乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【社説】:知事選投票日 1票で自らの意思示そう

2016-10-16 09:02:40 | 選挙(衆院・参院・地方首長・議会)

【社説】:知事選投票日 1票で自らの意思示そう

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:知事選投票日 1票で自らの意思示そう

 12年ぶりに新潟県の新しいかじ取り役を選ぶ知事選は16日、投開票日を迎えた。

 多くの課題に直面する県の未来を誰に託すのか。投票所に足を運び、自らの意思を示したい。

 立候補しているのは、いずれも無所属新人で、元団体職員の三村誉一氏、前長岡市長の森民夫氏、医師の米山隆一氏、行政書士の後藤浩昌氏の4人だ。

 このうち森氏は自民、公明両党、米山氏は共産、自由(旧生活)、社民の3党から推薦を受け、激しい選挙戦を繰り広げてきた。

 終盤に入って与野党の幹部が相次いで本県入りするなど、さながら国政選挙での与野党対決の様相となった。

 焦点の一つは、原子力規制委員会で6、7号機の審査が進んでいる東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題である。

 新潟日報社が今月実施した世論調査で、柏崎刈羽原発の再稼働に「反対」「どちらかといえば反対」とした回答は合わせて6割を超え、賛成を大きく上回った。

 審査を通れば、新知事は再稼働を認めるかどうかの判断を迫られることになる。

 東電は福島第1原発事故を起こした当事者であり、柏崎刈羽は福島と同じ沸騰水型軽水炉だ。

 知事の判断は、本県にとどまらず、国のエネルギー政策の今後を左右すると言っていい。

 焦点は原発問題への対応にとどまらない。

 世調で新知事に取り組んでほしい政策を尋ねたところ「医療・介護・福祉」、「景気・雇用対策」との回答が原発を上回ったのはその表れとみていい。

 人口減少、中でも若者の県外流出は深刻だ。2015年度に県内の大学・短大を卒業し就職した人のうち、4割が県外に出た。

 工場立地は伸び悩んでいる。県内企業が大半な上、既存施設の増設などにとどまるケースが多く、全国トップクラスだったかつての勢いはない。産業振興は喫緊の課題と言っていい。

 環太平洋連携協定(TPP)の発効に備え、農業の基盤をいかに強くしていくかも問われる。

 さらに、子育て支援や教育環境の充実、医師・看護師らの確保、拠点化をどう進めるかなど課題は山積している。

 注目したいのは、今回の知事選は新しいリーダーを選ぶと同時に、泉田県政3期12年の評価も問われていることだ。

 有権者には、各候補の訴えを見極める選択眼が求められていると言えよう。

 今年から新たに有権者となった18、19歳は初の知事選となる。7月の参院選では、18歳、19歳とも全国平均を下回った。

 残念なのは、世調での知事選への関心度が、若い世代になるほど低くなっていることだ。

 16日は長岡市長選の投開票日でもある。棄権は自らの将来を白紙委任することにほかならない。

 どういった未来図が望ましいのか。どんな古里であってほしいのか。針路を選択するのは有権者である私たち一人一人だ。

 元稿:新潟日報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2016年10月16日  01:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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