全面的徹底改造計画その壱

たぶれんとしてたぶるもまたたぶれかな?

ノブレス・オブリージュということ

2009-12-12 15:16:20 | Weblog
首相、障害者権利条約締結に努力 「チャレンジド」に変更も
 
鳩山由紀夫首相は11日、官邸で開かれた「中央障害者施策推進協議会」であいさつし、障害者への差別を禁止し社会参加を促進する障害者権利条約に関し「日本は不十分な状況。締結しなければならない」と述べ、締結に必要な法整備に取り組む姿勢を強調した。

 同時に「障害者」の表記に関して、英語の「チャレンジド」の方が望ましいとの考えを示した上で「新政権で考えなければならない」と述べ、名称変更を前向きに検討する意向を表明した。

 首相は米国留学時代の経験に触れ「チャレンジドの人がチャレンジ精神で健常者以上に見事に暮らしている姿を見て、こういう日本にしたいと感じた。チャレンジドの皆さんがこの国に生まれて良かったと感じられるよう最善の努力をする」と述べた。

 協議会は、障害者らの意見を直接政策づくりに反映させるため、2005年に内閣府に設置された。

2009/12/11 19:54 共同通信

http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121101000888.html







・ノブレス・オブリージュ
 ノーブレス・オブリージュ (フランス語:noblesse oblige)

「貴族の義務」あるいは「高貴な者の義務」のことである。
英語では「ノーブル・オブリゲーション」(noble obligation)と言う。

この言葉の意味する概念自体は、新約聖書の福音書に由来している。
「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求される。」
(「ルカによる福音書」12章48節)(新共同訳)。

ファニー・ケンブル(1809-93、イギリスの女優)が1837年に手紙に「‥確かに『貴族が義務を負う(noblesse oblige)』のならば、王族はより多くの義務を負わねばならない。」と書いたのが、この言葉が使われた最初である。

倫理的な議論では、特権は、それを持たない人々への義務によって釣り合いが保たれるべきだという「モラル・エコノミー」を要約する際にしばしば用いられる。

最近では主に富裕者、有名人、権力者が社会の模範となるように振る舞うべきだという社会的責任に関して用いられる。

「ノブレス・オブリージュ」の核心は、貴族に自発的な無私の行動を促す明文化されない社会の心理である。
それは基本的には、心理的な自負・自尊であるが、それを外形的な義務として受け止めると、社会的(そしておそらく法的な)圧力であるとも見なされる。
                  
                       (ウィキペディア)





男の子が女の子にやさしくあらねばならないのは、男が女より体力や知力において勝ると考えられているからである。
しかしもし男女がそもそも平等であるという無条件な前提を教条的に掲げるのであれば、それは男が女を守る必要性そのものを否定することになり、却って実質的な不平等を招き寄せることになるだろう。

力ある者が私利私欲のためにではなく、力なき他者のためにそれを用いることで、人間同士に相互補完関係が意識され、社会が構築される。
すなわち力ある者の、その力を如何に行使するかという意思こそが社会を成り立たせている。
それゆえこのことを強く自覚する者のみが社会において指導的な地位に就く資格があり、その自覚を持たない者は如何に力を持とうとも社会には必要ない無意味な存在であるに過ぎない!

お分かりになるであろうか?

いま障害者、あるいは知恵遅れ、片輪と呼ばれる弱者がいるとする。彼らは確かに一般の人に劣り弱い存在である。だからそのようなカテゴリーにふさわしい障害者、知恵遅れ、片輪などという名称を与えられる。

しかしその名称はつまるところただのカテゴリーにすぎず、そこにどういう意味合いを見出すかは全く別の問題である。もっと言えば、そこに見出される意味合いは、見出す側の人間の徳性,意識性の高低による。

真に誇りある強者は、そのような名称で要約されるカテゴリーの弱者たる彼らに対し、まさに自身が強者である自覚ゆえに、無条件に好意のまなざしと援助の手を差し伸べることであろう。

強者の自覚、その反射たる弱者への憐憫、これは一見すれば強者の驕りにも思える。
しかし冷徹に考えれば、自身が強者であり彼らが弱者であるという認識なしに、そこに相互補完を行う必要性の自覚も生まれ得ないのは自明であろう。

このように強者が弱者に対する義務を果たすためには、まず社会が強者と弱者のカテゴリーを明確化させる名称で立て分ける必要がある。
その上で、社会は強者にその力ゆえに伴う責務を自覚させる必要がある。
そうすることで強者は自ら進んで相互補完の役割を負おうとしはじめる。

仮に両者のカテゴリーの境界を不明瞭にするのであれば、そのような社会では人間の能力差に応じた相互補完関係の必要性が認識されず、やがては社会そのものの解体へとつながるのである。

ここに深い洞察と知恵が必要になる。

そのどちらもない偽善的で小利口な馬鹿だけが「障害者という言葉は差別につながるからやめて別の名称にしましょう!」などと愚かな主張を叫び始める。
ジェンダー教育、同和教育、すべてその類の馬鹿運動に過ぎない!
それらは結果として社会からノブレス・オブリージュの意識を奪い去り、実質的な不平等を誘引する作用しか果たさない。


つまりこういうことである。

彼らは障害者ではない、知恵遅れではない、片輪ではない、我々健常者と対等な存在である。

それに対して社会の大勢である健常者は無意識にこう認識する。
彼らは我々と同等なのだから、彼らに同情し救いの手を差しのべる必要はない。

そうして社会に無慈悲があふれ出す。

同時に己自身の中にそうするべき必要性を全く感じられない、外から押しつけられただけの、誇りなく偽善的な弱者保護の風潮だけが広がる。


ノブレス・オブリージュ、それは強者の自覚と弱者の認識、そこから生まれる自発的な相互補完の関わりなのである。それこそが社会を社会たらしめている。

だからこそ、私たちは障害者を障害者と呼び、知恵遅れを知恵遅れと見なし、片輪を片輪と認識する必要があり、そのためのカテゴリーを如実に示す名称が必要にもなる。

あとは弱者に対する強者たる自分の自覚、その栄光ある責務を担える覚悟や徳性が強者の側に備わっているかどうかだけが問題となる。
それがあるならその人は真の強者であり人間として立派なのであり、ないならそいつは如何に知恵や体力才覚があろうとも社会にとっては無用にして無意味有害なカスでしかない。

それだけの話である。問題の根幹は弱者として呼ばれる側の名称が何であるかということではなく、真に強者足りうる意識、ノブレス・オブリージュの意識が(弱者に対しての相対的な)強者たる我々の側にあるか否かという、こっちの自覚の問題でしかないのだ。

それがないのに、それを社会で育もうと努力もしないのに、弱者の名称だけをあれこれ差別性のないものにすれば世の中がよくなるとか本気で思っているなら、そいつはあまりに知能が低すぎる。
こいつらこそが本物の障害者、真の知恵遅れ、心の片輪であるに違いない!


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ノブレス・オブリージュ チャレンジド 障害者権利条約 社会的責任 ジェンダー 1837年 中央障害者施策推進協議会 鳩山由紀夫 ノーブレス・オブリージュ ルカによる福音書
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2 コメント

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政策は正直に (Unknown)
2009-12-14 00:55:44
政治を正す事の一つに、「物事の名称と、その実態を一致させる事」と、あります。

例えば「人権擁護法案」「外国人住民基本法案」などは、名称と実態があまりにもかけ離れています。

現在の日本において、その最たるものが、「民主党」です。

日本の、真の民主主義を取り戻しましょう。
Unknown (返信)
2009-12-14 10:50:54
自由民主党から自由を取ったら民主党、ついでに日本からも自由を奪ったら全体主義になっていた。

こんな感じなのでしょうかね。
国民の負託を重く受け止めるのが選良たる国会議員の本分ですが、民主党のカスは国民の負託ではなく、小沢の顔色や非国民の請願や外国の要望をより重く受け止めているようで、到底議員バッジをつける資格がある人間とは思えません。

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