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【トランプの米国】:(上) TPP否定「貿易は2国間で」

2016-11-19 06:14:20 | 政治・政策・行政・政局ニュース

【トランプの米国】:(上) TPP否定「貿易は2国間で」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【トランプの米国】:(上) TPP否定「貿易は2国間で」

 米大統領選で共和党の不動産王ドナルド・トランプ氏(70)が勝利した。勝利宣言で国際社会に向け「われわれは常に米国の利益を第一とする」と「自国第一主義」を表明したリーダーが率いる超大国に、日本と世界はどう向き合っていくのか。

 ◆重要閣僚候補のブレーン語る

 【ワシントン=石川智規】ドナルド・トランプ米次期大統領が、同氏の外交アドバイザーのマイケル・フリン元国防情報局長を国防長官や大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に起用することを検討していることが10日分かった。複数の米メディアが報じた。

 米大統領選まで一カ月を切った十月中旬。トランプ氏の外交アドバイザーを務めるマイケル・フリン米国防情報局(DIA)元局長の姿が東京にあった。来日の目的は日本政界関係者との意見交換。菅義偉(すがよしひで)官房長官や与野党の国会議員らと精力的に会談を重ねた。

 「TPP(環太平洋連携協定)が良いとか、悪いとかではない。トランプ氏は貿易交渉は二国間でやるべきで、多国間協定はだめだと言っている」

 フリン氏は、共和党にパイプを持つ民進党の長島昭久元防衛副大臣との会談で言い切った。フリン氏は、トランプ政権で要職就任が有力視され、発言は重い。大統領選で過激な言動を繰り返したトランプ氏の姿勢は「大統領に就任すれば変わる」とも語っているが、フリン氏の言葉通りならTPPの発効は見通せない。

 安倍政権はTPPをアベノミクスの柱と位置付け、安全保障上の意義も大きいと強調。経済、軍事面の双方で台頭する中国を、日米主導のルールに組み込んでいくと説明していた。だが、トランプ氏の登場で論理は崩れようとしている。

 トランプ氏は、日米安全保障条約に基づく日米同盟の見直しにも言及。「巨額の経費を費やす余裕はない」と、日本が在日米軍の駐留経費負担を大幅に増やさなければ、撤退もあり得るとの考えを示したこともある。フリン氏は来日時、与野党議員が同席した会合で「米国の安保政策は変わらない」と伝える一方「むちゃくちゃにはしないが、継続ではなく新しいものをつくりたい」と説明した。

 安倍政権は昨年、安全保障関連法を成立させるなど、米国との軍事的な連携強化を進めてきた。「新しいもの」の具体像は見えないが、安保条約を「不公平だ」と指摘するトランプ氏が日本の予想を上回る軍事協力を求めてこないとも限らない。

 安倍政権はトランプ氏周辺との関係づくりに全力を挙げ、日本の立場への理解を求めていく方針。だが、大統領選でのトランプ氏勝利の報に、政府高官から「どうやって連絡を取ればいいのか」との声が上がったほど、パイプは細い。これまで頼ってきた「ジャパン・ハンドラー」と呼ばれる米知日派のほとんどが「反トランプ」に回ったためだ。日本政界ではフリン氏以外の具体名は聞こえてこない。安倍晋三首相が早くもトランプ氏に会談を要請したり、首相補佐官の米国派遣を決めたりと慌ただしい動きが、政権が受けた衝撃の大きさを物語っている。 (金杉貴雄)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・外交・米国・トランプ新政権】  2016年11月11日  07:06:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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