乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【私設・論説室から】:静かな威圧感

2016-10-10 01:30:45 | 社説・解説・コラム

【私設・論説室から】:静かな威圧感

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【私設・論説室から】:静かな威圧感

 思い出すだけで鳥肌が立つ。先日、プロゴルファーの不動裕理さん(39)とラウンドする機会があった。

 日本女子プロツアーで二〇〇五年まで六年連続賞金王。歴代三位の通算五十勝を挙げ、総額十三億円余の獲得賞金は同一位。五年前に結婚し、現在は出場試合を限定しているが、全盛時は「不動の女王」と呼ばれた。

 最近はクラブを握らない日が続くことも多いという。だが強さの秘密は今もあるはず。そう思い、必死に探った。

 際立ったのは、どのような状況でもリズムが変わらないことだった。目標を見据えてアドレスに入り、同じテンポでスイングし、狙った地点にボールを運ぶ。パットのラインを読むときも同様で、一連の動作の時間を計れば数秒も違わないはずだ。

 崩れる気配を全く見せない静かな威圧感。その姿に次第に追い詰められていく相手選手の気持ちを思うと、怖さで体が震えた。

 ショットを打つ時は何を考えているのか。「勝とうと思わない」と答えが返ってきた。スポーツ心理学でいえば、雑念に惑わされず極限の集中に入るフロー状態を自身で制御できるのだろう。それだけではなく、同組の人がバンカーから打った後は自らレーキを持って砂をならし、人が打つ時は決して前に出ない。本当に強い人はマナーでもお手本となる。人生の指標にしよう。 (鈴木遍理)

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【私設・論説室から】  2016年10月10日  01:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

『ゴルフ』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【社説】:週のはじめに考え... | トップ | 【筆洗】:昔の町の本屋さん。 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。