acc-j茨城 山岳会日記

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西上州 落沢岳~しれいた山縦走

2013年11月25日 19時50分31秒 | 山行速報(薮・岩)
西上州 落沢岳~しれいた山縦走
この山の名前を聞いても、どこにあるのか知らない人が多いと思う。下仁田町市街の西方にある標高800m足らずの山である。
11月23日、メンバーはGとガストン。聞くところによるとGは最近、西上州のハイグレハイクにハマったそうである。地図上に道はないが、実際には踏跡程度はある。どうせ行くならピストンしてもつまらないので縦走することにした。ルートは、下郷集落の林道終点から、落沢岳から西方に延びる尾根(鹿岳とのコル)に立ち、しれいた山の東の尾根末端(風口集落)まで歩くことにした。
下郷奥の林道終点は工事中で駐車スペースの隅に車を止める。今は車の通れなくなった荒れた林道を歩き、適当な所より右の斜面に取り付く。なんという名の植物か知らないが(ウチの方ではタカリ虫という)体全体が種だらけになってしまう。


タカリ虫「植物の種」にたかられたガストンの体

稜線のコルに出るまで標高差250m位だが、道は無く急で辛い登りであった。小休止。落沢岳に向かい小ピークを2つ位越すと、なんと5人組のパーティに遇ったのである。西上州のマイナーな山域で人に会うなんて、めったにないことである。こちらも驚いたが向こうも驚いた様子であった。彼達は大北野からのピストンのようであった。


落沢岳


落沢岳から浅間山を望む


落沢岳からの鹿岳


落沢岳からの表妙義

落沢岳からは鹿岳や浅間山が良く見える。さらに、しれいた山に向かって縦走を続ける。地図からでは感じ取れないが、実際は小さい岩峰がいくつか続く。尾根は南に向きを変え、最後の急斜面は灌木頼りにクライムダウンした。山慣れない人がいたら懸垂した方が無難である。
変わった名前の、しれいた山は双耳峰になっていて、そのコルには古いフィックスロープがあった。頂上には10cm位のかわいい道標があった。よく見るとビスで木に固定してあり、この固定方法は、ちといただけないのではないでしょうか。


しれいた山から落沢岳を望む


しれいた山にあった10cm位の道標(ビスで木に固定するのはいかがなものか)

あとは急斜面もなく最後は竹林になると、尾根末端の風口集落の舗装道は直ぐ下であった。


舗装道路に降りた地点

下郷集落奥の林道終点(7:55)-支尾根取り付き(8:05)-落沢岳西方稜線のコル(8:45~9:00)-落沢岳(9:35~9:45)-しれいた山(10:55~11:05)-風口集落(11:45)
                                       ガストンガニマタ


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