ADONISの手記

主にADONISが書いた二次小説を公開しています。リンクフリーです。

7.妖魔と神仙(十二国編)

2017年03月20日 16時29分04秒 | 小説

※7は、【十二国記】の世界が舞台になっています。

 

【聖闘士星矢】の世界から引き上げた私は【十二国記】の世界に来ていた。

 この世界は古代中華風ファンタジー世界で、文明レベルなどは古代中国に似ているものの、天帝などの神々だけでなく、麒麟や仙人、妖魔や妖獣などといった存在まで実在している。

 更にこの世界の人間は(動物などもだが)母親の胎盤からではなく、里木と呼ばれる木に子供がなるという奇天烈極まりない世界だったりする。まあ、考えようによってはこの里木が人工子宮の代わりになっており神々がそれらを運用していると解釈できる。

 実際、里木を解析してみると人工子宮の役割をしていたので、この解釈は間違っていないだろう。

 私もやろうと思えば木に子供を宿らせることはできるが、わざわざそんなことをするよりも人工子宮の機械を使った方が効率的だし、何かと使い勝手がいいからやったりしない。

 神々に徹底に管理された十二国記の世界観から思うに人間が木からなるのは人口調整の為だと思わせるが、随分と面倒な方法を取るものですね。

 

 道具で言えば冬器と呼ばれる妖魔や神仙を傷つけることができる特殊な呪がかけられた剣などもある為、興味深いと言えば興味深い世界だったりする。

 そこでいつものように適当に会話をすることで現地の言葉を学習して金塊を換金してお金を得た。その金で冬器を購入して解析したが、ぶっちゃけると冬器はちょっとした概念武装にすぎなかった。

 念のため、妖魔を捕えて解析してみたが、やはりこの世界の妖魔や神仙は何の神秘が込められていない通常攻撃は受け付けないが、概念武装どころか僅かなりとも神秘が含まれている武器や攻撃ならば殺すことができる事がわかった。

 要は通常兵器ならば自動小銃どころか、ミサイルやビーム兵器でさえも妖魔や神仙に通用しないが、私の使う魔術なら何の問題もなく妖魔に通用するのだった。

 しかし、通常兵器が通用しない生物というのは何かと興味深いので、妖魔のDNAや霊基構造を調べておいた。これでその手の生物を作ろうと思えば作れる。とはいえ、そんな生物を使用する機会があるかは分からないですけど。

 

 妖獣も妖魔と似たような感じで、一応捕えて調べてみたがさして参考になる物はなかった。妖魔と妖獣に共通する空を飛べる身体構造ではないのに人間を乗せて飛ぶことするできる理由も妖力を使っているに過ぎない。

 正直な話、単に空を飛ぶなら不安定極まる生き物に騎乗するよりも魔術や魔法の箒などの道具を使って飛んだ方が安全だし、何より手っ取り早いから私のその手の生き物を使うことはない。

 後、この世界にもちょっとした術の類もあるが、他の世界の魔法とかに比べるとショボいし使い道がいまいちなのであえて研究する必要はないでしょう。

 

 後は神仙の中で特に強力な王を調べてみたいが、妖魔とは違い神仙その中でも頂点にいる王を調べるなど容易にできる事ではない。

 しかし、原作知識を持つ私は行き倒れの少女を拾うことでそれを可能にした。この少女は物語の主人公である中嶋陽子(なかじま ようこ)で王を調べるとなるとこの時期の彼女が最も容易である。というかそれを狙ってこの時期の巧州国に来ていた。

 そして気絶している陽子を巧州国から連れ出して色々と調べてみたが、やはり常人とは身体構造が違っていた。いや、そもそも木から生まれていることから、この世界の人間そのものが常人ではないのだが、それを比べても違うのだ。

 即位していない為、完全な王とは言えないが、ほとんど王である容姿の変質した体は興味深いものだった。

 ついでに陽子が持っていた宝重の剣もついでに解析しておいたが、これは強大な妖力を持つ妖魔を封印して、その力を利用している代物だったので、制作に難がある代物だった。大体、機能が中途半端なんですよ。

 剣であるならば、あくまで近接戦闘に能力を絞れていいのに余計な機能までついている。鞘と剣が離れると暴走してしまうなど欠陥がある。正直、見たい映像をみるというならば鏡の方が使いやすいでしょう。

 まあ、それはともかく目を覚ました陽子と話してみたがやはりこの時期の陽子は疑心暗鬼の塊で非常に面倒な存在となっていた。一応、会話をしてみたが、まるで話にならなかった。下手をすると私が寝首をかかれかねない為、早々に陽子と別れることにした。もう、彼女に用もないからね。

 そういえば何気に楽俊との出会いを潰してしまいました。こうなると陽子が景王として即位できるか怪しいものですが、そんなことはどうでもいいでしょう。

 そして、私たちはこの【十二国記】の世界から引き上げた。

ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 6.聖衣(聖闘士編) | トップ | 8.永劫破壊(永劫回帰編) »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ドノヴァ星人)
2017-03-22 15:17:01
>・妖魔・も妖魔と似たような感じで、

>・妖獣・も妖魔と似たような感じで、

>やはり常人とは・体・が違っていた。

>やはり常人とは・肉体構造・が違っていた。

>これは・妖力強大な・妖魔を封印して

>これは・妖力の強大な・妖魔を封印して
返信 (ADONIS)
2017-03-22 20:10:28
>ドノヴァ星人さんへ
誤字報告ありがとうございます。修正しました。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。