乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【日報抄】:福島の県立図書館を訪ねたのは、原発事故から1年余の・・・

2016-10-17 08:30:40 | 電力需給・原子力発電所再稼働問題

【日報抄】:福島の県立図書館を訪ねたのは、原発事故から1年余のことだった。

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【日報抄】:福島の県立図書館を訪ねたのは、原発事故から1年余のことだった。

 まだ復旧工事の足場が組まれていた。職員は原発をめぐる資料をかき集めていた。チェルノブイリ事故の検証図書から過去の議会議事録、住民の避難訓練記録まで

 ▼3・11以前にさかのぼって考えたい、「想定外」で済ませたくない。そういった住民感情に応えようと懸命だった。「ネット検索では見えない、あるいは下層に隠れてしまう情報まで提供する」。職員の言葉が、いまも頭で反響することがある。図書館は原発資料の棚を地味な場所に移せる日を願っていた。かなう日は見通せない

 ▼本県が原発と向き合って、半世紀近くになる。1969年、東京電力が柏崎刈羽地区への原発設置を発表した。翌年の知事選の紙面を開くと、候補2人の県民への約束が載っている

 ▼農業振興、福祉県の建設、県民参加の仕組み作り…。公約を目で追っても、「原発」の2文字は見当たらない。安全神話がまかり通っていたのだろう

 ▼今回の知事選は、一県の枠を超えていた。東京から福島から、視線が注がれた。これが立地県の宿命なのか。キーワードは「検証」だった。やみくもに安全神話が再構築されようとしていないか。そんな懸念が、17日間の攻防を生んだ

 ▼米山隆一氏が激戦を制し、知事に就く。原発への「不安」が積み上がった結果といえる。柏崎刈羽の再稼働を急ぐ東京電力と民意をくみ取れなかった政権は、どう受け止めるか。重い問いと向き合うことになる。

 元稿:新潟日報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【日報抄】  2016年10月17日  08:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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