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【石原慎太郎 腐敗の13年】:カラス退治に血まなこ 動機は・・・

2016-11-05 07:41:10 | 地方行政、自治・住民自治・議会

【石原慎太郎 腐敗の13年】:カラス退治に血まなこ 動機は「ゴルフ場で頭つつかれた」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【石原慎太郎 腐敗の13年】:カラス退治に血まなこ 動機は「ゴルフ場で頭つつかれた」

 慎太郎が知事時代、大マジメで取り組んだのが「カラス退治」だ。

 その動機は「ゴルフのプレー中、カラスにアイアンを投げつけたら逆襲され頭をつつかれた」という百パーセント個人的なもの。都庁役人は「ほかに優先すべき政策があるのにカラスかよ」と内心バカバカしく思っていたようだが、トップの指令には逆らえず、都庁をあげてカラス退治に総力をあげる異例の事態になった。

石原慎太郎(C)日刊ゲンダイ

             石原慎太郎(C)日刊ゲンダイ

 慎太郎がカラス退治に乗りだしたのは、2001年9月。わざわざ庁内に「カラス対策プロジェクトチーム」を設置。メンバー19人に「命がけでやってくれ!」とゲキを飛ばしている。対策は「捕獲器の設置」と「ゴミ集積場への防鳥ネットの配布」。「捕獲器」は縦3メートル、横4メートル、高さ3メートルという大きなもので、わずか2カ月間で都内に100カ所も設置している。設置には4000万円以上かかり、2002年度には「カラス退治」のために1億6000万円もの税金をつぎ込んでいる。

 さすがに、東京都が総力をあげただけあって、01年に3万6400羽いたカラスは、翌02年は3万5200羽に減り、03年は2万3400羽、慎太郎が知事を退任した12年には1万7900羽まで激減している。

 しかし、本人は飽きてしまったのか、カラスに対する怒りが収まったのか、「カラス対策プロジェクトチーム」はすぐに解散。いま、カラス退治の「捕獲器」の設置は数十カ所に減り、現在、カラス退治にどのくらいの税金を使っているかも、都は公表していない。

 カラスが減ったのも、「捕獲器」の効果よりも、地域住民のゴミ出しマナーが向上したことの方が大きかったようだ。しかも、都内のカラスは減ったが、埼玉や千葉など周辺に散らばっただけの可能性が高いのだ。「日本野鳥の会」の担当者はこう言う。

 「カラスの数が減った最大の理由はエサが減ったことでしょう。ゴミを捨てる住民の意識が高まり、ネットで網掛けする地域も増え、カラスは食べるモノが少なくなった。エサが減れば当然、数は減ります。ただ、山梨県でカラスの数が増えているという調査もあり、東京から周辺地域に居場所を変えただけの可能性もあります」

 「嫌われ者をやっつけることで、喝采を浴びるというのは、慎太郎の昔からのやり方です。大衆の共通の敵を見つけて叩けば、共感を得られ、人気も上がる。カラス退治もその発想でしょう」

 慎太郎にとっては、中国人叩きも、カラス退治と同じ発想なのだろう。(つづく)

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2016年10月20日  15:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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