乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【社説②】:スマホ発火問題の検証急げ

2016-10-17 03:30:40 | 産業・経済・企業・ビジネスニュース

【社説②】:スマホ発火問題の検証急げ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説②】:スマホ発火問題の検証急げ

 スマートフォン(スマホ)の世界最大手である韓国サムスン電子が、新型機種の生産・販売中止に追い込まれた。充電中などに発火する例が相次ぎ、安全性への疑念が広がったためだ。

 スマホは暮らしや仕事に不可欠な道具になりつつある。サムスンは不具合の原因を究明し、消費者の不安を取りのぞく必要がある。

 問題の「ギャラクシーノート7」は、サムスンが8月に韓国や米国などで発売したばかりだった。発火事故を受け、9月初めに250万台の回収を表明した。「一部の電池に異常がある」とした。

 同社は当初、欠陥を解消したとする新端末を用意し、各国での販売再開をめざしたが、新端末でも発火が起き、今月11日に生産・販売の打ち切りを発表した。日本では販売していなかった。

 業績への影響については情報を開示しているものの、なぜ端末に不具合が生じたのか、詳細な説明はしていない。気になるのは、激しいシェア争いの背後で、端末に過度に負荷がかかる無理な設計をしていなかったかという点だ。

 スマホは先端技術の固まりだ。小さな本体に部品を詰め込み、様々な機能を実現する。購買意欲を刺激しようとメーカー間の多機能化競争は激しい。これが端末の進化を促すのは確かだが、やみくもに機能競争に走り、安全性の確保という、ものづくりの基本がおろそかになっては元も子もない。

 ノート7も、瞳の虹彩を使う個人認証など最新技術が満載だった。専門家の間には、回路設計の不備を疑う見方もある。サムスンはきちんと検証し、説明責任を果たすべきだ。それが信用の回復につながる。

 他の端末や部品メーカーも、消費者が安心できる品質を備えているか製品を点検してほしい。

 スマホに限らない。人工知能(AI)で動くロボットなど、複雑な構造の製品が今後、急速に普及していく。世に送り出す企業にとって、安全対策がきわめて重要であることは言うまでもない。

 元稿:日本経済新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2016年10月17日  03:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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