乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【春秋】:外国人に褒められると舞い上がってしまうのは、われら・・・

2016-11-06 03:29:45 | 産業・経済・企業・ビジネスニュース

【春秋】:外国人に褒められると舞い上がってしまうのは、われらニッポン人の性(さが)である。

乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【春秋】:外国人に褒められると舞い上がってしまうのは、われらニッポン人の性(さが)である。

 食文化、ものづくり、電車の定時運行、整然とした行列、除菌グッズなどなどを訪日客がたたえてみせるバラエティー番組はいまや定番だ。とにかく褒めちぎるのだが、そこが人気らしい。

 ▼今年の訪日外国人観光客が、初めて2000万人を超えたというニュースもそうした自尊心を大いにくすぐろう。かつては年間1000万人が大きな目標だったのにかるく突破し、政府は2020年に4000万人へと倍増させる計画だ。かくも大挙してやって来るんだからわが国の魅力たるや……とうぬぼれたくもなる。

 ▼しかし残念なことに、外国人客の増加はそれだけが要因ではない。アジアの急成長で大旅行ブームが到来していることや近年の円安、格安航空会社の進出、ネットでの宿泊予約の普及といくつも条件が重なっているわけだ。もちろん日本ファンは確実に増えているけれど慢心は禁物、来てもらう努力を惜しんではなるまい。

 ▼英語のサービスが少ない。Wi―Fiがつながらない。カードが使えない。バラエティー番組では外国人がなんでも褒めてくれるが、じつはこういう基本的なところへの不満が多いのも現実である。ときには差別的な扱いを受けたという声も聞くから困ったものだ。えらそうな店に客は行かなくなる。国だって同じだろう。

 元稿:日本経済新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【春秋】  2016年11月02日  03:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

ジャンル:
経済
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