乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【中国という猛毒】:★(4)北と密接の美人経営者の背景 核開発や・・・

2016-11-19 15:11:40 | 外交・中国・台湾・尖閣国有化

【中国という猛毒】:★(4)北と密接の美人経営者の背景 核開発や兵器の関連物資を密売

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【中国という猛毒】:★(4)北と密接の美人経営者の背景 核開発や兵器の関連物資を密売

 ★(4)

 米中当局が「北朝鮮の核開発を支援」「国際制裁の回避努力を支援」などの疑いで、中国遼寧省丹東市の「鴻祥実業発展」(以下、鴻祥)と、女性創業者の馬暁紅会長ら幹部を捜査中で、鴻祥と馬会長ら関係者の資産を凍結したことが9月下旬に報じられた。

北朝鮮・豊渓里の核実験施設(エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供=ロイター)

  北朝鮮・豊渓里の核実験施設(エアバス・ディフェンス・アンド・スペース/38ノース提供=ロイター)

馬会長の役割とは

            馬会長の役割とは

 米議会下院は今年、北朝鮮と取引する中国企業への制裁などを盛り込む制裁強化法を可決させた。その流れで、米国側から中国当局に疑惑の証拠が提示された(=中国当局は9月中旬に馬会長を拘束、米司法省は同月末、刑事訴追した)。

 鴻祥は北朝鮮との国境に位置する丹東市の「100強企業」でも、最有力企業の1社。馬会長は全国人民代表大会(国会)の代表メンバー(辞任)で、「丹東一の富豪女性」の称号まで持つ、40代の美人経営者だった。

 北朝鮮に核開発や兵器の関連物資を大量に密売していたのが女ボスとは、まるで英スパイ映画「007」のようだ。

 「中共中央対外連絡部所属の工作員」との噂もある彼女は、中国の複数メディアによると、庶民家庭の出身で、丹東市内のショッピングモールで働いた後、中朝貿易に関わり、2000年に資本金1・9億元(約29億7250万円)で鴻祥を創業したという。

 そして、北朝鮮との合弁による服飾工場の経営や鉱山、石炭、鉄、非鉄金属の採掘、重油の販売など、北朝鮮ビジネスを幅広く手掛けていく。

 さらに、瀋陽市内に建つ北朝鮮系の4つ星ホテル「七宝山飯店」の運営管理や、丹東市の北朝鮮レストラン「柳京食堂」の経営、地理データやメガデータ処理関連企業、旅行社などの会長や幹部の肩書も持っていた。

 「やり手」の女ボスの北朝鮮側パートナーが誰なのか、常に秘密だったことから、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の叔父、張成沢(チャン・ソンテク)氏との密接な関係もささやかれてきた。だが、張氏が国家転覆陰謀罪で処刑された後も、業績は早々にリカバリーしている。

 「鴻祥は、北朝鮮に拠点がある朝鮮光鮮(クァンソン)銀行のダミー企業」と報じたメディアもある。いずれにしても、北朝鮮利権を長期にわたり掌握してきた江沢民派と人民解放軍の北部戦区(旧瀋陽軍区)の後押しがあった可能性は高い。

 ちなみに、中国の核ミサイル戦力が飛躍的に強化されたのは、クリントン大統領時代の1990年代だった。クリントン政権の中枢は、「中国の軍拡政策に反対すべきではない」との考えで、軍事目的に転用できるハイテク技術の売却にも積極的だったとされる。

 しかも北朝鮮が核兵器用の濃縮ウランの秘密生産を開始し、テポドン1号を発射させたのもクリントン時代だった…。

 北朝鮮による核・ミサイル開発の脅威が増すなか、江派は目下、米国にとっても“粛清”の対象なのか?

 ■河添恵子(かわそえ・けいこ) 

 ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。著書に『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(産経新聞出版)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社)、共著に『「歴史戦」はオンナの闘い』(PHP研究所)など。

 元稿:夕刊フジ 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース】  2016年11月18日  15:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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