Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権はインドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」

2016年10月27日 00時00分26秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【TPPの次はインド…安倍首相が強行する原発密約のデタラメ】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/191965)。

 《核保有国のインドに原発を輸出する「日印原子力協力協定」である。TPP同様に「交渉中」をタテに中身を明らかにしないまま、11月中旬のモディ首相来日のタイミングで署名を強行しようとしている》。

 こんな《デタラメにもほどがある》こと、《ふざけたシナリオ》の強行を許していいのだろうか?
 原発輸出…ニッポン、インドはお互いに気は確かなのだろうか? 日本が輸出した核発電で核兵器製造…、アベ様や原子力ムラ住人は、いったい、どう責任をとるつもりか? 《原発は『プルトニウムをつくる装置』》だということを無視している。

   『●死の商人、あるいは、安全神話の押し売り
    《反原発デモで死者 インドの予定地、福島の事故引き金

   『●懲りない人たち
   『●隣国に学ばないと・・・
   『●あ~、またしても原発廃止・脱原発の外堀が埋められていく
   『●FUKUSIMA原発人災、本当に忘却していいのか?
   『●「原子力」と「核」、言葉は違えど「原発=原爆」である
   『●原発推進国同士が手を携えて原発輸出、
      さらに「死の商人」へ: どうやら「恥」という概念は無いらしい
   『●「核と人類は共存し得ない」
   『●『DAYS JAPAN』(2014,MAY,Vol.11,No.5)の
                        最新号についてのつぶやき
    「スンダラジャン・ゴマティナャガム氏【インド・イディンタカライ村から福島へ】、
     「日本政府がインドへの原発輸出計画を進める中、福島の原発事故後、
     原発はいらないと多くの市民が立ち上がりました」。倫理上許されない」
    「アミッタラジ・ステフェン氏【第3位/インド反原発運動】、
     「福島事故が変えた住民の意識と行動」。激しい抵抗運動。
     「地元」の反対を見てみぬふりして原発輸出なんて「恥」だ

   『●『DAYS JAPAN』(2014,JUN,Vol.11,No.6)の
                  最新号についてのつぶやき
    「チンキィ・シュクラ氏【DAYS JAPAN Public Prize インド 
     ウラン鉱山の放射能汚染】、「開発という名の下に犠牲となる少数民族…
     インドの原子力と核兵器の夢を実現させるために…地域住人にとって
     悪夢の始まりとなった…今や地獄だ…人々は開発という名の祭壇に
     捧げられた生け贄なのだ」」

   『●『自然と人間』(2014年8月号、Vol.218)についてのつぶやき
    「山本宗補氏【「日本は原発技術を売らないで下さい」 弾圧に抗して続く
     インドの原発反対闘争】、「クーダンクラム原発反対の闘い。日本の
     原発技術の輸出は、住民をいっそう苦しめる結果をもたらそうとしている」。
     原発輸出なんて恥ずかしいことをしてはいけない」

   『●「東電元幹部の罪と罰」 『週刊金曜日』
      (2014年9月19日、1008号)についてのつぶやき
    「村上朝子氏【『金曜日』で逢いましょう/日印原子力協定の行方を
     憂慮する反原発のインド人映画監督】、「元原発研究者が、
     福島原発よりも古いタラブール原発の問題を取材し、映画化。
     …映画『ハイ・パワー 大いなる力』」」

   『●談合: 原子力「ムラ寄生」規制委員会から
       運営交代を申し付かったあの日本原子力研究開発機構
   『●歴史的役割踏まえた原発に頼らない国へ:
     「人の命と安全は経済性に優先する」=「人格権の尊重・倫理」
   『●環境倫理を『虚構新聞』から学ぶ…「原発導入を
          許してしまった世代の一人として、恥ずかしく申し訳ない」
   『●「日本壊滅を救った新潟県民」…「インチキと不備だらけ」
           …「このまま再稼働されたら、福島原発の二の舞」

   『●アレが「もし再稼働しても、電力は首都圏向けに
       提供される」のみ…新潟県知事選=県民投票で否決


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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/191965

TPPの次はインド…安倍首相が強行する原発密約のデタラメ
2016年10月18日

     (安倍首相とインドのモディ首相(C)AP)

 秘密協定のTPPを巡って国会が紛糾する中、安倍首相は性懲りもなく新たな密約を結ぼうとしている。核保有国のインドに原発を輸出する「日印原子力協力協定」である。TPP同様に「交渉中」をタテに中身を明らかにしないまま、11月中旬のモディ首相来日のタイミングで署名を強行しようとしているのだ。この動きを警戒した民進党の逢坂誠二衆院議員が先週、質問主意書を提出。18日の国会で答弁が予定されているが、デタラメにもほどがある

 そもそも、この協定は問題だらけだ。核保有国のインドはNPT核兵器不拡散条約)もCTBT包括的核実験禁止条約)も未加盟。核武装した隣国パキスタンとの緊張がエスカレートすれば、核の軍事転用も懸念される。そんな危なっかしい国に被爆国の日本が原発を売り込む矛盾福島第1原発の事故はいまだに収束せず汚染水を垂れ流している

 それなのに、公表されているのはペラ1枚の覚書だけ。本文はたった5行で、〈両政府は、協定が、必要な国内手続きに関するものを含む技術的な詳細が完成した後に署名されることを確認する〉などと記してある。要するに、コッソリとまとめた協定を数の力で国会承認させる魂胆なのだ。

 反対運動をする岐阜女子大南アジア研究センター客員教授の福永正明氏は言う。

   「原発輸出を成長戦略に位置付けている以上に大きいのが、
    インドで原発建設計画のある米仏のプレッシャーです。東芝傘下の
    米WH仏アレバなどが来年中の着工を目指していて、それには
    日本製鋼所の鋼材が欠かせない。原子炉容器などの大型鉄鋼品で
    世界シェア8割を握っているため、ここが動かないと新設できません。
    ハードルになっているのがNPTで、未加盟のインドとは原子力協定
    結ばないと輸出できないのです」

 安倍政権はインドが核実験した場合は協定を破棄するとアナウンスしているが、空手形みたいなものだ。

   「完成した原発を撤去するのは現実的に不可能ですから、
    ウランを軍事転用されたとしても手も足も出せない。
    黙認しているようなもの」(前出の福永正明氏)

 その上、インドにしてみれば日本が核保有国として認めたというステータスもついてくる。モディが足しげく通ってくるわけである。「来年の通常国会に提出し、委員会審議3時間で採決する」(自民党関係者)というふざけたシナリオも流れている。徹底追及しなければダメだ。
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●「東電元幹部の罪と罰」 『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号)についてのつぶやき

2014年09月23日 00時00分19秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、明石昇二郎木野龍逸畠山理仁さん【「悪の凡庸さ」は彼らにあてはまるのか 勝俣・武黒・武藤の各氏 起訴相当議決の3被疑者はいま】。

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■①『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 『福島第一原発事故を防げなかった東電元幹部勝俣、武黒、武藤の各氏の罪と罰』。木野龍逸さん【原発事故の調書めぐり「誤報」認めた『朝日新聞』 「誤報とは言えない」との声も】、「「原発報道」委縮を懸念」。『朝日』の犬HK化が心配(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e

■②『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 布施祐仁氏【福島原発事故めぐり東電や元請企業の責任を問う 現役の作業員が初めての提訴】、「危険手当・・・・・・下請け企業らがピンハネすることは許されない・・・・・・即時撤退しなければならないほど放射線量の高い環境下で作業に従事」。「コスト優先」、「命は二の次」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/71f48168ef21050af72cdd5b7f0b11e5

■③『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 藍原寛子氏【自民党の相乗り、抱きつきでドタバタ劇 福島の知事選は「県民不在」】、「自民党・・・・・・本部は「原発再稼働」を最優先に位置づけているが、県連側は「県内原発全基廃炉」を主張・・・・・・矛盾はさらに際立つ」

■④『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 永野厚男氏【教科書採択めぐり神奈川県教委 〝実教ゼロ〟の不可解】、「卒業式等での国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」などと記述した実教出版・・・・・・の教科書・・・・・・選定した高校が〝ゼロ〟」。強制しておいて「規制」するとはね!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8adfc28e3a834d65c8088d41cd74d9cb

■⑤『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 編集部【「南京事件」めぐる誌上討論 藤岡信勝氏が受託】、「『週刊文春』編集部は・・・・・・同紙と本多勝一・・・・・・との書面による公開討論を受けたい」。「【・・・・・・「公開質問」】(リンクはココ)、「『朝日』叩きに邁進する雑誌も急増中で、次の矛先は・・・・・・「南京事件」の否定に」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf8e2cfb8450175bfb74e85bfbbdd52f

■⑥『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 本多勝一さん【風速計/「吉田調書」の本質とはなにか】、「チャイナシンドローム・・・・・・東日本壊滅・・・・・・とりわけ日本のような地震大国での原発の恐ろしさ、原発は原爆と同じであること・・」。『朝日』潰しに夢中、だけでいいのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0ad03769634c7f275309a1c6eac3a866

■⑦『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 能川元一氏【「性奴隷」と認めない日本政府とメディアの独善 日本軍「慰安婦」問題で恥をさらしている安倍内閣】、「メディアの・・・・・・『朝日』叩きに上機嫌の安倍首相は・・・・・・国連の報告書に対し「反論」するという。だが、・・・・・・歴史的事実だ。・・・・・・歪曲だらけの週刊誌・・・・・・「誤報」の政治利用」

■⑧『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 白石草さん【環境省専門家会議で何が起きているか 無視される福島の子どもたち】、「国会の全会一致で成立した「子ども・被災者支援法」に基づき設置されながら、同法でうたわれた子どもたちの予防原則に立った健康調査に後ろ向き・・・・・・「現実を見て下さい」・・・・・・増える甲状腺がん・・・・・・また同じ過ちを」

■⑨『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 武藤類子氏【これでも罪を問わないのか】。明石昇二郎さん【東電関係者の「不起訴」理由 検察は、いかに原子力ムラに丸め込まれたか】、「告発人として主任検事から詳細な説明を受けていた筆者が、その詳細を暴露する・・・・・・御用電力学者の言い訳を鵜呑み・・・・・・原子力ムラにしてやられた検察」

■⑩『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 明石昇二郎木野龍逸畠山理仁さん【「悪の凡庸さ」は彼らにあてはまるのか 勝俣・武黒・武藤の各氏 起訴相当議決の3被疑者はいま】、「自らに下された「起訴相当」の議決をどのように受け止めているのか。心境を尋ねるべく、・・・・・・3人の自宅を訪ねた」

■⑪『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 浅野健一さん【戦前回帰の安倍政治変えよう 小沢一郎氏大阪公演】、「私は・・・・・・「2009年3月に『読売新聞』のスクープで始まり・・・・・・陸山会事件捜査は世界の歴史でも例を見ない検察の政治介入だった。検察と記者クラブメディアが小沢首相実現を潰した」と述べた」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3db2bee7c3b33adb5aa8d5dc1f627158

■⑫『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 青木理さん【司法を正す第10回 北海道警に裏金を認めさせた記者高田昌幸氏 記者は、警察ではなく読者に信頼されるべき】、「調査報道史に残る金字塔・・・・・・「サツ回り」を廃止せよ」。フリーランスを経て、現在は高知新聞の記者に。「「発表もの」しか書くなと言う「道警裏金追及」地裁判決」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/daa3231ad45f0192d319b047a2c593bf

■⑬『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 太田昌国氏【死刑囚が描いた絵をみたことがありますか】、「「死刑廃止のための大道寺幸子基金」が運営する死刑囚表現展・・・・・・「表現」に市井の人が接する機会は、簡単には得られない」。「一貫して無実を主張している」林眞須美さんら

■⑭『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「居丈高に『朝日』を叩く『読売』や『産経』は、では過去に同じような間違いをしでかしていないのか?・・・・・・私は寡聞にして、『読売』や『産経』がこうした記事を載せたことを謝罪したり・・・・・・」

■⑮『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「・・・・・・訂正したりしたという話を聞いたことがありません。両紙とも『朝日』に謝罪や訂正を迫るなら、まず、北朝鮮礼賛記事を取り消すことから始めなければならないのではありませんか。・・・・・・」

■⑯『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「私が池上さんに大きなクエスチョンマークをつけるのは特定秘密保護法にはっきりと反対の意思表示をしなかったこと・・・・・・TPPに賛成・・・・・・NHK的な「公正中立」を装いながら、結局は、体制寄りの本音を出すのですね」

■⑰『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 村上朝子氏【『金曜日』で逢いましょう/日印原子力協定の行方を憂慮する反原発のインド人映画監督】、「元原発研究者が、福島原発よりも古いタラブール原発の問題を取材し、映画化。・・・・・・映画『ハイ・パワー 大いなる力』」。原発輸出反対(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/66f5a2196a4f81beca19c6d209106909
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