乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【東京都】:64年東京五輪時と酷似…市場問題は第2の「黒い霧事件」に

2016-10-14 07:15:20 | 地方行政、自治・住民自治・議会

【東京都】:64年東京五輪時と酷似…市場問題は第2の「黒い霧事件」に

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【東京都】:64年東京五輪時と酷似…市場問題は第2の「黒い霧事件」に

 「『第2の黒い霧事件』に発展するのではないか」――。“伏魔殿”という言葉がすっかり定着した東京都庁内で、職員からこんな声が漏れ始めている。端緒になる事件はもちろん、新たな疑惑が続出するばかりで全く“闇”が晴れない「豊洲市場」問題である。

左上から時計回りに、内田都議、石原元知事、岸本市場長(左)と沢章次長/(C)日刊ゲンダイ

  左上から時計回りに、内田都議、石原元知事、岸本市場長(左)と沢章次長/(C)日刊ゲンダイ

 「自己検証の限界を露呈した」

 7日の定例会見で、憤りを隠さなかった小池百合子知事。カンカンになるのもムリはない。豊洲市場の建物地下の「盛り土必要なし」について、いつ、誰が決めたのかも分からず、揚げ句、「技術会議が独自に提案」なんて文書をコッソリ潜り込ませていたからだ。役人が証拠を“デッチ上げ”てまで全容解明を拒否するのは異常としか言いようがない。

 13日、いったん閉会する都議会でも特別委員会の設置が決まり、継続審議される見通しだが、さすがに市場担当以外の部署からは「身内を守るとはいえ、いくら何でも不自然。よっぽど表に出せない“事情”があるのか」(中堅職員)との声も上がっている。

 都庁を震撼させているのは、都政史に残る最大の“黒歴史”として語り継がれている「黒い霧事件」とソックリの状況になってきたからだ。当時を知る司法ジャーナリストの鷲見一雄氏はこう言う。

 「1964年10月の『東京オリンピック』を控えた前年の4月、東京地検特捜部が都議会の議長選をめぐる汚職事件で、不動産業者や都議らを立て続けに検挙しました。さらに翌65年3月には都知事選のニセ証紙事件で、自民党関係者らが検挙されたのです。当時の池田内閣は当初、これらの事件を小さく見ていましたが、どんどん広がり、池田内閣は大揺れとなりました」

 一連のこの「黒い霧事件」がきっかけで都議会は自主解散を余儀なくされ、革新の美濃部都政誕生につながった。事件が起きた背景には「東京五輪」という巨大利権があったのは言うまでもない。利権を手に入れるために都や都議会、業者がズブズブとなり、サンズイ事件に発展したのだ。

 豊洲市場をめぐっても、落札率「99%以上」という談合疑惑や、都議が役員を務める設備会社の工事受注が突出している――といった疑惑が指摘されている。50年前と状況は同じだ。

 「豊洲問題で都側が示した“資料”は、虚偽公文書作成罪に当たると言ってもいい。仮に小池知事が文書を作成した職員に対して懲戒などの処分を出せば、事実上の“告発”です。検察も動かざるを得ないでしょう。12日も都立病院の医療用防護服をめぐる談合疑惑で、公正取引委員会が独禁法違反の疑いで丸紅などを立ち入り検査しました。都をめぐるこうした事件がこの先、次々と出てくると思います」(前出の鷲見氏)

 もともとノルウェーの国家予算に匹敵するほどのカネを握っている都が、さらに「東京五輪」という巨大利権を手にしたのだ。石原慎太郎元知事をはじめ、歴代の幹部職員や都議、業者らが利権の差配に関わっていても不思議じゃない。豊洲問題の全容解明が大疑獄事件の始まりになるかもしれないのだ。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2016年10月14日  07:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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