Life is Beautiful!

不妊治療中。アゴニスト法採卵→移植(3回)、セロフェン低刺激法採卵(2回)→移植(2回)して激沈。卒業…

友人の残念な話に落ち込む(改)

2014年02月24日 | 日記


*妊娠が継続しなかった内容です。
良くないイメージを避けたいかたは、スルーしてください。





不妊治療を共に頑張ってるSさん夫妻。とっても夫婦仲がよくて、夫婦が一丸となって
治療に邁進しているご夫妻。

お休み周期にめでたく自然妊娠して、安定期に入ったのがついこの前。
私たち夫婦も、とっても嬉しく思っていました。

彼らに続け~って、治療の再開に踏み切れたのも、この妊娠があったからこそなんです。




先日、そのご夫婦が 我が家にいらっしゃると聞いて、妊娠6か月のお腹にワクワクしながら、
妊婦さんに聞きたいこと全部聞いて、参考にさせてもらおうと、

質問も楽しく考えながら待ってたのですが、
彼らがウチに着いてすぐ、赤ちゃんがダメになったことを告げられました。


もぉ~腰が抜けて、背筋が凍りつく思いがしました。



赤ちゃんが死んじゃったのは先月のことで、悲しくてどうしようもない時期は
乗りこえたとのことで、淡々といろんな話をしてくれました。

お互いに ぽろぽろと涙をこぼしながら……




妊娠22週を過ぎると、流産ではなく死産になるということ。

ラミナリア(水分を含むと膨張する器具)を手術前日から入れて、
子宮口を押し広げて、手術当日は促進剤を使って
死んだ赤ちゃんを「産む」ということ。

初めて聞く内容も多く、ひどくショックを受けました。


死産自体も、あり得ないくらいたいへんだけど、そのあとの手続きも
非常に難解だったとのこと。


赤ちゃんの遺体を病院から連れて帰るには、
死亡届などの手続きを先にすまさないといけないそうです。

手術の翌日には、お母さんは退院するそうで、つまりは手術の翌日に
役所や火葬場に手続きに行かないといけないことになります。


たまたまSさんの所は、旦那さんがお仕事を休めたから、
手術にも立ち会ってもらえたし、
その翌日の手続きにもどうにか対処できたけど、もし
旦那さんが来れなかった時は……考えると怖いです。



しかも死亡届を出しに役所に行ったら、「火葬の予約が先です。」と言われて、
あわてて斎場に向かって、
そしてまた役所に戻って、火葬許可やら死亡届やらの手続きしたそう。


たいがいの人がやったことない手続きだよね。。。
スムーズに、できるわけがない。


Sさんは、旦那さんの奮闘により、どうにか退院日に 赤ちゃんを自宅に
連れて帰ることに成功したそうです。あやうく夕方の5時をすぎちゃう勢いだったらしい。






そして、赤ちゃんはというと、5か月過ぎてたから、
しっかり顔もわかり、手も足も、おちんちんもついてたそうです。
ここで初めて男の子って判明したって。。

めちゃくちゃ可愛かったって。。




もう 号泣。。。




退院の翌々日には、ちゃんと火葬してあげて、ちっちゃいお骨になって
今はSさんちのリビングにいるんだって。




ホントに短い、短すぎる いのちだったね。
それでも、ママとパパに いっぱい愛されたね。

ママとパパを すごーく幸せな気持ちにしてくれたんだってね。

とても えらかったよ。



Sさんは、このベビーは、なんのための「いのち」 だったんだろうって、
答えを探しているようでした。



その答えは誰にもわからないけど、私は
「Sさんはママになれるよ!」って
教えにきてくれたんじゃないか、

Sさん夫婦が パパとママになる予行練習のために
きてくれたんじゃないかと思ってます。


ベビちゃん、もしできたら Sさんママのお腹に また帰っておいでね。








この話を聞いて、すっかり悲しい気持ちになったワタシ。。

翌日には、疑似死産の気持になって、激しく落ち込む。
きっかけもなく突然 涙があふれたりしました。
(本人の悲しみとは 比べものにならないですが…)



体外受精の流産率って 自然妊娠より高いですよね。
まして私は、妊娠に成功したとしてもその時には40歳越え。


生産率(無事に出産にいたる確率)なんて、
20パーセント切っちゃうんじゃないか…。

これ、夫には言えない数値…。
もうやめようって言われちゃう。。。


ワタシも、治療を やめたほうがいいんじゃないかと思ったり。

ここで数十万無くすくらいなら、老後のために貯金したほうが 
正解なんじゃないか。


だって お墓も買わないといけないし、
老人ホームだって、入れるかわかんないけど、
お金がないと まず入れないし…(苦笑)


まずだいたい、病気になった時がキツイよなぁ(夫のガン治療で経験済み)





な~んて、ぶつぶつ言ったり、思考が見事に堂々巡りし続ける。






でも、でも、、、


でもね。。



やっぱり導き出す心は「治療やりたい!!」なのだぁ。。



妊娠に失敗し続けても、たとえ流産や死産する結果に終わったとしても、

挑戦しないではいられないの。






まるで、妊活戦士!! (笑)

妊活ファイター!!


何度 打ちのめされても、望みを砕かれても、傷ついても、 


また立ち上がるわよ。アマゾネスだわ。


落ち武者になったって続けてやる(笑)









んー、でもデッドライン(引き際)は決めとかないとだけど… ←中途半端(笑)


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1年半ぶりの病院

2014年02月16日 | 2回目の採卵に向けて
行ってきたー!!

ひっさしぶりの不妊治療専門クリニック。

大雪の予報が出ていたので、その前日になんとか行って来れました。

一年半ぶりになるので、新患扱いで、さまざまな問診票に記入させられました(+_+)




緊張した内診も、アロマオイルを染み込ませたハンカチを
スーハーして(笑)なんとかやりすごせました♪

長い時間があいてると、以前はすんごく苦手だったことが
意外と平気になってることに驚いたりします。

今回もそうで、あれほど嫌いだった内診もけっこう平気でした。

犬のしつけもそうだもんねー。
なかなかできなかったコマンドが、時間をおくと
すんなりできるようになってて驚いたことが幾度となくあります。
関係ない話(笑)




そして、今回は院長とあたったのですが、

どうにも肌があわないと感じていた院長も、新患枠だったからか、
私の年齢が39歳で、必死感が出てるのか(笑) 丁寧に対応してもらえて、
これも嬉しい誤算でした。


いつから移植を始めたいかという質問に 勢いこんで
「すぐにでも始めたいです」って言っちゃって、

内心「あーこれ不興をかうパターンだった」って後悔したけど
(以前なら 「あのねぇーすぐにったってできないよ」とムッとして言われていた)

年齢的にこの発言も許されるみたいで(笑)、「そうですか」ですんだ♪



あれほど悩んだ治療再開だけど、飛び込んでみれば
道は拓けるものなのねー(*^_^*)




肝心の治療方針は、、、

カウフマン療法ということで、排卵を抑える薬を飲みながら、
生理だけは(これまた薬で)おこさせて、
卵胞を多く育てて良質なたまごちゃんを採卵する方式をとるそうです。
ひとつでも多く良質な胚盤胞をゲットして、戻していく試み。



そして SEET方や2段階移植など、これまでと違う試みにも
チャレンジしたいという私の意向にも応えてくれるそうです。


でも、2段階だと、年齢的にも余剰胚がとれないから勧めない。

SEET法に近い工夫ならできるから、それをやりましょうとのことでした。

なんでも受精卵を 胚盤胞まで培養するうえで、培養液(って言ってた?)を
60時間(?)経過したら違うものに交換するようなんです。
その古いほうの培養液を使って子宮を洗浄してから、胚移植をすると、
SEET法に近い効果が得られるとのこと。

(*時間やら何やら、あやふやですみません。あくまで私の聞き取った情報です)




あ、あと 採卵周期に子宮内膜を吸い取るとか言ってた。
よく考えるとコレ痛そう(+_+)



つまりは薬を飲みながら、採卵&移植時にはこれまでと違う試みを2つ
やってみましょう ということでした。


やるしかない!!




これからスタートだっていう 今の時期が一番ストレスないわねー。

治療が進むと、「あーあと、たまごいくつだー。」とか、
「またダメかもー。」とか、「お金ないよー」とか(笑) 
いろいろ悩むもんね。



2回目の採卵、4回目の移植に向けて 少しは冷静に歩き始められたかな。



これから頑張ろうの気持をこめて、バレンタインDayは
ケーキを焼いてみました。


内心は治療に前向きじゃない夫。
お金を失う結果にしか ならないかもだもんね。。

たぶん、私がやりたがるから反対しないだけ。

夫婦と犬たちで静かに暮らすのも悪くないよ。

でも もうちょっとだけ、、、





挑戦させてもらうよ!

そうさ、私はヤルのさっっ(笑)


ご機嫌うかがい、下心丸出しのチョコケーキ(*^m^*)






お会計

¥4950

(尿検査、血液検査、エコー、投薬)



総計 ¥794'104-




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上村愛子選手の言葉

2014年02月12日 | ココロの薬

「私のオリンピックメダルへの5回の挑戦は。7、6、5、4、4位。でした。
結局メダルは最後まで取れなかったけれど、5大会連続で、後退する事無く進んだこの成績を、
私は誇らしく感じています。そして、ここまで支えてくれた全ての人達へ感謝の気持ちで一杯です。

前を向いて、目標に向かって進める時間を与えてもらえた、この人生に感謝しています。
オリンピックは、苦しい事も悔しい事も悲しい事も、悩みを与えられる場所でもあったけれど、
壁を乗り越えようと前進する力や、その先にある達成感、そして、
皆と心が一つに繋がれる奇跡をも与えてくれる場所でした。
後輩や皆に、胸を張って言えます。
「オリンピックは、素晴らしい場所だよ!」そう思える今日を迎えられて幸せです。」




”前を向いて、目標に向かって進める時間を与えてもらえた、この人生に感謝しています。”


選手として活躍するだけでも、大きなプレッシャーや困難と戦ってこなきゃならなかっただろう。

さまざまなメディアに注目され、余計な辛いことや腹の立つこともいっぱいあったと思う。



それでも集大成と言える大会を終えて、こんな談話が残せるなんて、本当に尊敬する。




ワタシも…

目標に向かって進める時間を与えてもらえた、この不妊治療に感謝しています。

なーんて言える日がくるかな。。。





再スタート!

2014年02月10日 | 2回目の採卵に向けて
あー、ひっさしぶり!!!

帰ってきちゃったよぉー。

誰に頼まれてもいない、自分で決めてるチャレンジなのに、、、

……びびってる。。。




3回目の移植が失敗に終わって、不妊治療の総額が

¥789'154- となった時点で、貯金の残額の少なさにあせり、バイトに走って

はや1年半……


そのうち、いくらか貯金もできたしバイトを辞めて、いざ治療再開しよう!
と、考えてから ぐだぐだ3か月…



だってさー

面倒なんだもん!!


もう、些細なことに一喜一憂してた「あのテンション」には
もどれまへーーーん。




とはいえ今年でおんとし40歳!

妊娠には、かなーり厳しいお年頃。

加えて助成金の申請が許される期間まではあと2年。
(申請開始年度から5年と決められている)


もうー崖っぷち! やるしかない!!


自分を鼓舞して、怠け者の体にムチ打って治療再開するのだっ。




久しぶりに関連書類に目を通す。

不妊治療を始めた時は、36歳だったのねーアタシ。

もっと真剣にやれば結果は違ってたかなぁ~。



治療を休んでいた期間に、2頭目の犬を迎えて、もう犬だらけの人生でも
いいかな~なんて思った時もあった。


自分は きっと「社会の余力」なんだとーー。


でも、もうちっと頑張ってみてから 「社会の余力」&「愛犬家おばさん」に
なってもいいかなぁ。


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