Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

トライフォニック・プロジェクト開始

2014年12月12日 | 製品紹介

 

 

「綺麗」な音ではなく「美しい」音を
聞き易いソフトな音ではなく、瑞々しく鮮烈で、それでいて豊潤な音を・・・
美しい音楽を楽しむために

 

これが私のサウンドポリシーです。ここで「綺麗」と「美しい」の違いが重要な意味を持ちます。

私がスピーカーシステムに求めるのは、PARC Audio冨宅代表と同様に、漁船の上で釣りたてをさばいて刺身で食べる様な活きの良さなのですが、現実には「綺麗だがそれ程活きが良くない音」か「一見新鮮だが刺激的で疲れる音」の二者択一を強いられる事が多いと感じます。実用面をとれば、「綺麗」な音を採用するのが妥当だと思いますし、ほとんどの製品はこちらに属しているのが現実だと思っています。

生の楽器や人の声の美しさを再現するためには、解像度や応答性、或いは情報量を要求されます。しかしながら、この方向性の音作りには「煩さ」という厄介な問題が表裏一体で付きまといます。しかしここでひるんでいては、ガレージメーカーならではの独自な物作りの価値が発揮できません。鮮烈なのに煩くない音を出すのには本当に苦労があります。けれども、しつこくねばれば、それなりに成果も出ます。

前置きが長くなりましたが、今後は高度にチューニングされたネットワークやキャビネット、ユニットにより、更に高次元な完成品スピーカーシステムを始めます。そして、そのサウンドポリシーの明確化のために専用のブランドマークを作って、通常のラインナップ製品と区別する事にしました。

新ブランドは「トライフォニック」です。

長くなりましたが、ここからが本題です。(^^; 美しく魅力的な音の三大要件として、私なりに絞り込んでみました。

・ 中高音域の音離れが良い
・ マッシヴな中低音域
・ リアルな仮想現実

これらが三位一体となった音 → トライ(3要素)フォニック(音響) → TRIPHONIC という造語を作りました。円を重ね合わせたマークは、ゴシック建築の教会堂で見られる、いわゆる「三位一体」の図柄を拝借しました。

キリスト教の三位一体(=神)は禅問答の様に難解ですが、美しい音の三大要素も、切り離すことのできない重要要素と言う意味で似ているかも知れません。3要素共に聴感上の「解像度」とか「情報量」が高度に要求される事柄なので、実は同じ意味なのです。

さて、このトライフォニックの追及によって、魅力感抜群の音が出せるところまで来ました。癖になってビョーキになりそうな魅力的な音が狙いです。そしてその第一弾がDuranty MKⅡです。是非ご期待下さい。詳細はまた改めて。

それでは今日はこの辺で・・・

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2 コメント

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Unknown (石田)
2014-12-16 08:35:35
 トライフォニックなかなかいい名前ですね。

 リニアリティをあげたいわゆる高解像だとどうも腰高の音になりやすく、2番目のマッシブな中低音域の再生が結構難しいように思います。あまり注目されませんが、音楽的な解釈からもこの辺がかなり重要だと思います。
 全体にこれらが満足されると箱庭的な音場からは離れ、実物大に近い(というかあまり違和感の無い)スケール感が出ますね。
 またより進んだA&Cの匠の技が聞けそうです。
Unknown (Mr. Hippo)
2014-12-16 10:41:03
石田さん、お早うございます。

いつも美味しい話に振って下さるのは、さすがというか感謝です。

生音ならではの音の魅力感というのは、低、中、高音何れも「音力」という事だと思うのですが、言葉での説明は難しいですね。実は要求されている事は同じなのに、音域によって表現が変わっているに過ぎないと最近思っています。

ただ、腰高(煩い音)=エネルギー感がある=高解像度、という受け止め方もある様で、私の様に煩さ排除に力を入れると、「美音(=低解像度な綺麗)」という誤解を受け易い様です。腰高でない高解像はメチャクチャ苦労するのですけれど・・・今、Duranty MKⅡの仕上げが、このあたりのバランスで四苦八苦しているところです。

>全体にこれらが満足されると・・・

仰せの通り! このスケール感は次元が違いますね。でも、何事もなく自然な音が出る様になってくると、いわゆるシロウト受けがしにくいので、商売としてはかえってやりにくくなるという皮肉な現実も・・・(^^; でもひるみませんのでよろしくお願い致します。(^^

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