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●「米軍再編交付金を政府は再開…。なんじゃそりゃ。あんたは鳥取城を兵糧攻めで落とした秀吉か!」

2018年02月15日 00時00分26秒 | Weblog

[※ 三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]



今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、再びすいません、コピペ・マゴビキさせて頂きました。
 【本音のコラム「兵糧攻め」 斎藤美奈子】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/02/07/133751)。

 《4日の沖縄県名護市長選で与党推薦の渡具知武豊氏が当選。止まっていた米軍再編交付金政府は再開する方針という。なんじゃそりゃ。あんたは鳥取城を兵糧攻めで落とした秀吉か!…札束の力で自治体をねじ伏せ、住民を分断させる恫喝(どうかつ)政治。これ、民主主義なんですか。》

   『●稲嶺進名護市長「やり方が普通じゃない。
        地方分権の無視だ。法治国家としてやることか」
    《移設反対派の稲嶺進氏が市長に就任してからは国の米軍再編交付金
     同市へ支給されず、三区への支援も滞っている》

   『●一体どこが法治国家か? アベ様やスガ殿ら自公議員
          (公明も同罪)がやっていることは「傲慢」で沖縄差別
    《三区長は、区には新基地建設計画を止める権限はないとも指摘。
     国への補助金要求は、計画容認の見返りでなく、地元の意向と
     無関係に進められる建設工事への代償と位置づけていると説明した。
     建設に反対する稲嶺進市長の就任後、米軍再編交付金が停止され、
     地域振興予算を確保しなければならない事情も話した》

   『●「住民分断」「差別」「イジメ」: アベ様や「沖縄負担軽減担当相」が
                            沖縄でやっていることは「あざとい」
    《「地元の地元」を懐柔することが、米軍普天間飛行場の移設先とされる
     名護市辺野古の新基地建設強行のお墨付きになるのか
     …国からの補助金は本来、市町村を通じて各自治会に交付される。
     しかし在日米軍再編交付金に基づく支援事業は、辺野古新基地に
     反対する名護市を通さず直接3区へ支出される》

 《札束の力で自治体をねじ伏せ、住民を分断させる恫喝(どうかつ)政治。これ、民主主義なんですか》? 勝たせてはいけなかったのに…大変に残念だった名護市長選の結果。「アメとムチ」の露骨なサツタバ恫喝政治…。ニッポンに…、少なくとも沖縄に民主主義は無い。
 《それでも名護市は交付金に頼らない行政を貫いて、全学校への冷房設置や校舎の耐震化、小中学生の医療費無料化まで実現させた》…負けさせてはいけなかった。

   『●「辺野古が唯一の解決策」という呪文を 
      唱えることしか能の無いアベ様ら…消えた「辺野古」の「へ」の字?
   『●トンだ「負担軽減」!…稲嶺進さんは《異常事態だ。
       日本政府はわれわれを国民として見ているのか》と批判
   『●稲嶺進名護市長「やり方が普通じゃない。
        地方分権の無視だ。法治国家としてやることか」
   『●映画タイトルは、稲嶺進さんが「我々は、
      また命を救う《風かたか》になれなかった」という嘆きの言葉」から
   『●アベ様は「沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、
           基地負担の軽減に全力を尽くす」…って、はぁ?

   『●稲嶺進さんの「この8年の実績と誠実な姿勢は、
       多くの市民が認めている」(目取真俊さんのブログ)

   『●名護市長選後の「アメとムチ」…勝たせてはいけなかった新市長と
                        負けさせてはいけなかった稲嶺進さん


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http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/02/07/133751

今日の東京新聞
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2018-02-07
本音のコラム「兵糧攻め」 斎藤美奈子


本音のコラム「兵糧攻め」斎藤美奈子/27面

 4日の沖縄県名護市長選で与党推薦の渡具知武豊氏が当選。止まっていた米軍再編交付金を政府は再開する方針という。

なんじゃそりゃ。あんたは鳥取城を兵糧攻めで落とした秀吉か!

 あまりに露骨な対応に頭から湯気が出そうになったが、頭を冷やして過去に遡(さかのぼ)って見た。

 そうだった。普天間飛行場の辺野古移設に反対する稲嶺進氏が市長選で初当選したのは2010年1月。直後に再編交付金は止められた。菅直人政権の時代。民主党よオマエもか、である。

 しかし、さらに遡ると07年、第1次安倍政権の時代に行き着く。この年の5月に成立した在日米軍再編特別措置法諸悪の根源で、以来、政府案をのむか否かで交付金支給の是非が決定されてきた

 この措置で、沖縄県の金武(きん)村、恩納(おんな)村宜野座(ぎのざ)村は次々降伏。住民投票で空母艦載機の移駐に反対の民意が示された山口県岩国市も、米陸軍司令部の新設に反対してきた神奈川県座間市も、市長が苦渋の決断の末に寝返った。それでも名護市は交付金に頼らない行政を貫いて、全学校への冷房設置や校舎の耐震化、小中学生の医療費無料化まで実現させたのよ。

 選挙中、自民党は交付金の再開を当然ちらつかせただろう。札束の力で自治体をねじ伏せ、住民を分断させる恫喝(どうかつ)政治これ、民主主義なんですか (さいとう・みなこ/文芸評論家)
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