乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

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【石原慎太郎 日本よ】:豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、・・・

2016-11-27 07:14:45 | 地方行政、自治・住民自治・議会

石原慎太郎 日本よ】:豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、役人から報告の記憶一切無い 小池百合子知事はその決断力発揮を

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【石原慎太郎 日本よ】:豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、役人から報告の記憶一切無い 小池百合子知事はその決断力発揮を

 いささか私事にわたるが9月という月は私にとっていつも印象に深い月であり季節でもある。夏の好きな私にとって9月は若い頃から愛唱してきたアメリカのスタンダードナンバー「セプテンバーソング」の歌詞「5月から12月までは長い道のりだが、9月になれば日は短くなり季節は木の葉を染め出す。そして人はもうあまり物事を待つ時をもたない」と言う事で1年の節目の月と言うことだ。

石原氏は公の場に引きずり出されるのか

       石原慎太郎氏

 そして今年の9月に月末30日には私は84歳の誕生日を迎えはしたが、例年にない長雨の異常気象だけではなしにいかにも憂鬱な月となった。

 築地の市場の移転先の豊洲の地にさまざまな不祥事が発覚しそのとばっちりが前々々任者の私にまで及んできて、ただの推測を元にした私自身の名誉にかかわりかねぬような中傷記事が氾濫し、心痛で健康まで損なわれた始末だった。小池新知事もことの経過に強い関心を持ちその究明にのりだしてはいるが関係者の記憶はまばらで、事は芥川の小説ではないがまさに「藪の中」の印象を出ない。

 ことの経緯を眺めていて私にはパスカルの言葉だったろうか「見る者は知らず。知る者は見えず」という名文句を思い出さぬ訳にいかない。

 ことの発端は前の世紀末にはすでに築地の市場は構築物に危険物質のアスベストが多量に含まれていて災害が起こって建物が倒壊したら大層危険だという意見が出て移転の計画は既定のものとなっていたようだ。

 その後移転先現地の所有者東京ガスの当事者と、都の当事者とのさまざまな折衝が行われ仮契約が調印され、さらに本契約の運びになったということで、議会の了承も得て一件落着しましたという事で私は知事として豊洲移転を了承したということだった。しかし今般都の顧問団からの書面での質問に答えるべく記憶をたどってみても、仮契約から本契約までの経緯の詳細について都の官僚から報告を受けた記憶は一切無い。特に今回都側からの質問の中にあった事の契約の中での重要事項の一つ「瑕疵(かし)担保責任の放棄」という重大事項に関する相談など全くありはしなかったし、誰が何の責任何の利益をかまえてこうした判断を下したかは正しく藪の中でしかない。

 しかしなおこれらの不透明な事項を解明する鍵は顕在していると私は思っている。それは先般ある野党が入手し質問の資料として提出した殆(ほとん)ど全ペイジが黒塗りされている膨大な資料、ああした黒塗りで隠蔽(いんぺい)された資料のことを俗称「海苔(のり)弁当」というのだそうだが。あれには恐らく豊洲移転の発端の都と東京ガスの代表が仮契約のためにるるおこなった「瑕疵担保責任の問題」もふくめての重大なやり取りの殆どが含まれているに違いないと思われる。ゆえにもこの際小池知事はその決断力を発揮し、知事としての責任の履行のためにもさらに都庁の名誉のため、都民の利益ファーストのためにも、そして小池都政のこれからの展望のためにも、あの黒塗りの資料の全文を公開披瀝(ひれき)してもらいたいものだ。それを切にお願いする。

 それこそが移転延期で宙ぶらりんのまま多大な損害を被っている関係業者の怒りを解く最善最速の手立てに他なるまいと信じているが。

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【石原慎太郎 日本よ】  2016年10月17日  09:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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