乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【筆洗】:音楽好きとして、こんな夢想をすることがある。

2016-10-16 01:30:25 | 【ノーベル賞(物理学・科学・生理学・医学

【筆洗】:音楽好きとして、こんな夢想をすることがある。

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【筆洗】:音楽好きとして、こんな夢想をすることがある。

 ノーベル音楽賞があったならば、誰が受賞していただろうか。二十世紀初頭の作曲家なら、マーラーやラベルは確実だろう。演奏家ならチェロ奏法に革命をもたらしたカザルスか…と妄想は膨らむのだが、これではクラシック音楽偏重だ▼ノーベル音楽賞があったとして、恐らく最大の議論の的となったのはビートルズだろうし、この人も最有力候補だったに違いない。世界に新たな歌を響かせたボブ・ディランさんだ▼音楽賞はなくとも、文学賞があった。「米国の偉大な歌の伝統に、新たな詩的表現をつくり出した」との理由できのう、ノーベル賞が贈られることが決まった▼冷戦の真っただ中に子ども時代を送り、学校では核戦争に備えた訓練を体験した。恐怖の暗雲が子どもの生き生きとした心に覆いかぶさる時代なのに、ラジオから流れる音楽は「ミルクと砂糖のように白くて口あたりのよいものばかり」。だから「自分たちの時代の音楽」を、自分で歌い始めたのだ▼自伝で、彼は自らの歌を<親しみやすくもないし、心地よい甘さにあふれてもいない。やさしく打ち寄せる波とはちがっている>と評している▼彼にとって歌とは、<異なる現実の認識へ-異なる国、自由で公平な国へ-導いてくれる道標>なのだという。それは間違いなく、私たちの時代の道標だろう。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】  2016年10月14日  01:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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