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闇はうんざり、地方へそして道州制と高福祉へのアプローチを!(Ray)~正直、安倍一強にはもう飽きた…小池百合子という「新たな選択肢」

2017-05-17 10:58:25 | ブッラク企業・巨悪・秘密結社・最新ニュース

転載:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50981

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2017年2月20日
 
正直、安倍一強にはもう飽きた…小池百合子という「新たな選択肢」
うねる国民の声、政界の空気は一変!?

あらゆる物事が、彼女を中心に動き始めた。すべてが彼女の「味方」をしているように見える。この勢いはそう簡単に止められないし、何より国民が、このまま一気に上りつめることを期待している。

「妖怪」が動き出した

「恐ろしいのは、小池新党の国政選挙への影響です。千代田区長選の圧勝で弾みがついた。夏の都議選は、率直に言って自民党の惨敗になるでしょう。

都議会議員が減れば、東京選出の衆院議員は、選挙運動で陣頭に立つ『飛車と角』を失うようなものです。国会でも議席減は免れない。東京の自民党議員は、それほど選挙に強くないですから」

東京都選出のある自民党国会議員は、懸念を隠さない。彼が続ける。

「例えば1区の山田美樹、3区の石原宏高、6区の越智隆雄、14区の松島みどり、18区の土屋正忠、19区の松本洋平、21区の小田原潔は前回、次点との差が3万票未満。危ない選挙区がただでさえ多い中で、小池新党の刺客が送り込まれれば、どうなるかわかりません。

彼女は安倍総理最側近で、『ドン』内田茂さんとも親しい萩生田(光一官房副長官、24区)さんのところにも、絶対に刺客を立てますよ。東京中が『古い自民党vs.小池新党』の戦いになる」

いまや歴代最強の東京都知事――小池百合子氏の勢いが止まらない。

2月5日の千代田区長選では、「小池印」の現職・石川雅己区長が自民党候補にトリプルスコアで圧勝した。しかし、これだけで驚くのは早い。7月2日投開票予定の東京都議選についても、衝撃的な予測が飛び出している。都議会民進党議員が言う。

「先日、選挙区内で世論調査を行ったところ、都民ファーストの会東京都議団、つまり『小池新党』に投票する、という人が実に35%もいました。現職の都議がまだ3人しかおらず、目立った活動もしていないのに、です。

小池新党が全42選挙区で候補者を立てれば、都議選は間違いなく彼らの圧勝になる。自民党も激減するでしょうが、うち(民進党)なんか埋没して、数議席取るのがやっとかもしれない。7月までにどう身を振るべきか悩んでいます」

東京都民のみならず、日本中が「もうすぐ、何かが変わる」という予感に躍っている。それは、「小池百合子ならば、停滞しきった古い政治をぶち壊してくれるに違いない」という希望だ。そして前出の議員たちが言う通り、その希望は着々と現実になりつつある。

大阪府知事・市長を歴任した橋下徹氏にも、国民は同じ希望をかけた時期があった。しかし、橋下氏は大阪都構想の住民投票に敗れて身を引いた。「日本中を巻き込めなかった」ということも、挫折した一因だろう。

だが、小池氏がぶち壊そうとしているのは、東京という日本の「一丁目一番地」の権力構造だ。それはそのまま、都庁だけでなく永田町をも巻き込んで大きなうねりとなる。現段階ではまだ、声なき声にすぎない。しかし早晩、熱狂へと変わるはずである。そう、

「小池百合子を総理に」

と国民が渇望するのは、もう時間の問題だ。

安倍政権はまだまだ圧倒的な支持率を保っているではないか、という声もある。確かに、1月以降のマスコミ各社の世論調査では、内閣支持率は軒並み50~60%の高位安定である。

しかし、その中身を見てみると、「支持する」と答えた中で最大の理由は「他にいい政治家がいないから」という消極的なもの。もはや誰も、安倍政権、安倍総理に期待していないし興味もない。一言でいえば、国民はもう飽きている。

小池百合子という「新たな選択肢」が現れたいま、潮目の変化を目の当たりにしている自民党の政治家たちは、気もそぞろだ。

中枢でもすでに駆け引きが始まった。風を敏感に察知して、いち早く動き出したのはもちろん、「政界の妖怪」の異名を取る77歳――。

「二階(俊博幹事長)さんは、千代田区長選では完全に都連を見放して、『勝手にやってくれ』と下村(博文都連会長)さんに丸投げしていた。負けを見越して『小池シフト』に移ったんです。

いまの状況は、二階さんが考えていた中でも最悪のシナリオです。選挙を仕切る二階さんからすれば、都議選前に小池新党だけは作らせないように、『付かず離れず』を演出してきた。

しかし、お咎めなしで済ませるつもりだった例の小池派の自民党区議『7人の侍』を、都議団の反発で昨年末に除名することになって計画が狂い、なし崩し的に新党設立まで許してしまった」(自民党二階派議員)

石破はこう考える

自民党幹事長として考え得る「最悪のシナリオ」に直面した二階氏は、迷わず次善の策を発動した。それが小池氏への急接近、言いかえれば「抱きつき」である。

「そもそも二階さんは、小池さんに対して『戦って勝てる相手ではない』と観念しています。実際、いまは下村さん以下、自民党都連は小池さんに反対せず、予算も通し、豊洲市場移転の百条委員会も容認し、内田さんは引退というふうに、『戦わない』戦法をとっている。

こうすれば小池さんがいくら力んでも、つまらなくなって有権者は興味を失うだろう、ということなんでしょうが……」(前出・自民党二階派議員)

これが単なる懐柔作戦ではなく、味方をも欺く高等戦術である可能性も捨てきれないのが、二階氏の妖怪たるゆえん。つまり、「いざという時は小池に乗る」ための保険かもしれないのだ。

二階氏と小池氏は、'00年に結党した保守党で同じ釜の飯を食った先輩と後輩である。自民党復党後、'05年の第三次小泉内閣では、二階経産相・小池環境相という時期もあった。自民党の重鎮の中では、二階氏が小池氏と最も太いパイプを持つことは周知の事実。

「小池さんの弱点は政党運営資金。彼女としても、二階さんの資金力は魅力的でしょう。

このまま両者が接近していき、いざ打って出るとなった小池さんが『保守党から自民党に移ったときのご恩を返します』、『最後の大仕事だと思って、どうか協力してくれないでしょうか』と頼めば、二階さんのほうも無下には断れない」(自民党中堅議員)

安倍総理とて、二階氏が心の底から自分に従っているわけではないことは分かっている。しかし二階氏が小池氏に乗り換えれば、最強のカードをみすみす敵に渡すのと同じ。今後、安倍総理と小池氏による二階氏の「取り合い」が熾烈をきわめるのは間違いない。

もうひとり、自民党には小池氏と非常に近い重要人物がいる。安倍総理の長年のライバルで、前々回の'12年総裁選では小池氏から支援を受けた、石破茂前地方創生相だ。

昨年夏の内閣改造で留任を固辞し、「ポスト安倍」を狙うと宣言した石破氏は今、講演行脚で全国をまわり、地方票固めに精を出している。一方で石破派所属の自民党議員によれば、今でも小池-石破ラインは健在だという。

「状況次第ですが、万が一小池さんが自民党に戻ってくるようなことがあるなら、うち(石破派)が受け入れるでしょうね。これからもっと人気が上がっていけば、党本部としても断りきれなくなるでしょうし」

では、小池氏が出戻るのではなく、逆に石破氏が自民党を割って出て、小池氏を支える側に回ることはあるのだろうか。小池氏の地盤を引き継ぎ、側近中の側近として知られる若狭勝衆院議員も、石破派に籍を置いている。若狭氏が言う。

「もしそういうことになるのであれば、前回の都知事選を上回る大きな風が必要だと思います。都民だけでなく国民全体が、期待だけでなく実績をふまえたうえで小池さんを圧倒的に支持する。そのうえで、自民党の中でさえも『もう小池さんしかいない』という空気ができる。そうした条件が整えば、可能性はある」

もちろん氏を含め、石破派の議員は現在「石破茂を総理に」でまとまっている。派閥である以上、それは当然だろう。

だが都議選を機に、国民の間にも、そして永田町でも、若狭氏が言うような圧倒的なうねりが生まれた場合は、話が別だ。こう語る別の議員もいる。

「石破さんは、早ければ来年にもポスト安倍を狙うと言いますが、安倍総理が石破さんへ平和的に次を譲るなんてあり得ない。必然的に戦争になります。

その時、果たして『石破総理』で勝てるのか。『小池総理』を求める声のほうが大きいと分かったら、石破さんはあの性格です。小池さんより4つ年下ですし、一度引く可能性も十分ある」

石破氏としても、下手をすると政治生命を使い果たしかねない安倍総理との全面対決よりも、小池総理からの禅譲というシナリオのほうが得だと考えるかもしれない。

キャラクターが対照的なだけに、「小池総理・石破官房長官」となれば意外と座りもよさそうだ。

他を圧する人気の小池氏を中心に、二階氏、石破氏が手を結んで新たな勢力を作る――それはまさしく「政界再編」のゴングが鳴ることを意味する。長きにわたる安倍一強の時代が終わりを告げるのである。

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公明党も維新もひれ伏す

安倍総理は現在、トランプ大統領という「外患」、そして小池新党結成という「内憂」の挟み撃ちに遭っている。懸案だった早期の解散総選挙は、かなり難しい情勢となった。

かといって、あまり先延ばしにすれば来年9月の総裁任期切れが迫ってくる。次期総選挙での3度目の圧勝、夢にまで見た「2021年までの史上最長期政権」に、黄信号が灯っているのだ。

「安倍総理が最近、『もう今年は選挙はしません』と、早期解散を促す麻生(太郎財務相)さんに伝えたという話もあります。しかし、待てば待つほど小池新党は存在感を増していく。解散のタイミングは、今年の年末から来年春あたりしかなくなってきます。

しかも都議選を期に、小池さんは自民党を離党するでしょう。今年の夏以降、政界は『安倍につくか、小池につくか』で二分されることになる。ここで株価急落や対トランプ政策の失敗といったミスがあれば、国民の心はあっという間に安倍政権から離れて小池さんにつく」(冒頭の自民党議員)

自民党内に「ポスト安倍」の人材が払底している今、安倍vs.小池の構図が確立すれば、国民にとってはこれほど面白いカードはない。そして今のところ、風は確実に小池氏に吹いている。

先の議員が言うように、もし小池新党が夏の都議選の勢いそのままに国政に進出し、秋以降の衆院解散・総選挙になだれこめば、少なくとも東京では現在の「自民党一強」は完全に打ち崩される。しかも、東京は与野党問わず有名議員が多い。

「石原伸晃(経済再生相)さんも、小池さんの石原慎太郎(元都知事)バッシングで相当厳しい情勢になっていると聞きます。しかも、伸晃さんはもともと選挙に弱い。

蓮舫(民進党代表)さんは、次は自分が東京から衆院選に出るかもしれませんが、民進党の基盤である無党派層が、小池新党に根こそぎ持って行かれる。

2月6日に『都民ファーストの会』から追加公認が出た民進党都議の伊藤悠さんは、蓮舫さんの側近です。何とか小池新党に取り入ろう、という意図が透けて見えます」(都議会野党議員)

名のある国会議員たちが、小池氏の圧倒的な勢いに次々と吹き飛ばされてゆく。その光景に、国民は喝采を送るだろう。

政界の空気は一変する。自民党だろうが民進党だろうが日本維新の会だろうが、すべて小池新党の前には「旧時代の遺物」と映る時がやってくる。あらゆる勢力が勝ち馬に乗ろうと、小池氏のもとに殺到する――ゲームのルールが変わるのだ。

小池氏は、政治生命を賭けた一世一代の大勝負に勝ち、晴れて都知事になった。ほんの数年前まで誰一人、彼女に見向きもしなかったにもかかわらず。今や都議会では、公明党までも自民党から離反し、小池氏のもとに馳せ参じている。

切り札は進次郎

かつて小池氏を登用し閣僚に引き上げたのは、劇場型政治のパイオニア、小泉純一郎元総理である。しかも'08年、小池氏は自民党総裁選にも出馬している。全盛期の小泉氏もかくやというパフォーマンスを駆使し、今、政治家としての絶頂にある彼女が、「総理」の二文字を意識していないはずがない。

小池氏の来歴と家族を徹底的に取材し、「小池百合子研究」(『新潮45』1月号に掲載)を執筆したノンフィクション作家の石井妙子氏が言う。

「本人も認めていますが、彼女は上昇志向の塊。また、『私はいつも権力者のそばにいると言われるが、それは違う。私が彼らをトップにしてあげている』という趣旨の発言もしています。『政界の渡り鳥』と言われるのが心外なのでしょう。

都知事よりも上のポストは総理しかない。父親の仕事が不安定な中で幼少期を過ごしたせいか、多少無理をしてでも上を目指すという生き方が、小池さんには身に付いているように見えます」

小池氏は過去の著書でもこう述べている。

〈(総裁選に出馬したのは)国家のトップになれば、それぞれの大臣が持っているマンデート(委任された権限)を一気に超えることができると考えたからです。いわば最強の「スペードのエース」になる〉(『議員と官僚は使いよう』より)

この国で最強の存在になる――小池氏の決意は、もうとっくの昔に固まっていたのだ。

カギを握る人物は前述した二階氏、石破氏の他にもいる。かねてから安倍政権への反発を隠さない、小泉進次郎氏だ。

伏線はある。進次郎氏の父であり、小池氏にとっては「恩師」の純一郎氏は、ことあるごとに小池氏を褒めちぎっている。昨年8月、小池氏の当選直後に本誌がインタビューした際もこう述べた。

「彼女(小池氏)も原発やエネルギー政策については『できる限り自然エネルギーにシフトしてゆきたい』と公約している。ぜひ頑張ってほしい。彼女は昔からアイデアウーマンだから」

あれほどエネルギー問題や環境問題の専門家を自称してやまない小池氏が、都知事に就任してから、唯一触れようとしないのが原発問題だ。純一郎・進次郎父子が「脱原発」で一致していることは暗黙の事実。小池氏が原発問題を、小泉父子と満を持して組むときの「隠し玉」として温存している、と見る政界関係者も少なくない。

安倍総理に押さえつけられてきた人々が彼女のもとに集まる時、わが国は初めての女性総理を戴くことになるだろう。小池百合子という「新たな選択肢」が、日本の政治史を大きく塗り替えようとしている。

「週刊現代」2017年2月25日号より

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