乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【社説】:衆院補選あす告示 「コップの嵐」で済ますな

2016-10-10 10:45:50 | 選挙(衆院・参院・地方首長・議会)

【社説】:衆院補選あす告示 「コップの嵐」で済ますな

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:衆院補選あす告示 「コップの嵐」で済ますな

 衆院福岡6区、東京10区の補欠選挙があす告示される。福岡6区は保守分裂、東京10区は先の都知事選の「後遺症」と政局的な話題が先行するが、国政の在り方や国民生活に直結する政策課題は山積している。国会での論戦と合わせ、23日の投票日に向けて政策論議を深める機会としたい。

 7月の参院選などを経て衆参両院で自民党が単独過半数を占め、安倍晋三政権での憲法改正に前向きとされる「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2の議席を上回った。そうした政治状況で迎える初の国政選挙である。

 一段と勢力を強めた巨大与党は何を目指すのか。4党共闘で挑む野党はどう巻き返しを図るか。とりわけ蓮舫新体制となった野党第1党の民進党は「提案型」として何を具体的に訴えるのか。論戦のテーマには事欠かない。

 「アベノミクス」の効果は地方や中小企業に及ぶのか。消費税増税の再延期で社会保障財源はどうするのか。財政健全化は実現できるか。環太平洋連携協定(TPP)は国内産業や国民生活にどう影響するのか‐個別の政策課題も多岐に及ぶ。

 首相が執念を燃やす憲法改正を含めて、選挙戦で候補者や政党幹部から直接聞きたい。ところが、前哨戦で最大の焦点となったのは自民党の公認を巡る政争だ。

 福岡6区は党幹部を巻き込んだ公認争いが決着せず、ともに無所属で立候補して、いずれかが当選すれば追加公認するという。

 東京10区は都知事選で党の方針に反して小池百合子氏を応援した比例代表の衆院議員のくら替えを認めて公認した。小池知事の人気を考慮したのだろうが、苦杯をなめた党内には不満もくすぶる。

 だがいずれも、一般の国民には無縁の「コップの中の嵐」にすぎない。「1強自民」の内紛劇に押されるかのように、野党の存在感が希薄なのも気に掛かる。

 補選とはいえ、民意を問う国政選挙である。候補者や政党は真正面から政策論争に臨み、有権者に判断材料を提供してもらいたい。=2016/10/10付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2016年10月10日  10:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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