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【石原慎太郎 腐敗の13年】:「海の森」プロジェクト 東京湾の孤島に・・・

2016-11-09 07:29:30 | 地方行政、自治・住民自治・議会

【石原慎太郎 腐敗の13年】:「海の森」プロジェクト 東京湾の孤島に消える億のムダ金

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【石原慎太郎 腐敗の13年】:「海の森」プロジェクト 東京湾の孤島に消える億のムダ金

 東京湾に浮かぶゴミ山を、皇居に匹敵する広さ88ヘクタールの美しい森に生まれ変わらせる。話題の東京五輪ボート・カヌー会場にその名を冠する「海の森」プロジェクトは、失敗に終わった2016年五輪招致活動の残滓だ。

 06年5月に慎太郎から東京五輪デザイナー総監督を任されたのは建築界の巨匠、安藤忠雄氏(75)。この抜擢に、慎太郎の盟友で同じく建築家の故・黒川紀章氏は「(安藤氏は)仕事がないから石原の周りをウロウロしている」と嫉妬交じりに評した。一時は五輪を任された巨匠が、白紙となった新国立競技場のデザイン選定でミソをつけたのは記憶に新しい。

これまで海の森造成工事に計45億円の税金を投入(C)日刊ゲンダイ

     これまで海の森造成工事に計45億円の税金を投入(C)日刊ゲンダイ

 安藤氏は当時、五輪招致を機に“塩漬け”となっていた臨海部開発を進めたい慎太郎の意をくみ、晴海の埋め立て地をメーン会場とする方針を発表。同時に壮大な都心の緑化計画を打ち出した。

 お台場のさらに沖へと突き出た埋め立て地・中央防波堤に「海の森公園」を造り、海から吹く「風の道」を日比谷公園、皇居、明治神宮、新宿御苑と続く「緑の回廊」に導き、ヒートアイランド現象を抑える――。

 慎太郎は安藤氏に「海の森募金」の「事業委員長」なる肩書を与え、07年から3年間で8億円の目標額を掲げ、植樹のための募金を始めた。

 「企業に募ってもメリットがないためか、断られるケースが多かった。そのため、都の職員にも個人として“1口1000円でいいから”と、半ば募金を強制する始末でした」(都政関係者)

 結局、目標額は5億円に引き下げ、昨年度までに約48万本の植樹活動は終了。これまで都は海の森の造成工事に計45億円の税金を投入し、150万立方メートルもの「盛り土」を施した。安藤氏は当初、「(五輪誘致を目指した)2016年には、立派な森が出来上がる」と語り、今年度に一部開園の予定だったが……。

 「延期となりました。海の森公園内は2020年東京五輪で馬術の仮設会場になる予定で、周辺で海底道路工事も始まります。工事車両が出入りするなど、来場者に安全性や快適な環境を提供できないと判断。少なくとも五輪が終わるまでは開園を見合わせる方針です」(東京都港湾局海上公園課)

 開園後も便の悪さがアダとなる。中央防波堤には、電車や路線バスなどはいまだ整備されず、最寄りの東京メトロ有楽町線「新木場駅」からタクシーで15分。文字通りの「孤島」だ。

 維持管理費だけがムダに膨らみそうだが、森が生い茂る公園の完成予定は約20年後。言い出しっぺの慎太郎や安藤氏は、果たして生きているだろうか。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2016年11月03日  08:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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