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日本郵便の“看板”で8.9億円も 元女性局長の巧妙詐取手口

2016-11-19 15:03:10 | 金融・財政ニュース

日本郵便の“看板”で8.9億円も 元女性局長の巧妙詐取手口

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:日本郵便の“看板”で8.9億円も 元女性局長の巧妙詐取手口

 「半年に1割の利子を付ける」――昨年2月までの10年間で、約180人の顧客から計約8億9000万円をだまし取っていた長野県小諸市の諸簡易郵便局の元局長、南沢まち子容疑者(67)。17日、県警に計810万円の詐欺容疑で逮捕された。

諸郵便局が「憩いの場」というのは仮の姿(C)日刊ゲンダイ

    諸郵便局が「憩いの場」というのは仮の姿(C)日刊ゲンダイ

 近隣住民らによると、南沢容疑者は地元の土地持ちの裕福な家庭で育ち、結婚して1男1女に恵まれ、実家から車で15分ほどのところで、亭主の両親と家族6人で暮らしていたという。25年ほど前に実母が亡くなり、郵便局を受け継いだ。地元の評判は驚くほどいい。

 「入金額が少なくてもハンカチやふきんなど、ちょっとした品物をくれたり、とにかく配慮が行き届いていた。いつ行っても局内にはお年寄りが何人も集まっていて、まるで憩いの場のようでした。礼儀正しく人当たりも良く、話し上手でお友達もたくさんいて誰からも好かれていた。事件が明るみになってからも、『だまされた自分が悪い』と言っていた人もいたほどです」(近隣住民)

 ■支払いの応じるのは被害額の50%

 その手口も実に巧妙だった。

 「営業時間内に窓口で正規の商品であるかのように見せかけてお金を預け入れさせたり、預貯金を解約させて架空の商品に替えさせたりしていた。お金を渡すと入金額が書かれた預かり書を発行し、期日がくれば窓口で利息分は受け取ることができた。疑いもしなかったようです」(捜査事情通)

 信頼する南沢容疑者から日本郵便の「儲け話」を持ちかけられたら、お年寄りがコロッとだまされてもおかしくない。

 南沢容疑者は動機について「借金返済や車の購入のため」と答えているが、どうやら家計を支えていたようだ。

 「まち子さんのご両親は結婚に反対していました。ご主人は15年ほど前に建設関連の会社を立ち上げましたが、『重機の購入にお金がかかる』とコボしていた。結局事業もうまくいかず、廃業。定職にも就かず、郵便局の花壇の手入れと孫の保育園への送り迎えをしていました。まち子さんとは正反対で、無口で近寄り難い雰囲気でした。長男は埼玉で美容院を経営していましたが、長続きせず、地元に戻り、昨年4月の事件発覚の半年前、毎日のように妹さんと郵便局に出入りしていた」(近隣住民)

 日本郵便信越支社は「おわびと事実関係についての説明を行った上で、個別に対応させていただいております」と、書面で回答したが、16人の被害者の代理人弁護士はこう言う。

 「被害者は日本郵便という組織を信頼して預け入れたのです。(日本郵便側が)認定した被害額の50%の支払いに応じると言っていますが、金額も対応も不誠実です。日本郵便は自分の言いたいことを主張するのみで、こちらの話に応じる様子が見られません」

 これでは「町の郵便局」は誰からも信用されなくなる。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 事件 【犯罪・疑惑ニュース】  2016年11月19日  15:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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