乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【石原慎太郎 腐敗の13年】:アジア大都市ネットワーク21 “大風呂敷事業”

2016-11-27 07:14:20 | 地方行政、自治・住民自治・議会

【石原慎太郎 腐敗の13年】:アジア大都市ネットワーク21 “大風呂敷事業”に消えた都税

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【石原慎太郎 腐敗の13年】:アジア大都市ネットワーク21 “大風呂敷事業”に消えた都税

 今年5月19日。東京・千代田区の「日本外国特派員協会」で会見した慎太郎は「中国を崩壊させるために、中国共産党幹部の堕落を積極的に(中国国民に)伝える必要がある」と持論を展開。これに対し、香港フェニックステレビ記者が「なぜ崩壊させなくてはいけないのか」と問うと、慎太郎は薄ら笑いを浮かべてこう言った。

「日本外国特派員協会」で会見で持論を展開/(C)日刊ゲンダイ

   「日本外国特派員協会」で会見で持論を展開/(C)日刊ゲンダイ

 「嫌いだから。あの国が」

 「三国人」発言に象徴される通り、慎太郎の異常な「嫌中」「アジア蔑視」は知られているが、意外なことに知事1期目は「アジアの繁栄と発展」を目指していた。01年に自ら音頭を取り、「アジア大都市ネットワーク21」(ANMC21)を発足させたのだ。

 2001年10月に都内で開かれたANMC21の初会合には、東京、デリー、クアラルンプール、ソウル、北京、シンガポールなどアジアの計12都市(今は13都市)が参加し、「経済交流促進のプラットフォーム」「危機管理ネットワーク」など15事業を掲げてスタート。しかし、事業規模はどんどん縮小し、毎年開かれていた各都市持ち回りの総会も14年9月以来、「休止」したままとなった。

 「石原さんは国に代わって、積極的に都市外交を引っ張ろうと考えていたようだ。しかし、しょせん都は国ではない。二元外交にもなるし、できることは限られていた。鳴り物入りで始まったものの、目立った成果を出せず、各都市の熱も冷めていった。総会を台北で開くことに反発した北京が05年に脱退したのも痛かった。アジア各国にとって一番取り込みたかったマーケットが消えたのですから」(都庁関係者)

 「画餅に帰す」とはまさにこのこと。中でも慎太郎が熱心だった事業が「中小型ジェット旅客機の開発促進」だった。〈アジアの航空需要に対応するため、アジア独自の中小型ジェット旅客機の開発を促進する〉のが目的で、慎太郎は航空会社やメーカーに「造ったら」と盛んにハッパを掛けたが、数千億円の開発費用を都はもちろん、メーカーも捻出できるハズがない。結局、何ら進展なく「終了」となった。

 都がANMC21に投じた費用は会議などを含めて20億円以上といわれるが、窓口の都外務部によると「事業は各部局にまたがって行われたため、総額の正確な金額は分からない」(担当者)のが実情だ。かくして慎太郎が思い付きでブチ上げた「大風呂敷事業」に巨額の都税が消えたのだ。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2016年11月05日  07:45:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。  

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