乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【日本の解き方】:「小池新党」への期待と現実 4年後の国政復帰狙うなら・・・

2016-11-05 08:15:50 | 政党・地域政党・政治団体他

【日本の解き方】:「小池新党」への期待と現実 4年後の国政復帰狙うなら最小限度の政治勢力結集か

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:「小池新党」への期待と現実 4年後の国政復帰狙うなら最小限度の政治勢力結集か

  小池百合子東京都知事が塾長を務める政治塾「希望の塾」がスタートした。4827人の応募者の中から2902人が入塾したという。

 政治家は集客力が重要な尺度なので、この数字はとても大きいが、小池氏はしっかりと自身のツイッターで明示している。

 開講式を地元の豊島区東池袋にある帝京平成大学で行ったこともさりげなくアピールし、地元民の心をつかむことも怠っていない。しかも、受講生の4割が女性というポイントも外していない。小池氏の発信力の高さが表れている。

小池百合子政経塾「希望の塾」開塾式で、あいさつする小池百合子都知事=10月30日、東京都豊島区の帝京平成大学(宮崎瑞穂撮影)

  小池百合子政経塾「希望の塾」開塾式で、あいさつする小池百合子都知事=10月30日、東京都豊島区の帝京平成大学(宮崎瑞穂撮影)

 塾の講義内容としては、「都政改革」に関する具体的テーマのほか、「基礎学習」として地方自治制度、財政・税、待機児童、福祉・医療、議会・選挙制度などとされている。

 講義は各回2時間程度で全6回。ちなみに受講料は、一般男性が5万円、女性応援特別価格として4万円だという。受講生の4割が女性、残りが一般男性とすれば、収入は1億3000万円程度で、経費を差し引いても1億円以上の収益になるのではないか。

 小池都知事は政治塾の意義付けについて、「政治を学びたい人の受け皿で、それ以上でもそれ以下でもない」としているが、「小池新党」への布石ではないかとの報道もある。

 政治塾は政治家養成所である半面、主催側にとっては宣伝と人材集め、金集めの道具でもある。一般的に、政治家になるためには、いわゆる「地盤」「看板」「カバン」の三バンが必要だといわれる。地盤とは選挙区での後援組織、看板とは知名度、カバンとは選挙資金のことである。

 二世議員、タレント、官僚出身者は、この3つが完璧ではないとしても比較的そろっているので、政治塾に来なくても、政治家になれることがしばしばだ。しかし、こうした三バンのない人が政治家を志望するときには、政治塾に来ることが多い。

 政治塾に来たとしても、そのうち実際に選挙で使えそうな人は1、2%程度ではないか。政治家志望ではなく、単に主催者である政治家のファンで、後援会と同じノリで来る人も少なくない。とはいえ、小池塾に5000人近くの応募者があったという事実は、他の政治家にとっては脅威であろう。

 一方で、報道であおり立てるような「小池新党」の実現はそう簡単ではない。

 小池都知事は、もともと安全保障や外交が得意分野で、自民党総裁選にも立候補するなど国政志向が強かったが、自民党内での居場所がなくなったので、都知事に捨て身の転身を図ったという経緯がある。

 都知事を1期4年やって国政に復帰し、首相を狙うというのが基本路線であろう。小池氏は今でも自民党員であり、新党結成という反党行為もできないはずだ。

 都政をうまくやるためには、来年の都議選で小池都政の応援団を作る必要があるが、まず自民と公明党の都議に協力を要請し、従わない場合に「刺客」候補を出すことになる。そのために、自民党に対する反党行為にならない程度に最小限度の政治勢力を結集させていくというのが現実的だ。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

 元稿:夕刊フジ 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース】  2016年11月05日  08:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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