乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【社説】:知事選告示 新潟の未来図をどう語る

2016-10-16 09:02:30 | 選挙(衆院・参院・地方首長・議会)

【社説】:知事選告示 新潟の未来図をどう語る

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:知事選告示 新潟の未来図をどう語る

 任期満了に伴う県知事選が29日、告示された。投票は10月16日で即日開票される。

 知事選には、無所属新人4人が立候補を届け出た。新人同士が激突する知事選は、現職の泉田裕彦氏が初当選した2004年以来、12年ぶりとなる。

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題や人口減への対応など、大きな課題を抱えた中での選挙戦だ。

 3期12年にわたった泉田県政をどう評価するのか。

 高齢化や経済格差の拡大で地方の地盤沈下が進む中、本県の将来像をどう描くのか。

 新潟の明日を担うための政策論争を大いに展開してほしい。

 新有権者の18歳、19歳にとっては今回が初の知事選になる。

 若者の県外流出は本県の大きな課題だ。候補者は、若い世代が新潟に住み続けたいと思えるようなビジョンを示してほしい。

 選挙戦に挑むのは、元団体職員の三村誉一氏、前長岡市長の森民夫氏、医師の米山隆一氏、行政書士の後藤浩昌氏という顔ぶれだ。

 4選出馬を表明していた泉田知事が8月末にこれを撤回したことで、選挙構図は一変した。

 選挙戦は与党の自民、公明両党が支持する森氏と共産、生活、社民の野党3党が推す米山氏との戦いが軸となるとみられている。

 7月の参院選では、野党第1党の民進党も野党共闘に参加して森裕子氏を当選させた。だが今回、民進は自主投票だ。連合新潟は森民夫氏を支持している。

 知事選は政党選挙とイコールではない。とはいえ、この与野党対決の枠組みが選挙戦にどう影響するかは、焦点の一つだろう。

 全国的に注目を集めるのが、柏崎刈羽原発の再稼働問題だ。

 次の知事は再稼働への判断を迫られる可能性がある。その対応いかんでは、各地の原発再稼働にも影響を与えかねない。

 森氏は県民の安全確保を最優先課題とし、原子力規制委員会の結論を厳しく検証するという。

 米山氏は再稼働に慎重な姿勢を前面に押し出し、泉田知事の路線を継承するとしている。

 原発立地県の県民として、将来的に原発とどう向き合っていくのかは極めて重要だ。知事選をこの問題を考える好機としたい。

 県政は、ほかにも多くの政策課題を抱えている。

 本県の人口はこの12年で約16万人減った。人口減対策には、雇用の場の確保が欠かせない。基盤である製造業の底上げをはじめ、県経済をどう活性化させるか。

 子育てしやすい環境の整備や地域医療の充実も必要になる。

 今臨時国会では、環太平洋連携協定(TPP)承認案が審議される。足腰の強い農業を育てるための方策が求められている。

 新潟空港や上越新幹線などの交通インフラをどう生かすかも問われよう。北陸新幹線開業などで、本県の優位性は薄れている。

 ロシア極東と結ぶ予定だった日本海横断航路問題の処理も課題となる。歴史の中で本県が対岸諸国と築いてきた信頼関係が、失われることがあってはならない。

 元稿:新潟日報社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2016年09月30日  01:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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