乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

年17万円負担増も 「106万円の壁」が阻む女性の社会進出

2016-10-14 07:14:40 | 【女性の活躍を推進、女性が輝く社会】:

年17万円負担増も 「106万円の壁」が阻む女性の社会進出

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:年17万円負担増も 「106万円の壁」が阻む女性の社会進出

 「女性が輝く社会」などと言って「配偶者控除の廃止」をゴリ押ししようとしてきた安倍政権が一転、見送りを決めた。サラリーマン世帯に年間6000億円もの増税を強いる隠れた魂胆が主婦に見透かされ、万が一、解散となれば大敗しかねないからだ。
主婦はもっと怒ったほうがいい(C)日刊ゲンダイ

       主婦はもっと怒ったほうがいい(C)日刊ゲンダイ


 しかし、政府は増税を先送りしただけで決して諦めていない。それどころか、今月から新たな負担増をパート主婦に強いている。「106万円の壁」だ。これまで「130万円以上」だった年金など社会保険料の負担が発生する年収要件を一気に引き下げた。

 「“従業員501人以上の会社”など一定の条件がありますが、年収106万円以上のパート主婦は、先月まで免除されていた年金保険料と健康保険料あわせて毎月1万3000円を新たに負担することになる。40歳以上は介護保険料も引かれ、年間約17万円も手取り額が減る計算になります。妻が扶養家族から外れることで夫の家族手当もなくなり、世帯年収が激減する家庭も増えそうです」(ファイナンシャルプランナー)

 今のところ、主な“ターゲット”は大手スーパーや銀行の窓口のパート。政府はすでに条件の幅を広げることを検討しており、数年内に中小企業にも「106万円の壁」が適用される可能性が高い。デメリットは手取り収入が減ることだけではない。

 ■企業は雇用を抑制

 「社会保険料は労使折半が基本。パート主婦が手取りを減らしたくないのと同様に、雇用する側の企業も社会保険料のために新たな負担を増やしたくありません。パートの年収が106万円を超えないように調整しようとするはずです。長時間働いてお金を稼ぎたくても、働かせてもらえないパート主婦が増えるかもしれません。安倍政権は『女性の社会進出を進める』と言っていますが、真逆の結果になる可能性があります」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)

 政府は「106万円」という金額も段階的にさらに引き下げようと考えているようだから、ますます雇用が不安定になる。

 「政府は『将来もらえる年金額が増える』などとメリットを強調しますが、多くのパート主婦は将来の年金より、子供の教育費など“今の現金”が必要で働いています。強制的に日本の社会保障を支える歯車にさせられるのはまっぴらゴメンという人が圧倒的だと思います」(荻原博子氏)

 これで配偶者控除が廃止されたら、サラリーマンの家計はメチャクチャだ。安倍政権の聞こえのいいフレーズにだまされ続けてはいけない。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 社会 【話題】  2016年10月14日  07:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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