乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【デスク日誌】:カチャッ、カチャッ…

2016-10-13 10:44:30 | 学術・文学・アート・美術・古典

【デスク日誌】:カチャッ、カチャッ…

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【デスク日誌】:カチャッ、カチャッ… 

 カチャッ、カチャッ…。7日夜、福岡市の県立美術館野外特設会場に映写機の音が響く。約170人の観客が、写真家トヨダヒトシさん(53)の作品が映し出されたスクリーンを見つめていた。

 スライドショーだけで作品を発表するトヨダさんは一時、本格的な写真を撮れなくなった。きっかけは、米国中西部の田舎町で、バーでうつむく2人の男性を撮った1枚の写真。「寂しさに満ちたいい写真だ」と思った瞬間、2人は肩をたたき合いながら大笑いした。「一瞬を切り取っただけの写真が、永遠の真実のように残ってしまう。写真を撮るということは、うそをつくことなのでは」

 以来、トヨダさんは、作品をプリントとして残すことをやめてしまった。新聞の記事も、ニュースとして事象を切り取っていく。「書いた記事がうそになってはいないか」-。映っては消えていくトヨダさんの作品を見ながら、自問した。 (久保田敦)

 =2016/10/13付 西日本新聞朝刊=

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース オピニオン 【デスク日記】 2016年10月13日  01:39:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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