素晴らしき茜空の会

感想を書きなぐります。仮面ライダー キバ→ブレイド→アマゾンズ→クウガ→アギト→龍騎→響鬼→カブト→555→ディケイド

仮面ライダー龍騎 第10話「ナイトの危機」

2016-10-30 09:00:21 | 仮面ライダー龍騎
ゾルダとの戦いで傷ついた蓮。さらに北岡は弁護士としての立場を利用して、真司を罠に陥れようとする。蓮たちは北岡を解任しようとするのだが。一方、吾郎だけに心を開く少女・ゆかり。その口から真相を聞いた吾郎は・・・。


10話なんですが、早くも、
「これは感想文なんかでまとめられないやつだ」にぶちあたり、 逃亡寸前です。
まだ10話だぞ。こんな調子だと、後半ほぼ無言エントリになるんじゃねーの?

真司くんとつるむ蓮さんをあざ笑う北岡センセ。
たぶんこの「城戸真司もライダーなんだろ?わかってるんだよ」は100%の確信ではなく、
可能性半々くらいでカマをかけたんだろうと思うんですが、
図星をつかれて動揺する蓮さんが、驚くほど弱々しく見えて。

蓮さんのターニングポイントは3話だったんだよな。
あのとき真司くんにとどめを刺せなかったから、
いま「俺は戦わなければならないんだ」のセリフが空回りしてしまう。

言ってもニチアサだから、いずれ「殺さなくて良かった」という展開になるんでしょうが
いまはまだ「境界を越えられなかった弱さ」「優しい日常に埋没してしまう、決意の脆さ」が、
蓮さんを小さく見せる。

おそらく単なる気まぐれで、ゆかりちゃんママの手術費用を出す北岡センセ。
心からゆかりちゃんママの回復を願っているけど、現実には何の助けにもならない真司くんの言葉。

蓮さんの「戦わなければならない」の言葉も、
真司くんの「治るといいな、お母さん」の言葉も、
心からの言葉だけど、ただの「言葉」にしかすぎない。なんの力もない。
それは、北岡センセの言葉を借りれば「うんざりするくらいの青臭さ」でしかなくて。

真司くんも蓮さんも、彼らなりに真剣な気持ちでこのゲームに参加してるんだけど、
そこに突然現れた北岡センセの、大人の本気が、彼らの本気をいともたやすく踏みにじっていく。

そして、どれだけお金を積んでも叶えられない北岡センセの望み。

「生きたい」という想いの強さを具現化したようなマグナギガの破壊の力に
ただ飲み込まれるしかない蓮さんと真司くん。

ここまでそれなりの葛藤を経て積み上げられてきた彼らの想いが、
紙のように軽々と吹き飛ばされてしまうような、
「心をこめた言葉」の価値をあざ笑い、あっさりへし折るような、残酷な回だった。
ジャンル:
特撮
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