Hippo日記

オーディオの事や感動した音楽の話し、お勧めの癒しの音楽など、徒然なるままに書いてみたいと思います。

PCオーディオのノイズ対策

2018年01月13日 | オーディオいろいろ

 

スピーカー以外の事に注力する暇がなくなってしまったので、敢えて放置していましたが、ノートPCを新しいものに入れ替えたのを機会に、ひとしきりの高周波ノイズ対策をやりました。デジタルオーディオは「音が変わらない」というのが当初の売りだったはずなのに、こうも音が変わるとは、本当に困ったものです! それで、ご参考になればという事で、今日はその内容をご紹介したいと思います。

それで、最初はお馴染みのドイツ製のIntona(イントナ)(写真↑)です。PCとマランツ SA-10の間のUSBアイソレーターとして使用しています。産業用なので、オカルト商品ではありませんので・・・(^^ 但し、これだけでは顕著な効果は出ないようです。知人のT氏やI氏でもそうらしいですが、他の処置との組み合わせで威力を発揮するようです。

そこで登場するのが、USB配線用クランプフィルター(=コモンモード・チョーク)です。これが実はクセ者で、フィルターの高周波特性の塩梅に注意しないと、伝送波形が歪んで、かえってトラブルを起こす場合があります。高周波用を沢山つければOKという単純なものではないのです。本当は波形テストパターン(Eye-pattern)で確認しながらでないと、正しい状態かどうか判定できないのですが、そこまでの機材を揃えるのはちょっと・・・という事で、TDKより良い資料が出ていましたので、その中の推奨品であるZCAT1325-0530Aという製品を使ってみました。(RSコンポーネンツで20個ほどまとめ買い)

写真のように、ノートPCにUSBハブ、CDの読み取りドライブや外付けHDD、CDのアートワーク取り込み用のスキャナー等々、てんこ盛りなので、こんなんで本当にいいのか?(^^; とは思いつつ、しかし利便性を犠牲にして何がPCオーディオだ!という事で、この状態で何とかやっつけてみようという訳です。それで、各USB配線のIN/OUT両端に上記のクランプフィルターを取り付けました。(両端というのもTDKの推奨)

それ以外に、電源のACアダプターにもクランプフィルターをかませています。こちらは適当なデカイ(中~低周波用)のを沢山つければOKです。細い配線の物には、余ったZCATクランプも付けています。

※ 因みに、クランプフィルターのフェライトコアというものは、低周波用~高周波用まで各種特性がありますので、付ければ何でも同じという事ではないので、ご注意を!

これにて、とりあえず満足な結果が出ました。ひずみ感が低減し、SN感が向上し、音場感が広がり、ホールエコーが豊かになります。低音も深々とした出方になります。この変化の出方は前記のT氏やI氏のところと同様なので、正解だと思います。両氏に追いついたとは言えませんが、実用上は同じ程度かな・・・当社スピーカー製品の音決め用には、まず心配のないレベルだと思います。

さて、他にもネタがあります。パイオニアのピュアリードというもので、読み取り能力の高いドライブと、読み取りエラー処理用ソフト(ドライブユーティリティ)をセットで使います。以前は、デスクトップPCの内蔵CDドライブで頓着せずにリッピングしていましたが、ひずみ感が多くて困り、ピュアリードを試してみたところ、非常に改善されました。古いデスクトップPCは処分してしまいましたが、このパイオニアのドライブだけは抜き取って、SATA/USB変換アダプターを使ってノートPCに接続して愛用しています。ご参考までに、同社の外付け用のスリムなドライブは、すぐに調子悪くなるので、ブチ切れて廃棄処分にした経緯があります。

それから、ノートPCの設定関連の話も必要ですね。再生専用機としてカーネルから弄るとか、そこまでやる気はないので、簡単にできる範囲のみで設定変更しました。Windows10なのですが、とにかくオマケのアプリがうじゃうじゃ起動されるので、片っ端からアンインストールしました。バックグランド処理も片っ端から不許可設定としました。再生ソフトのFoober2000を動作させながら、タスクマネージャーでプロセスを見てみると、Foober2000関連のプロセスが合計1~4%程度のCPU負荷で、他にはほとんど動いていない様子です。これにて、音を聞く限りは問題なさそうです。

さて、以前も紹介したCDです。クープランのミサ曲ですが、本場のフレンチ古典オルガンの演奏は、超煌びやかで音数も膨大なため、ひずみの多い再生系では聞くに堪えない音になります。これが、なかなかに心地よく聴けるようになりました。ありがたやありがたや( ^ω^)・・・

 

 

 

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ノイズ対策 (ケン)
2018-01-13 08:36:18
こんにちは。

 デジタルのノイズ対策進んでいるようですね。こちらも最近は嵌ってしまってこればかりです。
 でもこの変わり様を聞くとデジタル再生とは何なんでしょう?と不思議なくらいに思いますね。
Unknown (Mr. Hippo)
2018-01-13 10:26:30
ケンさんこんにちは。

本当に困ったものですね。表沙汰になっていない問題があるに違いありません。USB接続については、少なくとも、ノイズレベルと、Eye-pattern&SYNC Fieldの波形評価に対する音質比較はしないといけないように思います。オーディオ雑誌とかでまじめに取り組んでくれるとありがたいのですが。
あららら……困った困った (GX333+25)
2018-01-16 21:29:33
Hippo 様、こんばんは。

「デジタルだから変わらない(はず)」と思っていたら、同じヘッドフォン、同じヘッドホンアンプ(いわゆるポタアン)で、同じハイレゾファイルを同じように某Padと某スマホに転送して聞いてみると、音がまるで違うのにびっくりしました。

 なるほど、USB端子に挿入して音質改善を図る、というグッズがいくつか販売されているのも宜なるかな、と思ったのですが、おいそれとテをだしたくありませんでした。

 というのは、またまた泥沼に落ちそうだから……(笑)
Unknown (Mr. Hippo)
2018-01-16 23:12:29
GX333+25様、今晩は。

いつの間にか劣化した音を聴かされていたりして、しかもその原因(リッピング、ジッター、コモンモードノイズ、ソフトウェアetc.)もブラックボックスの中ではっきりしないという、非常に困ったトラブルが起こりますね。

また、ハイレゾと言いながら、元の音源はローレゾだったり、とにかく現時点でのデジタル製品は全く信用するに値しないですね!! 真面目に作られた良いものはちゃんとあるのに、残念ながら、安心して利用できるこなれたものになるまでに、まだまだ歴史が必要なのでしょうね。

>またまた泥沼に落ちそうだから…
いやいや、笑えない話ですね~。ますますオカルトグッズが蔓延しそうです。但し、上の本文で述べた様な音質の変化(静かでリッチになる方向)は間違いないと思いますので、ご参考にしていただければと思います。それから、違いの分からなかったものは取りあえず不採用にする勇気を持ちましょう。違いが分かると見栄を張る人ほど(オカルトグッズの)詐欺に遭いやすいのです。こんな感じで如何でしょう?(^^
Unknown (ケン)
2018-01-17 16:42:19
 正しいノイズ対策グッズはオカルトではありません。なので間違っても「オーディオ用」などという怪しげなのは買わないでくださいね。
 普通のパチンと挟むフライトコアでも充分効果は有りますし、値段も@100円レベルです。更にやる手は色々ありますが、ともかくこれだけでも効果は解ります。

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