プロジェクト○川

学生に本を読んでもらおうという,ただそれだけのはずでした

日影、黄色い雨

2017年05月19日 | 本の話
読んだ小説の話って、密かにリクエストはいただくのですが(笑)、あまり書いてない。何か言うならちゃんとしたことを言いたいと思ってしまうもので、なかなか時間が…なのでメモ程度に。

最近だと、フリオ・リャマサーレス『黄色い雨』(河出文庫)にはやられました。山奥の廃村に一人残る男が経験する孤独と歴史と啓示。

それから、エドゥアルド・ハルファン『ポーランドのボクサー』(白水社エクス・リブリス)にも驚かされた。

リャマサーレスはスペイン、ハルフォンはグアテマラの作家。いかにも頭の悪そうな感想なのを承知で書きますが、世の中にはまだまだ、自分が知らないすごい小説家がいるのだなと…特にスペイン語圏には。

河出文庫からは『黄色い雨』と同じ月に、古井由吉『半自叙伝』と足穂『少年愛の美学』も出ている。河出すごすぎ(笑)。もっとも、『少年愛の美学』は薦めませんが…ちゃんと読んだことないし。

河出文庫といえば、もう一昨年のことだけれど(ひゃあ)、『日影丈吉傑作館』という、ファンには涙モノの作品集も出ている。これはほんと、傑作ぞろいです。ただ、その後に出た『幻影の城館』は、日影ファン以外には薦めにくいかな。

ウェルベックの『服従』や『ある島の可能性』も河出だ。もう、河出文庫だけ読めばいいのではないか。(物理的に)軽いし…というあたりでやめておこう。

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