振る舞ったつもりだが、手袋の中は汗でびしょびしょだった。自分たちこそが国民の最後のと りで。逃げるわけにはいかないし、文字通り命に代えても責務を果たすという思いだった」。宮沢氏は当時の心境をこう語る。

 

                ×  ×  ×

  「まさか、警察官人生で原発に放水する日が来るとは思わなかった」。警視庁機動隊で現場指揮に当たった大井川典次(よしつぐ)氏(61)は振り返る。事故 から6日後、10人の隊員を引き連れて原発敷地内に到着した。混乱する現場に、初めて乗り込んだのは警視庁の精鋭だった。

 大井川氏らは原子炉建屋に10メートルほどまで近づいた。「相当の放射線だろう」と不安が募ったが、隊員の士気は高かった。「とにかくやるだけ」。装備で声も聞きづらいし、全面マスクで前も曇っていたが水が届いているのだけは分かった。

 大井川氏は「今考えると、指揮官として隊員の家族には本当に申し訳なかった。どこに行くのか、行ってから知った家族も多かったと思う」と話す。

                ×  ×  ×

 東京消防庁のハイパーレスキュー隊長だった高山幸夫氏(59)も同じ思いだった。「俺の仕事は隊員を無事に家族のもとへ帰すこと」。原発への派遣命令が下った3月18日未明、選抜した32人の隊員の顔を見ながら心に誓った。

 だが、高山氏はこう打ち明ける。「彼らが現場でどんなに頼りになるか知っている。でも原発への派遣には、正体の知れない怖さがあった」

 隊員32人を半分にし、16人は放水、残りの16人は退路を確保するため正門前に待機させた。隊員たちが持つ線量計の警告音が鳴り響いていた。しかし、日本中の期待が掛かっている。結果を出さなければならないというプレッシャーもあった。

 「無事全員生還したから良かったものの、危機的な場面は多々あった。『行け』というのは誰でもできるけれど、指揮官は引き時を心得ていないといけない。正解は何だったのか、今でも考えることがある」。高山氏は今も抱える複雑な思いをこう語った。

                                  

 2号機の危機「東日本壊滅」よぎる 原子炉水位低下、所員ら死を覚悟

 東京電力福島第1原発事故で、最悪の状況を迎えたのはいつだったか。事故現場にいた複数の元所員によると、自衛隊などが原子炉を冷やそうと放水を始めた日の3日前、平成23年3月14日夕だという。

 「私は本当にここだけは一番思い出したくないところです。ここで本当に死んだと思ったんです」

 事故発生時に所長として対応に当たった吉田昌郎氏(25年7月死去)は、政府の事故調査・検証委員会にこう語っている。

  吉田氏が死を覚悟したのは、水素爆発を唯一免れた2号機の危機だった。2号機では非常用冷却装置が稼働しているか誰も分からず、14日正午ごろから原子炉 の水位が下がっているとの情報が吉田氏の耳に入った。ほかでは炉心冷却がかろうじてできていたが、2号機だけが原子炉の圧力を下げられず、冷却用の水が入らない。

  「2号機はこのまま水が入らないでメルト(ダウン=炉心溶融)して、完全に格納容器の圧力をぶち破って燃料が全部出ていってしまう。その分の放射能 が全部外にまき散らされる最悪の事故ですから。われわれのイメージは東日本壊滅ですよ」。吉田氏は切迫した当時の様子を調書に残している。

 「やばい状況になり、親方(吉田氏)から『退避する準備をしておけ』との指示が所員にあったが、ストレートにいうと、死んじゃうんだろうなと思った」

  吉田氏とともに当時、原発内部にいた40代の元所員はこう述懐する。元所員は、部屋にあったホワイトボードに吉田氏から「名前を書いて」と言われたことを 覚えている。必要な人員だけを残す作業だ。ボードに名前を書いた元所員らは限られた人数で事故対応に命をかけて取り組んだ。後に「フクシマ・フィフティー ズ」(福島の50人)と称賛される面々だ。

                             ×  ×  ×

 昨年暮れ、東京・内幸町の東京電力本店で、川村慎一・原子力設備管理部長が、危機を招いた2号機の原子炉圧力を下げるための弁が動かなかったのは、弁を作動させるための「電磁弁」と呼ばれる装置のシール材が高熱で溶けたためだったとする検証結果を公表した。

 シール材はゴム製で耐熱温度は170度。高温・高圧状態では短時間しか耐えられなかったという。川村氏は「注水できず、炉心の損傷が進んでいく状況だった。注水を成功させるためには重要な装置だった」と説明した。

 事故から5年近くもたって、2号機の危機を招いた原因の一部がようやく明らかになった。このシール材は同型の各地の原発にも使われているという。東電だけにとどまらず、過酷事故に対する原発事業者の想定の甘さが浮き彫りにされた。

 東電によると、事故でまだ解明されていないのは、溶け落ちた燃料(デブリ)の位置など約20項目あるという。川村氏は「最優先の課題については結論を得た」としているが、事故を十分に解明できているとは言い難い。

                             ×  ×  ×

 2号機の危機は原発内部の話にとどまらなかった。東電によると、原発から大気中に放出された放射性物質(ヨウ素換算)は90万テラベクレル(テラは1兆)にも上る。

 中でも、放射性物質を周囲に一番多くまき散らしたのは水素爆発を起こした1、3、4号機ではなく、いまも建屋の原形をとどめている2号機ということが分かってきた。福島県飯舘村など北西方向に広がった汚染も、2号機が原因とみられている。

  日本原子力研究開発機構の木村貴海(たかうみ)主任研究員らのグループは、東電の依頼により、1~4号機のタービン建屋で採取された水について、放 射性物質の濃度分析を行った。測定値によると、1、3号機が1リットル当たり16万ベクレル、4号機が22万ベクレルだったが、2号機だけが280万ベク レルと10倍以上の数値を示していた。

 最大の危機に陥った2号機では燃料取り出しのため、建屋の解体に取り組もうとしている。だが、安易 に建屋を解体すると、内部にたまる高濃度の放射性物質が外に拡散し、二次災害を招きかねない状況だ。手探りで進む福島第1原発事故の処理。事故の全容が解 明され、落ち着きを取り戻すのはいつになるだろうか。

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 事件 【犯罪・疑惑・起訴】  2016年02月24日  07:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加