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君の障害が素晴らしい -小野ひとみ・統合失調の場合(4)- "ユング的直感と展開を試してみて ". 

2016-04-20 14:46:00 | 芸術






    小野仁美(ひとみ)さんは、音楽と絵画で活躍中!!



  たまたまご縁があって、ひとみさんの統合失調症・報告を視聴したのですが、勇気を持って大変冷静に語られているのには驚きました。


統合失調の原因として、中学時代のイジメが指摘されていましたが、これは実にけしからん話です。イジメとか虐待は、相手への人格破壊や合法的殺人を目指すもので、安直に赦されるものではありません。


また報告の中で、


「馬鹿野郎とか、ふざけるな、とか言う声が聞こえるが、この幻聴は、自分自身の声だと気がついた」


と有りますが、通常は他人の声として受け取り、パニックになるものですが、よく自分の声として判別・分離し、冷静に対処できたものと、感心しております。


また


「そのイジメを体験以後、常に身構え、近寄って来る相手は敵なのか味方なのかを考える癖が付き、たとえ味方に思えても、相手に合わせて喜ばれる様、時に男っぽくなったり、また大人っぽくなったりした。正直言って、自分がどうあって良いのかがわからない。」



これも、、実に鋭い自己分析です。ひとみさんが、はっきり自分の疾病と対決し、「統合失調症に、完全に勝利するぞ!!」という強い意気込みが、よく伝わって来ます。応援してま~~す!!



   <4/20途中追加>

   僕は、一応健常人のひとりですが、ひとみさんの言われる様に、関わって来る相手に対しある程度身構えながら、「敵か、味方か?」の判断は普通にしていると思います。

ただ経験から言いますと、「敵は絶対認めない!」とか、「敵は完全につぶさなければ...」などと考えている内は大変で、「敵さんにも、一応存在理由があるのだろう...」と相手を認められるようになると、それ以後は大変生活が楽になりました。

ただここで、「敵に好かれよう!」等とは、決して思い違いをしない事です。敵は敵、自分は自分として妥協せず、別な道を行く事が肝心です。


































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