乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:

 在野の政治研究家乾龍が『漂流日本の闇』を斬る! 日々の政治・経済等の時事ニュースの深層を探る。

【「嗚呼、仰ってますが。」】:天皇陛下にトランプ大統領は敬意のお辞儀を

2017-11-12 06:34:50 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:天皇陛下にトランプ大統領は敬意のお辞儀をしなかった

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」】:天皇陛下にトランプ大統領は敬意のお辞儀をしなかった

 ◆「日本は武士の国だ。私は中国にも、それ以外に聞いている皆にも言っておく。北朝鮮とこのような事態が続くのを放置していると、日本との間で大問題を抱えることになるだろう」(ドナルド・トランプ米大統領)

 これは今月3日配信の米FOXニュースのインタビューでトランプ米大統領が語った言葉。

 何この発言? まさか中国に対し、米国が言うように北朝鮮を締め付けなければ、おまえのところに日本の自衛隊をけしかけるぞ、と言ったんじゃないよね?



 いいや、こういう風にも受け取れるな。いうことを聞かないと日本の核武装を認めるぞ、とも。

 考え過ぎ? いいや、考え過ぎってこともない。

 なんで、日本がアメリカの脅しの材料に使われなきゃならないの? 日本には日本の憲法があり、先制攻撃も核武装も認められていない。独立した国なのだし、「わが国に対し、何バカなこと言ってるの?」。そう文句をいわねばならんだろう。が、そうはならない。

 このとんでもない発言の後、トランプ大統領や彼の娘のイバンカさんが来日した。彼らに対しておもてなししか頭にないこの国のトップは、彼らがこの国をどのように扱おうが、決して文句などいわない。それで国民が傷ついても構わない。ええ、あたしは傷つきました。


  
                天皇皇后両陛下に敬意のお辞儀は?(C)AP

 メディアもなぜ真剣な話題を取り上げないのだ? この国が有事に巻き込まれるかもしれない危機だろうが。どこのレストランに行っただの、どんな服を着ていただの、この国のアホなトップと一緒に騒いでどうするの?

 彼らの来日を盛大に盛り上げろって、圧力でもかかったんか? 電波を停止させると、またいわれた?

 この国の象徴である天皇陛下に、トランプ大統領は敬意のお辞儀をしなかった。

 この国の右翼は何してる? 安倍さんの街頭演説で国旗を振っていた人々はどう思ってんの?

室井佑月
 室井佑月 作家

 1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年11月09日  15:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【HUNTER】:安倍晋三 “不敬”の証明(下) -沖縄と今上陛下-

2017-11-08 09:46:00 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【HUNTER】:安倍晋三 “不敬”の証明(下) -沖縄と今上陛下-

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:安倍晋三 “不敬”の証明(下) -沖縄と今上陛下-

 戦没者の慰霊に心を砕かれてきた今上陛下は、これまで硫黄島、フィリピン、サイパン パラオ・ペリリュー島などを訪れてこられた。とりわけ、国内で唯一の地上戦が行われた沖縄に対する思いは特別だったとみられ、皇室では戦後初となる皇太子時代の訪問以来、計10回沖縄の土を踏まれている。節目ごとに発せられた“お言葉”も、陛下の沖縄に対する思いが伝わってくるものばかりだ。

83歳の誕生日を迎えられた天皇陛下=皇居・東御苑(宮内庁提供)

  83歳の誕生日を迎えられた天皇陛下=皇居・東御苑(宮内庁提供)


 一方、安倍晋三首相は沖縄の民意を無視し、普天間飛行場の辺野古移設や高江のヘリパッド建設を強行。陛下のご努力や思いを踏みにじってきた。これほど分かりやすい不敬はあるまい。改めて、今上陛下の沖縄に関するご発言を振り返ってみたい。

 ■今上陛下の沖縄への思い
 陛下が初めて沖縄を訪問されたのは、皇太子時代の昭和50年(1975年)。戦後初となる皇室の沖縄訪問だった。美智子皇后(当時は妃殿下)とともに沖縄海洋博の開会式に出席された陛下は、糸満市にあるひめゆりの塔を訪れ献花されている。この時、左翼の過激派に火炎瓶を投げつけられるという事件が起きたが、陛下の沖縄訪問はその後も続いた。平成5年には、全国植樹祭式典出席のため天皇として初の訪問。直近では平成26年、10回目となる沖縄で那覇市の対馬丸記念館を訪れ、疎開する学童783人を含む1,484人の命が奪われた対馬丸事件の生存者や遺族と懇談されている。昭和天皇が慰霊を果たせなかったせいか、今上陛下の沖縄への思いは特別なのだろう。即位などの周年記念日やお誕生日といった節目ごとに、繰り返し沖縄の苦しみを代弁されている。そのいくつかを紹介してみたい。

【天皇として初の沖縄訪問を果たした平成5年 還暦を迎えたお誕生日に際し】
 沖縄の返還も印象深いものでした。返還から3年後、沖縄を訪問、海洋博覧会名誉総裁として沖縄を訪問し、多くの人命が失われた戦跡を訪れ、また、沖縄の歴史や風土に触れたことは深く心に残っています。沖縄県が多くの困難を抱えながらも、県民の努力により、状況が改善されてきていることを、今年の春の沖縄訪問で見聞し、嬉しく思っています。
【日米が米軍普天間基地の返還に合意した平成8年 お誕生日に際し】
 沖縄の問題は、日米両国政府の間で十分に話し合われ、沖縄県民の幸せに配慮した解決の道が開かれていくことを願っております。沖縄は、先の大戦で地上戦が行われ、大きな被害を受けました。沖縄本島の島民の3分の1の人々が亡くなったと聞いています。さらに、日本と連合国との平和条約が発効し、日本の占領期間が終わった後も、20年間にわたって米国の施政権下にありました。このような沖縄の歴史を深く認識することが、復帰に努力した沖縄の人々に対する本土の人々の務めであると思っています。戦後50年を経、戦争を遠い過去のものとしてとらえている人々が多くなった今日、沖縄を訪れる少しでも多くの人々が、さんご礁に囲まれた島と美しい海で大勢の人々の血が流された沖縄の歴史に思いを致すことを願っています
【平成11年 天皇陛下ご即位十年に際し】
 私の幼い日の記憶は、3歳の時、昭和12年に始まります。この年に廬溝橋事件が起こり、戦争は昭和20年の8月まで続きました。したがって私は戦争の無い時を知らないで育ちました。この戦争により、それぞれの祖国のために戦った軍人、戦争の及んだ地域に住んでいた数知れない人々の命が失われました。哀悼の気持ち切なるものがあります。今日の日本が享受している平和と繁栄は、このような多くの犠牲の上に築かれたものであることを心しないといけないと思います。

 沖縄県では、沖縄島や伊江島で軍人以外の多数の県民を巻き込んだ誠に悲惨な戦闘が繰り広げられました。沖縄島の戦闘が厳しい状態になり、軍人と県民が共に島の南部に退き、そこで無数の命が失われました。島の南端摩文仁に建てられた平和の礎には、敵、味方、戦闘員、非戦闘員の別なく、この戦いで亡くなった人の名が記されています。そこには多くの子供を含む一家の名が書き連ねられており、痛ましい気持ちで一杯になります。さらに、沖縄はその後米国の施政下にあり、27年を経てようやく日本に返還されました。このような苦難の道を歩み、日本への復帰を願った沖縄県民の気持ちを日本人全体が決して忘れてはならないと思います。私が沖縄の歴史と文化に関心を寄せているのも、復帰に当たって沖縄の歴史と文化を理解し、県民と共有することが県民を迎える私どもの務めだと思ったからです。後に沖縄の音楽を聞くことが非常に楽しくなりました。

【沖縄本土復帰30周年の平成14年 お誕生日に際し】
 今年は、沖縄が日本に復帰して30周年に当たります。30年前の5月15日、深夜、米国旗が降ろされ、日の丸の旗が揚がっていく光景は、私の心に深く残っております。先の大戦で大きな犠牲を払い、長い時を経て、念願してきた復帰を実現した沖縄の歴史を、人々に記憶され続けていくことを願っています。そして沖縄の人々が幸せになっていくことを念じています
【8回目の沖縄訪問を1か月後に控えた平成15年12月 お誕生日に際し】
 今度の沖縄県の訪問は、国立劇場おきなわの開場記念公演を観ることと、それからまだ行ったことのない宮古島と石垣島を訪問するということが目的です。しかし、沖縄県と言いますと、私どものまず念頭にあるのは沖縄島そして伊江島で地上戦が行われ非常に多くの、特に県民が、犠牲になったということです。この度もそういうことでまず国立沖縄戦没者墓苑に参拝することにしています。この沖縄は、本当に飛行機で島に向かっていくと美しい珊瑚礁に巡らされ、いろいろな緑の美しい海がそれを囲んでいます。しかし、ここで58年前に非常に多くの血が流されたということを常に考えずにはいられません。沖縄が復帰したのは31年前になりますが、これも日本との平和条約が発効してから20年後のことです。その間、沖縄の人々は日本復帰ということを非常に願って様々な運動をしてきました。このような沖縄の人々を迎えるに当たって日本人全体で沖縄の歴史や文化を学び、沖縄の人々への理解を深めていかなければならないと思っていたわけです。私自身もそのような気持ちで沖縄への理解を深めようと努めてきました。私にとっては沖縄の歴史をひもとくということは島津氏の血を受けている者として心の痛むことでした。しかし、それであればこそ沖縄への理解を深め、沖縄の人々の気持ちが理解できるようにならなければならないと努めてきたつもりです。沖縄県の人々にそのような気持ちから少しでも力になればという思いを抱いてきました。そのような気持ちから沖縄国際海洋博覧会の名誉総裁を務めていた機会に、その跡地に「おもろそうし」という沖縄の16世紀から17世紀にかけて編集された歌謡集がありますが、そこに表れる植物を万葉植物園のように見せる植物園ができればというつもりで提案したことがあります。海洋博の跡地は潮風も強く、植物の栽培が非常に難しいと言っていましたが、おもろ植物園ができ、一昨年には秋篠宮妃が子供たちと訪れています。また、同様の気持ちから文化財が戦争でほとんど無くなった沖縄県に組踊ができるような劇場ができればと思って、そのようなことを何人かの人に話したことがあります。この劇場が、この度開場記念公演を迎えるということで本当に感慨深いものを感じています。沖縄は離島であり、島民の生活にも、殊に現在の経済状況は厳しいものがあると聞いていますが、これから先、復帰を願ったことが、沖縄の人々にとって良かったと思えるような県になっていくよう、日本人全体が心を尽くすことを、切に願っています
【11月に沖縄を訪問した平成24年 お誕生日に際し】
 8年ぶりに沖縄県を訪問したわけですけれども、今度行きました所は、今までに行ったことのない所が含まれています。沖縄科学技術大学院大学ですね、恩納村には行きましたけれどもそこは行きませんでしたし、万座毛も初めてでした。それから久米島がやはり初めての所です。戦没者墓苑は、これは毎回お参りすることにしています。そのようなわけで、毎回お参りしている所と新しい所があって、沖縄に対する理解が更に深まったように思っています。万座毛という所は、歴史的にも琉歌で歌われたりしていまして、そこを訪問できたことは印象に残ることでした。殊に恩納岳もよく見えましたね。久米島の深層水研究所も久米島としては水産上、重要な所ではないかと思っています。多くの沖縄の人々に迎えられたことも心に残ることでした。沖縄は、いろいろな問題で苦労が多いことと察しています。その苦労があるだけに日本全体の人が、皆で沖縄の人々の苦労をしている面を考えていくということが大事ではないかと思っています。地上戦であれだけ大勢の人々が亡くなったことはほかの地域ではないわけです。そのことなども、段々時がたつと忘れられていくということが心配されます。やはり、これまでの戦争で沖縄の人々の被った災難というものは、日本人全体で分かち合うということが大切ではないかと思っています

 陛下のお言葉を、解説する必要はないだろう。戦中における沖縄での惨劇、その後の苦しみを一人でも多くの国民に伝えようとされる陛下の思いが、ひしひしと伝わってくる発言ばかりだ。いずれも、本土と沖縄の“温度差”を理解されたうえでのご発言でもある。

 ・「沖縄を訪れる少しでも多くの人々が、さんご礁に囲まれた島と美しい海で大勢の人々の血が流された沖縄の歴史に思いを致すことを願っています」(平成8年)
 ・「沖縄県民の気持ちを日本人全体が決して忘れてはならない」(平成11年)
 ・「先の大戦で大きな犠牲を払い、長い時を経て、念願してきた復帰を実現した沖縄の歴史を、人々に記憶され続けていくことを願っています」(平成14年)
 ・「復帰を願ったことが、沖縄の人々にとって良かったと思えるような県になっていくよう、日本人全体が心を尽くすことを、切に願っています」(平成15年)
 ・「日本全体の人が、皆で沖縄の人々の苦労をしている面を考えていくということが大事」「戦争で沖縄の人々の被った災難というものは、日本人全体で分かち合うということが大切」(平成24年)
 
 度々の沖縄訪問と節目ごとの“お言葉は”、国を代表した沖縄への贖罪であると同時に、陛下の国民に対する呼びかけだ。だが、こうした陛下のお気持ちを、安倍首相は一顧だにしない。県知事選をはじめ幾度もの選挙結果で示された沖縄県民の民意を無視し、辺野古移設や高江のヘリパッド建設を強行する政権の姿勢は、陛下の思いとは全く逆。ご努力を無に帰する行為と言っても過言ではあるまい。安倍の「不敬」は、歴然である。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2017年01月17日  09:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【HUNTER】:安倍晋三 “不敬”の証明(上) -憲法と今上陛下-

2017-11-08 09:45:50 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【HUNTER】:安倍晋三 “不敬”の証明(上) -憲法と今上陛下-

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER】:安倍晋三 “不敬”の証明(上) -憲法と今上陛下-

20150623_h01-01t--2.jpg 右寄りと思われてきた安倍晋三だが、後にも先にも、この人ほど天皇陛下を軽んじる保守政治家はいない。
 皇室に対して敬意を欠いた言動をとることを「不敬」というが、歴代の中で、安倍は唯一「不敬」を体現している首相と言えるだろう。
 今上天皇が節目ごとに発せられたお言葉を振り返ってみると、陛下のご真意とは全く逆の方向に走る、安倍政権の実相が浮き彫りとなる。

 ■天皇陛下の憲法への思い
 陛下は、即位やご結婚などの周年記念日、お誕生日といった節目となる日に、談話や会見などの形でお気持ちを示さるのが通例だ。平成元年の即位から昨年のお誕生日までに発せられたお言葉からは、憲法と沖縄に対する陛下の“特別な思い”が伝わってくる。まず、憲法について、陛下のお言葉を確認してみたい。

 平成元年1月9日、陛下は即位後に行われた朝見の儀で、「皆さんとともに日本国憲法を守り、これに従って責務を果たすことを誓い、国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進を切に希望してやみません」と述べられ、憲法遵守の意思をお示しになられた。同年8月の記者会見で、改めて憲法への思いについて聞かれた陛下は、次のように答えられている。

 憲法は、国の最高法規ですので、国民と共に憲法を守ることに努めていきたいと思っています。終戦の翌年に、学習院初等科を卒業した私にとって、その年に憲法が公布されましたことから、私にとって憲法として意識されているものは日本国憲法ということになります。しかし、天皇は憲法に従って務めを果たすという立場にあるので、憲法に関する論議については言を謹みたいと思っております。

 “憲法遵守”を繰り返される陛下が、それ以上に踏み込んだ発言をされることはなかった。憲法公布から50年目にあたった平成8年のお誕生日でのご発言でも、その姿勢に変わりはなかったことが分かる。

 日本国憲法が公布された時は、私が学習院の中等科1年の時でした。その当時のことで新聞や人の話として記憶していることは、後に日本国憲法を審議することになった大日本帝国憲法下最後の衆議院の総選挙が行われ、初めて婦人代議士が選ばれたこと、選挙後、自由党の吉田内閣が成立したこと、11月3日,公布の日に昭和天皇、皇后を迎えて皇居前広場で式典が行われたことなどが挙げられます。新憲法が口語文で書かれたことが印象に残っていますが、憲法の内容については、その後に折々理解を深めてきましたので、当時、どの程度憲法を理解していたかは記憶に定かでありません。
 天皇は日本国憲法によって、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴と規定されています。この憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置きながら、私は務めを果たしていきたいと思っております

 ■大日本帝国憲法を否定された今上陛下
 「象徴天皇」であることに徹し、頑なに憲法に関する発言を控えられていた陛下が、踏み込んだご発言をされたのが平成21年。天皇皇后両陛下御結婚満50年に際しての会見でのご発言だ。50年を振り返って、皇室の在りようや伝統を次代にどう引き継ぐか聞かれ、こう語られていた。

 時代にふさわしい新たな皇室のありようについての質問ですが、私は即位以来、昭和天皇を始め、過去の天皇の歩んできた道に度々に思いを致し、また、日本国憲法にある「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であるという規定に心を致しつつ、国民の期待にこたえられるよう願ってきました。象徴とはどうあるべきかということはいつも私の念頭を離れず、その望ましい在り方を求めて今日に至っています。なお大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います

 守ってきた皇室の伝統についての質問ですが、私は昭和天皇から伝わってきたものはほとんど受け継ぎ、これを守ってきました。この中には新嘗祭のように古くから伝えられてきた伝統的祭祀もありますが、田植えのように昭和天皇から始められた行事もあります。新嘗祭のように古い伝統のあるものはそのままの形を残していくことが大切と考えますが、田植えのように新しく始められた行事は、形よりはそれを行う意義を重視していくことが望ましいと考えます。したがって現在私は田植え、稲刈りに加え、前年に収穫した種籾を播くことから始めています。学士院賞や芸術院賞受賞者などを招いての茶会なども皇后と共に関係者と話し合い、招かれた全員と話ができるように形式を変えました。短時間ではありますが、受賞者、新会員皆と話をする機会が持て、私どもにとっても楽しいものになりました。

 皇室の伝統をどう引き継いでいくかという質問ですが、先ほど天皇の在り方としてその望ましい在り方を常に求めていくという話をしましたが、次世代にとってもその心持ちを持つことが大切であり、個々の行事をどうするかということは次世代の考えに譲りたいと考えます。

 注目すべきは、この時陛下が述べられた「大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います」のくだり。陛下は、「天皇制=日本の歴史」に沿うのは現行憲法だと明言されていたのである。大日本帝国憲法の否定であり、戦前回帰へとひた走る安倍政権とは、まったく逆の考え方を示されていたことになる。

 大日本帝国憲法と現行憲法を比較してみる。大日本帝国憲法の第1章は第1条から第17条まで。要約すれば、神聖にして侵すことのできない万世一系の天皇が国を統治し、軍の統帥を含むすべての権限を集中させるというものだ。統治権=主権と考えるなら、明らかに天皇主権。第2章以降の条文によって、国民は「臣下」と定められる。

 一方、現行憲法で天皇について規定した第1章は、第1条から第8条まで。天皇は「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」であり、「内閣の助言と承認」により、国民のために、一部の国事に関する行為など限られた役割しかない。もちろん、主権は国民にある。今上陛下は、大権を有する大日本帝国憲法下の天皇ではなく、現行憲法下の天皇こそ、本来の天皇の姿だと考えておられるのだ。

 天皇陛下に大日本帝国憲法を否定されて困るのは、安倍首相と自民党だ。陛下のお考えを尊重するなら、必然的に、自民党の憲法改正草案に規定する天皇像が否定されることになるからだ。大日本帝国憲法、日本国憲法、自民党憲法改正草案の、それぞれの条文を並べてみれば分かる。

20170116_h01-01.jpg 自民党の改憲案では、第1条に大日本帝国憲法第4条にあった「元首」の二文字が復活。これだけで、うさん臭さが漂う状況だ。安倍政権が目指す自民党の改憲草案が、陛下にとっては受け入れがたいものであることが分かる。

 自民党の改正案は、「個人」より「国家」を優先する考え方に基づくもの。そのため、「緊急事態条項」などという戦前の国家総動員法をなぞった極めて危ない仕掛けも含まれている。しかも、権限の多くを握るのは天皇に代わって内閣総理大臣。自民党が示す国家像は、平和の希求という崇高な理念を破棄した「戦争ができる国」で、大日本帝国憲法下の日本と極めて似た国家と言わざるを得ない。陛下が大日本帝国憲法を事実上否定していたことを、安倍首相が知らないはずがない。安倍はつまり、現行憲法擁護という陛下の思いを、無視して事を進めているのである。

 ■両陛下の警句を無視した安倍
 現行憲法擁護の姿勢を鮮明にされた陛下は平成25年12月、集団的自衛権の行使容認や改憲に前のめりとなる安倍政権の動きを受けた形で、天皇誕生日に際する記者会見において次のように述べられている。

 80年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事という質問ですが、やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達した時には中国との戦争が始まっており、その翌年の12月8日から、中国のほかに新たに米国、英国、オランダとの戦争が始まりました。終戦を迎えたのは小学校の最後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限りです。

 戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。戦後60年を超す歳月を経、今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人との絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを、本当に心強く思っています。

 陛下にとっての憲法とは、「平和と民主主義を、守るべき大切なものとしての日本国憲法」。これほど端的な憲法擁護の言葉はあるまい。この年には、お誕生日に際しての文書のなかで皇后陛下も憲法について言及。翌年2月には皇太子殿下が「今日の日本は、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、現在、我が国は、平和と繁栄を享受しております。今後とも、憲法を遵守する立場に立って、必要な助言を得ながら、事に当たっていくことが大切だと考えております」と現行憲法遵守を明言されていた。両陛下、さらには皇太子殿下までが、そろって憲法に言及されるというのは極めて異例。憲法改正への動きを加速させる安倍政権への警句であったとも言えよう。しかし安倍は翌27年、皇室の御心痛をよそに、安保法を強行採決。日本が戦後70年かけて築いた「平和国家」の根幹を、あっさり崩している。安倍政権は、天皇や国民を欺き続けた戦前の軍部と同じなのだ。

 現行憲法が第99条に定めた「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」という規定を遵守されてきた天皇皇后両陛下――。天皇陛下の思いを無視し、99条はもちろん、現行憲法をGHQの押し付け憲法だとして真っ向から否定する安倍晋三――。これほどの不敬を犯す政治家が、保守政治家であるはずがない。 

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【政治・社会ニュース】  2017年01月16日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本外交と政治の正体】:天皇陛下に対する安倍首相の姿勢は・・・

2017-11-08 09:45:40 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【日本外交と政治の正体】:天皇陛下に対する安倍首相の姿勢は「戦前の軍部」と同じ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【日本外交と政治の正体】:天皇陛下に対する安倍首相の姿勢は「戦前の軍部」と同じ

 昨年の8月8日、「生前退位」の意向を示していた天皇陛下が「象徴としてのお務め」についてのビデオメッセージを公表した。

 



 内容は、①即位以来、私は国事行為を行うとともに、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごしてきた②天皇が象徴であるとともに、国民統合の象徴としての役割を果たすため、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じてきた③皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じて私の気持ちをお話しいたしました――というもので、それは決して「一代限り」の生前退位を提言したのではない。

 安倍首相は自分の考え方に賛同する人を集めて有識者会議を立ち上げた。議論の結論は初めから分かっていたが、安倍首相の意に沿って「一代限り」とした。これに対し、毎日新聞がこう報じた。


       天皇陛下の退位を巡る有識者会議(C)共同通信社

 〈天皇陛下の退位を巡る政府の有識者会議で、昨年11月のヒアリングの際に保守系の専門家から「天皇は祈っているだけでよい」などの意見が出たことに、陛下が「ヒアリングで批判をされたことがショックだった」との強い不満を漏らされていたことが明らかになった〉

 〈ヒアリングでは、安倍晋三首相の意向を反映して対象に選ばれた平川祐弘東京大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授(故人)ら保守系の専門家が、「天皇家は続くことと祈ることに意味がある。それ以上を天皇の役割と考えるのはいかがなものか」などと発言。被災地訪問などの公務を縮小して負担を軽減し、宮中祭祀だけを続ければ退位する必要はないとの主張を展開した〉

 安倍首相が選んだ「御用学者」が首相と異なる意見をまとめるはずがない。戦後の歴代総理大臣の中で、安倍首相ほど、天皇陛下と対峙する人はいなかった。傍若無人の振る舞いは戦前の軍部と同じ。「天皇」という存在を自分たちに都合のいいように操りたいだけである。

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孫崎享
 孫崎 享 外交評論家

 1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

 元稿:日刊ゲンダイ 主要ニュース 政治・経済 【政治ニュース】  2017年05月26日  15:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【皇室】:天皇と安倍総理が「決定的に対立する日」 「生前退位」めぐり・・・

2017-11-08 09:45:30 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【皇室】:天皇と安倍総理が「決定的に対立する日」 「生前退位」めぐりご学友に圧力?

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【皇室】:天皇と安倍総理が「決定的に対立する日」 「生前退位」めぐりご学友に圧力? 

 ◆発言は控えていただきたい

 「現在、政府の行っていることは、陛下のご意向とはまったくズレています。昭和の初めに生まれたいち日本人として心配に思い、陛下の思いを伝えようと考えました」

 こう語るのは、学習院の幼稚園からこれまで天皇と親しくしてきた、ご学友・明石元紹氏である。

 '16年8月に「おことば」が発表されて以来、注目を集める天皇の生前退位問題。安倍官邸の退位への「消極性」は際立ち、天皇と官邸の意向はまったく嚙み合わない。


 そんな官邸を揺るがす「事件」が起きたのは12月1日のこと。新聞各紙が、明石氏が今年の夏に天皇から退位について相談を受けたことを報じたのだ。明石氏が言う。

 「7月21日、陛下から電話がありました。『自分が生きているうちに退位したとしても驚くようなことではない』『摂政は感心しない』『自分だけでなく、以降も生前退位をできるようにしたい』と本心を吐露されました」

 明石氏が4ヵ月以上も経ってこのことを明かしたのは、政府があまりに天皇を軽んじているように見えるからだという。

 「8月、陛下の思いを伝えようと官邸にうかがいました。杉田和博官房副長官が応対してくれましたが、彼は事前に話すことを決めていたようで、『制度化は難しい』と。『結論ありき』に思えました。その後の議論を見ても、陛下のこれまでの行動の意味を真摯に汲み取ろうとしているとはとても思えません」(明石氏)

 退位に消極的な官邸にとって、天皇の「真意」が漏れ出る報道はきわめて都合が悪い。

 「麻生太郎副総理は、学習院人脈を通じて明石氏に『法案は有識者会議の答申を待って国会に提出する。これ以上の発言はお控えいただきたい』と伝えた。いわば『圧力』です。政府と陛下の考えに齟齬があることが明らかになってはいけないから、担当の杉田さんを筆頭に情報管理に必死なのです」(官邸スタッフ)

                                                Photo by GettyImages

 そんななか、12月14日には、退位についての有識者会議で、生前退位を「恒久法化」するのは難しいとされた。前出の官邸スタッフが明かす。

 「官邸の意向が影響しています。総理は以前から、麻生副総理や菅義偉官房長官に『陛下には、有識者会議の答申を踏まえた特措法を受け入れていただきたい』と話し、意思統一を図っている」 

 天皇の思いには反するものだが、なぜ政権は恒久法化を避けるのか。皇室ジャーナリストの久能靖氏が解説する。

 「安倍総理は皇室典範の改正に話題が及ぶのが怖いのです。現政権は保守的な層が支持基盤ということもあり、女性・女系天皇誕生につながる典範改正の議論は避けたい。有識者会議を引き延ばし、やり過ごそうとしている」

 こうして天皇の真意に気付かないふりを続ける官邸が戦々恐々とするのが、12月23日の天皇誕生日を前にした会見だった。

 「陛下が何をお話しになるのか、杉田さんは会見を前にすっかり緊張状態。誕生日会見での発言の大半は陛下ご自身が書いており、宮内庁長官すら直前まで見ることができない。官邸は、宮内庁次長として送り込んだ西村泰彦元警視総監などを駆使し、必死で情報収集中しました」(前出・官邸スタッフ)

 もうひとつ官邸が恐れるのが、2月23日の皇太子誕生日だ。宮内庁クラブの記者が言う。

 「天皇陛下は『おことば』発表の3~4年前から、退位について皇太子、秋篠宮さまと3人でよく話し合われてきたそうです。お二人は陛下のお気持ちをよく理解している。

 実際、秋篠宮さまは11月の自身の誕生日で、『おことば』について〈私もそのお考えに、非常に同じような気持ちを持っております〉と陛下を援護する発言をされた。皇太子殿下の誕生日でも、発言があるかもしれない」

 天皇と安倍総理の「決裂」の表面化は近い。

「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より

 元稿:現代ビジネス 主要ニュース 政治・政策 【皇室:担当 週刊現代】  2017年01月10日  09:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【僭越ながら論】:天皇陛下のお心と安倍晋三の不敬

2017-11-08 09:45:20 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【HUNTER・僭越ながら論】:天皇陛下のお心と安倍晋三の不敬

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER・僭越ながら論】:天皇陛下のお心と安倍晋三の不敬

 集団的自衛権の行使容認と、それに伴う解釈改憲を閣議決定した安倍晋三首相。悲願の憲法改正に一歩近づいたと言いたいところだろうが、国民への説明 は不十分で、反発は強まるばかり。先月行われた滋賀県知事選挙では、民主党の衆議院議員だった候補者が、自民・公明推薦の官僚出身候補を破って初当選を果 たし、政権の先行きに影を落とす結果となった。内閣支持率の下落も顕著だ。
 それでも首相の強気は変わらない。新型輸送機オスプレイを佐賀空港に配備することを決めたのに続き、今度は民間船舶の軍事転用を行うのだという。主権者 である国民には何の断りもなく、戦争への歩みを早める安倍。正気の沙汰とは思えないが、こうした事態をもっとも憂慮されているのは、この国の象徴である天 皇陛下ではないだろうか。

 ■民間船舶の徴用 重なる「対馬丸」の悲劇
 尖閣諸島を擁する南西諸島での有事を睨み、安倍政権が進めようとしているのが民間船舶の「徴用」。自衛隊員や軍用車両を運ぶために、民間のフェリーを借 り上げ、船員を予備自衛官として利用しようという計画だ。世界の警察を自認してきた米国の艦船を援護しようという自衛隊が、民間船舶を徴用しなければ有事 に対応できないという滑稽な話だが、国はすでに国内の企業とフェリー2隻を借りる契約を結んでいるのだという。本気で民間人を戦争に巻き込むつもりなの だ。

 先の大戦では、軍に徴用された船舶の多くが撃沈され、あまたの民間人船員が犠牲になった。戦争を知る世代なら、「徴用」と聞いただけで危険な兆候 を察知するのだが、歴史に学ぶことのできない首相には、そのあたりの思慮が欠けているのだろう。「徴用」が船舶以外に及ぶのは時間の問題で、じわじわと戦 争の足音が近づいている状況だ。

 民間船舶の犠牲といえば、思い起こされるのが「対馬丸」の悲劇。「対馬丸」は、日本郵船所有の貨物船だったが、戦争末期の昭和19年(1944 年)、疎開する沖縄の児童らを乗せて九州へ向かう途中、アメリカの潜水艦に撃沈され、780人の児童を含む1,500人近くの犠牲者を出すという悲劇に見 舞われた。

 今年6月、天皇皇后両陛下は、沖縄県那覇市を訪問。その「対馬丸」乗船者の慰霊碑に献花され、追悼の意を表された。戦争当時、犠牲になった児童た ちと同じように疎開中だった両陛下は、長年対馬丸のことを気にかけておられたという。同船の撃沈から70年になる今年、陛下ご自身が強く希望されての沖縄 訪問だった。

 国内で唯一の地上戦を経験し、4分の1ともいわれる県民が犠牲になった沖縄、対馬丸の子どもたち――望んだわけでもないのに、無理やり戦争に引き ずり込まれた「民間人」の哀しみが、そこに在る。そして、両陛下の沖縄訪問は、国が招いた戦争の惨禍を、二度と繰り返してはいけないという思いを、体現さ れたものと見るべきだろう。

 ■両陛下、皇太子殿下の憲法への思い
 昨年12月18日、天皇誕生日に際する記者会見において、陛下は次のように述べられている。
≪戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きまし た。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。≫

 皇后陛下も、昨年のお誕生日に際して出された文書の中で、憲法について触れられた。
≪5月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れなが ら、 かつて、あきる野市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。
 近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした。≫

 いずれも平和と、それを支えてきた「憲法」の重要性を示された内容。両陛下が、揃って憲法に言及されるのは異例のことだったが、皇太子殿下も今年2月21日のお誕生日に際し、会見で次のように述べられ、憲法擁護の姿勢を示されている。
≪今日の日本は、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、現在、我が国は、平和と繁栄を享受しております。今後とも、憲法を遵守する立場に立って、必要な助言を得ながら、事に当たっていくことが大切だと考えております≫

 ■保守を逸脱した安倍
 天皇象徴制を定めた日本国憲法を誰よりも尊重してきた天皇陛下が、政治向きに関するご発言をなさることはない。その陛下や皇后陛下、さらには皇太子殿下 までが、あえて憲法について語られ、両陛下が沖縄や対馬丸関連施設を訪ねられた意図を、首相は慮るべきだろう。だが現実は、まったく違う方向に向かってい る。特定秘密保護法、武器輸出解禁、集団的自衛権の行使容認と解釈改憲……。安倍政権が進めてきたのは、平和を希求されてきた天皇陛下のお心に背く愚行ば かりなのだ。

 この国の保守政治家が一番大切にしてきたのは皇室だ。自民党の新憲法草案では、天皇を「元首」と定めている。安倍が天皇陛下のご意思を尊重するの は当然のはずだが、期待するだけ無駄というものだろう。戦後の歴史の中で、これほど天皇陛下のお心を無視する宰相の存在を、筆者は知らない。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 【僭越ながら論】  2014年08月07日  10:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【僭越ながら論】:安倍晋三に投げかけられた天皇皇后両陛下のお言葉

2017-11-08 09:45:10 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【HUNTER・僭越ながら論】:安倍晋三に投げかけられた天皇皇后両陛下と皇太子殿下のお言葉

 ●乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【HUNTER・僭越ながら論】:安倍晋三に投げかけられた天皇皇后両陛下と皇太子殿下のお言葉

 集団的自衛権の行使容認をめぐる議論が、活発になってきた。安倍晋三首相は、4月にも行使容認のための憲法解釈変更を閣議決定する方針だったが、連立相手の公明党が慎重な姿勢を崩さず調整が難航。党内からも異論が噴き出す状況となっている。
 集団的自衛権の行使については、戦争放棄を定めた憲法9条との兼ね合いで「行使は許されない」とする解釈が、歴代内閣において確立されてきた。集団的自衛権の行使が「国を守るための必要最小限の範囲を超える」と解されるためだ。しかし、「戦後レジームからの脱却」が持論の安部首相は、この積み重ねられた歴史を塗り変えたいらしく、なんとしても閣議決定に持ち込む構えだ。
 そうした中、天皇皇后両陛下が、昨年のそれぞれのお誕生日に憲法についてのお言葉を述べられ、先月21日には皇太子殿下も「憲法遵守」を明言された。
 安部首相はこの国の象徴である天皇陛下や殿下のご意志を、どう受け止めるのか――。
 ■重い両陛下のお言葉
 昨年12月18日、天皇誕生日に際する記者会見において、陛下は次のように述べられた。
 『80年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事という質問ですが、やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達した 時には中国との戦争が始まっており、その翌年の12月8日から、中国のほかに新たに米国、英国、オランダとの戦争が始まりました。終戦を迎えたのは小学校 の最後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったこ とを思うと、本当に痛ましい限りです。
 戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。戦後60年を超す歳月を経、今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人との絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを、本当に心強く思っています』
 また皇后陛下は、昨年のお誕生日に際し、憲法について文書の中でこう述べられている。
 《5月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら、 かつて、あきる野市の五日市を訪れた時、郷土館で見せて頂いた「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。明治憲法の公布(明治22年)に 先立ち、地域の小学校の教員、地主や農民が、寄り合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で、基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務、法の下の平等、更に言論の自由、信教の自由など、204条が書かれており、地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間の憲法草案が、日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして、世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います》
 ■皇太子殿下は「憲法遵守」を明言
 さらに、皇太子殿下が、今年2月21日のお誕生日に際し、会見で次のように述べられた。
 『日本国憲法には「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」と規定されております。今日の日本は、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、現在、我が国は、平和と繁栄を享受しております。今後とも、憲法を遵守する立場に立って、必要な助言を得ながら、事に当たっていくことが大切だと考えております』
 両陛下、さらには皇太子殿下までが、そろって憲法に言及されるというのは極めて異例。改憲に向けて前のめりになる安部政権に対し、憂慮された末のご発言だったと見るのが自然だろう。とくに、天皇陛下の『平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り」というお言葉は、現行憲法の意味を示された重要な部分だといえよう。
 皇后陛下のお言葉も同様で、憲法に対する国民の熱い思いをご紹介されることで、現行憲法の不可侵性をお示し下さったものだろう。
 皇太子殿下は、さらに踏み込んだ形で『今日の日本は、戦後、日本国憲法を基礎として築き上げられ、現在、我が国は、平和と繁栄を享受しております。今後とも、憲法を遵守する立場に立って』と述べられている。いずれも“憲法を守る”という確固たるご意志に基づく発言であり、そこに議論の余地はない。
 ■解釈改憲に突き進む安部
 翻って、安倍首相はどうか。集団的自衛権の行使容認に向けて、着々と歩みを続けてきたが、これは、歴代内閣の方針を真っ向から否定し、憲法の解釈を変えることを意味している。いわゆる解釈改憲だ。
 どう言いつくろっても、安倍政権がやろうとしているのは、事実上の改憲。これが許されれば、本当の憲法改正など必要なくなる。時の総理が9条の解釈を変えるといえば、戦争さえも始められるわけだ。これは、明らかに、現行憲法の大切さを説かれている天皇皇后両陛下や、皇太子殿下の御心に背く行為だろう。
 安倍首相は、憲法改正を声高に叫び、諸外国の思いを無視して靖国神社に参拝した。右寄りからは拍手喝采だろう。その右寄りの人々は、ことのほか皇室を重んじる。しかし、解釈改憲が両陛下や殿下の意に反するものであることに気付いていない。滑稽と言っても過言ではあるまい。
 自民党は、平成24年4月、平成17年の同党改正案に修正を加える形で「日本国憲法改正草案」を公表した。安部政権が目指す最終目標だ。その草案では、現行憲法の第一条「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」を「天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」と変えている。天皇陛下を重んじる姿勢を改めて示したものだろうが、安倍晋三首相は、元首と仰ぐ天皇陛下や皇后陛下、さらには皇太子殿下の思いをも踏みにじろうとしているのである。安倍氏が好む戦前なら、「不敬罪」にあたるのではないか。
 ついでにもう一つ。天皇陛下は、靖国神社を親拝されていない。昭和天皇は1975年を最後に、今上天皇は即位以来だ。1978年のA級戦犯合祀が原因であることは言うまでもあるまい。安倍首相は、靖国参拝を「あたりまえのこと」だという。同じことを、陛下に対して言えるのだろうか……?

 元稿:HUNTER 主要ニュース 【僭越ながら論】  2014年03月20日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【安倍昭恵夫人】:美智子さまをも驚かせた、アッキーの「鈍感力」

2017-11-08 09:45:00 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【安倍昭恵夫人】:美智子さまをも驚かせた、アッキーの「鈍感力」 ■ゴッドマザー・洋子もサジ投げた

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【安倍昭恵夫人】:美智子さまをも驚かせた、アッキーの「鈍感力」

 ■ゴッドマザー・洋子もサジ投げた 

 美智子さまは、私の気持ちを分かってくださる――そう言って昭恵夫人は喜んだという。しかし、傍から見ると決してそうは映らなかった。すべてを都合よく解釈するから、反省することを知らない。

 ◆皇后の真意

 羽田空港には、一般客の眼に決して触れることのない部屋がある。皇室、そして海外からの国賓といった「VIP」のみが利用できる貴賓室だ。

 柔らかな絨毯の敷き詰められたその部屋に、その日は天皇と美智子皇后、皇太子、そして安倍総理と昭恵夫人という、まさに日本の枢要が一堂に会していた。去る2月28日、天皇・皇后の初のベトナム訪問に先立って、お見送りのための式が行われたのだ。

 その中で、式次第に書かれていない「事件」が起きた。皇后が昭恵夫人に近づき、何やら声をかけたのである。

 「居合わせた関係者によれば、皇后の『お言葉』を、途中まで恐縮して頭を下げて聞いていた昭恵さんは、突如『ありがとうございます!』と言うと、感極まったのか、滂沱のごとく涙を流し始めたのです」(全国紙宮内庁担当記者)

 周りを固めるスタッフだけでなく、皇族方までも一瞬ギョッとした表情を浮かべ、室内にはぎこちない空気が流れた。

 しかし、昭恵夫人はどこ吹く風。天皇・皇后が歩き去った後、隣の安倍総理に「やっぱり、皇后陛下はお分かりなのよ」と、嬉々として話しかけていたという。

 その後、滑走路に移動し、飛行機に乗り込む天皇・皇后を見送る際には、夫人はまるで憧れの芸能人の海外出立を見送りに来た少女のように、ちぎれんばかりに手を振っていた。

 「しかし、この時の皇后の『お言葉』に、微妙なニュアンスがあったようなんです」(前出・全国紙宮内庁担当記者)
というのも、その内容が普通なら、

 「皇后さまに言われれば『ご心配をおかけして申し訳ありません』と、恐縮してしまうようなものだったそうなのです。あえて類推すれば、『大変な時にも、元気にいろんな場所へお出かけなさっているようですね。大丈夫ですか、お気をつけになって』というような。

 ですが昭恵夫人は、その真意に気付かず、ただ自分への『お気遣い』、『激励』の言葉であると受け取ったわけです」(前出・全国紙宮内庁担当記者)

                                                 Photo by GettyImages

 昭恵夫人の交友に端を発した森友スキャンダルで、国政がすっかり停滞し、国民はますます政治不信を強めている――その事実は、日ごろ新聞、テレビのニュースはもちろん、週刊誌や月刊誌まであらかた目を通すという天皇・皇后も、よく知っているはずだ。

 予想と異なる昭恵夫人の反応に、皇后も内心で驚いていただろうと、宮内庁関係者は「忖度」する。

 「生前退位」の問題を持ち出すまでもなく、天皇・皇后はかねてから、安倍総理の「タカ派」路線に警戒感を抱いてきたと多くの国民は見ている。

 片時も休むことなく国民のことを思う天皇・皇后から見た時、昭恵夫人の行動は、率直に言ってさぞかし「底の浅い」ものと映ることだろう。こうした背景が、皇后の言葉にはあったはずだ。

  ◆SNSがしたくてたまらない

 〈雪景色を見ながら、ちょっとのんびり……〉

 昭恵夫人は3月23日以降、騒動の後もほぼ毎日更新していたフェイスブックを停止し、いかにも事務方が書いた――事実、安倍総理の右腕・今井尚哉総理秘書官のチェックののち公開されたという――「反論文」を載せたきり、国民に対しては何の説明もしていない。

 しかし一方で、昭恵夫人が、写真と短い文章を投稿する若者に人気のSNS「インスタグラム」を、今なお更新していることを知る人は少ない。4月2日には、前述のような呑気なコメントとともに、どこかの山中だろう、雪深い林の写真が投稿された。

 自民党ベテラン議員が言う。

 「これは河口湖近くにある総理の別荘で撮った写真です。安倍総理が、自分が疲れているのはもちろん、昭恵さんがかなり参っているのを見て、珍しく『気分転換に別荘へ行こう』と誘ったらしい。

 家にいるとマスコミも来るし、(総理の母の)洋子さんにチクチク小言も言われる。安倍総理も、毎晩出歩いてはヤケ酒を飲  み、そのあげく『眠りが浅くて疲れが取れない』とこぼす昭恵さんが心配になったのでしょう」

 さすがの昭恵夫人も4月に入って、前々から引き受けていた講演依頼をキャンセルするなど、多少、自粛する気配を見せてはいる。だが、ある官邸スタッフによれば「昭恵さんは、批判に懲りてSNSを止めているわけではない」という。

 「昭恵さんのSNSページに頻繁に登場する人を対象に、官邸では身辺調査を始めています。昭恵さんの人脈に『第二の籠池』が潜んでいないかどうか調べるためです。

 昭恵さんは籠池(泰典・森友学園前理事長)氏の証人喚問が行われるにあたって、電話帳、LINEやメールのやりとりなど、携帯電話の中身を全て調べられてしまった。それにうんざりしたから、フェイスブックは止めたと聞きます。ほとぼりが冷めるまで、世間に知られていないインスタグラムを使うつもりなんです。

 本人は『次の選挙で応援依頼を受けたら、自粛を解禁しようかな』と言っています。

 万が一、この夏、東京都議選と衆院選のダブル選挙なんてことになれば、総理の地元の山口は昭恵さんがまわることになる。落ち込んでいるどころか、実は張り切っているんですよ」

                                                Photo by GettyImages

 ◆夫婦仲は良くなっている

 野党と世間からの批判の矛先は、昭恵夫人と籠池氏の関係だけでなく、「総理大臣夫人付」と呼ばれる昭恵夫人のお付きの官僚にも向いている。中でも籠池氏との実際のやりとりを担当していたことが判明、渦中の人物となったのが、経産省から昭恵夫人のもとに出向していた谷査恵子氏だ。

 「谷さんは経産省に戻されました。『口止めのために海外に飛ばされた』なんて噂も流れましたが、今のところはマスコミの取材を避けるため、静かにしてもらっている。昭恵さんはそんな中、こっそり彼女と会い、『ごめんなさい』『今までおつかれさま』と伝えた。谷さんは涙ぐんでいたと聞きます」(安倍総理周辺)

 こうした昭恵夫人の近況から分かること。それは、「私には何ひとつやましい点はない。謝罪や説明をしなくたって、国民はきっと分かってくれるはず」、「むしろ、皇后さまをはじめ、みんなは私に味方してくれている」と心底思っている、ということである。

 先にも触れた通り、こうした態度に呆れ果てている女性がいる。安倍総理の母、洋子氏だ。

 「事件発覚以来、洋子さんがたびたび『総理の妻という立場を、あなたは分かっているの?』と昭恵さんにお説教している、ということはすでに漏れ伝わっています。しかし最近は総理も『もう(籠池氏の)証人喚問は終わったんだから、いいじゃないか』と昭恵さんをかばうようになり、洋子さんは諦めモードです。

 洋子さんは、かねがね一人で講演会やデモに出て好き勝手な発言をしたり、夜半すぎまで飲み歩いたりする昭恵さんの生活を快く思っていなかった。

 しかし今回は、安倍総理が『隠れていたら、かえって痛くもない腹を探られる。いつも通り、堂々としていればいいんだ』と反論して、昭恵さんの外出を自ら許可しているんです」(前出・総理周辺) 

 これまで安倍家の内情は、洋子氏と安倍総理vs.昭恵夫人という構図で語られることが多かった。政界でも、総理と昭恵夫人はほとんどすれ違いの日々を送っており、夫婦仲は冷え切っている、という認識が大勢だった。

 しかし今は、まるで「苦難にともに立ち向かうことで、夫婦の絆を取り戻した」かのように、総理と昭恵夫人の距離は急速に縮まっている。

 「国会でも、昭恵さんを責める野党に、総理は顔を真っ赤にして反論していた。総理はあれだけ責められてもかたく口を閉ざしている昭恵さんに、相当感謝しているようです。

 『(森友スキャンダルは)昭恵には気の毒だったよ』、『今は総理より注目されているからね。選挙に出たら当選できるんじゃないか』と軽口を言う余裕も出ている。官邸では、今までとは感じがちょっと違うな、という雰囲気になっています」(前出・官邸スタッフ)

 昭恵夫人は、原発や憲法改正といった重要政策で安倍総理と食い違う、「家庭内野党」と言われてきた。しかし今回の件で、昭恵夫人を単なる「アンチ安倍」とする見方はやや表面的だった、ということが分かったのではないか。

 昭恵夫人とその関係者に取材し、『安倍昭恵「家庭内野党」の真実』(文藝春秋より電子版で販売中)を著した、ノンフィクション作家の石井妙子氏が指摘する。

 「昭恵夫人は、森友学園の教育方針についても、本心から感銘を受け支持していたのだと思います。森友学園は『日本唯一の神道の学校』を標榜していますから、『日本の伝統』が好きな昭恵夫人には、自然に受け入れることができたはずです。

 ふつうの人が見れば一見、昭恵夫人の行動は思想的な一貫性がなく、支離滅裂に見えます。

 しかし、客観的な是非はともかく、彼女の中には『日本のためにいいことをしたい』という明確な信念がある。だから、『神道を重んじるのも、被災地支援をするのも、すべて日本のためにやっていること』、『私も主人も、神に選ばれて国のために頑張っているだけ』と、心から考えているのだと思います」

                                                      Photo by iStock

 ◆お酒はやめられない

 籠池氏の証人喚問の前後には、時に日本酒一升、時にワイン数本などと昭恵夫人の酒量はいつになく増え、未明になってから姑・洋子氏のいる私邸ではなく、公邸へと泥酔して帰る日々が続いていたという。しかし、安倍総理が必死でかばったことが効いたのか、そのような乱れた生活も落ち着きつつあるようだ。

 前出の自民党ベテラン議員はこう評する。

 「結局、総理と昭恵さんは根っこのところでは『似た者同士』なんですよ。理屈よりもその時の感情で動いてしまう。自分が信頼する人の言うことは、無条件に信用してしまう。本はあまり読まないし、学歴で人を見ることを嫌う。よく言えば先入観がない。悪く言えば、ものごとを深く考えられない」

 昭恵夫人は、今年の2月以降に籠池氏の妻と交わしたメールの中で、「神様は全てご覧になっています」「何でこんなことになってしまったのか、神様は何を望んでるのでしょう」「祈ります」などと述べている。

 一方で事件の前、「総理大臣になるっていうのは(中略)『神』という言い方をしなくてもいいんだけど、なんかこう、『大いなる力』が働いていると私は思っていて」(「BLOGOS」'16年11月9日のインタビューより)とも語った。

 全ては神様の意志、運命で決まる。自分はその流れに身をゆだねるだけ――昭恵夫人がまさに「私人」として、このような考え方を持つぶんには一向に構わない。

 しかし、それが例えば「特定の人物・団体への、国有地の格安払い下げ」のように、国民の具体的な利害に影響を及ぼすならば、国民にとってはたまったものではないだろう。

 「ゴッドマザー」洋子氏すら匙を投げた今、昭恵夫人の「勘違い」を止めることは、もう誰にもできそうにない。

「週刊現代」2017年4月22日号より

 元稿:現代ビジネス 主要ニュース 不正・事件・犯罪 政局 【担当:週刊現代・講談社 毎週月曜日発売】  2017年04月17日  09:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【特集・皇室】:トランプ氏「大変光栄」、両陛下と20分間会見

2017-11-06 13:52:30 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【特集・皇室】:トランプ氏「大変光栄」、両陛下と20分間会見

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【特集・皇室】:トランプ氏「大変光栄」、両陛下と20分間会見

 天皇、皇后両陛下は6日午前、皇居・御所で、トランプ大統領夫妻と会見された。

 天皇陛下が今年1月に大統領に就任したトランプ氏と会われるのは初めて。米大統領との会見は、2014年4月に来日したオバマ前大統領以来となる。

トランプ米大統領夫妻と会見される天皇、皇后両陛下(6日午前、皇居で)=代表撮影

  トランプ米大統領夫妻と会見される天皇、皇后両陛下(6日午前、皇居で)=代表撮影

 両陛下は午前11時過ぎ、玄関に立ち、大統領専用車で到着したトランプ夫妻を笑顔で迎えられた。宮内庁によると、会見は約20分間で、トランプ氏は「全ての国民から深く慕われている陛下とお目にかかれ、大変光栄です」と陛下への敬意を示したという。今回の訪日については、「すべてうまく行っています。日米関係はかつてなく良好です」という説明があった。

 陛下は「それを聞いて喜ばしく思います」と応じ、「両国はかつて戦争をした歴史がありますが、その後の日米の友好関係、米国からの支援により、今日の日本があるのだと思います」と伝えられたという。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【話題・皇室、北米・トランプ大統領】  2017年11月06日  13:52:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【特集・皇室】:両陛下、豊かな海づくり大会の式典に出席

2017-10-29 19:33:30 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【特集・皇室】:両陛下、豊かな海づくり大会の式典に出席

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【特集・皇室】:両陛下、豊かな海づくり大会の式典に出席

 福岡県を訪問中の天皇、皇后両陛下は29日、宗像市で、「第37回全国豊かな海づくり大会」の式典に出席された。

 今年7月の九州北部豪雨を受け、両陛下は開会前に1分間、出席者らとともに黙とうをささげられた。

第37回全国豊かな海づくり大会で放流魚などの受け渡しをされる天皇、皇后両陛下(29日午前、福岡県宗像市で)=代表撮影

  第37回全国豊かな海づくり大会で放流魚などの受け渡しをされる天皇、皇后両陛下(29日午前、福岡県宗像市で)=代表撮影

 式典では、両陛下がクロアワビやアサリの稚貝などを地元漁協の代表者らに手渡された。近くの鐘崎漁港で予定されていた稚魚の放流行事と海上パレードは、台風22号の影響で中止になった。

沖ノ島から出土した国宝の銅鏡などをご覧になる天皇、皇后両陛下(29日午後、福岡県宗像市の宗像大社で)=中司雅信撮影

 沖ノ島から出土した国宝の銅鏡などをご覧になる天皇、皇后両陛下(29日午後、福岡県宗像市の宗像大社で)=中司雅信撮影

 両陛下は式典後、市内の宗像大社を参拝、古代の銅鏡や勾玉(まがたま)などの収蔵品を見学された。宗像大社が同月、世界文化遺産に登録されたことを、説明役の宮司が伝えると、陛下は「よろしかったですね」と述べられた。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【皇室】  2017年10月29日  19:33:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【特集・皇室】:三笠宮さまの霊、皇霊殿に移す儀式行われる

2017-10-29 19:28:30 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【特集・皇室】:三笠宮さまの霊、皇霊殿に移す儀式行われる

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【特集・皇室】:三笠宮さまの霊、皇霊殿に移す儀式行われる

 昨年10月に100歳で亡くなられた三笠宮さまの霊を皇居・宮中三殿の皇霊殿(こうれいでん)に移す儀式が29日、行われた。

 儀式には、妻の百合子さま(94)や孫の彬子さま(35)らが参列された。皇霊殿には、歴代の天皇や皇族の霊がまつられている。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【皇室】  2017年10月29日  19:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【特集・皇室】:愛媛訪問中の皇太子さま、今治造船などを視察

2017-10-29 19:28:20 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【特集・皇室】:愛媛訪問中の皇太子さま、今治造船などを視察

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【特集・皇室】:愛媛訪問中の皇太子さま、今治造船などを視察

 愛媛県を訪問中の皇太子さまは29日、今治造船(今治市)や県農林水産研究所水産研究センター栽培資源研究所(伊予市)を視察された。

 今治造船では大型コンテナ船の模型、研究所では養殖魚などを興味深そうに見て回られた。

 伊予市内で「第17回全国障害者スポーツ大会」のバレーボールも観戦し、同日夜、帰京された。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【皇室】  2017年10月29日  19:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【皇室】:米大統領、天皇陛下と会見へ 政府が正式発表

2017-10-24 10:37:30 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【皇室】:米大統領、天皇陛下と会見へ 政府が正式発表

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【皇室】:米大統領、天皇陛下と会見へ 政府が正式発表

 菅義偉官房長官は24日の記者会見で、トランプ米大統領が公式実務訪問賓客として11月5~7日の日程で来日し、天皇、皇后両陛下と会見すると正式発表した。安倍晋三首相は6日に予定される日米首脳会談で、北朝鮮への圧力強化に向けた連携を確認したい考えだ。

 トランプ氏は6日に横田めぐみさん=失踪当時(13)=の両親ら拉致被害者家族と面会する方向だ。

 両首脳は5日に男子ゴルフの松山英樹プロを交えてゴルフをする。菅氏は、北朝鮮情勢が緊迫する中でのゴルフは危機管理上の問題はないのかとの質問に「危機管理を徹底する中で懇親を深める」と説明した。(共同)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・外交・皇室、北米・トランプ政権】  2017年10月24日  10:37:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【皇室】:天皇退位、19年3月が有力 新元号は来年発表へ

2017-10-21 06:15:58 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【皇室】:天皇退位、19年3月が有力 新元号は来年発表へ

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【皇室】:天皇退位、19年3月が有力 新元号は来年発表へ

 天皇陛下の退位日を二〇一九年三月三十一日とし、皇太子さまが翌四月一日に新天皇として即位する案が政府内で有力となっていることが分かった。新たな元号は来年発表され、即位と同じ日に施行される見通しだ。「昭和」を受け継いだ「平成」は三十一年までで終わることになる。政府は退位日などの決定の前提となる皇室会議を十一月にも開いて意見聴取した上で、退位日を政令で定める。政府関係者が二十日、明らかにした。 

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 衆院選を受けて新内閣が発足してから具体的な皇室会議の日取りを詰める。皇室会議は首相や衆参両院議長、皇族らがメンバー。

 皇位継承を巡り、政府は新元号発表の方法の検討や「上皇」となる天皇陛下の補佐体制の整備など、退位の円滑実施に向けた準備も本格化させる。天皇陛下の退位は一八一七年の光格天皇以来、逝去によらない代替わりは約二百年ぶり。現行憲法下では初めてとなる。

 新元号発表の時期に関しては、企業のシステム変更など経済活動や国民生活への影響を考慮し、周知期間を長めに取れるよう配慮する考えだ。

 天皇陛下は一六年八月に退位の意向をにじませたビデオメッセージで「二年後には平成三十年(一八年)を迎えます」と表明。政府内ではこれを念頭に、退位時期について「一八年十二月」「一九年三月末」の二案が浮上していた。

 関係者によると「一八年十二月」案は、代替わりの儀式が新年祝賀の儀など年末年始にある皇室の重要日程と重なるため、宮内庁が難色を示した。このため政府内では、皇室や宮内庁の事情を重視すべきだとの判断に傾いた。

 先の通常国会で、陛下一代限りの退位を実現する特例法が成立。二〇年六月までに政令で定める法施行日に陛下が退位し、皇太子さまが直ちに即位すると定める。陛下は「上皇」に、皇后陛下は「上皇后」となる。秋篠宮さまが皇位継承順一位の「皇嗣(こうし)」となり、皇太子と同等待遇となる。

 元稿:東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政策・皇室、天皇陛下の退位日】  2017年10月21日  06:15:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい

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【特集・皇室】:皇后さま「希望失わず」…被災地に寄せる思い

2017-10-20 06:05:30 | 【天皇家・皇室・女性宮家問題】

【特集・皇室】:皇后さま「希望失わず」…被災地に寄せる思い

 乾龍の『漂流日本の羅針盤』・【最新ニュースから見え隠れする闇】:【特集・皇室】:皇后さま「希望失わず」…被災地に寄せる思い 

 83歳の誕生日を迎え、天皇陛下の退位を実現する特例法が成立したことに、安堵(あんど)の気持ちを持たれたという皇后さま。

 誕生日に合わせて発表された文書で、人々の喜びや苦しみに寄り添ったこの1年を振り返られた。

 皇后さまはまず、7月の九州北部豪雨や新燃岳の噴火に触れ、いまも仮設住宅で暮らす東日本大震災の被災者も案じられた。昨年の熊本地震に続き、豪雨災害にも遭った人々に「希望を失わず、寒い季節を体を大切にして過ごされるよう」とメッセージを送られた。

国民体育大会のため訪れた愛媛県の県民の歓迎に手を振って応えられる天皇、皇后両陛下(10月1日、松山市の愛媛県庁で) 国民体育大会のため訪れた愛媛県の県民の歓迎に手を振って応えられる天皇、皇后両陛下(10月1日、松山市の愛媛県庁で)

 陛下と国内各地を巡られた旅は、「公的に訪れる最後の機会かもしれない」と感慨もひとしお深かったという。先の大戦後もベトナムにとどまった「残留日本兵」の家族と面会したベトナム訪問を「忘れ難い旅」と表現された。

 「良い報(しら)せ」として、陸上競技100メートル走で10秒を切る記録が出たことなどを挙げられた。フィギュアスケートの浅田真央さん、ゴルフの宮里藍さん、テニスの伊達公子さんの現役引退は「清(すが)すがしい引退会見も強く印象に残っている」と振り返られた。藤井聡太四段ら若く初々しい棋士の誕生にも触れ、その出現を受け止め、育てようとする先輩棋士の姿に「心を打たれた」と明かされた。

 ノーベル賞では、まず日系英国人カズオ・イシグロさんの文学賞を祝福された。「日の名残り」を読まれていたという。核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN(アイキャン)」の平和賞受賞について、「核兵器の問題に関し、日本の立場は複雑」と前置きしたうえで、「日本の被爆者の心が、戦いの連鎖を作る『報復』にではなく、常に将来の平和の希求へと向けられてきた」との思いを強調された。

 宮内庁によると、皇后さまには「頸椎(けいつい)症性神経根症」による肩や腕の痛みがある。今春、口唇ヘルペスと帯状疱疹(ほうしん)も発症されたが、この1年の公務は従来とほぼ変わらない338件に上った。

 元稿:讀賣新聞社 朝刊 主要ニュース 社会 【皇室】  2017年10月20日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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