いやー、めっきり寒くなってきましたな。
なんか秋がなかった感じ。
つーこって、今回は綿物のレビューなど。
ダウン、化繊なんでもござれです。
ちなみに、一応知らない人のために基本情報。
ダウンっていうのは本物の羽毛(ダウン)や羽根(フェザー)が入ってる。
軽くて暖かくてコンパクトになるけど、水に濡れると乾きづらい。
洗濯すると質が落ちます。
ひとつ気にしなきゃいけないのが、
ダウンとフェザーの割合。
基本、ダウン>フェザーね。
ダウンと謳いつつも、割合が…なんてこともあります。
あと、値段が高い。
で、化繊とかプリマロフトっていうのは、
読んで字の如く、化学繊維です。
ダウンに比べて重いしかさばる。
その代わり、速乾性に優れてて、洗濯しても質が落ちない。
で、値段も安いっていうのが特徴かな。
ま、以前から言っているように、
用途に合わせてチョイスするのが一番。
オールマイティなものなんて存在しないし、
TPOも大切だと思います。
それでは、どうぞ。
【Patagonia / DAS Parka (790g) / ¥40,950】
今から数年前までは世間を席巻してましたね。
まちがいなく化繊の中ではNo1でした。
毎年出れば必ず売れるし、
90年代の紫なんかはとんでもない値段で取引されてました。
えぇ、ご馳走様でした。
で、その頃とはモデルチェンジ。
今のモデルも好きですよ。
ま、昔は独走状態だったけど、
今は他ブランドからもいいものが出てるからね。
ただ、だからと言って選択肢から外れることはありません。
チノパンにブーツとかで、これをカッコよく着てるおっさんとか憧れるわ。
ちなみに、DASはDead Air Spaceの略ですよ。
【Patagonia / Down Sweater (13oz) / ¥28,350】
もういっこパタゴニアから。
こっちはダウンで基本インナー用途。
というか、インナーにもできるって言ったほうが合ってるかな。
ということで、個人的にはちょっとサイズ感が中途半端な気がする。
アウターとして着るなら、いいサイズ取りだとは思いますがね。
最近はどこのブランドも、インナーとアウターを完全に分けてるから、
こういう中間なものが活用される場面もあるのよ。
僕はたまにスーツの上に着ていってます。
で、満員電車の中ではコンパクトに収納して鞄の中に。
そう考えると、結構便利なジャケットかも。
13ozで800フィルは立派よ、数値的には。
【Feathered friends / Icefall Parka (34oz) / $569】
断言します。
個人的最強ダウンはこれ。
昔、ロストアローが代理店をやってた頃は、
もう少し安かったんですがね。
今は日本で買うにはちょっと高くなりました。
ま、ダウンで言えばパイオニアのfeathered friendsです。
最近では一部カナダで生産したりと、
若干時代の波にのまれかけていますが、
高級ラインはUSでの生産にこだわるそうなので一安心。
で、このIcefall Parkaです。
シルエット、性能、ブランドのどれをとっても最強です。
そうとしか言いようがない。
女「ねぇ、私のどこを好きになったのぉ?」
男「そんなの…全部だよ」
女「きゃー、バカバカバカ……でも、あたしも…全部…好き…だよ」
みたいな感じです。
I can't explain.
【Feathered friends / Helios Jacket (15oz) / $259】
もう一発feathered friendsから。
こっちはインナーダウンです。
昔のツートーンとかはそこそこ値段してますな。
これもいいジャケットだと思います。
今となっては目新しさもなくなったかもしれないけど、
ま、feathered friendsのダウン着たら、
それ以外はあんま興味なくなっちゃうよね。
そういうのってあるのよ。
ちなみに、Retroとかmとかっていうのは、
feathered friendsにしてfeathered friendsにあらず。
一言であらわすなら、「FUCK」です。
【Outdoor Research / Virtuoso Jacket (22oz) / ¥27,090】
久々のホームラン級の一品。
デザインは文句なし。
肩や腕のストレスが掛かる部分の補強もしてある。
パーテックス素材で防水性も普通より高い。
なんだか立体裁断もされてるみたいね。
650フィルパワーでこの値段は安いと思う。
ちょっと買いそうになった。
【Arc'teryx / Kappa SV Hoody (30.8oz) / ¥68,250】
ウィンドストッパーにプリマロフトと、
なんとも理にかなったジャケット。
街着としても秀逸かもね。
けど、この値段出して買わなくてもって感じかな。
セールなんかで安ければ選択肢には充分入ります。
【Marmot / 900 Premium Down Jacket (220g) / ¥30,450】
なんともわかりやすいお名前。
最高峰の900フィルパワーのプレミアムダウンを詰め込みましたとさ。
ま、それでこの値段っていうのはすごいよね。
シームの間隔を見ても、そんなにスカスカではなさそうだし。
素材も軽さ重視っぽいかな。
ま、そもそもmarmotはコストパフォーマンス高いんで、
値段以上のものが期待できるんじゃないかな。
【Rab / Peak Smock (690g) / ¥32,550】
珍しいのでプルオーバーなど。
プルオーバーのメリットは2つあって、
ジッパー部が少ない分、綿をつめられるし、
薄くなる部分も少ないから、保温性はフルジップより高い。
あとはカンガルーポケットがひたすら便利だってこと。
でも、着脱が不便だったりっていうデメリットもある。
Rabにしてはファッション性が薄いなって印象。
90年代のファクトリーブランドのような見栄え。
スペック的にも今一歩。
選択肢には入らないかな。
ちなみに、フラップにボタンっていうのは、
グローブをしたときにすごく不便。
マジックテープにするべきじゃないのかな~。
【Millet / Everst Connect Jkt / ¥120,750】
8000m級の山に行くときだけどうぞ。
【Mountain Hardwear / Sub Zero SL Down (745g)/ ¥32,550】
これもちょっとばかり謎なジャケットですな。
まず、値段の理由は650フィルパワーダウン使用ってとこでしょう。
ちょっとランク落としたダウン使ってコスト抑えたかんじかな。
ショルダーや肘はちゃんと補強されてるし、
重量からしてそこそこダウンも入ってそう。
素材もコンデュイットSLで防水性はそこそこありそう。
ただ、基本ダウンは濡らすのはご法度で、
素材が完全防水じゃない以上、
防水性の高さはあまり売りにならないと思ってます。
うーん、他にも選択肢はありそうな気がするなぁ。
【The North Face / Nuptse Jacket (650g) / ¥30,450】
ま、名品ですよね。
The North Faceは綿物名品多いよ。
ここから少し続きます。
落とし穴は700フィルパワーグースダウン使用だけど、
80%で、あとの20%はフェザーです。
補強もないし街着ですね。
こういうシンプルなジャケットをカッコよく着こなすには技がいるよね。
下手すれば、そこらの三流大学生みたいになっちゃうし。
ただ、これが名品であることには変わりはないのです。
【The North Face / Aconcagua hoody (420g) / ¥36,750】
こっちももう名品の仲間入りでしょ。
ノースお得意の光電子とかいう綿が入ってるとか。
おそらく化繊とダウンのミックスってことだよね。
着たことないんでどんなもんかはわからないですが。
ぶっちゃけ、フードがあるぶん、収納時のコンパクトさはちょっと劣るけど、
軽さは及第点ですな。
街着兼山ではインナーって扱いでいいんではないかと。
アウターにしてもファッション性高いからいいと思いますよ。
【The North Face / Himalayan Parka / ¥94,500】
summitシリーズの本気モード。
ウィンドストッパーに止水ジッパーとさすがのsummitシリーズ。
無線コードを通せる穴がついてたりとギミックも満載。
この手のエクスペディションなウェアにしては丈がちょっと短めね。
動きやすさ重視ってところなのかな。
高い山行くなら選択肢に入れてもいいんじゃないですか。
【The North Face / Mcmurdo parka (2150g) /¥47,250】
もう廃盤なのかな?
これも流行りましたね。
マクマードってのは南極の基地のこと。
そんなとこでの生活を意識して作ったんじゃないかな。
なので、実はスペック的にはすごく高い。
ただ、テクニカルウェアではないので、重量とかキニシナーイ。
これは流行り廃り関係なく着て欲しいジャケットだったんだけど。
【Westcomb / Kokanee Hoody (314g) / $350】
個人的大好きブランド、Westcombです。
基本的には完全にインサレーション扱いでしょう。
補強なしの軽さ重視ってところからも伺えますね。
で、850フィルパワーダウンが90%です。
なんか、写真からするともっと詰まってそうな気がするんだけどな。
ちょっと着てみたいから買ってみる予定。
とまぁ、気付いたかもしれませんが、
綿物はそこまで興味ありません。
よっぽど寒ければ着るけど、
シェル+フリース派なんでね。
それでもダウンも化繊も数枚は持ってますが。
インサレーションなら軽さとコンパクトさを追及して、
アウターなら温かさのみを追求すればいいと思います。
ポイントは素材ですぞ。
なんか秋がなかった感じ。
つーこって、今回は綿物のレビューなど。
ダウン、化繊なんでもござれです。
ちなみに、一応知らない人のために基本情報。
ダウンっていうのは本物の羽毛(ダウン)や羽根(フェザー)が入ってる。
軽くて暖かくてコンパクトになるけど、水に濡れると乾きづらい。
洗濯すると質が落ちます。
ひとつ気にしなきゃいけないのが、
ダウンとフェザーの割合。
基本、ダウン>フェザーね。
ダウンと謳いつつも、割合が…なんてこともあります。
あと、値段が高い。
で、化繊とかプリマロフトっていうのは、
読んで字の如く、化学繊維です。
ダウンに比べて重いしかさばる。
その代わり、速乾性に優れてて、洗濯しても質が落ちない。
で、値段も安いっていうのが特徴かな。
ま、以前から言っているように、
用途に合わせてチョイスするのが一番。
オールマイティなものなんて存在しないし、
TPOも大切だと思います。
それでは、どうぞ。
【Patagonia / DAS Parka (790g) / ¥40,950】
今から数年前までは世間を席巻してましたね。
まちがいなく化繊の中ではNo1でした。
毎年出れば必ず売れるし、
90年代の紫なんかはとんでもない値段で取引されてました。
えぇ、ご馳走様でした。
で、その頃とはモデルチェンジ。
今のモデルも好きですよ。
ま、昔は独走状態だったけど、
今は他ブランドからもいいものが出てるからね。
ただ、だからと言って選択肢から外れることはありません。
チノパンにブーツとかで、これをカッコよく着てるおっさんとか憧れるわ。
ちなみに、DASはDead Air Spaceの略ですよ。
【Patagonia / Down Sweater (13oz) / ¥28,350】
もういっこパタゴニアから。
こっちはダウンで基本インナー用途。
というか、インナーにもできるって言ったほうが合ってるかな。
ということで、個人的にはちょっとサイズ感が中途半端な気がする。
アウターとして着るなら、いいサイズ取りだとは思いますがね。
最近はどこのブランドも、インナーとアウターを完全に分けてるから、
こういう中間なものが活用される場面もあるのよ。
僕はたまにスーツの上に着ていってます。
で、満員電車の中ではコンパクトに収納して鞄の中に。
そう考えると、結構便利なジャケットかも。
13ozで800フィルは立派よ、数値的には。
【Feathered friends / Icefall Parka (34oz) / $569】
断言します。
個人的最強ダウンはこれ。
昔、ロストアローが代理店をやってた頃は、
もう少し安かったんですがね。
今は日本で買うにはちょっと高くなりました。
ま、ダウンで言えばパイオニアのfeathered friendsです。
最近では一部カナダで生産したりと、
若干時代の波にのまれかけていますが、
高級ラインはUSでの生産にこだわるそうなので一安心。
で、このIcefall Parkaです。
シルエット、性能、ブランドのどれをとっても最強です。
そうとしか言いようがない。
女「ねぇ、私のどこを好きになったのぉ?」
男「そんなの…全部だよ」
女「きゃー、バカバカバカ……でも、あたしも…全部…好き…だよ」
みたいな感じです。
I can't explain.
【Feathered friends / Helios Jacket (15oz) / $259】
もう一発feathered friendsから。
こっちはインナーダウンです。
昔のツートーンとかはそこそこ値段してますな。
これもいいジャケットだと思います。
今となっては目新しさもなくなったかもしれないけど、
ま、feathered friendsのダウン着たら、
それ以外はあんま興味なくなっちゃうよね。
そういうのってあるのよ。
ちなみに、Retroとかmとかっていうのは、
feathered friendsにしてfeathered friendsにあらず。
一言であらわすなら、「FUCK」です。
【Outdoor Research / Virtuoso Jacket (22oz) / ¥27,090】
久々のホームラン級の一品。
デザインは文句なし。
肩や腕のストレスが掛かる部分の補強もしてある。
パーテックス素材で防水性も普通より高い。
なんだか立体裁断もされてるみたいね。
650フィルパワーでこの値段は安いと思う。
ちょっと買いそうになった。
【Arc'teryx / Kappa SV Hoody (30.8oz) / ¥68,250】
ウィンドストッパーにプリマロフトと、
なんとも理にかなったジャケット。
街着としても秀逸かもね。
けど、この値段出して買わなくてもって感じかな。
セールなんかで安ければ選択肢には充分入ります。
【Marmot / 900 Premium Down Jacket (220g) / ¥30,450】
なんともわかりやすいお名前。
最高峰の900フィルパワーのプレミアムダウンを詰め込みましたとさ。
ま、それでこの値段っていうのはすごいよね。
シームの間隔を見ても、そんなにスカスカではなさそうだし。
素材も軽さ重視っぽいかな。
ま、そもそもmarmotはコストパフォーマンス高いんで、
値段以上のものが期待できるんじゃないかな。
【Rab / Peak Smock (690g) / ¥32,550】
珍しいのでプルオーバーなど。
プルオーバーのメリットは2つあって、
ジッパー部が少ない分、綿をつめられるし、
薄くなる部分も少ないから、保温性はフルジップより高い。
あとはカンガルーポケットがひたすら便利だってこと。
でも、着脱が不便だったりっていうデメリットもある。
Rabにしてはファッション性が薄いなって印象。
90年代のファクトリーブランドのような見栄え。
スペック的にも今一歩。
選択肢には入らないかな。
ちなみに、フラップにボタンっていうのは、
グローブをしたときにすごく不便。
マジックテープにするべきじゃないのかな~。
【Millet / Everst Connect Jkt / ¥120,750】
8000m級の山に行くときだけどうぞ。
【Mountain Hardwear / Sub Zero SL Down (745g)/ ¥32,550】
これもちょっとばかり謎なジャケットですな。
まず、値段の理由は650フィルパワーダウン使用ってとこでしょう。
ちょっとランク落としたダウン使ってコスト抑えたかんじかな。
ショルダーや肘はちゃんと補強されてるし、
重量からしてそこそこダウンも入ってそう。
素材もコンデュイットSLで防水性はそこそこありそう。
ただ、基本ダウンは濡らすのはご法度で、
素材が完全防水じゃない以上、
防水性の高さはあまり売りにならないと思ってます。
うーん、他にも選択肢はありそうな気がするなぁ。
【The North Face / Nuptse Jacket (650g) / ¥30,450】
ま、名品ですよね。
The North Faceは綿物名品多いよ。
ここから少し続きます。
落とし穴は700フィルパワーグースダウン使用だけど、
80%で、あとの20%はフェザーです。
補強もないし街着ですね。
こういうシンプルなジャケットをカッコよく着こなすには技がいるよね。
下手すれば、そこらの三流大学生みたいになっちゃうし。
ただ、これが名品であることには変わりはないのです。
【The North Face / Aconcagua hoody (420g) / ¥36,750】
こっちももう名品の仲間入りでしょ。
ノースお得意の光電子とかいう綿が入ってるとか。
おそらく化繊とダウンのミックスってことだよね。
着たことないんでどんなもんかはわからないですが。
ぶっちゃけ、フードがあるぶん、収納時のコンパクトさはちょっと劣るけど、
軽さは及第点ですな。
街着兼山ではインナーって扱いでいいんではないかと。
アウターにしてもファッション性高いからいいと思いますよ。
【The North Face / Himalayan Parka / ¥94,500】
summitシリーズの本気モード。
ウィンドストッパーに止水ジッパーとさすがのsummitシリーズ。
無線コードを通せる穴がついてたりとギミックも満載。
この手のエクスペディションなウェアにしては丈がちょっと短めね。
動きやすさ重視ってところなのかな。
高い山行くなら選択肢に入れてもいいんじゃないですか。
【The North Face / Mcmurdo parka (2150g) /¥47,250】
もう廃盤なのかな?
これも流行りましたね。
マクマードってのは南極の基地のこと。
そんなとこでの生活を意識して作ったんじゃないかな。
なので、実はスペック的にはすごく高い。
ただ、テクニカルウェアではないので、重量とかキニシナーイ。
これは流行り廃り関係なく着て欲しいジャケットだったんだけど。
【Westcomb / Kokanee Hoody (314g) / $350】
個人的大好きブランド、Westcombです。
基本的には完全にインサレーション扱いでしょう。
補強なしの軽さ重視ってところからも伺えますね。
で、850フィルパワーダウンが90%です。
なんか、写真からするともっと詰まってそうな気がするんだけどな。
ちょっと着てみたいから買ってみる予定。
とまぁ、気付いたかもしれませんが、
綿物はそこまで興味ありません。
よっぽど寒ければ着るけど、
シェル+フリース派なんでね。
それでもダウンも化繊も数枚は持ってますが。
インサレーションなら軽さとコンパクトさを追及して、
アウターなら温かさのみを追求すればいいと思います。
ポイントは素材ですぞ。