知っている人もいると思う。僕は最初この人の顔を見たときから理解しがたい違和感を覚えていた。柔和な笑顔と裏腹に、精神的に安定しない目線。失礼ながらなんとなく全身から浮遊感覚を漂わせている人だと感じたのだ。それで興味を持って少し調べていた。
で、わかったのだが、このシスター、裏ではほぼ新興宗教教祖のような活動をしている結構な食わせ者のようだ。キーワードは「癒し」と「エニアグラム」そして「グルジェフ・ワーク」。
知らない人のために一応解説すると、現在カソリックのシスターでもある鈴木秀子とはこういう人である。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランス、イタリアに留学。ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭を執る。聖心女子大学教授(日本近代文学専攻)を経て、現在「国際文学療法学会」会長、聖心会会員。
1980年代後半に日本に初めてエニアグラムを紹介し、以後、日本におけるエニアグラムの第一人者として、全国および海外でエニアグラム・ワークショップなどを行う。現在、国際コミュニオン学会を提唱し、国際エニアグラムカレッジ(IEC)代表として指導にあたり、リーダーの育成を行っている。
93年に出された『死ぬゆく者からの言葉』(文藝春秋)は、NHKテレビ他で取り上げられ話題を呼び、現在もロングセラーとなっている。また、『愛と癒しの366日』(海竜社)は、日々、生きる喜びにつながる本として高く評価されている。97年に出た『9つの性格』(PHP研究所)は、ベストセラーになり、エニアグラムへの関心を高めた。近著に、子育てで悩む親に具体的な指針を示した『子供を傷つける親、癒す親』(海竜社)、『神の業が現れるとき』(祥伝社)『絶対幸福の尺度』(講談社)などがある。 (サイト「国際コミュニオンン学会」の紹介記事より)
まあ、肩書きは立派な人である。世間が無条件に信用しやすい要素をほとんど持っている。見た目も柔和で知的な女性。僕のような猜疑心の強い人間でなければ疑うこともあるまい。がだからこそこういう人物は思わぬ危険性を持っていることがある。
この人が実質的に主催している「国際コミュニオン学会」とは「エニアグラム」というものの普及推進を行う組織のようである。(むろん有料で。まあ手っ取り早くいうとエニアグラムという占いもどきを教える各種学校ということだろうか?ただ言っておくと暴利とまでいえる価格設定ではない。)
ここいらの活動を彼らのサイトから引用すると
「国際コミュニオン学会(international communion association)
コミュニオンの活動は二つの組織で進められています。
「コミュニオン学会」では、鈴木秀子先生のセミナーやワークショップを通じてコミュニオンの考え方を多くの仲間たちとともに学ぶことができます。特定非営利活動法人<NPOコミュニオン>は、コミュニオンを学んだ人たちが、お互いに学びを深め、さらに世の中にコミュニオンの考え方を広めていくための活動をしています。
全国各地で開かれている「わかちあい会」をはじめワークショップやセミナー、いろいろな勉強会、旅行・見学、サークル活動等でコミュニオンの仲間の絆を強め、全国に活動の輪を広げ、多くの仲間を増やしていくことが目的です。(注:やはり宗教っぽい)
・ご質問:これは宗教関係の集まりですか?
お答え:いいえ、いかなる宗教とも関係ありません。私どもの名誉顧問である鈴木秀子先生はカトリックのシスター(修道女)ですが、NPOコミュニオンの活動自体は宗教的なものではありませんので、どなたでもご参加いただけます。
・ご質問:なにか資格をとりたいのですが。
お答え:資格としては、「心の対話者」「コーチング・メンター」「エニアグラムのファシリテーター」「わかちあい会のアニメーター」「ベルセミナー(文学療法)のベル・リーダー」などがあり、どなたでもお取りになれます。資格を得るための費用、期間などについて、詳しくは、「資格認定制度のご案内」をご覧ください。
・ご質問:エニアグラムのコースは、2時間x12回コースと1日〜2日単位のコースがありますが、違いがあるのですか?
お答え:いいえ、内容的な違いはありません。皆様が受講しやすいように、ウィークデーに2時間ずつ学ぶコースと、土曜、日曜に6時間ずつ学ぶコースがあります。初級、中級の同じレベルであれば、どちらに参加してもよく、また、両方に参加してもポイントは加算されます。習得の目安は、初級は24時間、中級は36時間です。(注:きちんとビジネスシステムになっている)
・ご質問:エニアグラムの初級1日コース(または2日コース)は毎月ありますが、何月から始めたらよいですか?
お答え:いつからお始めになっても、けっこうです。また連続して受講できなくても、だいじょうぶです。皆様のご都合に合わせて、所定の24時間を受講する中で、初級に必要な知識と自分自身への気づきが得られるように、年間を通したカリキュラムが考えられています。
悪いが、やっぱり新興宗教や洗脳セミナーのシステムとの類似性しか感じない。でその肝心のエニアグラムだが彼らの解説では、、、、
「エニアグラムでは、「人間には九種類の本質があり、すべての人間は、そのうちの一つを持って生れてくる」というのが公理だ。しかも男女がほぼ半分ずつの比率で生まれてくるのと同様に、世界中のどの地域でも、各タイプの本質を持った人間の数は、九等分の比率である規定している。安易な分類を好まない人々にとっては、これもまた非科学的な決めつけに感じるだろう。
ただし、エニアグラムがめざしているのは、分類ではなく、あなたを憑き動かしているエネルギーをバランスのとれた状態にもっていくことにある。エニアグラムでは、すべての人間が、自分では自覚していないすばらしい能力をもっているとする。そしてまず本当の自分、つまり本質を探し出し、それを前提にあなたにまとわり付いているこだわりやためらい、恐怖、過信 などを自覚し、あなたの”本当の可能性”を伸ばすためのバランスを回復させるのだ。タイプ分けは、こうしたエニアグラムの恩恵を受けるためのスタートラインなのだ。」
細木数子の六星占星術も似たようなことを言っていた気もする。似ている。さらに続ける。
「二千年間イスラム社会に秘匿された神秘の人間学エニアグラムの発祥についての詳細は定かではないが、およそ二千年前のアフガニスタン地方で、その体系が築かれたとされる。紀元七世紀にイスラム教が生まれ、アラビア半島からアジアに教勢を拡大し、八世紀には北 西インドにまで勢力を伸ばした。ここでイスラム教は、エニアグラムと遭遇することになる。その後、エニアグラムは、イスラム教徒に受け入れられ、徐々にイスラム世界全域に浸透していった。
エニアグラムを特に重視したのは、スラム教の神秘主義的宗派であるスーフィー派だった。スーフィー派は、エニアグラムを天体の運行から、人間の意識の発達のマッピングにまで幅広く活用したが、ことに社会のリーダー育成のマニュアルとして重視し、その実用性と論理性を高めていった。」
しかしそのような事実は無い。この説を述べたのは前世紀の有名なオカルティストとして知られるゲオロギィ・グルジェフである。つまりエニアグラムそのものがグルジェフの創作だと考えられるのだが、彼らはそうとは考えていないようで、その経緯もサイトも紹介されている。
「長い間、イスラム世界に秘匿されていたエニアグラムを西欧社会にもたらしたのは、コーカサス地方出身で高いカリスマ性を発揮した神秘家ゲオルギィ・イワノヴィッチ・グルジェフ(1877〜1949)だった。
二十世紀初頭、インドからイスラム世界を行脚したグルジェフは、その旅の中で、スーフィーのエニアグラムを知り、ただちにこの概念のもつ意味を理解した。彼は、非常な努力をもってエニアグラムを修めた。そしてこの宝をもって帰国しようとしたが、故郷はおりしもロシア革命の混乱に見舞われていたために、フランスに移った。グルジェフが、パリを中心に、この神秘の人間学を紹介すると、多くの西欧知識人がこれに関心を示した。ただしグルジェフやその弟子たちは、エニアグラムの神秘のベールをあえて取り去ろうとはしなかった。彼は、エニアグラムをあくまでも秘儀として伝えたのだ。」
素直に受け取ると、なぜかカソリックのシスターが、なんかのきっかけでオカルテイズムに染まってそれを日本に紹介したとしか思えない。
いい忘れたが、この鈴木秀子は臨死体験を体験したことがあるそうで、それ以降人の死があらかじめわかったり、人を癒す力が身についたと自分で言っている。おそらくそこいらがカソリックの教義と矛盾するオカルテイズムに染まるきっかけだったのだろうし、そのとき脳に何らかの機能障害を負った可能性が強い。
また当然のことながらカソリックの中でも彼女の営利を含めた活動は物議をかもしているようだ。彼女の本に寄せられたアマゾンのブックレビューにこういう意見があった。
「 エニアグラムへの疑問点 アマゾンカスタマーレビューより
本書(「9つの性格」人間判断法―エニアグラム活用術 (文庫) 鈴木 秀子 (著) )の著者はカトリック修道女ですが、教皇庁はニューエイジ運動を批判した文書の中でエニアグラムにも言及し、警告を発しました。(JESUS CHRIST THE BEARER OF THE WATER OF LIFEをヴァチカンのサイトで参照してみてください)
また、元エニアグラム実践家であったイエズス会のパクワ教授も、後に批判に転じています。(Mitch Pacwa,Catholics and New Age参照。)
また、エニアグラムを西欧社会に紹介したグルジェフは中央アジアを旅行して、スーフィー(イスラーム神秘主義者)やギリシア正教の修道者から「秘教」を学んだと自称していた人間ですが、グルジェフがその教えを学んだと自称する「修道院」は、なんらその歴史的実在の証拠が見つかっていません。」
どうだろう?このおばさんはかなり怪しい!
参考
・資格者セミナー10,500円
このセミナーは、鈴木秀子先生のもと、アクティブ・リスニングを始めリーダーとしての基本姿勢等を徹底的に学ぶことで、リーダーとしてよりスキルアップしていただくことを目的としています。時間と努力を重ねて資格を取得しても「これでOK」ではありません。世の流れに沿って、絶えず新しい知識、情報、技術を習得する事が大切です。(金をむしりとる気満々である)
・問題解決セミナー参加費:42,000円(消費税込み)
(心の対話者・初級コーチングメンター資格者は半額)
夢実現と目標達成のための手法を、自分の問題に即して学びます。コーチング・メンターを目指す人の必須コースです。
このセミナーでは、自分が抱えている様々な問題(人生の悩み、夫婦や子どもの問題、職場の人間関係など)について、その解決のために、どのような方法で、どのように取り組んでいくのか、鈴木先生から直接指導を受けながら学んでいきます。そして、一人ひとりが、自分の中にその問題を解決していく力があることを、心の奥深くで気づくことができるようになります。そして、一緒に学ぶコミュニオンの仲間の助けを借りながら、実際に自分でその問題を解決していくことを体験によって確かめることができます。
・至福瞑想セミナー
2泊3日のセミナーは、鈴木先生の瞑想を中心にして、互いに辛い体験を分かち合いながら、共感し合い、愛の光に満たされて、また新たな出発へと導かれていきます。
鈴木秀子先生監修通信講座
・自分と出会う「9つの性格」24,800円
通信により学べるエニアグラム初級レベル講座(PHP提携)
自分の良さを知り、自分を活かす知恵を学ぶ。
・人を活かす「9つの性格」19,000円
通信により学べるエニアグラム初級〜中級レベル講座(PHP提携)
職場の人間関係、部下の指導に役立つ知恵を学ぶ。
・愛と癒しの366日42,000円
愛と癒しの366日(海竜社)」からの抜粋により作られた、自己成長のためのワークブック。ワークを通して自分をみつめ、心を開き、新しい歩みを始めるための通信講座。
・宇宙と絆31,500円
「愛と癒しの366日」の通信講座を終了した方のための次のステップ。
宇宙の中の自分の位置、役割、万物との関わりを考え、深めていくことで自己受容の力を養い、生き易くする事を学びます。
・童話31,500円
「愛と癒しの366日」「宇宙と絆」の通信講座を終了した方のための次のステップ。
童話は知恵袋。童話を通して先人たちの教えを汲み取り、現在の価値観に照らし合わせ、深い知恵を活かしていきます。幸福になる決心をする10,000円幸せを感じる力を育て、楽しみながら学習できます。目的を持って過すと生き方が変わる。書くことによって潜在意識に働きかけ、「幸福になる力」を育てるのがこの講座の目的です。
・心の対話者(看護、介護部門)31,500円
エニアグラムとアクティブリスニングを中心に「良き聞き手」となるための基礎知識を学ぶ。
エニアグラム初級
9つのタイプの根源的な違いを学び、自分のタイプを認識する。各タイプの良さと弱さをグループワークを通して学ぶ。
初級2時間コース(全12回)24,000円
初級2日コース各2日コース1回 16,000円
※初級2日コース2回分一括払/30,000円
エニアグラム中級(対象者 エニアグラム初級24時間以上受講)
タイプを衝き動かす「囚われ」と、自己成長のためのヒントを体験をとおして探る。時間感覚、3センター等について、グループワークを通して学ぶ
中級2時間コース(全12回)24,000円
中級2日コース各2日コース1回 20,000円
以上から導き出せる結論としてはこれはいわゆる有料の「グルジェフ・ワーク」と呼ばれるものだと思われる。カソリックはこれをなんとも思っていないのだろうか?
で、わかったのだが、このシスター、裏ではほぼ新興宗教教祖のような活動をしている結構な食わせ者のようだ。キーワードは「癒し」と「エニアグラム」そして「グルジェフ・ワーク」。
知らない人のために一応解説すると、現在カソリックのシスターでもある鈴木秀子とはこういう人である。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランス、イタリアに留学。ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭を執る。聖心女子大学教授(日本近代文学専攻)を経て、現在「国際文学療法学会」会長、聖心会会員。
1980年代後半に日本に初めてエニアグラムを紹介し、以後、日本におけるエニアグラムの第一人者として、全国および海外でエニアグラム・ワークショップなどを行う。現在、国際コミュニオン学会を提唱し、国際エニアグラムカレッジ(IEC)代表として指導にあたり、リーダーの育成を行っている。
93年に出された『死ぬゆく者からの言葉』(文藝春秋)は、NHKテレビ他で取り上げられ話題を呼び、現在もロングセラーとなっている。また、『愛と癒しの366日』(海竜社)は、日々、生きる喜びにつながる本として高く評価されている。97年に出た『9つの性格』(PHP研究所)は、ベストセラーになり、エニアグラムへの関心を高めた。近著に、子育てで悩む親に具体的な指針を示した『子供を傷つける親、癒す親』(海竜社)、『神の業が現れるとき』(祥伝社)『絶対幸福の尺度』(講談社)などがある。 (サイト「国際コミュニオンン学会」の紹介記事より)
まあ、肩書きは立派な人である。世間が無条件に信用しやすい要素をほとんど持っている。見た目も柔和で知的な女性。僕のような猜疑心の強い人間でなければ疑うこともあるまい。がだからこそこういう人物は思わぬ危険性を持っていることがある。
この人が実質的に主催している「国際コミュニオン学会」とは「エニアグラム」というものの普及推進を行う組織のようである。(むろん有料で。まあ手っ取り早くいうとエニアグラムという占いもどきを教える各種学校ということだろうか?ただ言っておくと暴利とまでいえる価格設定ではない。)
ここいらの活動を彼らのサイトから引用すると
「国際コミュニオン学会(international communion association)
コミュニオンの活動は二つの組織で進められています。
「コミュニオン学会」では、鈴木秀子先生のセミナーやワークショップを通じてコミュニオンの考え方を多くの仲間たちとともに学ぶことができます。特定非営利活動法人<NPOコミュニオン>は、コミュニオンを学んだ人たちが、お互いに学びを深め、さらに世の中にコミュニオンの考え方を広めていくための活動をしています。
全国各地で開かれている「わかちあい会」をはじめワークショップやセミナー、いろいろな勉強会、旅行・見学、サークル活動等でコミュニオンの仲間の絆を強め、全国に活動の輪を広げ、多くの仲間を増やしていくことが目的です。(注:やはり宗教っぽい)
・ご質問:これは宗教関係の集まりですか?
お答え:いいえ、いかなる宗教とも関係ありません。私どもの名誉顧問である鈴木秀子先生はカトリックのシスター(修道女)ですが、NPOコミュニオンの活動自体は宗教的なものではありませんので、どなたでもご参加いただけます。
・ご質問:なにか資格をとりたいのですが。
お答え:資格としては、「心の対話者」「コーチング・メンター」「エニアグラムのファシリテーター」「わかちあい会のアニメーター」「ベルセミナー(文学療法)のベル・リーダー」などがあり、どなたでもお取りになれます。資格を得るための費用、期間などについて、詳しくは、「資格認定制度のご案内」をご覧ください。
・ご質問:エニアグラムのコースは、2時間x12回コースと1日〜2日単位のコースがありますが、違いがあるのですか?
お答え:いいえ、内容的な違いはありません。皆様が受講しやすいように、ウィークデーに2時間ずつ学ぶコースと、土曜、日曜に6時間ずつ学ぶコースがあります。初級、中級の同じレベルであれば、どちらに参加してもよく、また、両方に参加してもポイントは加算されます。習得の目安は、初級は24時間、中級は36時間です。(注:きちんとビジネスシステムになっている)
・ご質問:エニアグラムの初級1日コース(または2日コース)は毎月ありますが、何月から始めたらよいですか?
お答え:いつからお始めになっても、けっこうです。また連続して受講できなくても、だいじょうぶです。皆様のご都合に合わせて、所定の24時間を受講する中で、初級に必要な知識と自分自身への気づきが得られるように、年間を通したカリキュラムが考えられています。
悪いが、やっぱり新興宗教や洗脳セミナーのシステムとの類似性しか感じない。でその肝心のエニアグラムだが彼らの解説では、、、、
「エニアグラムでは、「人間には九種類の本質があり、すべての人間は、そのうちの一つを持って生れてくる」というのが公理だ。しかも男女がほぼ半分ずつの比率で生まれてくるのと同様に、世界中のどの地域でも、各タイプの本質を持った人間の数は、九等分の比率である規定している。安易な分類を好まない人々にとっては、これもまた非科学的な決めつけに感じるだろう。
ただし、エニアグラムがめざしているのは、分類ではなく、あなたを憑き動かしているエネルギーをバランスのとれた状態にもっていくことにある。エニアグラムでは、すべての人間が、自分では自覚していないすばらしい能力をもっているとする。そしてまず本当の自分、つまり本質を探し出し、それを前提にあなたにまとわり付いているこだわりやためらい、恐怖、過信 などを自覚し、あなたの”本当の可能性”を伸ばすためのバランスを回復させるのだ。タイプ分けは、こうしたエニアグラムの恩恵を受けるためのスタートラインなのだ。」
細木数子の六星占星術も似たようなことを言っていた気もする。似ている。さらに続ける。
「二千年間イスラム社会に秘匿された神秘の人間学エニアグラムの発祥についての詳細は定かではないが、およそ二千年前のアフガニスタン地方で、その体系が築かれたとされる。紀元七世紀にイスラム教が生まれ、アラビア半島からアジアに教勢を拡大し、八世紀には北 西インドにまで勢力を伸ばした。ここでイスラム教は、エニアグラムと遭遇することになる。その後、エニアグラムは、イスラム教徒に受け入れられ、徐々にイスラム世界全域に浸透していった。
エニアグラムを特に重視したのは、スラム教の神秘主義的宗派であるスーフィー派だった。スーフィー派は、エニアグラムを天体の運行から、人間の意識の発達のマッピングにまで幅広く活用したが、ことに社会のリーダー育成のマニュアルとして重視し、その実用性と論理性を高めていった。」
しかしそのような事実は無い。この説を述べたのは前世紀の有名なオカルティストとして知られるゲオロギィ・グルジェフである。つまりエニアグラムそのものがグルジェフの創作だと考えられるのだが、彼らはそうとは考えていないようで、その経緯もサイトも紹介されている。
「長い間、イスラム世界に秘匿されていたエニアグラムを西欧社会にもたらしたのは、コーカサス地方出身で高いカリスマ性を発揮した神秘家ゲオルギィ・イワノヴィッチ・グルジェフ(1877〜1949)だった。
二十世紀初頭、インドからイスラム世界を行脚したグルジェフは、その旅の中で、スーフィーのエニアグラムを知り、ただちにこの概念のもつ意味を理解した。彼は、非常な努力をもってエニアグラムを修めた。そしてこの宝をもって帰国しようとしたが、故郷はおりしもロシア革命の混乱に見舞われていたために、フランスに移った。グルジェフが、パリを中心に、この神秘の人間学を紹介すると、多くの西欧知識人がこれに関心を示した。ただしグルジェフやその弟子たちは、エニアグラムの神秘のベールをあえて取り去ろうとはしなかった。彼は、エニアグラムをあくまでも秘儀として伝えたのだ。」
素直に受け取ると、なぜかカソリックのシスターが、なんかのきっかけでオカルテイズムに染まってそれを日本に紹介したとしか思えない。
いい忘れたが、この鈴木秀子は臨死体験を体験したことがあるそうで、それ以降人の死があらかじめわかったり、人を癒す力が身についたと自分で言っている。おそらくそこいらがカソリックの教義と矛盾するオカルテイズムに染まるきっかけだったのだろうし、そのとき脳に何らかの機能障害を負った可能性が強い。
また当然のことながらカソリックの中でも彼女の営利を含めた活動は物議をかもしているようだ。彼女の本に寄せられたアマゾンのブックレビューにこういう意見があった。
「 エニアグラムへの疑問点 アマゾンカスタマーレビューより
本書(「9つの性格」人間判断法―エニアグラム活用術 (文庫) 鈴木 秀子 (著) )の著者はカトリック修道女ですが、教皇庁はニューエイジ運動を批判した文書の中でエニアグラムにも言及し、警告を発しました。(JESUS CHRIST THE BEARER OF THE WATER OF LIFEをヴァチカンのサイトで参照してみてください)
また、元エニアグラム実践家であったイエズス会のパクワ教授も、後に批判に転じています。(Mitch Pacwa,Catholics and New Age参照。)
また、エニアグラムを西欧社会に紹介したグルジェフは中央アジアを旅行して、スーフィー(イスラーム神秘主義者)やギリシア正教の修道者から「秘教」を学んだと自称していた人間ですが、グルジェフがその教えを学んだと自称する「修道院」は、なんらその歴史的実在の証拠が見つかっていません。」
どうだろう?このおばさんはかなり怪しい!
参考
・資格者セミナー10,500円
このセミナーは、鈴木秀子先生のもと、アクティブ・リスニングを始めリーダーとしての基本姿勢等を徹底的に学ぶことで、リーダーとしてよりスキルアップしていただくことを目的としています。時間と努力を重ねて資格を取得しても「これでOK」ではありません。世の流れに沿って、絶えず新しい知識、情報、技術を習得する事が大切です。(金をむしりとる気満々である)
・問題解決セミナー参加費:42,000円(消費税込み)
(心の対話者・初級コーチングメンター資格者は半額)
夢実現と目標達成のための手法を、自分の問題に即して学びます。コーチング・メンターを目指す人の必須コースです。
このセミナーでは、自分が抱えている様々な問題(人生の悩み、夫婦や子どもの問題、職場の人間関係など)について、その解決のために、どのような方法で、どのように取り組んでいくのか、鈴木先生から直接指導を受けながら学んでいきます。そして、一人ひとりが、自分の中にその問題を解決していく力があることを、心の奥深くで気づくことができるようになります。そして、一緒に学ぶコミュニオンの仲間の助けを借りながら、実際に自分でその問題を解決していくことを体験によって確かめることができます。
・至福瞑想セミナー
2泊3日のセミナーは、鈴木先生の瞑想を中心にして、互いに辛い体験を分かち合いながら、共感し合い、愛の光に満たされて、また新たな出発へと導かれていきます。
鈴木秀子先生監修通信講座
・自分と出会う「9つの性格」24,800円
通信により学べるエニアグラム初級レベル講座(PHP提携)
自分の良さを知り、自分を活かす知恵を学ぶ。
・人を活かす「9つの性格」19,000円
通信により学べるエニアグラム初級〜中級レベル講座(PHP提携)
職場の人間関係、部下の指導に役立つ知恵を学ぶ。
・愛と癒しの366日42,000円
愛と癒しの366日(海竜社)」からの抜粋により作られた、自己成長のためのワークブック。ワークを通して自分をみつめ、心を開き、新しい歩みを始めるための通信講座。
・宇宙と絆31,500円
「愛と癒しの366日」の通信講座を終了した方のための次のステップ。
宇宙の中の自分の位置、役割、万物との関わりを考え、深めていくことで自己受容の力を養い、生き易くする事を学びます。
・童話31,500円
「愛と癒しの366日」「宇宙と絆」の通信講座を終了した方のための次のステップ。
童話は知恵袋。童話を通して先人たちの教えを汲み取り、現在の価値観に照らし合わせ、深い知恵を活かしていきます。幸福になる決心をする10,000円幸せを感じる力を育て、楽しみながら学習できます。目的を持って過すと生き方が変わる。書くことによって潜在意識に働きかけ、「幸福になる力」を育てるのがこの講座の目的です。
・心の対話者(看護、介護部門)31,500円
エニアグラムとアクティブリスニングを中心に「良き聞き手」となるための基礎知識を学ぶ。
エニアグラム初級
9つのタイプの根源的な違いを学び、自分のタイプを認識する。各タイプの良さと弱さをグループワークを通して学ぶ。
初級2時間コース(全12回)24,000円
初級2日コース各2日コース1回 16,000円
※初級2日コース2回分一括払/30,000円
エニアグラム中級(対象者 エニアグラム初級24時間以上受講)
タイプを衝き動かす「囚われ」と、自己成長のためのヒントを体験をとおして探る。時間感覚、3センター等について、グループワークを通して学ぶ
中級2時間コース(全12回)24,000円
中級2日コース各2日コース1回 20,000円
以上から導き出せる結論としてはこれはいわゆる有料の「グルジェフ・ワーク」と呼ばれるものだと思われる。カソリックはこれをなんとも思っていないのだろうか?











ご飯が食べられなければ人は餓死する。
スピリチュアルカウンセリング、レイキエネルギー伝授、ヒーリング、何々ワーク、その他もろもろ・・・
ビジネス以外の何者でもない。正直にそう言ってる人間の方が信頼出来ます。
心の隙間をお埋めします。奴ら笑うセールスマンみてーだ!と感想をかいてみました。
さだはる様こんにちは
実は正直申し上げます。最近僕はこのブログで三人の著名人の奇妙な言行をあげつらってきました。それはある意図を隠して確信犯的にやってきたことです。そのことをもうそろそろお話しておいてもいいと思います。
この三人、「東京女子医科大学 医師 川嶋朗」「福島大学経済経営学部類教授 飯田史彦」そして今回紹介した「聖心女子大学教授 日本カソリック教団聖心会シスター 鈴木秀子」。一見して無関係に思えるこの三人の人物には共通の要素があります。
実はこの三人は、三人ともが「スピリチュアルカウンセラー 江原啓之」の強力な支持者であり、自らの肩書きを利用して江原啓之流スピリチュアリズムの後ろ盾になっているという経緯があるのです。権威に弱い世間一般の人々は、こういう肩書きを持つ人物が江原啓之を支持していると聞けば、容易に江原の発言を信じてしまうに違いありません。
「将を射んと欲すればまずその馬を射よ」といいます。彼らはいわば、江原の馬、僕にはどうしてもこの三人の肩書きの背後にある事実をあぶりだす必要があったのです。その意図の下、これら3人の人物の背景を調べていました。
その結果、予想通り三人が三人とも信用ならざる人物であることがわかってきました。江原啓之が自身の後ろ盾にしようとした人物はすべてが、江原啓之と変わらぬ問題を抱えた人物であったのです。とりあえず、その実態の一端は暴露することもできました。
で、馬の足元に釘を刺すことができましたので、今後は再び将である「江原啓之」批判にいそしみたいと思っています。
コメントありがとうございました。
何が利益になりうるかは個人の判断ですが。
己の何かの為にスピルチュアルブームを仕掛けたと考える方が自然か?
色々小細工されると余計スピリチュアルが嫌になる僕です。
ストレートに、「こういった名称のビジネスです!」
と言って欲しい。
ニューエイジが科学的色合いを取り入れすぎて似非科学になったことを反省して(科学を装うことで、かえって科学者からの真っ向の批判に晒されましたから)、スピリチュアリズムはもっと復古調になり、アニミズム的であり、似非哲学に徹しようとしているようです。彼らも学習したのでしょう。
なおかつ科学という権威の代わりに、アカデミズムの肩書きを持つ人物の支持を、自らの権威付けに使うようにもなっています。そこいらはさらに巧妙になっています。
無論、これらはすべて一貫したビジネスなのです。人に安心を与えるという行為は間違いなくどの時代にも需要があるビジネスです。なおかつその裾野は広く、肩書きに関係なくお金儲けをしたい欲深な人たちも大勢います。聖人のふりをしたシャイロックたち。
地下では彼らは共通の市場を守るために手に手を取り合っているということも現実としてあります。互いの客を融通しあう、信じやすいカモを互いの間で転がしながら骨の髄までむさぼり続ける。(やみ金融業者が顧客リストを回覧するのと同じです。占い師などはそうやって互いの顧客情報を秘密裏に融通しあい共有することで、いっそう客を騙しやすくなっている、そういうこともあるほどです。)
まあ現実問題として、一匹見かけたらその影には、、、、というゴキブリみたいな連中がスピリチュアルとか言ってそこに群がっているわけです。そしてお金は誰にも砂糖のように甘いものなのです、たぶん。
コメントありがとうございました。