乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

TPP閣僚会合、5月19・20日に 自民対策委員長が見通し

2014-04-30 23:20:30 | 産業・経済・企業・ビジネスニュース
TPP閣僚会合、5月19・20日に 自民対策委員長が見通し

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:TPP閣僚会合、5月19・20日に 自民対策委員長が見通し

 自民党の西川公也・環太平洋経済連携協定(TPP)対策委員長は30日、TPP交渉の閣僚会合について「次回は5月19、20両日にシンガポールで開かれる」との見通しを示した。そのうえで「(日本と米国で関税をなくす交渉を)しっかりと詰めてもらわないといけない」と語り、日米の大筋合意が重要になるとの考えを示した。
 西川氏は4月29日、ベトナムの首都ハノイでブー・フイ・ホアン商工相と会談。30日に帰国後、羽田空港で記者団に語った。閣僚会合の日程はホアン氏が伝えた。西川氏はTPP閣僚会合に先立ち、5月12~15日にベトナムのホーチミンで首席交渉官会合が開かれるとの見通しも示した。
 西川氏はホアン氏と日本の農産品やベトナムの国有企業などお互いの重要項目について協議。「最終的な合意に向けて共同歩調をとっていきたい」と語った。
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 政治 【政策】 2014年04月30日  23:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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民主、非正規雇用の待遇改善へ対策本部設置

2014-04-30 22:13:30 | 就職・非正規雇用・失業・雇用問題
民主、非正規雇用の待遇改善へ対策本部設置

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:民主、非正規雇用の待遇改善へ対策本部設置

 民主党が、派遣や契約社員の待遇改善策を検討する「非正規雇用対策本部」を設置した。
 雇用対策に取り組む姿勢をアピールし、雇用者全体の4割近くを占める非正規雇用者の支持を取り込む狙いがある。
 対策本部は4月16日に発足した。民主党は、派遣社員の無期限派遣を条件付きで認める政府提出の労働者派遣法改正案に「派遣の固定化につながる」と反対姿勢を強めており、対策本部はその一環でもある。
 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【政局】  2014年04月30日  22:13:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【主要金融ニュース】:日銀総裁「躊躇なく調整に変更なし」 会見の主なやりとり

2014-04-30 18:28:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:日銀総裁「躊躇なく調整に変更なし」 会見の主なやりとり

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:日銀総裁「躊躇なく調整に変更なし」 会見の主なやりとり

 日銀の黒田東彦総裁は30日に開いた金融政策決定会合後の記者会見で、物価の見通しについて経済・物価情勢の展望(展望リポート)が示す見通し期間の「中盤頃に2%に達する」との認識を示した。主なやりとりは以下の通り。
 ◎今後景気の先行きリスクが表れるのか、その際の追加緩和は考えているか
 「成長率の見通しは景気回復の後ずれから2014年度は幾分下振れる。物価の予想はおおむね不変だ。(物価上昇率は)14年度から16年度までの見通しの期間の中盤頃に2%に達する。何らかのリスク要因で見通しに変化が生じ、必要になれば躊躇(ちゅうちょ)なく調整を行うという方針に変更はない」
 ◎16年度の見通しは物価上昇率が2.1%。物価上昇が安定的に持続していると受け止めても良いのでは。それまでに政策の見直しが必要になるのでは
 「量的・質的金融緩和はその時点までの実績だけでなく、予想物価上昇率の動向や、そこから先の経済物価がどうなるかをみる必要がある。現時点の見通しでもって出口を考えるのは時期尚早だ」
 ◎物価上昇率が2%となる見通し期間の中盤とは具体的にいつか
 「15年度を中心とする期間だ。具体的にいつ2%に達するかは政策委員の中で見方が若干違うので、中盤頃という幅のある表現にしている。ただ従来の見通しから変わっておらず、後ずれしているわけではない」
 ◎物価は2%への道筋をたどっている。一方で成長率は16年度の1%台前半の見通しだ。これはもっと高めるべきか。
 「実質成長が高い方が望ましいというのはその通り。現に政府も中長期的な成長率を今の1%以下から2%程度に引き上げていくということを成長戦略の大きな柱としている。また民間企業の設備投資は潜在成長率や労働生産性を引き上げる要素になる。注視していきたい」
 ◎債券市場で新発10年物国債の取引が成立しない事態が起きた。量的・質的金融緩和で債券市場が機能不全に陥っているとの見方もあるが見解は
 「債券市場の流動性は常に見ている。特定の日に取引がなかったことはあるが、その前後を見ると大きな取引が行われている。どんどん流動性が低迷している状況にはなっていない。ある特定の日に金利見通しが市場参加者で同じになると取引が行われないこともある。例外的な事情だったと思う」
 ◎消費税引き上げの影響をどうみているか
 「4月の消費税引き上げ後、乗用車や家電などの耐久消費財で相応の反動があるが、おおむね想定の範囲内。小売業界からは反動減が和らいでいるとの声がある。駆け込み需要の影響を受けにくいサービス業では特段変化がないとの声だ。引き上げの経済物価への影響はしっかりとした統計的なデータが必要。ただ現時点では反動減の影響はおおむね想定の範囲内で、消費の基調は維持との見方だ」
 ◎今回の見通しに沿って物価が上がるとすれば、現在0.6%の長期金利も、それなりの上昇を見込むべきなのか
 「展望リポートの中にも示しているが、経済成長あるいは物価上昇への見通しを決める際に、各委員は既に決定している金融政策等を前提に、先行きの見通しは市場の織り込みを前提に作っている。短期金利は期間を通じてゼロが続くことを織り込んでいる。長期金利は市場は見通し期間を通じて低位で推移することを織り込んでいるが、これは市場参加者の物価見通しが展望リポートに比べて低いことが影響している。政策委員は市場の見方を踏まえ、物価見通しの違いも勘案して長期金利の先行きを想定している。単純な回答はいま言った通りだ。それ以上どういう長期金利経路を見通しているかというのは個々に申し上げることはできない」
 ◎成長率は下方修正する一方で物価の見通しは変わっていない。これは潜在成長率がもっと低いということではないのか
 「潜在成長率については、色々な計測方法があって、元から幅を持ってみる必要がある。日銀はゼロ%台半ばとみているが、ゼロ%台の上の方という人もいるし、下の方という人もいる。潜在成長率が現時点でどのくらいかは一概には言えない。ただ潜在成長率は変わらないものではなく、労働力や資本ストックの伸びなどである程度影響される」
 ◎前回の金融政策決定会合後の記者会見では、追加緩和は考えていないとの発言があった。今回そうした発言がないのは考えが変わったせいなのか
 「微妙な質問だ。一貫して物価上昇率2%への道たどっているとはいえ、道半ばでありリスク要因もあるので、毎回の決定会合ごとに十分に点検して調整するということだ」
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  18:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【主要金融ニュース】:日銀総裁、駆け込み需要の反動減「おおむね想定内」

2014-04-30 18:01:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:日銀総裁、駆け込み需要の反動減「おおむね想定内」

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:日銀総裁、駆け込み需要の反動減「おおむね想定内」

 日銀の黒田東彦総裁は30日に開いた金融政策決定会合後の会見で4月の消費増税後の消費動向について「(駆け込み需要の)反動減の状況はおおむね想定内」と述べた。影響は乗用車や家電などの耐久消費財で出ているとの認識を示した。今後については「(企業などからの)ヒアリングを含め利用可能な情報を集めて予断を持たずに点検したい」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  18:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【主要金融ニュース】:日銀総裁「潜在成長率引き上げは成長戦略による」

2014-04-30 17:54:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:日銀総裁「潜在成長率引き上げは成長戦略による」

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:日銀総裁「潜在成長率引き上げは成長戦略による」

 黒田東彦日銀総裁は30日午後に開いた金融政策決定会合後の記者会見で、潜在成長率の引き上げについて「どのように引き上げていくかは基本的には成長戦略や供給力をどう伸ばしていくか、技術革新をどのように促進していくかにかかっている」と語った。
 経済、物価の見通しをまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では2013年度、14年度の実質国内総生産(GDP)成長率を1月時点に比べて下方修正する一方、14年度、15年度の消費者物価指数(CPI)の上昇率は据え置いた。日銀は潜在成長率を0%台半ばと計算しているが、実際はもっと低いのではないかとの質問に答えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  17:54:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【主要金融ニュース】:日銀総裁、国債市場「取引が低迷・停滞している状況にない」

2014-04-30 17:52:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:日銀総裁、国債市場「取引が低迷・停滞している状況にない」

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:日銀総裁、国債市場「取引が低迷・停滞している状況にない」
 日銀の黒田東彦総裁は30日に開いた金融政策決定会合後の会見で国債市場について「特定の日に取引がなかったことはあったが、その前後の日を見ても、非常に大きな取引が行われており、取引が低迷、停滞しているという状況にはなっていない」と述べた。「特定の日に金利見通しが市場参加者の中で同じになると、取引が行われない。(14日に取引がなかったのは)1日の特別な事象だった」と説明した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  17:52:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【主要金融ニュース】:日銀総裁、長期金利見通し「展望リポートの注の通り」 具体的言及せず

2014-04-30 17:48:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:日銀総裁、長期金利見通し「展望リポートの注の通り」 具体的言及せず

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:日銀総裁、長期金利見通し「展望リポートの注の通り」 具体的言及せず

 日銀が30日に開いた金融政策決定会合後の会見のなかで長期金利を巡る質疑で黒田東彦総裁の答えが質問とややかみ合わない場面があった。記者から物価が上がっていくのであれば、長期金利も物価に合わせて上昇するとみるべきなのかと問われたのに対し、総裁は「長期金利うんぬんにつきましては、展望リポートの中でも示されてございますが、経済成長、物価上昇の見通しを決める際、各委員はすでに金融政策等を前提として市場の織り込みを参考にしていると述べている」とややちぐはぐな答えをした。長期金利の見通しは具体的に示さなかった。
 総裁は展望リポートの注書きを引用する形で、「短期金利はゼロ金利が続くことを織り込んでいる。長期金利については市場は見通し期間を通じて低位で推移することを予想している。これは市場参加者の物価見通しが展望リポートに比べ低いことが影響している」とも述べた。その上で「従いまして、単純な回答は今申し上げた通り、これ以上に見通しているか個々に申し上げることはできませんし、委員会としてどういう風に見通しているかということを申し上げるのも不誠実かと思います」と語った。
 物価見通しが民間を上回っている以上、日銀の長期金利見通しも民間を上回っているのかとの問いについても「長期金利については(展望リポートの)注にある通りでありまして、これ以上でもこれ以下でもない」と具体的な言及を避けた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  17:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【主要金融ニュース】:「2%」記述めぐり3委員が反対意見 日銀展望

2014-04-30 17:17:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:「2%」記述めぐり3委員が反対意見 日銀展 ■黒田総裁、会見で説明

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:「2%」記述めぐり3委員が反対意見 日銀展望

 ■黒田総裁、会見で説明
 黒田東彦日銀総裁は30日午後に開いた金融政策決定会合後の記者会見で、2016年度までの経済、物価見通しをまとめた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」に対し、佐藤健裕、木内登英両審議委員から消費者物価の先行きの上昇率の見通しについて「『2%程度に達する可能性が高い』との記述に対する反対意見」があったと説明した。
 さらに「白井さゆり審議委員から2%に達する時期について、見通し期間の終盤にかけて、とする案が提出された」と述べた。いずれも否決されたという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  17:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【主要金融ニュース】:日銀総裁、物価2%上昇達成「15年度を中心とする期間」

2014-04-30 17:14:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:日銀総裁、物価2%上昇達成「15年度を中心とする期間」

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:日銀総裁、物価2%上昇達成「15年度を中心とする期間」

 黒田東彦日銀総裁は30日午後に開いた金融政策決定会合後の記者会見で、足元の景気について「消費税率引き上げの影響による振れを伴いつつも、基調的には緩やかな回復を続けている」との見方を示した。個人消費を中心に駆け込み需要の反動が出ているとしながらも「生産・所得・支出の好循環は持続する」との見通しを示した。その理由として国内需要の堅調さや雇用・所得環境の改善、輸出の緩やかな増加見込みなどを挙げた。
 2016年度までの経済、物価の見通しを示した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では「見通し期間の中盤頃に『物価安定の目標』である2%程度(の上昇)に達する可能性が高い」と記述。黒田総裁は見通し期間の中盤頃とは「15年度を中心とする期間」と説明した。そのうえで「物価安定目標の達成時期が後ずれしていることは全くない」と語り、目標達成時期を14年度の終わりから15年度にかけてとしたこれまでと変わらないと強調した。
 さらに「具体的にいつ2%に達するかは政策委員の中で見方が若干違うので、中盤頃という幅のある表現にしている」と説明した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  17:14:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【主要金融ニュース】:日銀総裁「現時点の見通しで出口を考えるのは時期尚早」

2014-04-30 16:53:30 | 金融・財政ニュース
【主要金融ニュース】:日銀総裁「現時点の見通しで出口を考えるのは時期尚早」 

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主要金融ニュース】:日銀総裁「現時点の見通しで出口を考えるのは時期尚早」

 日銀の黒田東彦総裁は30日に開いた金融政策決定会合後の会見で、「現時点の見通しで(金融緩和からの)出口を考えるのは時期尚早」と述べた。一方で金融政策については2%の物価安定目標に向け、「実現のため必要があればちゅうちょなく調整する」と述べた。
 前回の会合後の会見では、総裁は政策調整の必要性を否定したが、今回は具体的に言及しなかった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  16:53:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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【マーケット千里眼】:日銀、初の「2年連続で物価2%」 緩和の出口論はけん制 

2014-04-30 16:32:30 | 金融・財政ニュース
【マーケット千里眼】:日銀、初の「2年連続で物価2%」 緩和の出口論はけん制 ■編集委員 清水功哉

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【マーケット千里眼】:日銀、初の「2年連続で物価2%」 緩和の出口論はけん制

 ■編集委員 清水功哉
 日銀は30日の金融政策決定会合で経済・物価の情勢展望(展望リポート)をまとめ、2015年度に続き16年度も2%程度の消費者物価上昇率が実現するとの見通しを示した。日本経済は消費増税の悪影響を乗り切るなどとする強気の判断を維持した。「2年連続2%」という予想を出すのは、昨春に量的・質的緩和(通称、異次元緩和)を始めて以降初めて。一方で、これは今の量的・質的緩和政策(通称、異次元緩和)の終了条件である「物価2%の安定的な持続」に該当するとは限らないというのが日銀の考え方で、黒田東彦総裁も会合後の記者会見で「現時点の見通しで緩和の出口の時期を特定するのは時期尚早だ」と語った。
 日銀が強気予想を出す背景にあるのは、人々のインフレ期待を強め、物価に上げ圧力を加えたいという思いだ。ただし、その結果、追加緩和観測が必要以上に後退したり、市場が緩和の出口を意識し始めたりして、長期金利上昇などを招くことも避けなければならない。黒田氏の発言からは、そうした綱渡りのような政策運営の難しさも見て取れる。
 日銀が30日に示した物価見通しを詳しく見ていこう。13年度に前年比0.8%上昇となり、年度ベースでプラスに浮上した消費者物価(消費増税と生鮮食品の価格動向の影響を除く)の変動率について、展望リポートは、14年度1.3%、15年度1.9%、16年度2.1%という大勢見通し中心値を示した。そのロジックはこうだ。
 ■14年秋以降、2%に向けて拡大
 まず14年度。足元で1%台前半の物価上昇率は年度前半にはこの水準で推移し、それ以降2%に向かうと見る。しばらくの間物価のプラス幅が横ばい圏内で推移すると予想するのは、従来物価押し上げの原動力となった円安やエネルギー価格上昇の効果がはく落する一方、需給ギャップ改善やインフレ期待強化は続き、両者が綱引きすると判断しているからだ。14年度後半には前者の要素がなくなるため、物価上昇率は再び拡大を始める。それが人々のインフレ期待をさらに強めるので、15年度に物価上昇率は2%程度に拡大。この水準が16年度まで続くというのが今回示したシナリオだ。
 背景には、日本経済が14年4月の消費増税のショックを乗り切るとともに、思ったように増えなかった輸出も、海外経済のもたつきが解消されることなど、順調な増加に転じるとの判断もある。黒田総裁も「14年度から16年度までの日本経済を展望すると、2回の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要とその反動の影響を受けつつも、基調的には潜在成長率を上回る成長を続けると予想される」と語り、目標とする2%の物価上昇率が2年続けて実現することに自信を示した。
 ※(写真):日本経済は消費増税の悪影響を乗り切るというのが日銀の判断だ
 ■民間エコノミストは「楽観的過ぎる」
 こうした見方について、マーケットでは楽観的すぎるとの見方が多い。ESPフォーキャスト調査でも、民間エコノミストは14、15年度とも1%程度の物価上昇率にとどまると予想している。ただ、日銀の強気見通しには人々のインフレ期待を強めるという政策的な狙いも込められており、民間から批判が出ることは日銀も覚悟のうえだとみられる。仮に民間エコノミストが言うようなリスクが顕在化しそうになれば、日銀はためらうことなく追加緩和を決める考え。30日の会見でも、黒田氏はその点も改めて言明した。
 それとは別に、今回の展望リポートに関して日銀が気にした点がある。15、16年度と2年続けて2%の物価上昇率が続くという見通しを示した結果、市場参加者の視野に緩和の出口が入ってくる可能性もあることである。
 日銀はかねて、異次元緩和について「2%の物価安定目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで継続する」と約束してきた。この文言の解釈について黒田総裁は次のような説明もしてきた。「(足元の)物価上昇率が2%になっていなくても、既に2%の物価安定目標が持続的に維持できる(見通しが立つ)状況になっていれば、それ以上の緩和は必要ないかもしれない」(異次元緩和導入を決めた13年4月4日の記者会見)。
 この説明を踏まえると、今回「2年連続で2%」という見通しを示したことで市場が出口を意識し始めてもおかしくないが、そうなれば、長期金利上昇を通じて株価や景気に悪影響が及びかねない。黒田氏が30日の会見で出口観測をけん制したのも、そんな点を意識したからのようだ。
 ■「重要なのはメカニズム」
 日銀幹部によれば「2%の安定的な持続」が実現したかどうかを判断する際に重要なのは、2%がどの程度続くかの期間ではなく、2%の裏側にあるメカニズムだという。具体的には、人々の予想物価上昇率が2%程度に上がった状態で安定し、需給ギャップがゼロの状態でも物価2%が実現することが必要になるという。今回出た見通しを見る限り、16年度になってもこの条件は満たされない。
 というのも、16年度の実質国内総生産(GDP)成長率予想が1.3%なのに対して、この時期の潜在成長率は、足元(0.5%前後)より高まりそうなものの、なおも1%に満たないというのが日銀の判断とされるためだ。これだと需給ギャップはプラスの領域になり、「需給ギャップゼロでの物価2%」は実現しない。日銀が目指す「景気が良くも悪くもない平均的な状態での物価2%」にならないのだ。従って緩和の出口も視野に入らないことになる。
 とはいえ、一般の人々にはこうした説明が十分に理解されるかどうかについては、不安な部分もあり、引き続き丁寧な説明が求められる。強気の物価予想で人々のインフレ期待を強める一方で、市場が緩和の出口を意識するのはけん制する――。「いいとこ取り」のような金融政策運営には危うさもつきまとうようだ。
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース マーケット 【コラム】 2014年04月30日  16:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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2%目標実現へ「ちゅうちょなく調整」 黒田総裁

2014-04-30 16:08:30 | 金融・財政ニュース
2%目標実現へ「ちゅうちょなく調整」 黒田総裁

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:2%目標実現へ「ちゅうちょなく調整」 黒田総裁

 ◆〈黒田日銀総裁発言のポイント〉
  ・景気「増税の振れ伴うも基調的に緩やかな回復続けている」
  ・「生産・所得・支出の好循環は持続する」
  ・経済先行き「基調的に潜在成長上回る成長続ける」
  ・物価先行き「見通し期間中盤ごろに2%の上昇率を実現」
  ・「佐藤・木内氏、先行き2%程度に達する可能性高いに反対」
  ・2%達成時期に白井氏意見「見通し期間の終盤にかけて」
  ・2%目標「実現のため必要あればちゅうちょなく調整」
  ・「現時点での見通しで出口時期を特定するのは時期尚早」
  ・見通し期間中盤とは「15年度中心とする期間」
  ・「2%達成時期、あとずれしていることはない」
  ・「委員間で若干見方の違いがあり中盤頃という言い方にした」
  ・国債市場「取引が低迷しているという状況にはない」
  ・駆け込み需要の反動減「現時点では影響は想定内」
  ・「潜在成長率を引き上げていくのは成長戦略」
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  16:08:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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黒田日銀総裁 政策決定会合後の会見の主な発言

2014-04-30 16:06:30 | 金融・財政ニュース
黒田日銀総裁 政策決定会合後の会見の主な発言

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:黒田日銀総裁 政策決定会合後の会見の主な発言

 日銀の黒田東彦総裁は金融政策の現状維持を決めると同時に「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」をまとめた30日の金融政策決定会合の終了後に記者会見した。日経QUICKニュース(NQN)が16時までに配信した主な会見関連のフラッシュニュース(見出しだけのニュース)は以下の通り。
 ◆日銀総裁、景気「増税の振れ伴うも基調的に緩やかな回復続けている」
 ◆日銀総裁「生産・所得・支出の好循環は持続する」
 ◆日銀総裁、経済先行き「基調的に潜在成長率上回る成長続ける」
 ◆日銀総裁、物価先行き「見通し期間中盤ごろに2%の上昇率を実現」
 ◆日銀総裁、佐藤・木内両委員「展望リポートの記述に反対」
 ◆日銀総裁「白井委員が展望リポートに反対」物価目標達成の時期で
 ◆日銀総裁、2%目標「実現のため必要あればちゅうちょなく調整」
 ◆日銀総裁「現時点での見通しで出口時期を特定するのは時期尚早」
 ◆日銀総裁、見通し期間中盤とは「15年度中心とする期間」
 ◆日銀総裁「2%達成時期、後ずれしていることはない」
 ◆日銀総裁「委員間で若干見方の違いがあり中盤頃という言い方にした」
 ◆日銀総裁、国債市場「取引が低迷しているという状況にはない」
 〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  16:06:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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日銀総裁、物価2%目標「2015年度ごろ実現」

2014-04-30 15:48:30 | 金融・財政ニュース
日銀総裁、物価2%目標「2015年度ごろ実現」

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:日銀総裁、物価2%目標「2015年度ごろ実現」

 日銀の黒田東彦総裁は30日の金融政策決定会合後の記者会見で、物価の先行きについて「(2015年度を中心とする)見通し期間の中盤ごろに2%の上昇を実現する」と述べ、年2%上昇という物価安定目標を達成できるとの認識を示した。会見に先立って発表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、16年度の消費者物価指数(CPI)上昇率を前年度比2.1%上昇と見通した。経済の先行きについては「基調的には潜在成長率を上回る成長を続ける」と語った。
 ※(写真):記者会見する黒田日銀総裁(30日、日銀本店)
 前回8日の金融政策決定会合後の記者会見から映像での「生中継」ができるようになった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 ◆〈黒田日銀総裁発言のポイント〉
  ・景気「増税の振れ伴うも基調的に緩やかな回復続けている」
  ・「生産・所得・支出の好循環は持続する」
  ・経済先行き「基調的に潜在成長上回る成長続ける」
  ・物価先行き「見通し期間中盤ごろに2%の上昇率を実現」
  ・「佐藤・木内氏、先行き2%程度に達する可能性高いに反対」
  ・2%達成時期に白井氏意見「見通し期間の終盤にかけて」
  ・2%目標「実現のため必要あればちゅうちょなく調整」
  ・「現時点での見通しで出口時期を特定するのは時期尚早」
  ・見通し期間中盤とは「15年度中心とする期間」
  ・「2%達成時期、あとずれしていることはない」
  ・「委員間で若干見方の違いがあり中盤頃という言い方にした」
  ・国債市場「取引が低迷しているという状況にはない」
  ・駆け込み需要の反動減「現時点では影響は想定内」
  ・「潜在成長率を引き上げていくのは成長戦略」
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース 経済 【金融・財政】 2014年04月30日  15:48:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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【国内株概況】:東証大引け、小反発 米株高支え、日銀政策維持で上値抑える

2014-04-30 15:35:30 | 金融・財政ニュース
【国内株概況】:東証大引け、小反発 米株高支え、日銀政策維持で上値抑える

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【国内株概況】:東証大引け、小反発 米株高支え、日銀政策維持で上値抑える

 30日の東京株式市場で日経平均株価は小反発。終値は28日終値比15円88銭(0.11%)高の1万4304円11銭だった。米株式相場が戻り歩調を強めていることで投資家心理が改善。自動車など主力株の割安感が意識され、買いが入った。きょうの金融政策決定会合で、日銀が金融政策の現状維持を決めたことに絡んで短期筋のしかけ的な売りが出て、上値を抑えた。ただ、大方の市場関係者の想定通りで、「取引参加者はヘッジファンドが中心」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦誠一投資ストラテジスト)との声もあり、方向感は定まらなかった。
 ※(写真):日経平均小反発、終値15円高。30日のマーケットの動きを解説(日経CNBC)
 朝方から買いが先行した。28~29日に米ダウ工業株30種平均は続伸し、2日間で173ドル上昇した。日経平均が28日に140円超下げていたことから、自律反発の動きもみられた。ただ、取引時間終了後に経済・物価情勢の展望(展望リポート)の公表や黒田東彦総裁の記者会見を控えており、様子見姿勢も強かった。外国為替市場の円相場が下げ渋ったのも重荷になった。
 市場では「主要企業の3月期決算発表が本格化しているが、保守的な業績見通しの内容が多い。自社株買いや増配などの企業戦略によって個々の銘柄ごとに反応する展開」(丸山俊・BNPパリバ証券日本株チーフストラテジスト)との見方があった。
 JPX日経インデックス400は反発し、28日終値比23.88ポイント(0.23%)高の1万0588.03だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、1.70ポイント(0.15%)高の1162.44だった。
 東証1部の売買代金は概算で1兆9094億円で12営業日連続で活況の目安となる2兆円を下回った。売買高は20億1962万株。東証1部の値上がり銘柄数は753、値下がり銘柄数は919、変わらずは136だった。
 京セラが3.4%高。トヨタ、ホンダ、ソフトバンクが上昇した。コマツは年初来高値を付けた。半面、ヤフーとNECの下落率が5%を超えた。TDKも下落。パナソニックも小幅安となった。
 東証2部株価指数は続落。ラオックス、Jトラスト、石井表記が売られた。半面、エルナー、朝日インテクが買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 元稿:日本経済新聞社 主要ニュース マーケット 【株式】 2014年04月30日  15:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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