乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【加計学園問題】:「加計審査で圧力」証言 座長に訴訟リスクあると言われた

2017-12-08 07:02:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園問題】:「加計審査で圧力」証言 座長に訴訟リスクあると言われた

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:「加計審査で圧力」証言 座長に訴訟リスクあると言われた

 学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部の設置認可を巡り、審査した文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)の複数の委員が七日、本紙の取材に「主査の委員(設置審の座長)から訴訟リスクがあると告げられ、圧力を感じた」と証言した。国家戦略特区認定の四条件を満たしていないとの考えも明らかにし、一人は「設置審にかかったことで認可への道筋は付いていた」とも述べた。 (井上圭子、中沢誠、清水祐樹)

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 本紙は主査に大学を通じて取材を申し込んだが、回答を得られなかった。文科省は「個別の委員の発言は明かせない」としている。「認可ありき」をうかがわせる証言が明るみに出たことで、認可判断の妥当性が揺らいでいる。

 加計学園の獣医学部は、四月から設置審で認可の是非を審査。八月に判断保留となり、十一月に設置を「可」とする答申をした。

 審査に関わった委員の一人によると、十一月五日の最終判断の会議で、主査が「もういろんな建物が建っている段階で(答申を)延ばし延ばしにしていると(学園側から)訴えられたら勝てない」と告げたという。この委員は「絶対に認可しろという圧力を感じた部分もあった」と打ち明けた。

 訴訟リスク発言について、別の委員も「委員の三分の一ぐらいは圧力と感じていた」との見解を述べた。

 答申後に文科省が公表した審査経過では、設置審は五月、学園の当初計画に対し、抜本的に改善しなければ新設を認めないとする「警告」まで出していた。特区認定の四条件の一つである獣医師の需要にも疑問を示していた。複数の委員によると、文科省側から会議の場で「この場は四条件を満たすかどうかを議論する場ではない」と繰り返し伝えられたという。

 委員の一人は「四条件を審査したら成立するわけがないと委員全員が分かっていたのではないか」との見方を示し、「通常ならある程度練った案を申請するのに、(文科省は)加計学園のひどい未成熟な計画を丸投げしてきた」と打ち明けた。

 この日の参院の文教科学、内閣両委員会の連合審査でも、民進党の杉尾秀哉氏が同様の委員証言を紹介し、認可判断に疑義を示した。林芳正文科相は「委員の発言は差し控える」と明言を避けた。

 文科省は年度内に設置審の議事要旨を公表する予定。年明けの通常国会で、学部設置認可の判断が改めて議論になりそうだ。

 <大学設置・学校法人審議会> 

 文部科学相の諮問機関。既存大学への新学部設置や新大学開校の際に合否の審査を担う。大学教授らがカリキュラムの妥当性、教員の質や人数、建物や研究設備が基準を満たしているかなどを審査。学部によって29の専門委員会のいずれかが審査に当たる。各専門委には10人前後の研究者が所属し、本年度の獣医学専門委は14人。教育内容などに不十分な点があれば、判定を「保留」とし改善を求める。答申を受けた文科相が認可を最終決定するが、判断が覆る例はほとんどない。(東京新聞)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・疑惑・加計学園問題】  2017年12月08日  07:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説】:①大学プレテスト 課題解決力を適切に測れるか

2017-12-06 06:05:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【社説】:①大学プレテスト 課題解決力を適切に測れるか

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:①大学プレテスト 課題解決力を適切に測れるか

 思考力や表現力を的確に測るのは、容易ではない。受験生の負担に配慮しながら、問題の内容や構成の検証を尽くすことが大切である。

 大学入試センター試験に代わり、2020年度から実施される大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)の結果が公表された。全国の国公私立高校の4割にあたる約1900校で、延べ18万人が参加した。

 出題には、苦心の跡がうかがえる。現行のセンター試験との違いを際立たせようとした結果だろう。教科書で扱われないような複数の資料を読み比べて、自ら考える力や課題を解決する力を問う出題が各教科で目立った。

 世界史、日本史は図表や絵画資料を多用した。化学や生物は実験・観察の過程を重視している。暗記偏重になりがちな高校教育の改善を促す効果が期待できよう。

 国語では、文学的な文章だけではなく、生徒会の規約や学校新聞などの実用的な文章から情報を読み取る問題が登場した。実社会でも役立つ読解力の向上を主眼とした点は理解できる。

 マークシートの選択肢から正解を全て選ばせるなど、従来にない出題方式も物理、数学を中心に導入された。当てずっぽうでは通用しにくく、正答率は低迷した。

 大量の文章を読みこなす必要もあったため、結果として難易度は上昇した。50万人が受ける共通テストには、基礎的能力を測る役割がある。どの程度の難易度が適切なのか、見極めが重要となる。

 国語と数学で導入される記述式問題の採点には、不安が残る。民間業者による採点結果のチェック体制に万全を期したい。

 記述式では、大学への出願の際に行う自己採点の在り方も課題だ。文脈の適切さや誤字脱字を受験生が正確に判断できるのか。

 実践的能力が重視される英語のプレテストは、来年2月に先送りされた。実施方針の決定が遅れ、準備が間に合わなかった。

 国立大学は、英検などの民間試験と共通テストの両方を課す方向で足並みをそろえる。具体的な実施方法は未定だ。受験生の負担を軽減する工夫が求められる。

 共通テストの出題の狙いについて、高校への周知が不可欠だ。移行期に受験生が動揺すれば、塾での対策が過熱する恐れがある。

 来秋には各大学を会場に、本番の形式により近いプレテストが行われる。円滑な移行に向けて課題を洗い出し、改革の理念が生きる試験につなげてもらいたい。

 元稿:讀賣新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2017年12月05日  06:12:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【加計学園問題】:早くも教授就任辞退者…加計獣医学部は深刻な先生不足も

2017-11-18 08:17:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園問題】:早くも教授就任辞退者…加計獣医学部は深刻な先生不足も

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:早くも教授就任辞退者…加計獣医学部は深刻な先生不足も

 「文科省の大学設置審議会でしっかり審査して『可』とする答申が出ており、それに基づいて認可した」。加計学園の獣医学部新設の認可を受けて開かれた衆院文科委の集中審議。林芳正文科相はこう言って「問題ナシ」を強調していたが、申請書類を読めば読むほどホントに開学して大丈夫なのか? とクビをひねりたくなるのだ。

 大学設置審の専門委員は林大臣に認可答申する直前まで、加計獣医学部の授業カリキュラムや実習の問題点を指摘し、改善を求めていた。

本当に大丈夫なのか(C)共同通信社

       本当に大丈夫なのか(C)共同通信社

 とりわけ深刻なのが、計画通り「教員」を確保できるかだ。獣医学部を持つ全国16大学の代表者でつくる「全国大学獣医学関係代表者協議会」会長の稲葉睦北海道大教授はJNNの取材で、学生80人に対して100人弱の教員がいる北海道大と、学生140人に対して約半分の75人の教員(予定)しかいない加計学園を比較し、〈75人で本当に(講義、実習を)やろうとしたら寝ていられないと思いますよ。先生がた〉と懸念を示していた。

 そうしたら、ここにきて教員に就任予定だった帯広畜産大の教授が就任辞退の意向を示していると北海道新聞で報じられた。

 加計学園は就業規則の定年を延長するなど必死に教員の頭数をかき集めた様子がうかがえるから、就任辞退が相次いだら大変だ。生徒だって履修どころじゃない。

 注目は、この教授が北海道新聞の取材に「(就任意向の)最終確認は受けていない」と答えていることだ。文科省はHPで、大学・学部を新設する場合の「設置認可申請又は届出について」の質問例を公表。そこには「教員組織」について、こう記されているのだ。

〈Q 大学等の設置認可申請や学部等の設置届出をする際、就任が未定となっている教員がいることや、担当教員が未定となっている授業科目があることは問題ないでしょうか〉


〈A 申請又は届出の時点で教員組織等の計画が全て確定していることが必要です。そのため、就任が未定となっている教員(兼担・兼任教員を含む。)がいたり、担当教員が未定となっている授業科目がある状態で申請又は届出をすることはできません。また、完成年度までの間に定年等の理由で退職する教員がいる場合は、その後任となる教員や担当科目についても申請又は届出の時点で確定していることが必要です〉

 つまり、帯広畜産大の教授の説明通りであれば、加計学園は確定しない教員の名前を申請書類に記入していたことになる。本来は認可どころか、申請すらできないのだ。いざ学生が入学したら先生は名前ばかりの「幽霊教員」だった――なんて最悪の事態も想定されるのだ。

 今からでも遅くない。入学後の生徒への影響を避けるためにも、林大臣は認可を撤回した方がいい。  

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月18日  07:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【加計学園】:獣医学部 “目玉”施設では「縫いぐるみで実習」のア然

2017-11-18 08:17:00 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園】:獣医学部 “目玉”施設では「縫いぐるみで実習」のア然

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園】:獣医学部 “目玉”施設では「縫いぐるみで実習」のア然

 「答案が全くできていないのに、何度も書き直させて無理やり合格させた印象だ」

 共産党の小池晃書記局長が会見で憤りの声を上げたのも当然だ。14日付で認可された学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設の申請書類はそれほど酷い内容だったからだ。

 文科省の大学設置室が公表した岡山理科大獣医学部の申請書類には、大学設置審が審査過程でどんな点に「是正意見」や「面接審査意見」を付け、加計学園側がどう対応したのかが分かる。

加計学園が建設中の岡山理科大獣医学部(C)共同通信社

  加計学園が建設中の岡山理科大獣医学部(C)共同通信社

 例えば「小動物外科学実習」で〈避妊手術については1日で麻酔から縫合まで実施する計画だが、手術後のケアや経過観察、抜糸という重要な項目が抜けている〉、「獣医画像診断学実習」では〈座学が中心であり、実際に動物を使った内容が3日分しかなく、目標に到達できるような授業計画とは言えない〉などの指摘があったほか、〈大学から遠距離の学外施設への移動の上行う実習については午後から3時間以上の移動を要するものが含まれており、実習に充てる時間が十分に確保できるような計画とは思われない〉などとケチョンケチョンだった。

 「答案が全くできていないのに、何度も書き直させて無理やり合格させた印象だ」

 共産党の小池晃書記局長が会見で憤りの声を上げたのも当然だ。14日付で認可された学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設の申請書類はそれほど酷い内容だったからだ。

 文科省の大学設置室が公表した岡山理科大獣医学部の申請書類には、大学設置審が審査過程でどんな点に「是正意見」や「面接審査意見」を付け、加計学園側がどう対応したのかが分かる。

 例えば「小動物外科学実習」で〈避妊手術については1日で麻酔から縫合まで実施する計画だが、手術後のケアや経過観察、抜糸という重要な項目が抜けている〉、「獣医画像診断学実習」では〈座学が中心であり、実際に動物を使った内容が3日分しかなく、目標に到達できるような授業計画とは言えない〉などの指摘があったほか、〈大学から遠距離の学外施設への移動の上行う実習については午後から3時間以上の移動を要するものが含まれており、実習に充てる時間が十分に確保できるような計画とは思われない〉などとケチョンケチョンだった。

 極め付きは、新たな獣医学部新設の要件とされている「石破4条件」を満たしていないことを加計学園自身も“認識”していた疑いだ。同条件は〈近年の獣医師需要動向を考慮〉となっていて、加計学園は6月に全国の大学や四国域内など検査・検疫施設など4000余りの事業者を対象に需要アンケート調査を実施。その中で〈本学が目指す新しい『獣医学科』で学んだ獣医師を将来採用したいと思われますか〉との設問があるのだが、〈ぜひ採用したい〉との回答は3.7~7.8%で、〈採用したくない〉が35.6~36.6%にも上ったのだ。このアンケート結果で、なぜ将来の獣医師が足りない、となるのかサッパリ分からない。野党は徹底追及するべきだ。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月16日  06:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【加計学園問題】:新たな不正疑惑 、認可前に学生募集していた?

2017-11-18 08:16:50 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園問題】:新たな不正疑惑 、認可前に学生募集していた?

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:新たな不正疑惑 、認可前に学生募集していた?

 ■文科省規定違反か

 文科省・大学設置審の答申を受け、14日、林芳正文科相から獣医学部の新設を正式に認可された加計学園。また新たな疑惑が噴出している。

 問題になっているのは、加計学園が認可される前に学生を募集していた可能性があることだ。文科省の規定では、認可前に、募集要項の配布など学生募集は一切行えないことになっている。ところが加計学園は、獣医学部の定員140人のうち、20人を韓国の留学生枠として募集していた疑いを持たれているのだ。



 今月4日、加計学園はソウルで韓国人留学生向けの入試説明会を開催。「卒業後は韓国で獣医師になれる」と強調し、「韓国より簡単」と参加した学生にも好評だったという。もし、この入試説明会で、募集要項を配っていたら完全にアウト。認可取り消しもあり得るのだ。

 加計学園に事実関係と見解を質問したが「きょう中の回答は難しい」とのこと。文科省の大学設置室は「担当者不在」を理由に未回答だった。

 「野党は加計学園が規定違反をしていたかどうか、徹底的に追及する予定です。なにしろ、獣医学部がスタートしたら、毎年、巨額の助成金が支払われる。加計学園の加計孝太郎理事長の証人喚問も要求する予定です」(政界関係者)


              野党は加計氏の喚問を要求(C)共同通信社

 ■「答申2カ月遅れ」に他校カンカン

 さらに当初、8月に出されるはずだった認可が2カ月遅れたことで、思わぬ“しわ寄せ”が出ている。

 教育学部など設置審に学部の新設などを申請したのは、加計学園の他に16校あった。この16校の答申も遅れてしまったのだ。少子化で学生確保に必死の大学にとって、2カ月の遅れは死活問題である。学生を募集する期間が短くなるからだ。今回、学部新設を申請し、認可を得たある大学の担当者がため息交じりにこう言った。

 「学生数のパイが限られている中で、学生募集のスタートが2カ月以上も遅れたのは正直、痛いですよ。せめて、問題のない学校だけでも先に答申してくれればありがたかった。ただ、文科省から答申が遅れている理由の説明はありませんでした。私たちの申請が原因で遅れているのかもしれず、待つしかなかった。これから急ピッチで開学準備を進めるしかありません」

 加計学園は、お祝いムード一色。週刊朝日によると、学園幹部は「学生の募集、集まり具合はどうか」とゴキゲンだという。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月14日  15:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【加計学園】:誰が見てもクロ 加計疑惑“幕引きシナリオ”などあり得ない

2017-11-18 08:16:40 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園】:誰が見てもクロ 加計疑惑“幕引きシナリオ”などあり得ない

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園】:誰が見てもクロ 加計疑惑“幕引きシナリオ”などあり得ない

 <歌詞>はぁー文書がねぇ! 調べてねぇ! 記憶もそれほど残ってねぇ! 支持率ねぇ! 問題ねぇ!おんなじ答弁ぐーるぐる! おらぁこんな政治嫌だぁ

 文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)が、林芳正文科相に来年4月の開学認可を答申した加計学園(岡山理科大)の獣医学部新設をめぐり、同省内では歌手・吉幾三の80年代のヒット曲「俺ら東京さ行ぐだ」のメロディーに乗せたこんな替え歌が密かに口ずさまれているという。一部の良識ある文科官僚にとって何から何までムチャクチャな加計問題は、もはや怒りや呆れを通り越して「喜劇的」と映っているらしい。そりゃあそうだ。国会で追及された疑惑は何一つ解決されていないにもかかわらず、アッサリと認可答申である。



 安倍首相の“お友達”という理由で「オールOK」なのであれば、法律も国会も官僚もいらない。法治国家でも民主主義国家でもない。独裁国家の北朝鮮と同じで、笑うしかないというのが本音だろう。

 設置審が公表した審査経緯を読んでも加計獣医学部のデタラメぶりは際立っている。5月の1次審査では〈臨床系の教員については高齢層に隔たりがみられる〉〈教員の一貫性に疑義があり、教育研究に係る責任体制が不明確〉〈実習を補助する立場の助手がまったくいない〉〈カリキュラムの実現可能性に疑義がある〉……などの是正意見が相次ぎ「警告」が付いた。

 「警告」は法令に触れるか、是正意見が5件以上ある場合に付くものだから、申請内容がどれほどズサンだったのかが分かるというものだ。

 JNNの報道によると、設置審の専門委員からは〈最初に加計学園の申請書を見た時にこれはダメだと思った。認可は難しいと思った〉〈誤字脱字も多かった。急いで出してきた感じがする〉などの意見が出たらしいが、これで「国際水準の獣医学部」なんてよく言えたものだ。


   認可について記者会見する林文科相(右は建設が進む獣医学部)/(C)共同通信社

 ■設置審の認可答申は“裏口入学”と同じ

 それでも認可答申が出たのだから、さすがの加計学園も指摘された問題点をしっかりと改善したのかと思ったらそうじゃない。初年度に入学した学生が6年後に卒業するまでに退職年齢を迎える専任教員の割合が〈比較的高い〉など複数の「留意事項」が付いたままなのだ。要するに設置審は来春の開学に間に合わせるため、やむを得ず認可答申を出したと言っていい。得点を水増しされて合格が出た“裏口入学”みたいなものだ。

 〈75人で本当に(講義、実習を)やろうとしたら寝ていられないと思いますよ。先生がた〉

 獣医学部を持つ全国16大学の代表者でつくる「全国大学獣医学関係代表者協議会」会長の稲葉睦北海道大教授はJNNの取材に対し、学生80人に対して100人弱の教員がいる北海道大と、学生140人に対して約半分の75人の教員しかいない加計学園を比較して懸念を示していた。

 開学前から獣医学専門の識者が深刻な疑問を唱えている大学が、果たして学生に高度な〈最先端ライフサイエンス研究〉を教えることができるのか。加計孝太郎理事長は〈世界に冠たる獣医学部〉なんて上機嫌のコメントを発表したが、本気で言っているのであればオメデタイという以外にない。元文科省審議官で京都造形芸術大教授の寺脇研氏がこう言う。

 「驚いたのは設置審の委員たちが認可を出すぎりぎりまで異論を訴え続けていたこと。これは政治日程を考慮して答申がズルズル先延ばしされていたのではなく、それほど申請内容が酷かったからでしょう。恐らく国際水準の獣医学部など専門委員の誰もが信じていなかったと思います」

 文科省内で替え歌が口ずさまれるはずだ。

  
                          真っ黒だ!(C)日刊ゲンダイ

 ◆加計疑惑の追及・真相解明はこれからが本番だ

 〈加計学園の獣医学部の設置が認可されたとしても、特区制度のもとで同学園にだけ特例的な規制緩和が認められたという行政過程において、不公正・不公平、国政の私物化があったのではないかという国民の疑念に対し、政府は十分な説明をしなければなりません〉

 前文科次官の前川喜平氏が代理人弁護士を通じて指摘している通り、設置審の認可答申が出たからといって加計問題はこれで一件落着、メデタシメデタシというわけじゃない。

 最大の問題は、2015年6月に閣議決定された〈既存の大学・学部では対応困難な場合〉〈近年の獣医師需要動向を考慮する〉――といった、新たな獣医学部を設置するために設けられた「石破4条件」が満たされていない疑いが強いことだ。設置審でも「4条件」にのっとっているかどうかは検証されていないのである。

 ほかにも〈加計理事で内閣官房参与だった木曽功氏が前川前次官に『獣医学部新設を早く進めて』と迫る〉〈和泉総理補佐官が前川前次官に『総理は言えないから私が代わって』と発言〉〈京産大よりも加計学園の方が先端ライフサイエンス研究に優れていると判断した根拠、恣意的条件設定の有無〉〈2015年4月に愛媛県、今治市の両自治体の職員が内閣府を訪問した理由〉〈校舎建設費の水増し、補助金詐欺の疑い〉……など指摘されている問題・疑惑を挙げればキリがない。

 最近でも加計学園が韓国で獣医学部の募集活動をしていたと報じられているが、前出の寺脇氏によると、文科省の規定では〈学生募集(募集要項の配布、出願受付等)及びそれに類する行為(指定校推薦の調整等)は認可後から可能〉となっているといい、韓国での募集活動はこの規定に触れる可能性があるという。「仮に抵触していれば不正行為で認可は取り消し」(寺脇氏)というから重大だ。

 ■あの手この手の疑惑潰しを許すな

 野党側は、14日にも開かれる衆院文科委で、これらの問題をあらためて追及する方針だが、許せないのは安倍政権が例によってマトモに答える気がまるでないことだ。これまでも獣医学部新設について「一点の曇りもない」と説明しながら、国家戦略特区の議事録公開を求められると、議事録ではなく“改ざん”した議事要旨を公表。しかも重要部分は黒塗りだった。

 閉会中に萩生田官房副長官(当時)が加計疑惑に関与していたと疑われる文科省の内部文書が見つかった時も、最初は「怪文書」扱いして逃げ回り、野党が憲法53条に基づく臨時国会の開催を要求しても一切無視。加計理事長の「腹心の友」である安倍自身は野党質問を「印象操作」とはぐらかし、閉会後の会見では「指摘があればその都度、真摯に説明責任を果たしていく」と言いながら、その後はダンマリを決め込んだ。で、3カ月経って、ようやく臨時国会が召集されたと思ったら、首相の所信表明演説も代表質問も全部すっ飛ばして“禁じ手”の冒頭解散に踏み切り、今度はあろうことか野党の質問時間の削減である。

 誰が見ても「クロ」は明らかなのに、あの手この手で「加計疑惑隠し」にヒタ走る政権の姿は異常というか滑稽としか言いようがない。安倍は国会で加計学園の獣医学部新設を知った時期について〈今年1月20日〉と“虚偽答弁”した疑いが浮上しているが、今後もしらじらしいウソを平然とつき続けるつもりなのか。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

 「安倍政権は野党の質問時間さえ減らせば加計疑惑は逃げ切れると思っているのでしょう。野党は連携して質問内容がダブらないようにしたり、国政調査権を駆使してあらゆる関係者の国会招致を求めたりするなど徹底した追及が必要です。主権者である国民もデモなどで声を上げて野党を後方支援する。このまま幕引きさせてはなりません」

 設置審の認可答申で加計疑惑は終わりどころか、これからが真相解明の始まりなのだ。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月13日  15:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【加計学園問題】:獣医学部認可へ 前川前文科次官は怒りの反論コメント

2017-11-18 08:16:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園問題】:獣医学部認可へ 前川前文科次官は怒りの反論コメント

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:獣医学部認可へ 前川前文科次官は怒りの反論コメント

 圧倒的多数の国民は納得していないに違いない。文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)が10日、加計学園(岡山理科大)獣医学部の新設を認可するよう林芳正文科相に答申した。アベ友の加計孝太郎理事長は早速、〈万感胸に迫る思い〉〈世界に冠たる獣医学部を目指して〉などと書いた声明を発表したが、疑惑については相変わらず何ひとつ答えていない。



 「国家戦略特区で決定する前から今治市の建設予定地ではボーリング工事が開始」「建設費の水増し」「和泉首相補佐官が『総理は言えないから私が代わって』などと発言」「京産大よりも加計学園の方が先端ライフサイエンスが優れていると判断された理由」「2015年4月に愛媛県、今治市の両職員が内閣府を訪問したのに内容不明で来庁記録もナシ」「石破4条件無視」「加計学園理事で内閣官房参与だった木曽功氏が前川喜平前文科次官に『学部新設を早く進めて』と圧力」「定員割れの穴埋めに韓国人大量入学」……。

加計問題の急先鋒・前川喜平氏(C)日刊ゲンダイ

     加計問題の急先鋒・前川喜平氏(C)日刊ゲンダイ

 加計学園獣医学部をめぐり、いまだに解決されていない疑惑を挙げればキリがない。それなのにアッサリとOKを出した設置審はしょせん、安倍暴政追認する「御用機関」だったということだ。

 今治市の菅良二市長は、「公平公正な審査が行われたことを感謝する」なんて言っているらしいが、この発言もおかしい。市は独自に第三者委を設けて獣医学部建設の是非について審査している最中ではないのか。

 「今治市の第三者機関は設置審以上に御用機関です。BSL対策やライフサイエンスの総合研究について審査する担当は、坪井敬文・愛媛大プロテオサイエンスセンター長となっていますが、同センターは前身が無細胞生命科学工学研究センターで、今治市の書類では、加計学園の獣医学部に対して『積極的な協力体制を築くことを内諾していただいている』などの記述が出てきます。積極的に協力する、と約束している大学の関係者が果たして公平中立第三者の立場と言えるのか。完全出来レースですよ」(愛媛県政担当記者)

 100億円近い血税投入されるというのに全てが結論ありき。やはり加計孝太郎理事長国会に呼ぶしかない。

 一方、前川前文科次官は10日、弁護士事務所を通じて、〈このまま文科大臣が同学部の設置を認可すれば、結局、政府は主権者である国民に対して真摯に向き合わず、国民のための政治を行っていないということになるのではないでしょうか〉などと書いた怒りのコメントを発表した。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月11日  15:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【加計学園問題】:獣医学部の認可答申 “総理のご意向”疑惑未解明のまま

2017-11-18 08:16:20 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園問題】:獣医学部の認可答申 “総理のご意向”疑惑未解明のまま

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:獣医学部の認可答申 “総理のご意向”疑惑未解明のまま

 衆院選での自民圧勝の“悪しき恩恵”か。文部科学省の大学設置・学校法人審議会は10日、加計学園の獣医学部新設を認可するよう林芳正文科相に答申した。文科相は近く認可する見通し。



 同学園の岡山理科大が来年4月、国家戦略特区の愛媛県今治市に開設。獣医学部新設は1966年の北里大以来52年ぶり。答申には8項目の留意事項が付いており、問題の多い計画であることを物語っている。

認可をプレゼント(左は安倍首相とゴルフ仲間の加計孝太郎氏)/(C)日刊ゲンダイ

  認可をプレゼント(左は安倍首相とゴルフ仲間の加計孝太郎氏)/(C)日刊ゲンダイ

 加計学園の加計孝太郎理事長は安倍首相の“腹心の友”。国会で野党が「首相の働き掛けがあった」と追及し、内閣府などが文科省に「総理のご意向」などと執拗に圧力をかけたことを示す内部文書の存在も判明。森友疑惑とともに国民の不信を呼んで内閣支持率が急低下したが、安倍首相は疑惑隠しのために衆院解散・総選挙の暴挙に出て、まんまと大勝利。“腹心の友”に獣医学部認可というプレゼントができたのだから、安倍首相は笑いが止まるまい。

 民進党時代から加計疑惑を厳しく追及してきた立憲民主党の福山哲郎幹事長は「官邸の関与などの疑惑は全く払拭、解明されておらず、国民に不信感を持たれたまま。到底許すことはできない」「きょう午後にも文科省の担当者から答申の内容について説明を求める」としている。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月10日  15:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【加計学園問題】:認可の前提条件と矛盾 獣医学部が「留学生」大量募集

2017-11-18 08:16:10 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園問題】:認可の前提条件と矛盾 獣医学部が「留学生」大量募集

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:認可の前提条件と矛盾 獣医学部が「留学生」大量募集

 選挙勝ったからといって、こんなデタラメが許されるのか。

 安倍首相の親友が理事長を務める加計学園が愛媛県今治市に新設予定の獣医学部。今週末にも認可される見込みだが、来年4月の開学に間に合わせるにはギリギリのタイミングだ。学園は認可が下りることを前提に、すでに来年度入学の学生募集を開始しているが、定員140人のうち、20人を外国人留学生枠で募集しているというのだ。その大半は韓国からの留学生である。



 4日には韓国・ソウルで韓国人留学生向けの入学説明会が行われた。卒業後は韓国で獣医師になれるとアピールし、「韓国で獣医学部に入るより簡単」と、学生にも好評だったという。卒業後に本国に帰ってしまうなら、獣医学部新設の理由として、「日本国内の獣医師が不足している」としていた政府の説明は何だったのか。

 現地の報道を見てみると、「日本の医療系学部は外国人にとって狭き門だが、加計学園の医療系学部は他大学と違って韓国人留学生特別枠多数入学させている」「日本語に難があっても学業能力があると判断されれば合格できる」などと書かれている。

野党の追及チームも再開(C)日刊ゲンダイ

      野党の追及チームも再開(C)日刊ゲンダイ

 加計学園の韓国留学生の特別枠は通常、入学時期の1年前に選考試験を行い、日本語と医学基礎学問について9カ月間の研修を受けるが、18年度入試は来年4月の入学に間に合わせるため、12月末の面接で選考するという。

 日本語能力が伴わずに専門性の高い獣医学の勉強ができるのか。しかも、加計の獣医学部は既存の学部ではできないようなハイレベルの研究を行うのではなかったか。

 「医学部や獣医学部など専門性が高い学部で外国人留学生を受け入れる際の日本語能力については、文科省としての指針はなく、受け入れ大学ごとに条件を定めています。英語で受験できる大学もありますが、高度な授業内容を理解するには、かなり複雑な日本語ができないと難しいのが実情で、日本の獣医学部で学ぶ外国人留学生は多くありません」(文科省関係者)

 ■「外国人枠20人」で定員穴埋め

 留学生受け入れを支援する日本学生支援機構の最新データ(28年5月1日時点)によれば、学位取得を目的として日本の大学の獣医学部に在籍している外国人留学生は全国で18人だという。

 それを一気に倍増させる20人もの外国人留学生枠で定員を確保するのは事実か。入学に必要な日本語水準はどのレベルに設定しているのか。卒業後は日本国内で獣医師になるという条件はつけないのか――。加計学園に質問状を送ったが、「担当者が出張中」とのことで、期限までに回答はなかった。

 元文科省審議官で京都造形芸術大教授の寺脇研氏が言う。

 「積極的に留学生を受け入れるのは悪いことではないが、加計学園の場合、学部新設の理由に四国の公務員獣医師不足を解消することが挙げられていた。大量に受け入れた外国人留学生が本国に帰ってしまうなら、そもそもの前提が崩れてしまう。国家戦略特区の趣旨と整合性がつきません。それに、既存の学部ではできないハイレベルの研究をすると言っているのに、通常の日本留学試験レベルのAO入試で対応できるのか。留学生を多く受け入れる国際色豊かな獣医学部が画期的だというなら、最初からそうアピールすればよかった。悪評で学生が集まらないから、海外から学生を呼んで定員を埋めようという苦し紛れにしか見えません。税金の使われ方としても問題です」

 これでは、首相お友達厚遇するための国家私物化特区と言われても仕方がない。加計の獣医学部新設には、建築費水増しによる補助金詐欺疑惑バイオセキュリティー面での危険性指摘されている。野党徹底して問題解明にあたるべきだ。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月09日  07:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【社説①】:「加計」問題審議 通り一遍の説明では

2017-11-18 06:10:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【社説①】:「加計」問題審議 通り一遍の説明では

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説①】:「加計」問題審議 通り一遍の説明では

 安倍晋三首相による指示や官僚の忖度(そんたく)は本当になかったのか。学校法人「加計学園」の獣医学部設置問題。政府は認可の適切さを繰り返し強調するが、通り一遍の説明では国民の理解は得られまい。

 衆院文部科学委員会が開かれ、加計学園の獣医学部設置問題が審議された。林芳正文部科学相による設置認可後、初の国会論戦だ。

 首相は六月の記者会見で、野党側の質問に強い口調で反論する自らの姿勢を深く反省し、「何か指摘があればその都度、真摯(しんし)に説明責任を果たす」と述べた。

 国際会議出席のため外国訪問中の首相は、きのうの委員会には出席しなかったが、首相が強調した説明責任を、政府は十分に果たしたのだろうか。答えは残念ながら「否」と言わざるを得ない。

 最大の論点はこれまで幾度となく却下されてきた獣医学部設置のための特区申請が、なぜ安倍内閣で一転、認められたのかである。

 希望の党の山井和則氏は、首相が「腹心の友」と呼ぶ同学園の加計孝太郎理事長は二〇一二年の第二次安倍内閣発足後、首相とゴルフや会食を十四回重ねるなど、国家戦略特区基本方針上の「利害関係」者に該当すると指摘して、認可の取り消しを求めた。

 これに対し、特区を担当する内閣府の審議官は「私的な交友関係は利害関係に含まれない」と答えたが、私的な交友関係が含まれていても、特区選定に公平性・中立性は保てると言い切れるのか。

 そもそも加計学園の申請は「新たな分野の需要がある」など、特区認定の四条件を満たしていたのか。政府側は国家戦略特区諮問会議で確認したと答弁したが、ならばなぜ、その後の大学設置・学校法人審議会で疑義が出たのか。

 一連の手続きは「加計ありき」で進んだのではないか。とても納得のいく説明とは言えまい。

 一般論として不合理な規制は撤廃すべきだ。省庁の壁があるのなら、特区制度などを活用して政治主導で突破するのも一手だろう。

 それでも公平性・中立性の確保は必須のはずだ。首相が「私の友人が関わることだから、国民から疑念の目が向けられることはもっともだ」と認めざるを得ない案件を、早々に認可していいのか。幕引きは許されまい。

 きのうの委員会では、与党の求めで従来よりも質問時間をより多く与党側に配分したが、政府の決定を追認し、追及する野党を批判する質問を繰り返すのなら、質問時間を増やす意味はない。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2017年11月16日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【主張】:加計学園問題 獣医学部生かす議論せよ

2017-11-18 05:03:40 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【主張】:加計学園問題 獣医学部生かす議論せよ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【主張】:加計学園問題 獣医学部生かす議論せよ

 文部科学省が、学校法人「加計学園」が政府の国家戦略特区を活用して愛媛県今治市に岡山理科大獣医学部を新設する計画を認可した。

 昭和41年以来、実に52年ぶりに獣医学部が新設される。このこと自体、いかに岩盤規制が分厚かったかを物語る。

 多くの野党は依然、反発している。15日の衆院文部科学委員会でも、認可の正当性を強調する政府側と、経緯に安倍晋三首相や首相官邸の関与があったのではないかとする野党側の質疑は平行線をたどった。

 怒声が飛び交う中、首相の「忖度(そんたく)」をめぐる不毛な水掛け論は相変わらずだ。不正は何一つ証明されない。

 専門家による大学設置・学校法人審議会が計画を「可」とした以上、論戦は、新学部をいかに国や地方のために役立てるかに移行すべきではないか。

 学園側も新学部の未来像を堂々と語るべきだろう。産業動物や公衆衛生、感染症などの分野で獣医学教育をリードしてほしい。

 一方で政府与党は、この問題をめぐって支持率を大きく落とした反省も忘れてはならない。「ない」はずの文書が後から出てくるなどの経緯に国民はうんざりしたはずだ。文書管理のあり方など、検討すべき課題は多い。

 到底看過できないのは、日本維新の会の足立康史衆院議員がこの問題をめぐり、自身のツイッターで、「朝日新聞、死ね」と投稿したことだ。朝日新聞は文科省審議会の答申について、社説で「『総理のご意向』をめぐる疑いが晴れたことには、まったくならない」などと報じていた。

 足立氏は「捏造(ねつぞう)報道をする朝日新聞を最も厳しい言葉で非難した」と説明し、国会でも取り上げられた「保育園落ちた日本死ね」という書き込みを念頭に、「日本社会が流行語大賞に選ぶなど許容している」とも述べたという。

 一般市民の投稿であっても「日本死ね」の文言は許容できない。まして足立氏は国会議員である。相応の品格が求められるべきであり、こうした物言いは、それ以前の問題だ。

 言論が気に入らなければ、正しく品位を保つ言葉で反論すればいい。対象が何であれ、「死ね」などという書き込みが許されるはずがない。「選良」という言葉を、自ら死語とする行為である。

 元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム  【主張】  2017年11月17日 05:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【文科相】:加計認可の妥当性強調 首相働き掛けは否定

2017-11-15 11:17:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【文科相】:加計認可の妥当性強調 首相働き掛けは否定

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【文科相】:加計認可の妥当性強調 首相働き掛けは否定

 衆院文部科学委員会は15日、政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設問題について審議した。林芳正文科相は「設置構想が、特区のプロセスの中で先端ライフサイエンス研究の推進など新たなニーズに対応すると確認された」と述べ、学園の計画を認可したことの妥当性を強調した。

 衆院文部科学委員会で答弁する林文科相=15日午前

 衆院文部科学委員会で答弁する林文科相=15日午前

 また計画を巡る経緯の中で、安倍晋三首相から文科省に何らかの指示があったかを問われ「なかったと承知している。そういうことがあったとすれば適切ではない」と指摘。首相からの働き掛けを明確に否定した。

 この日は計4時間の質疑で、野党側には計2時間40分が割り当てられた。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・国家戦略特区・加計学園問題】  2017年11月15日  11:17:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【文科省】:加計獣医学部、14日にも認可へ 52年ぶり新設

2017-11-11 16:54:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【文科省】:加計獣医学部、14日にも認可へ 52年ぶり新設

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【文科省】:加計獣医学部、14日にも認可へ 52年ぶり新設

 政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画について、林芳正文部科学相が14日にも認可する方向で調整していることが11日、関係者への取材で分かった。大学設置・学校法人審議会(設置審)が計画を認める答申をしており、来年4月開学は事実上決まっている。林氏は10日の記者会見で「答申を尊重したい」と述べていた。

加計獣医学部、14日にも認可へ 52年ぶり新設
   加計学園が建設中の岡山理科大獣医学部=6日、愛媛県今治市(共同通信社ヘリから)

 関係者によると、林氏は、学生募集に影響が出ないよう、早期に認可する必要があると判断したとみられる。来春開学すると1966年以来、52年ぶりの獣医学部新設。

 元稿:西日本新聞社 主要ニュース 社会 【話題・国家戦略特区・加計学園疑惑】  2017年11月11日  16:54:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①】:「加計」認可答申 疑惑解明は国会の役割だ

2017-11-11 10:45:00 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【社説①】:「加計」認可答申 疑惑解明は国会の役割だ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説①】:「加計」認可答申 疑惑解明は国会の役割だ

 疑惑を引きずったまま開学という運びでいいのだろうか。

 安倍晋三首相が「腹心の友」と呼ぶ加計(かけ)孝太郎氏が理事長を務める学校法人「加計学園」が、政府の国家戦略特区制度を使って愛媛県今治市で新設を計画する岡山理科大獣医学部が予定通り、来年4月に開学する方向になった。

 文部科学省の大学設置・学校法人審議会がきのう、林芳正文科相に開学を「可」と答申した。林氏は近く認可し、52年ぶりに獣医学部が新設される。しかし、これで一件落着ではない。「加計疑惑」は解明されていないからだ。

 疑惑解明は国会の役割だ。特別国会では徹底的な審議を求めたい。首相は今度こそ、謙虚に対応すべきだ。認可の最終決定は国会で審議を尽くしてからでも遅くないのではないか。

 従来の構造改革特区で15回連続落選した獣医学部新設が安倍政権の国家戦略特区の認定を受けた経緯はどうか。首相は何も指示していないのか。側近や官僚が忖度(そんたく)して公平・公正であるべき行政をゆがめたことはないか-。解明すべきテーマは山ほどある。

 特区担当の内閣府が文科省に「総理のご意向」などとして対応を促したとする文書も見つかった。

 設置審でも計画を疑問視する指摘が相次いだ。今年5月の1次審査で獣医、獣医保健看護両学科を合わせて改善が必須という是正意見が10件、それに次ぐ改善意見も19件、要望が1件出ていた。

 8月の2次審査でも是正が1件、改善が11件あった。学園側は入学定員削減や実習助手採用など計画不備の対応に追われたという。

 認可答申に当たっても病原体を取り扱う実習での安全性など8項目を留意するよう注文が付いた。

 こんな状況で開学して大丈夫か。開学すれば国から多額の私学助成金が交付され、愛媛県と今治市は最大96億円の補助金を支出する。そもそも本当に獣医師不足なのかとの指摘もある。国民の政治・行政不信を払拭(ふっしょく)するためにも加計氏ら関係者の招致を含め国会は疑惑解明に全力を尽くすべきだ。

 元稿:西日本新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2017年11月11日  10:44:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【加計学園問題】:獣医学部、認可へ。前川氏は反発コメント、その理由は…

2017-11-11 07:14:30 | 大学・大学院・就活・設置許認可

【加計学園問題】:獣医学部、認可へ。前川氏は反発コメント、その理由は…

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【加計学園問題】:獣医学部、認可へ。前川氏は反発コメント、その理由は…

 ■政府を「行政がゆがめられた」などと批判していた。 

 学校法人「加計学園」(岡山市)が運営する獣医学部新設について、林芳正文部科学大臣は11月10日、大学設置・学校法人審議会がその設置を認める答申を出した、と発表した。

 これを受け、文科省は週明けにも設置を認可する方針という。

 安倍晋三首相の友人が理事長を務めていることから、その関与などが疑問視されていた加計学園をめぐる問題。

 選定のプロセスで「行政がゆがめられた」などと指摘していた、文部科学省の前川喜平・前事務次官が10日夕方、報道陣にコメントを発表した。

                               時事通信

 前川氏はコメントで、「加計学園による今治市での獣医学部設置については、大学設置審議会の答申があったからと言って、直ちに文部科学省が認可すべきではない」と強調。

 「獣医学部の申請までのプロセスにこれほどの疑念があり、具体的な説明が全くなされず、記憶にない、記録がないという発言が繰り返される」なかで文科省が認可をすれば、それは「国民に真摯に向き合っていない」ことになると指摘した。

 そのうえで、特区諮問会議を改めて開き、「新設が国家戦略特区法の目的に適うものなのか、閣議決定の4条件を満たすものなのかを再確認する必要」があると訴えた。

 ■政府は十分な説明を

また、「特区制度のもとで同学園だけ特例的な規制緩和が認められた行政過程において、不公平・不公正、国政の私物化があったのではないかという国民の疑念」があるとし、「政府は十分な説明をしなければなりません」と求めた。

この「疑念」に関しては、以下の3点を列挙している。


  1. 国家戦略特区法の目的や閣議決定の4条件に基づく公正な審査が行われなかったのではないか
  2. 京都産業大学の提案を恣意的な条件を付すことにより公平性を欠く方法で排除したのではないか
  3. 「総理のご意向」により、初めから「加計ありき」で、「腹心の友」にだけ特別な恩恵を与えることが決まっていたのではないか

 そのうえで前川氏は、「我が国の主権者は国民です。政府は国民のための政治を行っているのですから、国民に対し正面から十分に説明を尽くさなければなりません」と結んだ。

 一方、菅義偉官房長官は同じ日の会見で、前川氏が取材などに認可に異論を唱えていることに対し、こう一蹴したという。

 「退職された方の発言について、いちいち政府としてコメントは控えたい」

BuzzFeed Newsでは、この問題について【「文科省だけが怖気付いている」新たに見つかった文書から見える、問題の本質とはという記事を配信しています。

 前川氏のコメント全文はこちら。

 元稿:BuzzFeed Japan株式会社 主要ニュース 政治 【政策・国家戦略特区・加計学園疑惑】  2017年11月10日  19:05:00  これは参考資料です。

 ◆【加計学園】「文科省だけが怖気付いている」新たに見つかった文書から見える、問題の本質とは

 ■官邸の指示があったのか。官僚の忖度があったのか。前川喜平・文科前事務次官が言う通り「行政が歪められた」のか。

 加計学園の獣医学部新設をめぐり、萩生田光一官房副長官が文部科学省の局長と面会した際の発言内容をまとめたとする文書が新たに見つかった。松野博一文科大臣が6月20日、会見で発表した。そもそもこの文書は、NHKが独自に入手し、19日夜に報じていた「10/21 萩生田副長官ご発言概要」という文書だ。NHKによると、萩生田副長官は加計学園の名前を挙げて「総理は平成30年4月開学とおしりを切っていた」などと述べた、と記されているという。さらに、「官邸は絶対やると言っている」「文科省だけが怖気付いている」などとする発言内容(全文を朝日新聞が掲載)もあり、内閣府などと相談した具体的な指示も記されていた。ただ、松野大臣は「副長官の発言でない内容が含まれている」ともしている。

                                時事通信

 松野博一文科大臣が6月20日、会見で発表した。そもそもこの文書は、NHKが独自に入手し、19日夜に報じていた「10/21 萩生田副長官ご発言概要」という文書だ。

 NHKによると、萩生田副長官は加計学園の名前を挙げて「総理は平成30年4月開学とおしりを切っていた」などと述べた、と記されているという。

 さらに、「官邸は絶対やると言っている」「文科省だけが怖気付いている」などとする発言内容(全文を朝日新聞が掲載)もあり、内閣府などと相談した具体的な指示も記されていた。

 ただ、松野大臣は「副長官の発言でない内容が含まれている」ともしている。

 なぜ、新たな文書が注目を浴びているのか。NHKの報道によると、文書は2016年10月21日のもの。今治市が特区に選ばれる前、加計学園が事業者に選ばれる前の発言内容だ。

 そもそも、獣医学部新設に関する特区には、今治市だけではなく、京都府も名乗りをあげていた。

 国家戦略特区諮問会議(議長・安倍晋三首相)が獣医学部新設を認めたのは2016年11月。「空白地域」に限るという条件がつけられたため、すでに獣医学部のある関西圏の京都府は脱落した。

 その後、加計学園が事業者に選ばれたのは2017年1月だ。

 つまり文書からは、今治か京都か決まっていない段階から、政府が「今治・加計ありき」で話を進めているようにも受け取れる。加計学園をめぐる問題は「怪文書」(菅義偉官房長官)と指摘され、その後文科省の再調査で見つかった「文書」が取りざたされたことで、波紋を広げていた。内閣府と文科省の会合を記録したとされる、この2016年9〜10月の文書にも、今治市や加計学園を前提とし、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」とする内容が記されていた。今回見つかった新たな文書からは、「副官房長官」という総理に近い立場の人物が、同様の発言をしていた可能性がうかがえる。一方、萩生田副長官は6月20日、新たな文書について「このような不正確なものが作成され、意図的に外部に流されたことについて非常に理解に苦しむ。強い憤りを感じている」とするコメントを発表。また、記されていた内容に関しては「私は総理からいかなる指示も受けたことはない」などと否定した。

                                    時事通信

 加計学園をめぐる問題は「怪文書」(菅義偉官房長官)と指摘され、その後文科省の再調査で見つかった「文書」が取りざたされたことで、波紋を広げていた。

 内閣府と文科省の会合を記録したとされる、この2016年9〜10月の文書にも、今治市や加計学園を前提とし、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」とする内容が記されていた。

 今回見つかった新たな文書からは、「副官房長官」という総理に近い立場の人物が、同様の発言をしていた可能性がうかがえる。

 一方、萩生田副長官は6月20日、新たな文書について「このような不正確なものが作成され、意図的に外部に流されたことについて非常に理解に苦しむ。強い憤りを感じている」とするコメントを発表

 また、記されていた内容に関しては「私は総理からいかなる指示も受けたことはない」などと否定した。

 萩生田副長官をめぐっては、新設条件の文言を「広域的に存在しない地域に限る」と修正するよう指示があったと記されたメールが文科省の再調査で見つかっていた。

 この条件修正により、加計学園の獣医学部新設が確実になった。同じく特区に応募しようとしていた京都産業大学のある関西圏には、すでに獣医学部があったからだ。

 萩生田副長官はこの件についても6月17日、「指示を出したことがない」と否定。山本地方創生担当大臣は、内閣府の調査でメールが確認できたとしたうえで、修正は自らの指示であったことを明らかにしている。

 今回の文書が見つかったことにより、文科省と内閣府との間の食い違いはさらに広がることになる。

 そもそもこの問題の本質は、文書の存在どうこうではなく、「行政が歪められた」のか、否かにある。獣医学部はこれまで、獣医師の増えすぎを防ぐために新設が抑制されていた。ただ、2015年6月に閣議決定された「日本再興戦略」で、獣医学部設置についての新たな条件が示されたことにより、規制緩和の道が開けた。条件には、新たな分野における獣医学部の需要が明らかになる場合などが挙げられている。当時の国家戦略特区担当相が石破茂氏だったため、「石破4条件」とも呼ばれる。しかし、今回の特区を決めるプロセスでは、この4条件に関する判断が出されないままに議論が進み、「行政が歪められた」と前川喜平・文科前事務次官が指摘している。「4つの条件に合致しているかどうかを判断すべき責任がある内閣府は、そこの判断を、十分根拠のある形でしていない」(5月25日の会見、毎日新聞)などと言った指摘だ。

                                    時事通信

 獣医学部はこれまで、獣医師の増えすぎを防ぐために新設が抑制されていた。ただ、2015年6月に閣議決定された「日本再興戦略」で、獣医学部設置についての新たな条件が示されたことにより、規制緩和の道が開けた。

 条件には、新たな分野における獣医学部の需要が明らかになる場合などが挙げられている。当時の国家戦略特区担当相が石破茂氏だったため、「石破4条件」とも呼ばれる。

 しかし、今回の特区を決めるプロセスでは、この4条件に関する判断が出されないままに議論が進み、「行政が歪められた」と前川喜平・文科前事務次官が指摘している。

 「4つの条件に合致しているかどうかを判断すべき責任がある内閣府は、そこの判断を、十分根拠のある形でしていない」(5月25日の会見、毎日新聞)などと言った指摘だ。

 野党もこうしたプロセスに問題点があると批判。安倍首相や萩生田副長官が加計孝太郎理事長と親しい点を指摘しながら、便宜や首相への「忖度」があったのではないか、としている。政府は一貫してこれを否定している。安倍首相は6月19日の会見で、「歪んだ行政を正すものだった」「プロセスは透明で公平公正」と主張した。「専門家の育成や公務員獣医師の確保は喫緊の課題で、そうした時代のニーズにこたえる岩盤規制改革は、歪んだ行政を正すもの。スピード感を持って進めることは、まさに総理大臣としての私の意志であります」「透明で公平公正なプロセスこそが、内向きの議論を排除し、既得権でがんじがらめとなった岩盤規制を打ち破る大きな力となる。これが国家戦略特区であります。審議にたずさわった民間議員の皆さんは、プロセスに一点の曇りもないと断言されております」それならば、と野党は首相の出席を求めて衆議院予算委の閉会中審査や、前川氏の証人喚問を要求している。しかし、与党は応じる姿勢を見せていない。

                 萩生田副長官のブログより / Via blog.livedoor.jp

 政府は一貫してこれを否定している。安倍首相は6月19日の会見で、「歪んだ行政を正すものだった」「プロセスは透明で公平公正」と主張した。

 「専門家の育成や公務員獣医師の確保は喫緊の課題で、そうした時代のニーズにこたえる岩盤規制改革は、歪んだ行政を正すもの。スピード感を持って進めることは、まさに総理大臣としての私の意志であります」

 「透明で公平公正なプロセスこそが、内向きの議論を排除し、既得権でがんじがらめとなった岩盤規制を打ち破る大きな力となる。これが国家戦略特区であります。審議にたずさわった民間議員の皆さんは、プロセスに一点の曇りもないと断言されております」

 それならば、と野党は首相の出席を求めて衆議院予算委の閉会中審査や、前川氏の証人喚問を要求している。しかし、与党は応じる姿勢を見せていない。

 「これはスキャンダルではなく、税金の使い道の問題だ」との指摘もあがっている。今治市に新設される獣医学部の土地(評価額36億7500万円)は今治市から無償で、さらに事業費の半分(96億円)が市から提供される。また、私学助成金も毎年支給されることになるからだ。2017年3月の答弁で、問題について「働きかけがあれば、責任を取る」と明言している安倍首相。6月の答弁ではその内容について「申し上げる必要はない」と語っている。

                               AFP=時事通信

 今治市に新設される獣医学部の土地(評価額36億7500万円)は今治市から無償で、さらに事業費の半分(96億円)が市から提供される。また、私学助成金も毎年支給されることになるからだ。

 2017年3月の答弁で、問題について「働きかけがあれば、責任を取る」と明言している安倍首相。6月の答弁ではその内容について「申し上げる必要はない」と語っている。

 元稿:BuzzFeed Japan株式会社 主要ニュース 政治 【政策・国家戦略特区・加計学園疑惑】  2017年06月20日  16:19:00  これは参考資料です。

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