素晴らしき茜空の会

感想を心ゆくまで書きなぐります。仮面ライダー キバ→ブレイド→アマゾンズ→クウガ→アギト→龍騎→響鬼→カブト→555

仮面ライダー響鬼 十六之巻「轟く鬼」

2016-12-28 09:00:00 | 仮面ライダー響鬼
ザンキの突然の引退宣言に驚く戸田山。今の戸田山には偉大な師匠を超える自信が無い。そんな中、ヤマアラシの魔化魍との戦いで、斬鬼はまたも苦戦。一方、明日夢を見舞ったヒビキ。2人で久々に話し込む。明日夢の口から「弟子」という言葉が。


いやぁ、やっぱり響鬼は面白いなぁなどとしみじみしてしまう16話。
今回は、師匠と弟子の話。

いきなり一人立ちするよう言われた戸田山くん、いきなり過ぎて、ミスを連発。
だがしかし、ザンキさんはそれについて何も言わない。
何も言われないから、戸田山さんは自分のミスを認めつつ、
言い訳の言葉を口にして、それが言い訳だとさらに反省する。
もうさ、もういろいろ教えなくても、答えは既に戸田山くんの中にあるんだよなって。

「やっぱ、基本的には、ザンキさんあっての俺だって思ってるんで、
 だから俺がとどめ刺すっていうのは、ありえない気がしてるんですけど」

そんな戸田山くんに、ザンキさんは「自分の教えたことを全て忘れろ」と言う。
戸田山くんがザンキさんに弟子入りしてからの2年間、
戸田山くんにとって、ザンキさんの背中を見ながら戦うのが当然だったわけなんですが、
それを忘れろと言われ、ザンキさんの顔をちゃんと見られない戸田山くん。
ザンキさんの言いたいことはわかるけど、理解したくない戸田山くん。

それでも、一人立ちのデビュー戦をなんとか勝利でおさめることができました。
そんな戸田山さんの戦いを間近で、黙って見守っていたザンキさんの気持ちを考えると、ね。

私は、クウガや龍騎の感想文でも何度か書いてますが、
自分の力では戦うことができないからと言って、
大事な誰かが傷つきながら戦う姿を見守るしかないのは
本当に辛いと思っていて。

だから今回のザンキさんの姿も、大事な弟子に戦場の全てを任せて
ただ黙って見ているだけの、その思いに、なんかグッときたのでした。

戸田山くんがちゃんと、自分一人の翼で飛び立てて本当によかったし。
その成功を、たちばなのみんなも遠くから我が事のように見守っていてくれたのが、
なんかもう、見ていて嬉しかったわけです。おめでとう戸田山くん。



イブキさんとアキラちゃん。
「僕もう高校時代に鬼をやってたから、あんまり出席できなくて、
 それで学校でもあんまり友達とか作れなかったから。
 本当はアキラには、なるべく学校に行って欲しいんだけど」

このペアは、早く鬼になりたいと気がはやる弟子と、
ゆっくり育てたいと思う師匠のコンビ。

ヒビキさんと明日夢くん。
「もしかして、僕のこと『弟子に』って、思ってます?」という、探るような質問。
今のとこ鬼になるつもりなんかなくて、でも
「正直言って、少年を弟子にする気なんてないんだ」と言われ、
ちょっと期待していた返事を裏切られたような顔で「はぁ」と答える。



やっぱさ、「君を弟子にしたい!君には素質がある!」って言われたいよね。いちおうね。
弟子になる気はなくとも、「弟子にする気はない」なんて断言されちゃったら、
なんかこう、テストで不合格出しちゃったような気分にはなるよね。

「でもまぁ。少年は自分なりに鍛えようとしているわけだし。
 そういう意味では、俺が少年の師匠になれるかどうかわからないけど、
 まぁなんかあったら、いつでも相談しに来いよ」

この二人はまだ「師匠と弟子」未満の関係なんだけど、
でもそれに近い関係性ではあるような。

様々な段階の「師匠と弟子」が現れる回でしたが、どの組み合わせもみんな、
 ・弟子の在り方を受け入れ
 ・必要以上に口を出さず
 ・でも、困ったときに助け舟を出す
っていう、作り手の理想とする「人生の師匠像」を感じました。
ジャンル:
特撮
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