乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【日本】:「核の傘」を優先 ■首相「判断、簡単ではない」

2016-10-29 00:40:30 | 防衛省・自衛隊、核兵器・武器

【日本】:「核の傘」を優先 ■首相「判断、簡単ではない」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【日本】:「核の傘」を優先 ■首相「判断、簡単ではない」

 日本は核兵器禁止条約の交渉入り決議案に反対し、核兵器を巡る複雑な立場を露呈した。唯一の戦争被爆国として「核なき世界」を訴える一方、米国の「核の傘」に守られる矛盾を抱えるからだ。

 「今回の判断は簡単ではなかった」。安倍晋三首相は28日の国会審議で決議案への対応を振り返った。菅義偉官房長官は記者会見で米英仏ロ中の核保有国が賛成しなかったことに触れ「このようなアプローチでは核兵器国と非核兵器国の亀裂をさらに深める」と語った。

 日本は8月の国連作業部会では同条約の交渉開始を勧告する報告書採択を棄権したが、今回は態度を明確にした。岸田文雄外相は記者会見で決議案を巡る米国との連携について「意思疎通は図っていた」と語った。

 日本の安全保障は日米同盟を基軸とする。北朝鮮への対応は米国の核兵器使用を含む「拡大抑止」の考えで臨んでいる。中国も軍拡を進めており、急進的な核兵器の禁止は日本の安保体制に影響しかねない。

 一方、日本は今回、核兵器の廃絶を求める決議案を23年連続で提出し、採択された。決議は米英仏ロ中の5カ国以外が核を保有することを禁じた核拡散防止条約(NPT)体制の重要性を確認し、北朝鮮の核実験を非難する内容。しかし決議に法的拘束力はなく、発効すれば拘束力を持つ条約とは重みが違う。

 日本は来年3月から始まる条約の交渉には参加する方針だ。岸田氏は「現実的で実践的な取り組みをしなければいけない」と強調する。核兵器国と非核兵器国の橋渡し役となり歩み寄りを促す考えだが、交渉入りに反対した日本がどこまで説得力を持てるかは不透明だ。

 元稿:日本経済新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・国連・国連総会で軍縮を話し合う第1委員会】  2016年10月29日  02:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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