乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【社説②】:鳥獣害対策 ジビエで地域に活気を

2017-12-06 06:10:15 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【社説②】:鳥獣害対策 ジビエで地域に活気を

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説②】:鳥獣害対策 ジビエで地域に活気を

 シカやイノシシなどが田畑や山を荒らす食害が深刻だ。対策は待ったなしだが、広がり始めた野生鳥獣肉(ジビエ)の活用にも注目したい。軌道に乗れば地域振興につながる可能性を秘めている。

 会場にはシカやイノシシのほかに、シェフが腕をふるったカラス肉の料理まで…。先ごろ、愛知産ジビエの普及を啓発するイベントが名古屋市内であり、地元の野生肉の試食も行われた。

 県に業務委託されたNPО法人が中心になり、愛知産ジビエの捕獲、食肉加工、流通販売、飲食店、消費者をつなぐネットワーク組織の早期設立を目指す。

 ジビエの現況やメリットなどを共有すれば、地元の理解や消費の拡大にたしかに有効だろう。

 ジビエはヨーロッパで貴族の伝統料理とされてきた食文化だが、肉食ご法度の歴史があるわが国でも、シカやシシ肉を人々は食べてきた。それがしばし途絶えて生息数が激増、今や害獣扱いされる事態になっている。

 全国のニホンジカ(エゾシカを除く)の推定生息数は約三百四万頭、イノシシが約九十四万頭。環境省の二〇一五年度のまとめだ。二十五年間でシカは約十倍、イノシシは約三倍にも増えている。

 生息域も広がり、人里にも頻繁に現れる。農作物被害だけで年に二百億円前後に上るが、都市部や生態系への影響ともなれば、被害は数字では到底表せぬだろう。

 政府は十年後にシカとイノシシの生息数の半減を目標に、高齢化などで減り続けるハンターの育成など「捕獲」を最優先に諸施策を講じている。そんな中、捕獲後の活用法として有力視されているのがジビエだ。たとえばシカは、焼却や埋設処分が多く、食肉利用率は一~二割ほどだった。

 来年度予算に農林水産省は鳥獣害対策とジビエ推進として百五十億円(本年度九十五億円)を概算要求した。今、全国にジビエ処理加工施設は六百三十カ所ある。一年間で約八十カ所も増えた。愛知県には八カ所だが、ジビエの取り組みは他より早めだった。

 相手は野生動物。安定供給、肉質のばらつき、安全性をどう保証するかなど、多くの課題を克服するためにも組織化を考えた。

 都市への販路拡大はもちろんだが、山村でジビエ飲食店と特産物販売、食肉加工施設を一体にすれば、訪れた人々が命と向き合う場にも、高齢化や耕作放棄地の“気づき”の場にもなるだろう。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2017年12月04日  06:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【話題のニュース】:紅葉週末から見頃 関東以西、台風影響も

2017-11-18 07:40:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【話題のニュース】:紅葉週末から見頃 関東以西、台風影響も

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【話題のニュース】:紅葉週末から見頃 関東以西、台風影響も

 民間気象会社「ウェザーニューズ」は18日までに、各地の紅葉の状況を調査、予測した結果を発表した。週末は関東以西の各地で見頃を迎え、四国や九州では、来週以降も楽しめそうだ。10月下旬に接近した台風21号、22号の影響で枝が折れたり葉が落ちたりしたところもあった。

 鮮やかにライトアップされた紅葉の中を進む叡山電鉄鞍馬線の車両=15日夜、京都市

 鮮やかにライトアップされた紅葉の中を進む叡山電鉄鞍馬線の車両=15日夜、京都市

 同社のスマートフォンアプリの利用者を通じて、台風の紅葉への影響をアンケートしたところ、「葉が落ちた」との回答の割合は北陸で47%、甲信では46%と高く、近畿では17%が「倒木・枝が折れる」と答えた。東海と中国、四国、九州では「影響なし」が60%を超えていた。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題】  2017年11月18日  07:40:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【産経抄】:タモリさんも「チバニアン」には興味津々だろう

2017-11-18 05:03:00 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【産経抄】:タモリさんも「チバニアン」には興味津々だろう

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【産経抄】:タモリさんも「チバニアン」には興味津々だろう

 宮沢賢治は、「石っこ賢さん」と呼ばれるほど、石集めが好きな少年だった。岩手の農林学校では地質学を学び、地質調査旅行にも出かけた。多くの作品に鉱物や岩石を登場させている。

 ▼NHKの人気番組「ブラタモリ」に出演中のタモリさんも、ひょっとして「石っこ」だったのではないか。全国各地をぶらぶら歩きながら、しばしば専門家が絶句するほどの地質学の知識を披露している。

 ▼今年6月には、番組が日本地質学会から表彰を受けて話題になった。「地質学の社会への普及」が理由である。そんなタモリさんにとって、興味津々のニュースであろう。地球の長い歴史のうち、約77万~12万6千年前の時代が「チバニアン(千葉時代)」と呼ばれる可能性が高まった。

 ▼地球は誕生してから、何度も地磁気の南北逆転を繰り返してきた。最後に起きたのが、77万年前とされている。千葉県市原市内にある地層で、地磁気の逆転の痕跡が明確に確認できる。それが評価されたという。

 ▼ニュースでもう一つの日本の快挙を知った。そもそも1929年に地磁気が逆転する現象を世界で初めて発表したのは、地球物理学者の松山基範(もとのり)だった。すでに地磁気の年表には、松山の名前が刻まれている。新しい地学の教科書には、くわしく記載されるだろう。

 ▼ただ残念なことに、地学は高校では不人気な科目である。入試で、多くの大学が理科の受験科目からはずしているからだ。地球を対象とする地学には、地質学や気象学から天文学まで含まれる。地学離れは、地震や火山の噴火、台風に悩まされてきた日本にとって由々しき事態である。「チバニアン」をきっかけに「石っこ」になった少年少女が、地学を人気科目に押し上げてほしい。

 元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム  【産経抄】  2017年11月15日  05:04:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【社説】:[産廃許可取り消しへ]県は影響抑える方策を

2017-11-14 07:23:50 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【社説】:[産廃許可取り消しへ]県は影響抑える方策を

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:[産廃許可取り消しへ]県は影響抑える方策を

 県は沖縄市池原の「倉敷環境」に対し、産業廃棄物処分業等の許可を取り消す方針を固めた。

 許可の取り消しは廃棄物処理法に基づく県の最も重い行政処分である。

 県内大手の同社を巡っては10トントラック7万台分、高さ約30メートルの巨大な「ごみ山」が長年問題になっている。

 県の許可取り消し方針は、ごみ山の廃棄物を近くのグループ会社の敷地に移動させ、土で覆った不法投棄の疑いが強まったからである。

 倉敷環境はごみ山から移動させた廃棄物の保管について虚偽の説明をしており、県は組織的に隠蔽(いんぺい)が行われたと判断したようだ。

 ごみ山は燃え殻など厳重に管理すべき「管理型廃棄物」とそれ以外のごみを区分しないまま、許可容量を超えて積み上げた結果である。

 ごみ山周辺で県が今年9月、地下水調査をしたところ、基準値を超えるヒ素やカドミウムなどが検出された。

 河川や農業用水からは基準値を超える有害物質は検出されていないものの、周辺は市の農業振興地域に指定されており、農家の風評被害や住民の健康被害が懸念される。

 2015年ごろからグループ会社の敷地に移されたごみ山の燃え殻や混合廃棄物はフレコンバッグと呼ばれる袋に詰められた。だが、年がたつにつれ、バッグが破れ、中身が地中にしみ出している。周辺の地下水調査も必要だ。

 倉敷環境はごみ山を築き、環境に及ぼす影響を無視しており、悪質極まりない。

■    ■

 業者を管理・監督するはずの県の対応にも疑問が残る。

 県がごみ山に対して最初の改善命令を出したのは10年。以降改善命令などは計12回に上り、廃棄物の過剰保管などで事業停止命令も計4回。16年には新焼却炉のダイオキシン濃度が基準値を上回り、使用停止命令も出している。

 だが、結果としてごみ山ができるのを止めることができなかった。

 担当者が現場に足を運べば、ごみ山が大きくなっていくのはわかるはずだ。県の認可は適切だったのか。17年間で繰り返し出された改善命令などで県と業者との間で具体的にどんなやりとりがあったのか説明してほしい。

 ごみ山の問題で県や沖縄市、周辺自治会など7者は、倉敷環境が23年までに処理する合意書を交わしているが、遅々として進んでいない。住民不安は高まる一方だ。

■    ■

 ごみ山の処理は一義的には倉敷環境がなすべきことだが、できなくなった場合は県が行政代執行することになりそうだ。撤去費用には税金が使われる。倉敷環境の責任を明確にすべきだ。

 地下水を守るために処分場の底などに遮水シートを敷かなければならない管理型最終処分場は、本島には同社を含め民間の3カ所があるが、ほぼ満杯状態。このため約3分の2を県外搬出でしのいでいる。県が名護市安和に建設している処分場の供用開始は19年度の予定である。県には倉敷環境に代わる業者との調整を急ぎ、混乱が生じないよう対策を急いでほしい。

 元稿:沖縄タイムス社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 2017年11月13日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【千葉県】:地球の歴史に「千葉時代」 チバニアン、国際学会1次審査通過

2017-11-14 05:31:50 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【千葉県】:地球の歴史に「千葉時代」 チバニアン、国際学会1次審査通過

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【千葉県】:地球の歴史に「千葉時代」 チバニアン、国際学会1次審査通過

 国立極地研究所は13日、地球の歴史のうち77万〜12万6000年前を「チバニアン(千葉時代=Chibanian)」と名付けるための申請が、国際学会の1次審査を通過したと発表した。審査は続くが、結論が覆った前例はほとんどなく、来年中に正式に決まるとみられる。地質年代に日本にちなんだ名称が付くのは初めて。地球史に“千葉”の名前が刻まれることがほぼ確実となった。

   共同 77万年前に地球の磁気の向きが逆転した跡が、良好な状態で残る千葉県市原市の地層。地質年代で初めて日本にちなんだ名称「チバニアン」と名付けられる見通しとなった

 ほかにイタリアの2カ所の地層にちなんだ名称も申請され投票となったが、千葉県市原市で見つかった77万年前の地層をもとにしたチバニアンが6割以上の支持で選ばれた。

 46億年に及ぶ地球の歴史は、地層中の化石などから決める地質年代で分け、恐竜が繁栄した「ジュラ紀」や「白亜紀」などがあり、さらに細かな年代に分かれている。茨城大や極地研のチームは6月、市原市の地層が、年代の境界を示す代表的な地層の「国際標準模式地」にふさわしいとして、国際地質科学連合に申請して審査を受けていた。

 地球には磁石の性質があり地磁気と呼ばれる。現在は北極がS極、南極がN極の向きだが、過去360万年間に向きが11回逆転しており、77万年前が最後の逆転とされている。市原市を流れる養老川沿いの崖に現れている地層は、77万年前に地球の磁気が逆転した跡がはっきりと読み取れるのが最大の特徴で、鉱物などに良好な状態で残っている。この地層はかつて海底にあったころに積もり、その後に盛り上がって陸地となった。最後の逆転は世界でイタリアの2カ所と千葉しか発見されていない。

 審査通過条件には「地層へのアクセス」「時代環境の変化が分かる化石が豊富」などがありイタリアが有利とみられていたが、日本チームは豊富なデータをそろえ差をつけた。

 ▼研究チームの岡田誠茨城大教授(古地磁気学) 古い時代の環境が分かる海中の微生物の化石など、ほかに申請していたイタリアのチームと比べても遜色のないさまざまなデータを集め、主張したことが認められた。特に、77万年前に地球の磁気が逆転したことが地層からはっきりと分かるデータが評価されたと思う。努力してきたかいがあった。何の変哲もない崖にある地層だが、多くの人に、特に子供たちに地学に関心を持ってもらえる良い材料になるはずだ。

 元稿:スポーツニッポン新聞社 主要ニュース 社会 【話題】  2017年11月14日  05:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【千葉県】:「教科書に載るかも」地元は喜び爆発 森田知事も「うれしい」

2017-11-14 05:31:20 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【千葉県】:「教科書に載るかも」地元は喜び爆発 森田知事も「うれしい」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【千葉県】:「教科書に載るかも」地元は喜び爆発 森田知事も「うれしい」

 ■チバニアン、国際学会の1次審査を通過

 千葉県市原市の関係者らは13日、「チバニアン」が地球史の一時代になることが濃厚となり、喜びに沸いた。市学校教育課の斎藤和則さん(47)らは昨年、地層の成り立ちなどを紹介する小中学生向けDVDを作製。小学6年と中学1年の授業に取り入れており「教科書に載るかもしれないと思うと非常にうれしい」と声を弾ませた。

 この日地層を訪れた地元の元町内会長山田博男さん(69)は「こういうことになるとは夢にも思わなかった。お客さんが増えるだろうが、まだトイレや駐車場もないので何とかしたい」とうれしい悲鳴を上げた。

 ▼森田健作千葉県知事 千葉が将来もずっと発信されることになる。こんなにうれしいことはない。

 元稿:スポーツニッポン新聞社 主要ニュース 社会 【話題】  2017年11月14日  05:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【インド】:「殺人大気」「市内ガス室」、汚染深刻化

2017-11-09 18:36:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【インド】:「殺人大気」「市内ガス室」、汚染深刻化

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【インド】:「殺人大気」「市内ガス室」、汚染深刻化 

 【ニューデリー=田尾茂樹】インドの首都ニューデリーで大気汚染が深刻化している。

 デリー首都圏(州に相当)政府は域内の全学校を11日まで休校とし、13日から5日間、自家用車の走行を規制すると決めた。

 市内は9日、濃いスモッグがたちこめ、数百メートル先の建物が見えなくなるほど視界が悪化した。地元テレビは「殺人大気」「市内がガス室に」などと報じた。

8日、ニューデリー近郊で、スモッグがたちこめた道(AP)

  8日、ニューデリー近郊で、スモッグがたちこめた道(AP)

9日、ニューデリーで、無料配布されたマスクを着ける男性ら(ロイター)

  9日、ニューデリーで、無料配布されたマスクを着ける男性ら(ロイター)

 ニューデリーの大気汚染は車の排ガスや焼き畑などの影響で世界最悪レベルとされ、空気が滞留しやすい秋から冬にかけて特に深刻化する。8日には、発がん性のある微小粒子状物質(PM2・5)の濃度が1立方メートルあたり最大で1000マイクロ・グラムを記録した地点があった。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 国際 【アジア・インド・環境】  2017年11月09日  18:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【秋田県】:「安全な半島」にクマ出没…八郎潟や砂浜越えて

2017-10-28 07:35:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【秋田県】:「安全な半島」にクマ出没…八郎潟や砂浜越えて

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【秋田県】:「安全な半島」にクマ出没…八郎潟や砂浜越えて

 男鹿半島に異変が起きている。

 秋田県警が2005年にクマの出没に関する統計を取り始めて以来、9月に初めて目撃され、これまでにクマ関連の情報が7件(10月26日時点)相次いで寄せられている。半島と内陸部の間の八郎潟や砂浜が障壁となり、「クマは入れない」と考えられてきたが、脅威が迫り、住民らは危機感を強めている。

 

 「クマに気をつけて帰ってね」――。9月27日に付近でクマが目撃された男鹿市立脇本第一小で10月6日夕、男鹿署員が下校する児童らに啓発チラシを配り、注意を呼びかけた。

 県内各地ではクマが人を襲うなどの被害が相次いでいたが、同市民の間では「男鹿にクマはいない」が共通認識だった。しかし、無縁と思われていた脅威が現実となった。チラシを見ていた3年生(9)は「クマはなまはげよりも怖い。外で遊べなくなるのかな……」と表情を曇らせた。2年生の娘を通わせている女性(37)は「この辺でクマが出るなんて聞いたことがなかった。子供が襲われたらと思うと恐ろしい」と戸惑いを隠さない。

 県警のまとめによると、同市内では、北部に位置する野石地区で9月17日、統計開始以来初の目撃情報が寄せられた。同24日には脇本地区で栗の木の実が食い荒らされた痕跡が見つかり、同26~29日は同地区や鵜木、男鹿中地区で4件の目撃情報が相次ぐなど、クマの出没に関する情報が10月11日までに計7件に上り、地域に緊張が走った。

 同市が位置する男鹿半島は、内陸部との間を隔てるようにして八郎潟や砂浜が広がっている。このため、半島内にクマは入って来ないと考えられていた。

 しかし、今秋は少し事情が違うようだ。県自然保護課によると、クマの餌となるブナの実が凶作で、冬眠を前にしたクマが栄養を蓄えるため、餌を求めて行動範囲を広げている。実際、男鹿半島の付け根に位置する三種町内では今年、人里近くでのクマの捕獲頭数が20頭(26日時点)と、昨年(6頭)の3倍超となっている。大潟村でも9月、8年ぶりとなる目撃情報が2件あった。こうした状況から、日本クマネットワーク会員の泉山吉明・同課専門員は「クマは泳ぎが得意。生息域を広げる中で、八郎潟を泳いで男鹿半島へ渡った可能性がある」と分析する。

 クマの生態に詳しい岩手大農学部の青井俊樹名誉教授は「ブナなどの広葉樹の林が広がる男鹿半島は、クマが生息するのに適した環境といえる。いずれ、クマが定着する可能性は高い」と指摘する。

 突如、現れた“侵入者”の脅威に戸惑いつつも、地元猟友会は対抗措置をとり始めた。クマやイノシシ、シカなど大型動物を相手にした経験は乏しいが、まずは、栗の実が食い荒らされた脇本地区に、檻(おり)状のわなを仕掛けるなど、手探りの対応が続く。

 地元猟友会の一つ、男鹿地方猟友会(会員17人)では、県からの有害鳥獣駆除許可を受けた会員が半数ほどしかいなかったが、9月末までに全会員が許可を受け、クマの出没に備えた態勢を手厚くした。斉藤徹副会長は「急な目撃情報にも人数をそろえて対応できるようにしたい」と話している。(藤本宏、大塚健太郎)

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・自然環境・秋田県】  2017年10月28日  07:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【筑波山の山頂】:奇跡は年2回、幸運なら「ダブルダイヤモンド」

2017-10-28 07:02:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【筑波山の山頂】:奇跡は年2回、幸運なら「ダブルダイヤモンド」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【筑波山の山頂】:奇跡は年2回、幸運なら「ダブルダイヤモンド」

 早朝の筑波山の山頂で太陽が光彩を放つ「ダイヤモンド筑波」が27日、茨城県筑西市の母子島(はこじま)遊水地から見られた。

「ダブルダイヤモンド筑波」にレンズを向ける写真愛好家ら(27日午前6時25分頃、筑西市の母子島遊水地で)

  「ダブルダイヤモンド筑波」にレンズを向ける写真愛好家ら(27日午前6時25分頃、筑西市の母子島遊水地で

 日の出の位置との関係で10月下旬と2月中旬の年2回しか観賞できない光景で、訪れた写真愛好家らが盛んにシャッターを切っていた。

 同遊水地ではこの日、山頂に太陽が重なった筑波山が水面にも映る「ダブルダイヤモンド筑波」も楽しめた。家族や友人と訪れた同市向川澄の服飾加工業の男性(32)は「初めて見に来たが、思った以上に美しかった」と喜んでいた。

 撮影スポットとして人気の高い遊水地に多くの人に訪れてもらおうと、市民団体と市などは連携して観光PRを行っており、27日には缶コーヒーの無料配布などが行われた。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・自然環境・茨城県筑西市】  2017年10月28日  07:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【都心】:ブルブル、10月中旬では60年ぶり寒さか

2017-10-19 19:46:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【都心】:ブルブル、10月中旬では60年ぶり寒さか

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【都心】:ブルブル、10月中旬では60年ぶり寒さか 

 秋雨前線が本州の南に停滞し、冷たい雨が降った影響で、19日は東日本を中心に気温が低下し、関東などでこの秋一番の寒さとなった。

 気象庁によると、東京都心の午後7時現在の最高気温は、未明に観測した12・3度。昼間も悪天候が続き、正午の気温は11・1度だった。10月中旬に都心で最高気温が13度を下回れば、1957年以来、60年ぶり。

冷たい雨が降る中、厚着をして歩く人たち(19日午後、東京都渋谷区で)=三浦邦彦撮影

  冷たい雨が降る中、厚着をして歩く人たち(19日午後、東京都渋谷区で)=三浦邦彦撮影

 ほかに、福島県郡山市で9・9度、長野県軽井沢町で7・7度、愛知県新城市で15度など、各地で12月上旬から中旬並みの気温となった。

  元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・気温】  2017年10月19日  19:46:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。  

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【社説】:希少種解除へ 今後も生息環境の保全

2017-08-27 03:15:55 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【社説】:希少種解除へ 今後も生息環境の保全

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:希少種解除へ 今後も生息環境の保全

 絶滅が懸念されているオオタカについて、環境相の諮問機関「中央環境審議会」野生生物小委員会は、種の保存法に基づく「国内希少野生動植物種(希少種)」の指定解除を了承した。オオタカはかつて、人間の開発行為により生息域が狭められて大きく数を減らし、現在も個体数は決して十分ではない。解除によって保護策が緩められてはならず、生息を軽視した開発行為には歯止めを求めたい。

 個体数は、1980年代は500羽以下だったが、森林環境の保護などで回復。2008年の環境省調査では5千~8900羽程度と推計されているが、絶滅の危険度を示す国のレッドリストでは依然、準絶滅危惧種であり、安心できない。

 そもそも、生態系の頂点に立つオオタカの生息数は多くはなく、今回の解除で、絶滅の恐れが軽減したと受け止めるのは誤りだ。主な生息地の里山は人の生活域と重なり、住宅用地や公的施設などとして開発されやすい。環境変化で絶滅の危惧が強まる恐れがあることを、行政や開発業者は重く受け止めねばならない。

 環境省は長期的にモニタリングし、生息数減少を確認すれば再指定を検討するという。しかし、自然保護団体はデータが不足していると指摘し、指定解除に疑問を呈している。モニタリング結果はその都度公開し、透明性を高めてもらいたい。

 指定が解除されれば、国が対応している捕獲・流通規制が、都道府県に委ねられる。各自治体は専門性を高め、生息環境保全にも努めねばならない。日本全体では個体数が回復しているというが、地域によってばらつきがある。中でも四国は少ないと、環境省は分析している。愛媛県レッドデータブックでも、オオタカは国のレッドリストより一層深刻な絶滅危惧種に指定されている。餌となる鳥類や小型哺乳類が減少し、繁殖に適した森林環境も減ったとする警告は重い。

 埼玉県などは独自に、オオタカ保護指針をまとめている。環境先進県を掲げる愛媛県も、希少種に求められているのと同様に保護増殖事業計画の策定、保護区の指定を進めるべきだ。

 日本野鳥の会愛媛の松田久司代表は「レッドデータブックなどのランクは変わっておらず、ダムなど大規模開発時の環境影響評価(アセスメント)で、オオタカはこれまで通り考慮されるだろう」としつつ、対応に変化がないか注視するという。環境を守るため、行政もチェックを怠ってはならない。

 オオタカは、大規模開発にストップをかける自然保護運動の象徴になってきた。今治市の新都市開発事業や愛知万博では、営巣確認を受け、計画を変更した。このような保護策があっての個体数回復である。生態系の頂点に位置する種の保護は生物多様性の保全につながると肝に銘じ、オオタカが生息できる環境を守っていかねばならない。

 元稿:愛媛新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2017年08月27日  03:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【米国】:皆既日食、99年ぶり大陸横断 「まるで夜みたい」

2017-08-22 05:04:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【米国】:皆既日食、99年ぶり大陸横断 「まるで夜みたい」

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【米国】:皆既日食、99年ぶり大陸横断 「まるで夜みたい」

 【ナッシュビル(米テネシー州)=川合智之】米国の広い範囲で21日昼(日本時間22日未明)、太陽が月と重なって見えなくなる皆既日食が起きた。米本土の西海岸から東海岸を横断する皆既日食は99年ぶり。米南部テネシー州ナッシュビルでは正午ごろから太陽が欠け、午後1時半ごろに太陽が完全に隠れた。

米国西部のオレゴン州で観測された皆既日食(21日)=浅原敬一郎撮影

        米国西部のオレゴン州で観測された皆既日食(21日)=浅原敬一郎撮影

 ナッシュビルは皆既日食が約2分間続く絶好の観測地で、国内外から多くの観光客が訪れた。セ氏35度近い猛暑だったが、太陽が欠けると直射日光が遮られ、体感温度はぐっと下がった。太陽が完全に隠れると周囲は真っ暗に。「まるで夜みたいだ!」と大きな歓声があがった。

 「2カ月以上前から楽しみにしていた」と語ったペンシルベニア州ピッツバーグ在住の大学教授マーク・スタリックさん(59)は、家族3人と車で8時間かけて訪れた。太陽が一部欠ける部分日食も全米で見られ、米CNNテレビの調査では国民の51%が日食を観測すると回答。トランプ米大統領もホワイトハウスのベランダからメラニア夫人と日食を眺めた。

 皆既日食は月が太陽と地球の間に入り、太陽が完全に隠れて見える現象。今回は米西部オレゴン州から南部サウスカロライナ州まで14州を横切る幅70マイル(約110キロメートル)の地域で観測できた。

 日本からも多くの観光客が訪れた。日本のツアーに同行した宇宙飛行士の山崎直子さんは「感動した。将来は日食を見る宇宙旅行も増えると思う」と語った。6回目の観測という国立天文台の縣秀彦准教授は「大気の厚みが薄く、コロナがはっきり見えた。忘れがたい日食だった」と話した。

 日本で次の皆既日食は2035年9月2日に能登半島から茨城、千葉県にかけての一部地域。自分の住んでいる場所で運良く皆既日食が起きる確率は375年に1回とされ、日本でも日食フィーバーが起きそうだ。

 元稿:日本経済新聞社 朝刊 主要ニュース 国際 【北米・米本土の西海岸から東海岸を横断する皆既日食】  2017年08月22日  05:04:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【春秋】:川路聖謨は末期の江戸幕府を支えた能吏として知られる。

2017-08-07 03:30:40 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【春秋】:川路聖謨(としあきら)は末期の江戸幕府を支えた能吏として知られる。

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【春秋】:川路聖謨(としあきら)は末期の江戸幕府を支えた能吏として知られる。

 山田風太郎の言葉を借りれば、有能であったのみならず誠実で情愛深くユーモアに富んでいた。江戸無血開城が決まった翌日、不自由なからだで自ら命をたった。風太郎は「最後の徳川武士の花」と評している。

 ▼そんな人物が落語に出てきたので驚いたことがある。三代目の桂米朝師匠による「鹿政談」だ。奈良で「神さまのおつかい」とされるシカを、あやまって殺(あや)めた豆腐屋。死罪は免れないと覚悟してお白洲(しらす)に臨んだところ、情と機転をそなえた奉行の「大岡さばき」ならぬ「川路さばき」でハッピーエンド、という筋だった。

 ▼この噺(はなし)に出てくる奈良奉行はもともと、川路より前の時代の人物だったらしい。あえて名高い幕臣を起用したのには、米朝師匠なりの思い入れがはたらいたのかもしれない。評伝などによれば、政争のあおりで左遷された川路は足かけ6年にわたって奈良奉行をつとめた。地元の人たちからずいぶんと慕われたのだそうだ。

 ▼いまでは死罪ということはないが、奈良でシカが神聖なのに変わりはない。特別天然記念物として大切にされるようになった。おかげで近年は数が増え農作物などを荒らす害が深刻に。ついに奈良県が捕獲に乗り出したところ自然保護団体から反対の声が上がった。これにて一件落着、とはいかないのが人間社会の現実か。

 元稿:日本経済新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【春秋】  2017年08月07日  03:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【米国】:高温で欠航相次ぐ、米アリゾナ州で月40便 ■各地で対応急務に

2017-07-15 04:36:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【米国】:高温で欠航相次ぐ、米アリゾナ州で月40便 ■各地で対応急務に

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【米国】:高温で欠航相次ぐ、米アリゾナ州で月40便 ■各地で対応急務に

 【ニューヨーク=関根沙羅】米国で高温による航空便の欠航が相次いでいる。気温が48度を超えた南西部アリゾナ州では、6月に40便以上が欠航。西部のカリフォルニア州やネバダ州でも欠航が続いた。気温が高くなると空気の密度が低くなり、離陸の際により大きな揚力が必要となる。この結果、短い滑走路では飛行機が飛べなくなる。

 気候科学を研究するコロンビア大学のラドリー・ホートン教授らは、米欧やアジアなど世界の主要19空港を対象に調査を実施し、7月13日に結果を公表した。

 これによると、今世紀後半には、日中の高温時に1~3割の航空機が最大4%の積載量削減を強いられる。160人乗りの航空機では13人程度を減らすことになり、ホートン教授は「航空業界の収益性にも影響が出かねない」と指摘する。

アリゾナ州では熱波で欠航が相次いだ =AP

                    アリゾナ州では熱波で欠航が相次いだ =AP

 中東などの高温地域ではすでに日中は運航しないなどの対応がとられているが、地球温暖化が進むと世界各地で対応を迫られる懸念もある。標高が高く空気密度が低い空港や、滑走路の短い都市部の空港が影響を受けやすい。

 気温上昇の影響は離陸時だけにとどまらない。大気が不安定になると激しい揺れを伴う乱気流が頻発し、乗客・乗員の負傷に増加つながる。さらにジェット気流の変化によって飛行時間が長くなり、燃料補給のための一時着陸が必要になるケースも出てくる。

 航空会社も気候変動への対応を進めている。米デルタ航空は専任の気象学者を配置し、天候の運航への影響を予測。顧客に事前に通知し、安全の確保や混乱の回避などの対応を取る。全日本空輸は「推力に余裕のあるエンジンを使用し、高温時でも運行に影響がないようしている」という。

 航空業界の温暖化ガス排出量は全体の2%にのぼる。温暖化ガスの排出を削減しなければ、高温で運航に支障が出て、業界全体に悪影響が出かねない。世界各国の航空会社が加盟する国際航空運送協会(IATA)は「航空業界は二酸化炭素(CO2)の排出削減に取り組み、気候変動の運航への影響についても理解と管理を進めている」としている。

 元稿:日本経済新聞社 朝刊 主要ニュース 国際 【北米・気候科学】  2017年07月15日  04:36:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【社説】:ヒアリ対策 早期発見と徹底駆除で定着防げ

2017-07-11 03:15:30 | 生物多様性条約・COP11・自然環境

【社説】:ヒアリ対策 早期発見と徹底駆除で定着防げ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【社説】:ヒアリ対策 早期発見と徹底駆除で定着防げ

 強毒を持つ南米原産のヒアリが兵庫県尼崎市で国内で初めて見つかった。以来1カ月半で、神戸や東京など4港でも相次いで確認された。人に危害を与えるだけでなく、在来種のアリと競合するなど生態系への影響、家畜被害の危険性も大きい。国内に定着させないため、港湾など水際での早期発見と駆除を徹底しなければならない。

 ヒアリは外来生物法に基づく特定外来生物に指定され警戒対象になっていたが、中国などからのコンテナ貨物に紛れ込んで上陸したとみられる。いったん定着すると根絶は事実上不可能だ。国や自治体は侵入初期の今が、定着を避ける最初で最後のチャンスだと肝に銘じて、対応しなければならない。大阪港などでは1日に千個以上の産卵能力のある女王アリも見つかっており、対策は一刻の猶予も許されない。

 国土交通省は全国933港の港湾管理者に駆除対策を要請した。愛媛県や関係市はきょう、中国と定期コンテナ航路のある松山、三島川之江など4港で侵入確認調査をする。今回だけでなく、永続的な調査が必要なことは言うまでもない。人や物資が世界規模で移動する中、侵入は完全には防げないとの前提で調査、駆除することが必要だ。他の港湾でも、中国発の貨物を中心に入港を把握し、適切な対応を取ることが求められる。

 ヒアリは米国やマレーシア、台湾など10カ国以上に拡大。海外では初期対応の違いで明暗を分けている。2001年ごろに巣が見つかったオーストラリアは定着を防げず、現在まで15年間で270億円の対策費投入を強いられている。一方、ニュージーランドは巣周辺の監視を2年間続け、1億2千万円で駆逐に成功した。日本も先行国と協力し、国全体で初期対応を進めることが重要だ。

 人的被害を防ぐために、一般の人はヒアリらしきアリを見つけても安易に近づかず、発見情報を自治体などに伝えるよう求めたい。毒針で刺されると痛みやかゆみを生じ、重度の場合はアレルギー反応により死に至ることもある。医療の受け入れ態勢整備も急がれる。

 ヒアリに似た外来種の侵入事例として、オーストラリア原産で毒を持つセアカゴケグモがある。大阪で国内初確認した1995年から2015年までに、愛媛を含む41都道府県に広がった。定着後の駆除の困難さを示しており、ヒアリで同じ失敗を繰り返してはならない。

 外来生物の侵入は、ヒアリのように意図しない場合だけでなく、飼育していたカミツキガメやアライグマなどを野外に放す意図的なケースもある。被害予防の三原則「入れない」「捨てない」「拡(ひろ)げない」が徹底されているとは言い難い。ヒアリ問題を契機に、外来生物対策の認識を新たにし、三原則をきちんと守っていく必要がある。行政も国民も、過度に恐れず冷静に対応したい。

 元稿:愛媛新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2017年07月10日  03:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加