乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【タイ新国王】:10月中にも即位へ

2016-10-19 00:39:30 | 国際・欧州・中東・アフリカ・北米・南米

【タイ新国王】:10月中にも即位へ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【タイ新国王】:10月中にも即位へ

 【バンコク=小谷洋司】タイ軍事政権のプラユット暫定首相は18日、新国王が月内にも即位する見通しを明らかにした。即位に関する具体的なスケジュールに言及したのは初めて。13日に88歳で死去したプミポン国王の長男、ワチラロンコン皇太子(64)が王位を継ぐ。プラユット氏は2017年末に総選挙を実施することを柱とする民政復帰プロセスに「変更はない」と改めて強調した。

15日、プミポン国王を追悼するワチラロンコン皇太子(バンコク)=ロイター

         15日、プミポン国王を追悼するワチラロンコン皇太子(バンコク)=ロイター

 国王の死去後、初めての定例閣議後に記者会見した。プラユット氏は王位継承について「服喪期間が始まってから7日または15日が過ぎて以降、憲法23条に従う適切な時期が来る」と述べた。

 服喪期間は国王の死去の翌日、14日から始まっている。国王の即位手続きを定めているのは07年憲法の第23条。まず内閣が暫定議会に王位継承者を通知し、暫定議会の承認を受け、議長が継承者に即位を求める。継承者がこれを受け入れた時点で即位が成立する。

 ワチラロンコン皇太子は「国民と悲しみを分かち合いたい」として即位を急がない考えを政府に伝えていた。悲しみに浸る国民感情に配慮したとされたが、即位の時期が定まらないことがかえって国民の動揺を誘いかねない状況だった。

 プミポン国王は在位70年に達し、国民の大半は王位の空白や王位の継承を経験していない。プラユット氏は記者会見で「王位継承について心配することはない。憲法、王室典範、伝統的なルールに基づき進める」と国民に冷静な対応を求めた。一方で、皇太子が即位の時期に同意しているかどうかは明かさなかった。

 国内外の要人らを招く王室行事となる戴冠式は、1年間の喪が明けた17年10月以降に実施することが固まっている。即位から戴冠式までの時間に定めはなく、プミポン国王は即位から戴冠式まで4年の開きがあった。

 民政復帰へのプロセスを前進させるために欠かせないのが新憲法の施行だ。プラユット氏は新憲法について「民政復帰のロードマップ(行程表)に影響しないように新国王が署名する」と言明した。新国王の即位を待って署名を求める考えを示した発言だ。

 新国王が即位するまでは、暫定摂政に就いたプレム元首相が職務を代行する。政府も一時、プレム氏が新憲法に署名する可能性を認めていた。国王自身に署名を求めることで、新憲法の正当性と国王の権威を内外に示す意図があるとみられる。

 新憲法は今年8月の国民投票で6割強の賛成で承認された。施行後5年間を民政への完全復帰に向けた「移行期間」と定め、この間は上院(定数250)を軍が実質支配できる仕組みを導入するなど民主主義の後退ともとれる規定を含む。

 プミポン国王は長期にわたる在位で国の「安定の柱」としての権威を高めた。国民の敬愛も国王個人に属していたとみられ、新国王がすぐに大きな求心力を発揮できるかどうかは未知数だ。

 タイはタクシン元首相派と、既得権益層を中心とする保守的な反対派に分かれ、政治対立を繰り返してきた。軍政は選挙で選ばれた民選政府が対立をあおるような人気取り政策を採らないよう、軍がけん制する仕組みを新憲法で導入する。

 元稿:日本経済新聞社 朝刊 主要ニュース 国際  【アジア・アジアニュース・タイ】  2016年10月19日  00:39:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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