乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【東京都】:小池知事、石原慎太郎氏のヒアリング拒否に直接対決へ

2016-10-12 15:06:50 | 地方行政、自治・住民自治・議会

【東京都】:小池知事、石原慎太郎氏のヒアリング拒否に直接対決へ 豊洲疑惑に百条委員会の設置も

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【東京都】:小池知事、石原慎太郎氏のヒアリング拒否に直接対決へ 豊洲疑惑に百条委員会の設置も

 石原慎太郎元都知事が、豊洲新市場(江東区)の「盛り土」未実施問題について、都の調査要請を拒否したことが分かった。当時の最高責任者として協力姿勢を示していたが、地下空間の隠蔽や総事業費の膨張など、都民の信頼を裏切った疑惑にフタをするつもりなのか。小池百合子知事は行政監察の手続きなどで独自解明を進めるが、都議会でも、石原氏らへの参考人招致や百条委員会に乗り出す可能性が出てきた。

石原慎太郎氏は協力を拒むが、追及の手は緩めない小池都知事(写真)

  石原慎太郎氏は協力を拒むが、追及の手は緩めない小池都知事(写真)

石原慎太郎氏(写真)は協力を拒むが、追及の手は緩めない小池都知事

  石原慎太郎氏(写真)は協力を拒むが、追及の手は緩めない小池都知事

 「(豊洲の担当部局である)中央卸売市場の体制を刷新し、退職者も含めて『懲戒処分』などの、しかるべき対応をとっていく」

 小池氏は5日の都議会一般質問で、豊洲の「盛り土」問題について問われ、こう明言した。「東京大改革」「都政刷新」を掲げる以上、「不正や悪を許さない」姿勢は当然であり、都民も拍手喝采するはずだ。

 こうしたなか、信じ難いニュースが飛び込んできた。

 豊洲の土壌汚染対策が進められていた当時の知事である石原氏が、都の調査要請に「協力できない」と伝えてきたのだ。「公開の場でのヒアリング」という条件に難色を示し、小池氏と単独での面談を求めたという。都民に隠さざるを得ない秘密でもあるのか。

 それにしても、「豊洲の闇」は深い。建設工事の基本設計が発注された2011年3月には地下空間に関する記載はなかったが、同年6月に完成した基本設計は地下空間を設けることになっていた。

 小池氏が先月30日に公表した、都の「自己検証報告書」には、中央卸売市場が08年10月から13年2月にかけ、段階的に盛り土をしない方針を決定した-などと記されていた。身内のかばい合いのためか、「いつ」「誰が」「何を決めたか」は不明で、小池氏は「十分ではない!」と強い不満を明らかにした。

 膨れ上がった総事業費や談合疑惑も焦点だ。

 当初、豊洲の総事業費は11年2月時点で3926億円だったが、15年3月には5884億円にまで膨らんだ。中でも、建設費は990億円から3倍近い2752億円にまで増えている。

 同市場のメーン施設である「青果棟」「水産仲卸売場棟」「水産卸売場棟」の建設工事の再入札は、13年12月に行われた。各工事の入札には1つの共同企業体(JV)しか参加せず、平均落札率は99・9%で、談合疑惑が指摘されている。

 小池氏は独自調査を進めるとともに、内部告発を促す「公益通報制度」の導入を進めている。

 都議会が6日午後に開く経済・港湾委員会でも、これらの疑惑が厳しく追及されそうだ。

 都政事情に精通する政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「豊洲新市場の『盛り土』未実施が決まった時期は、石原氏の3期目(07年~11年)にあたる。石原氏は当時、自身が公約に掲げ、都が出資して開業した新銀行東京の不良債権問題で追い込まれていた。これに、豊洲新市場の盛り土問題が重なり、不明朗な『政治判断』が行われたようだ」という。

 新銀行東京の経営再建のため、都は400億円を追加出資した。同時期、約670億円と見込まれていた豊洲の汚染対策費が約1000億円にまで膨れる試算が上がってきたという。

 一連の疑惑を解明するためには、都の幹部・職員だけでなく、石原氏など、豊洲移転に絡んだ関係者の参考人招致などが必要となりそうだ。

 すでに、共産党は、当時の最高責任者である石原氏を筆頭に、土地取得交渉を担当した浜渦武生元副知事、市場関係担当の佐藤広元副知事や、歴代の市場長らの名前を記載した「参考人招致要求名簿」を9月27日の委員会理事会に提出している。

 「いつ、誰が盛り土をしないことなどを決めたか解明しないと前に進めない。徹底的に真相を解明する立場でやりたい」(共産党都議)

 参考人招致で終わりではない。共産党は強い調査権限を持ち、偽証に罰則も適用されるなど、地方議会の「伝家の宝刀」といわれる「百条委員会の設置」を求めていく方針という。

 ただ、参考人招致にしても、百条委員会設置にしても、都議会(定数127)の半数近い60人の都議を抱え、「都議会のドン」こと内田茂都議が率いる最大会派・都議会自民党の賛成が不可欠となる。

 都議会自民党は現時点で「(経済・港湾)委員会で都の説明を聞いてから判断すべきだ」という姿勢という。だが、豊洲移転はそもそも、都議会自民党が石原都政時代から連携して進めてきた目玉事業である。

 前出の鈴木氏は「豊洲の闇を解明するには、『都議会の調査』と『小池氏の調査』の2つのルートがある。都議会は今後、参考人招致や百条委員会が想定されるが、世論の批判などを受けて都議会自民党がどう判断するかだろう。小池氏はすでに、大きな疑惑の構図は把握しているはずだ。10月中にも、小池氏と石原氏の直接対決が行われるのではないか。ここで、石原氏が何を語るのか。最大の焦点だ」と語っている。

 元稿:夕刊フジ 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース】  2016年10月07日  15:05:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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